2018年8月22日水曜日

最近の出来事

 夏休みが終わろうとしています。最近、子どもたちの勉強に対する温度差を感じ、対応策に頭を抱えて、9月からの配置を全力で思案中です。つまり時間割作成はおろか、人の配置で悩んでいるということですね。今春に一コマ45分に改定し、夏期は一コマ75分で授業をしていました。どうするのがベターなのか答えのないパズルを解いていると授業の時間です。

 さて、夏期講習の後半が始まりましたので各学年の出来事。まずはLet校舎の5年生から。みんな、きれいに夏前にしたことを忘れてとても悲しい気持ちになりました。それでも全員記憶があやふやだからこそ、割り切って復習モード。予定の進度よりも2回分遅れていますが、そこは気にせず完全定着を目指します。今まで計算が弱いとは何となく感じており、それが今日確信になりました。一桁の計算問題や九九が遅いのです。ワンセ基準では九九は一つの段で7秒以内。計算は0.3秒以内が目安です。そのスピードで答えられないと高学年になるにつれてスピードが遅く精度も低い子になってしまうのです。そうならないように特訓モードに突入!中1は宿題に対する意識の低さが及ぼす影響についてコンコンと諭しました。私は「嘘をつく」「ごまかす」「だます」はダメだと常々言っています。それを繰り返すと将来どうなるのかについても然り。1度伝えただけで理解するとは思っていないので口を酸っぱくして伝えます。

 今福鶴見の小4は頑張って宿題をこなしてきました。ただ、大量ゆえの集中力の途切れからくる計算ミスの多さに嘆きたくなりましたが…もちろん、即お呼び出しです!そのミスが後日とんでもない目に(1問間違いにつき1時間相当の計算特訓)なって返ってくることを実感し、懲りてもらうのが目的です。「やり方分かってたのに凡ミスや」と自分で(笑顔で)言う子は伸びません。本当に悔しそうな顔をしながら言うのなら伸びしろを感じます。まあ子どもですから、その都度注意していくしかありませんね。

 中1数学は最後の方程式の文章題。水曜日の特進数学は希望制にしました。その補習で教えた問題と数字を変えただけの問題を来週のクラス分けテストで出題することも伝達。でも、本当は特進生に一番必要なのは頑張るという気持ちなので、水曜日に参加した子は満点でなくても下駄を履かせる予定です。特進は楽しく難問にチャレンジするクラスでありたいのです。

 中2社会は地理が終わり歴史の江戸時代の復習から。出来た者帰りは私の授業の基本です。社会では解説した用語を授業終了間際に一問一答形式で出題し、規定の問題数をクリアできた子から帰れるシステム。電子黒板に書かないこともしばしばあるので、聞いていないこと答えられず帰れません。というわけで必然的に盛り上がります。ただ、今日は趣向を変えてみんなから頂いたお土産を正答数により分配するシステムにしました。プラスの方向で盛り上がり良かったです。