2016年2月21日日曜日

最近の出来事

自己申告書はかなりハードです。1人分を見るにもかなり時間がかかります。質問三昧に遭っており、0から書いたほうが早いと感じることがしばしばあります。ネットの情報は玉石混合で全くのガセネタもあり、文字数を稼げばよいというような本末転倒な意見も散見していました。特にヤフー知○袋では大阪府の特性を知らない人が一般的な書き方を記してベストアンサーに選ばれるなど失笑しました。かつての作文では「正しい原稿用紙の使い方」に則って書くと減点されるという恐怖の(?)マイルールがあるエリアですよ。大阪府独特の自己申告書の扱いを知っている人はそうそういないでしょう。来年から他塾生を対象に「正しい自己申告書の書き方」講座を志望校別に超少人数で開講しようかと思います。1講座10万円で内部生は無料です笑 ただ、選ばれる書き方を伝えても書けるかどうかは別物です。1年半前に自己申告書の導入が決定した大阪府教育委員会では議会が珍しく白熱し「通塾している子が有利になるシステムになるではないか」と懸念していましたが、その場で聞いていた私は「きっちり対応するし!」「ワンセの子だけが有利になるやん」と思っていました。現実に指導にあたると想定以上に文章を創作できないことにびっくりです。

さて、金曜日は合間で雑務をこなしていざ小学生の授業。国語はまとめのテストをしました。算数では最後の単元である角柱の色々についてしました。この後の中2でもそうだったのですが、授業中の集中力や復習の度合いにかなりの温度差を感じます。殊に転塾組の新入生にその傾向が顕著で「覚えこみ」「復習」という課題があるとき、今までの悪習慣からか適当に見るだけ、やったつもり、だけの結果が出ないことをしています。ワンセに来たのだから通塾時間=単純な勉強時間が長くなるのは当たり前。実力をつけたり課題ができるようになるには「良い勉強」が必要です。それは理解できていなかったことをできたり、知らなかったことを覚えることです。それを転塾組の子たちは「今までより勉強時間が長いから頑張っている」と自分に言い聞かせて結果の出ない手抜きをしているわけです。

中1では通塾して安心しているのか、依存しきって塾での滞在時間が勉強時間だと勘違いしているきらいもあります。中だるみとは言わないですが、私の気持ちが受験生に傾いている分、上手に手抜きを覚えたのかもしれません。もっと受験学年以外にもしっかりとかまっていかなくてはいけなかっと強く反省しています。ということで、来週中1、中2は学校帰宅後すぐ通塾、10時まで勉強が基本です。もちろんテスト終了後はありません。さて、明日もエンドレスがんばろう!