2017年6月27日火曜日

課題&エンドレスの出来事

 書きたいことは色々あるのですが、まずは課題に対する認識から。ワンセではありがちな宿題と「課題」と呼ばれる家庭学習で望む英単語・漢字・社会・理科の用語の暗記などがあります。宿題は1教科1週間で15分程度。課題は用語を10~20程度1週間で暗記、または数学であれば予告された問題を解けるようにしてくることで大手塾の30%ぐらいの量です。ただし、管理が細かいのです。国語のテスト前の問題演習では提出されたものは一通り目を通し、どれだけしっかり解いているのか確認します。数学であればどこで間違えたのか、計算でやられていないのか確認します。

 ところで、宿題や課題に対する不出来者はペナルティと呼ばれるものがあります。信賞必罰ですが、間違えた数だけで努力を計ることはしません。過程を確認しどれだけ努力したのかで判断し、授業前のパラ見だけでは注意される対象となります。

 しかし、全てにおいて優先順位は必要。「普通の子」であれば課題に追われることはありません。嫌なことを後回しにする子は時間の配分ができなくなり大変な状態になることもあります。一度、ペナで「大変な目」にあって自分でその大変さに気づけば良いと考えています。最悪なのは塾の課題を学校ですること。休み時間に学校のルール内でする分はともかく、授業中にしていいわけありません。中学校への登校、宿題・課題の提出は塾よりも優先順位は高くて当然です。

 塾の課題を溜める子は間違いなく学校の課題も溜めます。中学校の課題をやらない理由を塾の課題のせいにする子は遠からず塾からいなくなります。数年に一度、学校の提出者ができていないからエンドレスを休みたいというご相談をいただきます。また、塾で学校の面倒も見て欲しい、という要望もいただきます。ワンセは個別ではなく集団塾ですので、できる範囲で見させていただきます、という返答になります。ただ、ワンセにしろ学校にしろルールを守らない生徒に責を求めず、言い易い(文句のつけやすい)ところへ場違いな「お願い」をするのは決して子どものためにはならないでしょう。

 週末はワンセ恒例のエンドレス。土曜日は生憎の雨でした。夜には七夕用の短冊が届いたのでみんな短冊を書いて吊るしています。7日までに懇談会がある人は是非みてください。

 中1にとっては初の10時間超えの長時間勉強。それでも意外なほどみんな元気です。オンとオフの時間が決まっており、その差が激しいです。新入生緑OAは少しずつ慣れてきたのか緊張がほぐれてきたように思います。前回の悔しいクラス平均を少しでも上げていきます。

 中2はようやく注意される子が減って来て、勉強に専念できる環境になっています。茨田TAは笑顔が増えました。テスト対策より参加している菫KRはワンセについて予備知識がなく、まだ慣れていないようです。早く馴染んでくださいね。

 中3は受験生らしく、お勉強モード。集中力も持続し悪くありません。緑IMが目立っていたのですが、ここにきて鯰江HKもマイペースながら、じわりと勉強内容が濃くなっています。茨田北ISがもう少し欲を持って勉強してくれたら、と思います。茨田NM、SKはやる気の波が荒いのは玉に瑕ですが、悪くない感じ。男子独特の瞬発力に期待しています。