2016年10月7日金曜日

最近の出来事

まずは高校について。常翔などのように複数の学科があるのは当たり前の昨今の高校ですが、上位学科は良いけど下位には…というところが多いです。このブログ上で書いているレポートでも学科によっておススメ度が全然違う高校について、数値を迷うことがしばしばあります。ただ、それは客観評価をした場合で、個々の性格やご家庭の方針を聞いている進路指導では根拠を持って志望校のアドバイスをできるようになったと思います。まだまだ行きたい高校はたくさんあります。彼らにとって行く可能性があるなら、自分の目で現場を確かめたいと思います。

最近、今福鶴見校で非常に感じるのは急激な落ち着きです。小鳥のさえずっている声が聞こえてこなくなりました。受験生にはもっと頑張ってほしいというプラスアルファの欲はありますが、8月の夏期講習中や9月上旬までのウワツキ感がなくなり、全体的に良い雰囲気です。巷では怖い塾と言われていますが、笑顔・真顔9割以上の教室で、外部の方には叱られたときの印象だけが一人歩きしているのが少し嫌です。途中入塾生の大半は「思ったより怖くなかった」と言います。どれだけ怖い鬼がいていると思われているのでしょう笑

諸口ではテストがほぼ全員返却されました。特筆すべきは中2茨田北生が全員450点以上取ってきたこと。また中2の全生徒平均でも427点、10人に8人が400点以上ゲットしており、1学期中間、期末、2学期中間テストでクラス平均が毎回上がり続けているのも嬉しいです。1ヶ月前に激しくダメだしをされて気を引き締めてくれたなら、尚嬉しいです。何より足立がしっかり引っ張って行ってくれていますから、受験まで大崩れしそうになく、来年が楽しみです。授業ではテスト終了後1日目ということで大学を含む高校選びについて話しました。同時に社会人になったら、という話もしました。タブー視されがちですが、社会人になって自宅でそのまま同居する場合の相場は月5万円です。初任給が安くて物入りな一年目だけ月3万円というケースもありますが、自分のことは自分でしなくてはいけなくなるということを話しました。

時系列が狂いますが、子どもたちネタを書いておきます。諸口小6IKはとても良い状態。漢字の勉強もバッチリで、読解問題も正答率が格段に上がり、理解できることが急激に増えています。また算数でも新単元の「はじき」の問題を単位変換込みでしました。少々複雑な内容なので1度の説明では無理なケースが多くゆっくり丁寧に進もうと思っていたら、1回で理解できたうえ、極めて高い正答率で非常に嬉しく思いました。

また、中2でも1年前なら「絶対勉強させてやる!」という状態から自主的に勉強する子が増えた上、打てば響く茨田北の全員に感動し、ここ最近の疲れが吹っ飛び、とても軽やかな気持ちで口笛さえ(深夜に一人きりの事務所で)吹いているほどです。新しい先生が来たら是非担当してもらい先生を育てられる子たちにまで成長したことが、やはりとても嬉しいです。