2017年9月13日水曜日

長所


あなたの長所は何ですか。エントリーシート(以下ES)の添削をするときの必須項目でしょう。好文学園女子の説明会で同議の「他の人には絶対に負けないものはありますか」というフレーズを目にして自問自答しました。「人よりほんの少し我慢できる」「しない失敗よりする失敗による失敗経験の多さ」「バイタリティー」「情報収集力」う~ん…
 
ただ、年々経験による妥協が入ろうとしています。そんなとき初心に戻り「自分が諦めたら全て終わり」と気持ちを入れ直します。また、時流は特に意識しています。子どもたちに偉そうに教えていることが世論や一般常識とどのようにずれているのか、自分の個々の意見は平均値や中央値とどのように乖離(かいり・「ずれ・違い」の意)しているのか、強く意識しています。
 
また、私の最大の武器の一つである情報も鮮度が落ちると意味なく上書きが必須です。その努力を維持し続けなくてはいけません。人はみな、興味がある時期には没頭することができます。それが強制されないもののとき、少し気が緩むとサボったり手抜きが発生します。維持できるアスリートがイチロー選手でありサッカーの三浦和義なのでしょう。ストイックな努力は継続することで偉大さが再認識されます。
 
どれだけでも手抜きできる塾稼業。先日、以前にお世話になった会社の同僚に「それだけ忙しければ儲かっていいな」と言われました。大手塾の6割程度の年間総額でオプションは全て無料であることを伝えました。私自身、どれだけ補習をサボろうともしようとも塾の売り上げは全く変わりません。むしろ楽でいいから受験学年以外は喜ばれるかも笑 
 
ただ、子どもたちに努力を求めているのに、言っている人間が努力していなければ重みがありません。だから私はいつまでも多くの勉強をして情報を増やします。みんなが慢心している時に走り続けて差をつけます。努力する亀()は才能のあるさぼるウサギには負けません。