2018年5月8日火曜日

GW明けの出来事

 今年も各中高との渉外活動の時期になりました。ご訪問いただいた先生には忌憚のない(なさすぎる)意見を申し上げています。まずは清風高校の渉外の方と話しました。ウチでは清風はNG高校だと伝えました。その後、薫英高校の先生とも話しました。学費が飛び抜けて高いことを除けば非常に良い学校です。それぞれ理由も申し上げています。私はいじめがあったときに隠匿したり先生に覇気がない学校をおススメすることはありません。ところで、昨日来塾いただいたとき、ちょうど小学生の授業までGWの宿題を確認するために長蛇の列が事務所にできていました。全員のノートを隅々まで見るので時間がかかります。その様子を見て感嘆されていましたが、それがワンセです。全員の宿題が山積みされたなかで、どれだけ丁寧にやってきたのか想像しながら添削しています。この子なら10時間かかったんだろうな、とか答え見ながら少し手抜くしたな、などです。みんなが時間をかけてやってきた宿題なので感情移入しながら確認しています。そんな中で宿題を適当やってばれないと思っている子が言い訳するのが見苦しい、という話を中1にしました。正直に認めればお小言程度で済むことを証拠がなければ認めない姿は、非常に将来が心配になります。同時にこちらも「そういう子だ」というレッテルを貼り、その印象が変わる可能性は低いです。そうならないよう人間性の部分で徳を積んでほしいと話しました。どこまで通じたのかはわかりません。中1に諭すには難しい内容だとも思います。今、理解できなくとも頭の片隅に残っていていつの日か理解してくれたらな、と思っています。

 では、授業の出来事。全学年共通で宿題の甘さを嘆きたくなるのでそこは割愛して小学生から。

 小4算数は角度の問題をしました。三角定規の角度で応用問題に頭を抱えている子もちらほら。この単元は想像できないと理解できないので、この時期の子たちには厳しい内容です。せっかく電子黒板機能があるのだから、使いこなさないといけないと実感。今後は積極的に使いなそうと思います。

 小5は宿題の確認で授業の半分が終わり、国語の読解問題の答え方について解説。5年生だと文章を読まずに解答欄から答えを推察する子もいるので文章を読解できるよう指導しようと躍起になっています。

 小6算数は円の面積の導入。公式で半径×半径×3.14は全員使いこなし必須ですが、扇形の面積の求め方の概念について話しました。どうしてこんな式で答えが出てくるのかについてです。ほぼ全員が理解できないことを前提だと宣言しつつ、将来こんなときに用いる前兆なんだと解説。そんな話を聞いて算数ではなく数学の世界に興味を持って欲しいという思いです。言葉遣いはもっと小学生用ですが、そんな話をしました。数学の講師としては楽しい話です。概念について考える機会を増やそうと思っています。時間にすると5分程度なのですが、興味深そうに聞くことがちらほらいて嬉しかったです。肝要なのは公式を覚えて使いこなすことなので、そこは徹底しています。

 中1数学は例年より遅く文字式の導入。これは期末の試験範囲ですが、5月末までテスト対策なのでここまでは完全定着させておかなければいけません。中間テストはいかにミスをせず点数を稼げるのかが勝負です。緑FHYAが良い状態です。緑TKTHは期待値ほどの頑張りではありませんが、トップ争いはしてくれそうな気配はあります。

 中2は緑OAがクラス平均を450点にすると頼もしい発言をしてくれました。また緑ASは社会以外で400点、つまり満点宣言をするという頼もしい限りの発言。最近口数の増えた緑FSも450点は取れる宣言。期待してしまいますよ。