2015年10月5日月曜日

エンドレスの出来事と思いきや



週末はワンセ恒例のエンドレス。日曜日は9割の子が最後の10時前後まで頑張っていました。9時半になっても各教室の熱気は全く衰えません。


殊に中3は「中間」「大阪市統一テスト」「実力」が一気呵成に襲ってきて大変な状態。これだけテスト三昧なのは初めてでみんな大変です。




ただ、今年は例年ほどチャレンジャーがいないので子どもたちの人数の割に精神的に楽です。昨年はクラブを引退してから猛烈なラストスパートをかける子がいて、勉強に付き合うのがハードでしたが、今年の子たちは自分でやれるので安心ですね。勿論全員ではなく、高めの志望校を口にしてそれに見合う努力が十分でない子もいます。ただ、ここからは他人に言われてやることよりも自覚が全て。過度に口やかましく言う時期は終わりました。現状が厳しい子には既に伝えてあります。気持ちを持ってきてくれるなら充分以上につきあう心構えでいます。かなり多くの数の手を差し伸べてきて、今が最後のチャンス。ここから頑張れば多少レベルが届いていない高校でも合格できます。今までと同じで口だけ「頑張ります」「○○高校受けたい」はもう私の心には響きません。「今なら間に合う」は換言すると今でないと間に合わない、ですよ。そして自分の気持ちの整理をする時期でもあります。数値を突き付けて現状の実力と合格可能性を極めて客観的に分析することです。分析結果は伝えており、それが前述の「差し伸べた手」であり、その手を掴んでくれることを切に願っていますが、時は無尽蔵ではなく決断の時期でもあります。


う~ん、9割の頑張っている子がいてもやはり1割が気になってしまいます。その1割の子で怖いのは「自分は頑張っているつもり」のパターン。実力相応の頑張りではなく、自分の過去との比較で頑張っているつもりなパターンです。


書いている中で、ある程度今年の受験生で「誰に何を」伝えるべきかまとまってきました。やはり全員合格が何よりの目標なので、それに向けて本当のラストスパートを駆けようと思います。しっかりついてきてくださいね!