2018年4月27日金曜日

今週の出来事(let校は次回)

 GWを前に各学年の宿題と定期テスト対策の準備でにわかにバタついております。では教室ごとに各学年の出来事と思うことをつらつらと…

 今福鶴見の小4は新入生TSの算数理解度を測るために補習をしました。すると3年生までの計算問題は全てあっさりクリア。軽い訂正だけで終了です。授業でのミスはど忘れだったようですね。修正能力は高いです。今週で分度器の使い方の授業を終えてGW明けから新単元に導入しようと思います。

 小5算数は体積の問題が終了したので小数のかけ算、割り算をしました。あまりのある割り算の導入で小数点の位置がポイント。みんなの理解度が良かったので一気に今年度採択した問題集のレベルは非常に高く、昨年度までのものより難しいです。難しすぎたかとも思いますが、判断するのは1年後なのでそれまではしっかりと使いこなしていこうと思います。ただ、計算のやり方が怪しい子はドンドン呼び出します。応用問題が解けるようになって欲しいとは思いますが、基本の徹底は全員ができていないとダメですからね。

 小6算数は線対称と点対称、小学生で習う計算を終わらせました。そして、計算特訓モードに突入。やり方を理解できたならミスしないことが後の数学では肝要です。そこは鍛えていくしかありません。国語では漢字のテストを毎週していますが、暗記をきっちり満点目指した勉強をしてこない新入生が多いです。そしてペナの多さを知り、慌てて本気で覚えてくるようになる、これが定番です。ただ、私はペナが嫌いです。罰がないと小中学生が勉強してこないのはとっくに証明されています。それでも全員自覚で勉強し、結果不合格になったら非常に悔しがって満点取るために再テストを受けたいと思うのが理想です。無理だから現状があるのですが…。

 中1は大半の子が課題に対してできることが増えています。ただ、精神的にはまだまだ小学生なのでテストや勉強面への意識向上の話しをして自主性を促しているところです。学年トップを狙える子達がいるので、しっかりと成長してもらわないといけません。ところで、今年は全体で叱るケースを減らして個別で諭すようにモデルチェンジ(?)しています。時流に合わせて変わっていかなくてはいけないという思いはあります。ただ、根幹である「全生徒へのこだわり」は不変です。

 中2は新入生が増え、既存生との差に焦りもあることから対話路線で言うことを聞いてくれるので楽です。また、社会のみの指導なので躍起になることもないので平和です。それでもテストではボーナスステージになるので、点数が取れる勉強をさせる準備は怠りません。let校に刺激を与えてくれるよう一部の子には転校して欲しいなと思っています。横堤OSや緑IA、緑SSFSあたりが入ると良いイメージができるのですが、横中以外は非現実的ですね。社会の授業では出来た者帰りが基本なので、みんな必死に聞いて覚えようとしています。その姿には満足。英語数学でなければ少し余裕がこちらにもあります。

 中3は受験に向けて意識付けの最中。敏感に反応するのは緑AKSH。それに乗って(?)緑CHも少しずつ欲が出てきたようです。SHは携帯封印宣言をしていました。気持ちは嬉しいですが、特進数学などはグループラインがあったほうが楽なので少々複雑な気持ちで聞いていました。主にlet校でする予定ですが今福で行うこともあり、基本私の後をついて来てもらうつもりです。今は社会だけ教えて「教えたい欲」を溜めて溜めてクーラーのいらなくなる頃に爆発させます。乗るか乗り遅れるかボーダーの子はモチベーションを上げておいてください。名指しにしたい女子、敢えて書きませんでしたがわかっていますよね。

2018年4月26日木曜日

最近思うこと

 ようやく新年度の体制が落ち着きました。電子黒板が新たに導入されたのですが、まだ使いこなすレベルにないので覚えなくてはいけないことがたくさんあります。そんな状態ですが、今の私の悩みはどうやって全員引っ張っていくのかということ。他府県の私立の中高一貫の成功例を聞いたのですが、子どもたちの興味付けに成功した結果、勉強意欲が向上し国公立大学への進学が大幅に増えたそうです。地元開明高校も同様の手段で国公立大学進学者を大幅に増やしています。   

 では、それがワンセにとって見本になるのかというとNoです。なぜなら、脱落者を増やす方法だからです。自主性を尊重する、といえば響きは良いですが我が子の気持ちが入っていないならば引っ張ってもらえることはありません。小中学生を預かる塾として、周囲がやる気に満ちた子しかおらず、良い刺激を受けて自主的に勉強をする。そんな環境の塾などあるわけありません。

 過日、清風高校の先生がお見えになりました。定年退職されて塾周りをされているそうです。私は高校を「おススメできる」「行っても後悔しない」「おススメしない」に大きく分類しています。清風はその中で「(絶対に)おススメしない」学校です。超マンモス校でありながら、自主性を謳いその中で1%未満のやる気ある生徒のみ特別な指導をすることを力説していました。つまり99%以上の生徒を放置し、その見返りとして文科省にアピールで若干名を自慢しているのです。

 極めて一部の子を特別扱いする代わりに大多数を放置し「自主性」をアピールする教育方針は大反対です。また、基礎学力も自分で勉強する習慣もない小中学生に勉強の方法を考えさせることなど理想論です。まずは基礎学力の定着と勉強したという経験に基づく自信をつけるところが肝要だと考えています。そして、基礎学力をつけた上で刺激を受けられる環境の高校を選べるようにすること。大多数の子は時間がない中で勉強か自分の時間を選択させると自分の時間を選ぶでしょう。

 私は、一部の子だけ伸びるシステムに大反対です。大多数の子の保護者の方の気持ちを裏切るからです。私も理想論ですが「全員のやる気を向上させ、全員ギリギリまで成績を上げること」を大前提に考えています。そのために全力で全員を引っ張ろうと思います。さらには大幅な学力向上は大前提で人間的な成長を本人が実感できるようになってもらえるのが大きな目標です。テストで点数を取ることだけに特化した「勉強マシーン」を育てるつもりはありません。

 そうそう、今まで「忖度」して前述の「おススメできる高校」「行っても後悔しない高校」「行ってはいけない高校」を公表していませんが、6月の進学説明会では名指しし、理由も説明しようかと思案中です。

2018年4月20日金曜日

最近の出来事

 GWを眼前に控えて、補習の枠の奪い合いが塾内で起こっております笑 私はエンドレスに備えて休めるときに休むというスタンスで久しぶりの休日をリフレッシュにあてており、GWを過ぎると無休になるので束の間の休息を楽しむことにします。

 さて、授業の様子は今福の中1から。唯一数学を担当している学年で、英数をしているときの私は細かいことにうるさいので教室内ピリッとしていることが多いです。四則混合まで終わりましたが、小学生までセンスで勉強していたことを変更する時期になりました。勉強に限らず学ぶときはまず指導者の指示通りに真似ること。どんなことでも共通です。そして基礎を習得してから個性を発揮すれば良いのです。でも、点数が取れない子ほどいきなり個性を発揮します。それをマイペースという言葉でオブラートに包み、本人は真似ることの重要性を意識していません。それがワンセでよく言われている、細かいことの徹底です。伸びていく子は勉強に対してとても素直です。逆は勉強する上での性格が良くないと言っていますが、言われたことを言われた通りにする習慣を定着させるのはなかなか時間がかかります。ただ、計算ミスや英語のイージーミスの原因はこの辺りにあります。 根気強く指導していこうと思います。

 中2は社会だけのお付き合いです。緑IYがしばらくお休みなのですが、時間はあるのでマンツーマン指導。前述の勉強が素直なタイプなので、教えていても楽です。クラス全体としては随分明るくなりました。それなりに自覚のある子ばかりになったので、一年前とは比較できないほど良い雰囲気。横堤OSや緑OAが活き活きとしています。緑IAも色んな意味で活き活きしています。先週の「何時」ネタを派生させ「親父、鼻血、唐招提寺」と新しいネタをブチこんできました。また表情の固かった緑ASに笑顔が増えたのも嬉しいです。菫HAは見た目以上に勉強への姿勢が良く吸収力があります。緑FS.SSはワンセ生らしくなり、課題を普通にこなせるようになりました。先行きの楽しみな学年です。中1の名誉のために付け加えておきますが、期待値は非常に高いクラスで歴代最高更新が目標です。ただ、担当教科が数学なので辛口になっているだけです。一年前の現中2より素晴らしい状態なのは間違いあまりません。

 中3も社会のみのお付き合いですが、小テストの結果に大差があります。新入生の不勉強が目立つということです。確認テストがあるのに適当にしか勉強してこないことに危機感を募らせています。実はlet校の中学生もそうで、暗記のテスト前に少し見てきて勉強したつもりになっているのがいただけません。満点以外は不合格という意識がないからこそですね。全員に1回目のテストで徹底する習慣をつけようと思います。受験生になり、モチベーションの差が激しいです。期待値が高いのに興味の対象が勉強以外にいくとなかなか成績は上がりません。夏までは全力で引っ張りますが、それ以降は間に合わなくなりますよ。緑AKの牙城を崩すのは誰か非常に楽しみです。点数を落とす教科がないのが彼の長所。単教科なら緑SHも良いのですが、トータルでは僅差で後塵を拝むことになっています。そういえば席替えで離れたと思いきや、隣を直訴するという「らしさ」も好調ですね。夏からlet校のみ中3特進が開講されますが、誰が対象になるのか楽しみです。

 let校の小6算数は今福同様「線対称・点対称」の導入。今週から参加のFNは約一回り上の姉が卒業生。姉の面影があり、当時を思い出し懐かしく感じました。ただ、週毎に新入生が増えるので補習の準備で追われ始めています。ありがたい話しです、贅沢な悩みですね。小5は体積の導入をしました。MHSYは良いセンスを発揮していましたが、MHはもったいない計算ミスが多かったのが玉に瑕でした。MSは公式の理解が少し曖昧だったので居残り補習。ただ、少々遅くまで頑張りすぎたのでこれからはもう少し早めに終わろうと思います。

 中2は勉強に対する意識が低いのでそこを改革するところからですね。まだまだ幼く、勉強する意義も理解できていないので自分に甘い。その結果が暗記の取りこぼしやミスの多さにつながっています。「良い勉強」の意味をしっかりと教え込む必要があります。ただ、性根がとても良い子ばかりで、アットホームになりすぎないよう戒めながら接しています。優しさを更に育みつつ、勉強では貪欲に育てていこうと思います。

 中1は今日からクラブが本入部。早く終わってあげたいのはやまやまですが、出来た者帰りという強敵が彼らを待ち受けていました。果たして、終了時刻は10時30分。約分忘れや符号のミスなどです。きょうだい揃っての定刻より大幅遅れになりM家にはご心配をおかけしました。もう少し手段を考えます、、、ただ、案じていた社会の暗記テストはYK、MH共にノーミスで合格。悪くない状態ですね。

2018年4月17日火曜日

最近の出来事

 4月になり、ようやくバタバタが収まりつつあります。それでも中学生のシステムを大幅に変更したため、それに身体が慣れてくれません。ワンセタイム・letタイムがなかなか段取りが大変です。さて、順不同で各学年の出来事。

 小4算数は角度の導入で分度器の使い方から。毎年、手先の器用さがわかってしまう単元。難しくないのに1mm単位でずれるとどうしようもなく、かつ、書くスピードの個人差が激しく塾ではあまりやりたくありません。分度器の使い方だけで1時間が消化され、学校で習うとすぐにわかる単元なのになぁといつも思います。同様の単元にコンパスの使い方がありますが、びっくりなことに小学生が誰でも楽に円を描けるコンパスの補助具を開発したとのこと。次は分度器を誰かが開発してくれないかと願っています笑

 小5算数は小数÷小数の導入。その前に体積の応用問題を宿題に出しており解説からしました。授業を抜けていたFSをどこかで補習しようと思っていたのに理解できていることに嬉しいビックリ。割り算では「割る数」と「割られる数」の違いをほぼ全員が理解できていないことに基礎学力の定着を感じました。体験では小学校のクラスの半数は理解できていないと思います。MNは初日がウソのようにできることが増え、自信を持って授業に臨んでいるのがわかります。OSも表情から自信がついてきたのがわかります。TEは理解度はピカイチなのにミスによって正答率が下がるのが玉に瑕。でもその課題は入塾時より変わらないですね。そういえば国語できょうだいの身体が弱いことを題材にした文章で、きょうだいがいて、身体が弱い人がいるのかどうか聞くと、元気よく挙手し身体が弱いアピールをした子がいました。ワンセに通塾しているのですが心当たりがないので、具体的に聞くと花粉症で大変だ、という返事。う~ん、身体が弱いのと少し違いますね。

 小6算数は線対称と点対称の導入。ここまで小学生で習う計算を先取りしていたので教科書単元は学校が先行した状態です。比較的易しい単元なので学校で導入してもらうと解説が楽なので敢えて後回しにしていたということもあります。線対称は問題なく理解が進み、点対称(図形を対象の中心で回転させ360度以外で重なる)かどうか考えさせ想像では難しいことを実感してもらいました。そこで、紙などに描いて180度回転させると元通りかどうかを考えるとわかり易いことを説明すると皆簡単に理解できていました。アルファベットの大文字で点対称かどうか聞いていたのですが、大文字のNのとき実際に描いて回転させしたり顔の子を指名。もちろん点対称なのに自信満々にそうではないと宣言。私は君が左右90度に回転させ、180度に回転させていないのを確認しましたよ笑

 中学生はまとめてまた明日。

 

2018年4月12日木曜日

4/11.12の出来事

 収納がまだ揃っておらず、最後の大物が諸口に到着。それでも組立が必要なのでゴールではありません。今福も収納とお片付けがまだ終わっていません。引っ越しが終わり、ようやく段ボールの中身を全部出したレベルです。今日は会話する中でいくつか思うところがあったので書こうと思います。

 まずはブログの中で昨日の地理について、大阪に隣接しているのが沖縄や東京だと発言した子がいたと書いた件について。「皮肉だ」と感じたという意見を拝聴しました。晴天の霹靂で、初代ブログは毎日ああいう感じでネタばかりの笑いをとることしか考えていなかったです。読者である子どもたちや保護者の方に笑っていただきたいという意図はありましたが、ブログでちくりと皮肉を言うのは業者さんや高校ぐらい(同業には厳しいです)で子どもたちのネタではそんなつもりはありませんでした。伝わり方は違うのだと反省です。

 もう一つは保護者の方から「下の子でも面倒見ていただけるのですね」と言われたことです。他塾ではやる気のある子たちだけが手厚く見てもらえますが、ワンセでは全員にしっかりと熱い熱い情をかけています。公式テストなど定期的にしなくても私は全生徒の実力を把握しています。問題を見れば誰ができて誰ができないのか、説明を聞いたときに理解できるできないはわかります。全員に大幅にレベルアップして欲しいと思っているので、求めるレベルは全員違います。変わらぬ
思いは全員合格ぐらいですね。ぶっちゃけトークすると、成績不振者に情をかけて全力で体当たりして補習をし、課題を与えても応えてくれないこが稀にありました。結果、子どもたちにストレスにしかならずワンセから遠ざかる人が年に数名出るのも事実。見事に成績でいけば下から順番です。でも、直前までお呼び出しをし続けており、見捨てたことはありません。ただ、それが本当に本人や周りのためになっているのかわかりませんでした。間違いないのは1か月で変われなかった子はずっと変われず普通のことができません。そこで新方針である1か月で3回宿題を忘れたら退塾勧告という新ルールが誕生したのです。もちろん辞めさせたい子どもなど一人もいません。ただ、補習の多いワンセで補習を嫌がる子は向いていません。補習=愛情と呼んでいます。両手を差し出し全力で愛情を与え続けて裏切られると悲しくなり冷めます。他塾でありがりな「放置された」は私の台詞。あれだけ手を差し出し続けたのにスルーされ放置されたという感覚になります。

 途中で頑張れなくなるならその子にかけた時間外の愛情と費やした思いは何だったのだろうと思います。申し訳なさや、授業中に手を止めて特定の子をかまっていたことを反省します。ワンセは熱い塾。それを知らずに入塾すると大変になります。だから今年は「厳しい塾です、でも成績は上がっています」と自信を持ってはっきり伝えています。私は成績大幅アップのカリキュラムを考えます。それがハードでも本当にやってくれますか。それを面接で異口同音に尋ねています。もちろん超本気です。それに応えてくれる子たちとチームワンセルフの仲間として一緒に過ごせれば素敵だと思っています。18年目にして、初めて募集時に希望を伝えている分、こちらも全力で応えなくてはいけないと改めて実感しています。

 さて、子どもたちとの出来事。

 今福で中3の社会と数学をしました。彼らとは週に3コマ分のおつきあいですが、一日に偏っており接する時間が短くなったことを嘆いております。その分、授業前後の事務所では彼らの情報交換で盛り上がっております。社会では社会ではダントツだのが緑AK。この時期にこれだけ覚えているなら夏場以降数学など他教科に専念できるのが大きいですね。数学では緑OMにセンスを感じますが、教科的な理解度にばらつきが見られるので本人の気持ち次第ですね。緑SHYSも同様ですが、まだまだ伸びしろが残っています。緑CHKMの伸びも維持できれば非常に良い位置までいけそうな手応えです。ちなみに初めて電子黒板機能を使って授業したのですが、まだまだ慣れておらず少しグダグダになって申し訳なく思いました。

 let校では少人数なのが新鮮です。6年生では初参加のFSが緊張しながらも出来ることをしっかりやろうと気を張り詰めているのがよくわかりました。今福の先輩としてOFがちゃんとしたところを見せようと(?)頑張っており、SIは人数が少ないうえに少し慣れてきたこともあり、人懐っこい笑顔が見られます。出だしの雰囲気は上々です。

 中2は異色の4人が仲良く勉強しています。正直、物足りないことが多く感じられるのですが、それを乗り越えようと頑張っているのがよくわかるので文句なしです。ようやく諦めて勉強し始めた感じです笑 授業後にはみんなで恋バナで盛り上がるなど新生let校ならではの雰囲気ができ始めてきました。至らぬところが非常に気になりますが、長所にもしっかりと目を向けて引っ張っていこうと思います。

2018年4月10日火曜日

4/10の出来事

 ようやく落ち着き始める予兆を感じています。電子黒板を使いこなすまでにまだまだ時間がかかりそうで、対応した教材作成に今年は追われうです。

 夕方、小5の授業。算数は体積の確認でした。応用問題を中心に解説していました。展開図から体積を求めるものですが、こちらが想定していた以上にイメージできている子が多かったです。本当は難しいので、さらっと流す単元なのに応用問題の解説に力を入れるほどにできる子が多かったということです。今後が楽しみですね。それでも次回からは新単元へ進もうと思います。

 夜は中1特進数学から。2種類のテストの満点者または1問間違いまでを基準にしました。果たして、緑FHTKTH、鯰江OM、緑YAが選ばれました。結果に少々不満はありますが、これから競争心を持って切磋琢磨して欲しいと思っています。期待値の非常に高い子たちなので、できることをしっかりと増やしていこうと思います。

 最後は中2社会は日本地理。大阪を拠点に移動するというシチュエーションで話を進めました。緑SKは大阪の南に隣接している都道府県を沖縄と答えたり、どこでもいいから隣接している都道府県を聞くと東京と答えたりオリジナルな日本地図をもっているようです。また、緑IAは休み時間に「何時?」と聞かれて「オヤジ」と答え周りが苦笑もせず、華麗にスルーされているのがシュールでした。

 昨日の出来事ですが、小6で英語の発音をしていたときYSが非常にリスニング能力が秀でていることに舌を巻きました。その耳の良さは素晴らしい財産です。

4/9の出来事(画像有)


今日から新体制がスタートしました。今福鶴見、let校舎共に電子黒板化が終了。ところが、HDMIケーブルがないという痛恨の出来事により、本日からの使用は不可能でした。電子黒板機能によりどこまで何ができるのか手探りですが進化し続けるワンセでありたいと思います。設置工事の影響で今福鶴見、let校舎を3往復するというバタバタの中、小学生の授業。

 まずは小学四年生の授業から。今日から参加のTSは既存生との差を埋めるために奮闘。ただ、3人とは集団授業形式のワンセにおいて、新入生は多くのカルチャーショックを感じます。まずはスピードが学校とはかなり違います。また、それについてくる子どもたちにも同級生でありながら差を感じます。そのとき、何クソと思う子が伸びるのでしょう。頑張ってできることを増やしましょう。

 小6は本日限りの英語をしました。音声学の基本についてです。まずは言語なのだからわからないことはないこと、発音することや単語を覚えることの重要性についてです。できれば英語に興味を持って楽しんで欲しいです。英会話教室のキャッチフレーズ"Let's speak English in your dream.”(英語で夢を見よう)は英語の悪夢でうなされた私のようになってほしくないという思いから生まれたものです。今ではネタですが、当時吐血するほどの状態からのスタートでした。ただ、その後海外に行ったときやネイティブと会話することに困らないようになったのはその経験のおかげです。英語の知識だけなら学生時代のほうがありました。それでも、中学生レベルの語彙力しない今のほうがコミュニケーションをとれる現実が彼らに少しでも伝われば嬉しいです。

その後、中1の数学をしました。ほんのわずかな復習をせずに今までの全てを無にした子がいました。1分の復習、見直しをしなかった結果です。悔しいやら悲しいやら多くの感情が込み上げました。それをそのまま伝えたので久しぶりに何とも言えない空気が流れました。

 その後、let校に移動し卒業生と最後の写真撮影。残念ながら常翔・関大北陽・常翔が宿泊研修のため全員は揃いませんでした。それでも新生let校と今年が最後の卒業生と思いながら授業した諸口卒業生とのコラボで実に感慨深かったです。

 私立高校入試が終わる頃には諸口撤退準備が始まり、継続することは全く選択肢にない状態からの大逆転。足立と共に感じるものは大きいです。敢えて最も集まりやすい受験生の募集を避けてまで、大切に育てると決めたlet生。当然私たちの思いは無限です。もちろん、それは現中1,2に注がれます。妥協するつもりはありません。勉強するする詐欺は認めません。中1、2も入塾テストなしを謳いながら気持ちのない子はお断りしてまでお預かりした子たちに全力を尽くすと決めています。手抜きや半端を認めるつもりはありません。今福同様、温かく厳しく接します。それがワンセ流の愛情です。しっかりと引っ張っていこうと思います。


その後、またまた猛ダッシュで移動して今福で中1社会。解説&出来た者帰り。途中で理科の授業があったこともあり、クラスの状態は再び明るかったです。注意された後、すぐに戻れるのがワンセらしいところ。ただ、若干名気持ちの切り替えができていない子がいたのは気がかり。それでも自己処理しなくてはいけない問題だと思います。勉強以外でも多くの成長を実感させる塾というキャッチフレーズに偽りなくよう精進します。

2018年4月6日金曜日

最近の出来事〜授業外〜

 今年は新戦力として大ベテランの塚田と初々しい福島が加入、そこに前原と結縄が先輩として頑張り、足立が重鎮として構えています。授業前後の事務所では子どもたちの情報交換で賑やかです。

 彼らの悩みは「自分の教え方で理解は充分か」「ワンセは厳しい塾だが、子どもたちに怒ることはできない」「テスト対策をどうしよう」など前向きな意見ばかりです。教科的なことはともかく、私は「このクラスで教えたい」という気持ちが伝わって来るのが1番嬉しく思っています。ちなみに教科担当を決めるとき、教えたい、という気持ちと教えられたい、という気持ちが一致すれば担当を変えることはありません。

 ワンセの大前提は愛情。愛情表現の仕方は個性があって当然で千差万別ですが、みんなに叱れる先生になって欲しいとは全く思っていません。でも、子どもたちが宿題を忘れたり、課題をルーズにしたとき「ムカッ」とくる先生でいて欲しいとは思っています。真剣にしているから、そういう感情が芽生えるからです。それをどう伝えるのかは個性。でも、感じられない人はワンセの教壇に立つ資格はないと思っています。

 こんなにも沢山の人から愛情を持って教えられる子どもたちは幸せだと感じたことを書きたかったかのです。親や血縁者でないのに心血を注いでくれる時代遅れな先生はそんなにいません。

 度々申していますが、私は綺麗事で世の中を渡っていきたいと思った、性善説が前提の考えの持ち主。だから、それを覆す人は生徒、保護者、ワンセの仲間の誰であってもいてはいけないのです。そんな理想を勝手に掲げて18年。それが具現化できそうな現状から、本当に保護者の方や仲間に恵まれた環境だとしみじみ実感したことをお伝えしたく思わずアップしました。早く授業の出来事の詳細をアップ(時間にゆとりが)できる日々戻ってゆっくり、みんなの出来事の詳細をアップできるようなくていけませんね。

2018年4月3日火曜日

今週の出来事

 水金に小中学校の入学式を控えて、桜が例年通り満開ですね。ところで、各種工事は終了と書きましたが、最後の大物、電子黒板機能付のプロジェクターの設置を今週末に控えています。また、足りないものを買い足す必要があり、先週末はホームセンターと家具屋巡りをしています。授業のほうが数倍楽しいと思う今日この頃です。

 月曜日は今福で小4の授業から開始。新単元のグラフについて先週導入し、今週は問題演習でした。グラフの読み取りが怪しかったのが修正できて良かったです。ただ、少々中だるみがあるので、喝を入れて巻き直しを図りました。

 小6は漢字テストと計算のルールの確認。新入生2人組は水曜日に補習です。新入生のSIが色々なことがとても速くできます。HAの良い刺激になれるかと思ったのですが、let校所属なのが残念です。HKはどのタイミングでlet校所属になるのか相談したところ、今福に愛着があるらしく何とも言えない表情をしていました。

 let校での新中1数学は順調です。既に1学期中間テストの内容近くまで終わらせています。火曜日は今福から数名をお呼び出し。授業後のやり取りで緑YYは両手で数え切れないほど切ない経験をしたと嘆いていました。桜を見た回数ほどですね。人生思い通りに行かないということです。

 新中2は女子吹奏楽部ばかりで個性的なメンバーの集まりです。正直、今福なら喝を入れている場面もありますが比較的まったりしております。少人数の中でどうやって競争心を煽り、モチベーションを上げていくのか思案どころです。ムードメーカー茨田北IAを筆頭に和やかです。まあ鍛え甲斐のありそうな子たちなので、しっかりと引っ張っていこうと思います。ただ、今まで大きな課題であった挨拶や駐輪場の使用方法などを注意されなくてもできることが素晴らしい。つまり、ご家庭での躾が行き届いているということですね。

2018年4月2日月曜日

最近の出来事

 今週はついにlet校が稼働。新中1は既に二度の補習で今福の子たちに猛追しています。面白かったのが1度目の補習はマンツーマンで教えてサクサク進んでおり、何て理解力があるのだ!と感嘆していたのですが、二度目の補習では今福の子たちと4人でしました。すると、緊張したのか軽くてんぱっていました。ただ、ワンセは集団授業。新入生に合わせるのではなく、既存の子たちができることをできるようになってもらうために補習をしているので、新入生に頑張ってもらいました。すると前半30分はついていくの必死だったのが後半には速いペースに馴染んでいました。やはり、子どもの適応能力は凄いと実感。同時にマイペースに合わせる危険性を痛感しました。ちなみに、茨田北YKと緑OS、新入生IDが休み時間に、その後の理科のテストに備えて問題の出し合いをしていました。テストは満点でないとダメという雰囲気が今福にはありますが、申請let校にもそういう風をもたらしてくれそうなのはうれしい限りです。


 新中2のlet校の補習はいきない3人スタート。全員吹奏楽部という状況でした。いやいや勉強以外の課題をたくさん実感できた良い日です。茨田・茨田北はテスト問題が易しいので点数と実力の乖離が激しいのですが、学年末の点数と実力差を数学では認識できました。面接時にお話した点数を取るためのカリキュラムの逆算をしています。あと1週間で何とか数学は余裕を持って新学期をスタートできるように鍛えていこうと思います。

 今福では小学5年生の算数。立方体の体積についてしました。導入は底面積×高さだけなので比較的易しいですが、やや応用問題の図形を切ったり、分けたりする発想が必要な問題をしました。次回より、いよいよ難しい問題をするのですが、発想力を問われたときに誰がどれだけできるのか楽しみです。

 新6年生は既に小学校で習う計算問題のルールは全てやりました。今後は制限時間の中で100%の確率で正解することを一番の目的にして鍛えていこうと思います。春休みに計算を鍛えて、学校が始まる頃には先取りをして順調なスタートダッシュをきれることになりそうです。その先はもちろん学校の上位独占です。

 学年を問わず新入生の子たちを見ると毎回感じるのが既存生のできることの多さです。中学生になったら400点程度では塾内平均以下になるわけで、それを基準に色んなことを決めています。周りを見てできることが増えていくのは集団授業ならでは。ただ、補習では必要に応じて個別・少人数・全員と分けていますので美味しいとこ取りげできます。let校にいると本当にそれを実感します。10年前に諸口を開校したときと同様、できるだけ自分で直接補習をするために一部の子たちは指名して私のいる校舎に来てほしいと思っています。新高1の子たちはあまり教科的なことを望む子がいなかったので、例年よりは楽でした。彼らはその分社会や国語の記述を頑張っていたので、決して例年より勉強時間が短かったわけではありません。let校は現在中3の募集をしていませんが、7月より特進生のみ募集開始を予定しています。ちなみに東高校は標準なので清水谷以上候補生が対象で、妥協するぐらいなら0人でいいと思っています。クラブ引退後に勉強を全力で私と頑張れる子が条件です。