2015年1月4日日曜日

今年の抱負「無双」の塾

今年もいよいよ始まりました。今年の抱負は「無双」つまりワンセは比類のない進学塾を目指して進化していきたいということです。でも具体性のないのは絵に描いた餅で終わってしまいますのでどういう点が「無双」なのか示します。

1.子どもたちのことの将来を真剣に考える塾
2.進路指導のジェネラリスト(高校受験に限らず進路指導できる)
3.本当に勉強させる塾


抽象的なので補足していきます。「子どもたちの将来を真剣に考える塾」とは子どもを「お子様扱いしない」ということです。最近、大人も先生も弱くなってきました。他人の子には踏み込んだ指導ができなくなってきているように思います。いや、我が子にすら注意の仕方がわからないアダルトチルドレンが急増中です。私は「先生」と呼ばれる人間は諦めてはいけないと思っています。大人の「まあいいか」と見逃す兆候を子どもは敏感に察知し、大人をなめるのです。昔ながらの「近所の怖いおじさんおばん」こそ必要だと感じます。

「進路指導のジェネラリスト」はここ数年で強く意識するようになりました。大学受験向け予備校の進路指導・相談の希薄さが案じられ大学受験について少し調べ始めたのがきっかけです。それを派生させて就活生のサポート、保護者の方の様々なアクシデントへの相談にいつでも乗れるように知識を増やしています。

「本当に勉強させる塾」最近のキャッチフレーズにもなっていますが、ここ数年の転塾組は本当に個別からの子たちが多いです。彼らに共通しているのは「問題を解き慣れていない」「授業の聞き方がわかっていない」通塾歴を全く感じない子が多いのは特に小学生です。顔を上げて話を聞けない、○付けについてこれない、中学生ですらわかっていないところを解説してもメモする習慣がない、などです。正直唖然とします。そんなことから教えないといけないのか、となりますが換言すると他塾では指導できないのだとも思います。まず指導する側にそのスキルがないのですから。塾の1階から2階に上がる共用部分の階段で生徒と階段に話し込んで談笑する大人。塾前の狭い通路で立ち話をして通行人の迷惑をかけて「自称お見送り」する大人。おっと脱線してしまいました。

結論ですが、子どもたちの顔色うかがいをしてご機嫌取りをするこの業界に染まりたくないのです。私は中学生のとき、塾の先生になると決めました。私の中ではいつでも、いつまでも教育者であり指導者であり続けたいと思っています。