2016年1月29日金曜日

せふは

少し行き詰まったので随筆です。既に知らない人も増えましたが、2014年に大学を卒業しました。周りはリアルエイティーンで、それなりにジェネギャを感じつつ生産的でないことを楽しんでいました。対価は機会費用で最大2億円になり、損益分岐点を大幅に下回り操業停止点まで下回りました。つまり働くほど固定費だけで赤字垂れ流しです。

閑話休題

ノリや体力では何も劣るものを実感しませんでしたが、私の中で最後まで譲れなかったものがあります。それは「金銭感覚」です。昭和な人間は割り勘慣れしていません。男は女におごるもの、年下にはおごるもの、この固定観念だけは打破できませんでした。大学生は基本割り勘。お付き合いしても同様。一度だけゼミメンバーに頑張って割り勘にしましたが、以後は無理ですね。学食でも財布を出させては悪い気持ちになります。他の部分は卒業生とも仲良く過ごしているので、ジェネギャを感じる機会は少なかったです。

その他では労働に対する見解の相違。昭和な考えの私は仕事10割でプライベートの充実は後回し。ワークライフバランスなんて永遠に縁がないでしょう。また、パートナーもそれを理解してくれる人が必要条件。英会話部門を立ち上げたときは本当にストレスが溜まり夢の中でも英語でうなされました。それを逆手にLet's Speak English In Your Dreamのキャッチフレーズを思いついたほどです。

就活の話で年間休日の話になりましたが、私自身はそんなものを意識したことがなく、今風に言うと40連勤とか普通にあります。ただ私以外の人がそうならないよう最大限気をつけているつもりはあります。

毎年この時期には心身の限界がきます。みんなには健康管理の大切さを説きつつ、医者の不養生が続いています。健康診断は10年来、皮膚科外科歯科以外の病院には行きません。五臓六腑が悲鳴をあげていますが聞こえないフリをしてスルー。未だに健康保険以外は無保険です。自分以外の人が同じ環境になってほしいとは絶対思いません。でも昭和な自分は働いている自分に自己陶酔します。

金銭感覚と労働意識。これだけはどう頑張っても合わせられない昭和感覚。あ、私は平成9年生まれですよ、もちろん。