2016年9月14日水曜日

高校レポート中間報告

今年は初めて訪問する高校が多く、今までご縁のなかった公立高校にも積極的に足を運んでいます。公立高校を一括りにはできませんが、先生方とお話していると共通している事柄があります。それは現状に満足して向上心がなく、周りをみていないことです。廃校の危機になっても焦りはなく、良い取り組みをされている他校を参考にしない。正直、預けたくない高校のほうが圧倒的に多いです。いや、預けたい学校がほぼないと言っても過言ではありません。個人的に総合学科を普通科よりもお勧めしているのは選択の幅が広いからです。でも、現場の管理職ですら他校比較や客観的な評価をできていないのです。そして判で捺したように「ウチは○○な学校です。それで良ければ来てください、というスタンスです」とおっしゃいます。つまり積極的にウチの子たちを欲しいわけではないのです。公立だから当たり前なのに私立中心に見ていると全てが受身なのだと実感させられます。勉強に積極的で自分の意思でやれる子でないと大学勉強はかなり厳しくなるということでしょう。