2018年11月22日木曜日

最近の出来事(主に英検)

 テスト対策は佳境を迎えています(茨田中3鯰江中学は終わりました)。そんな中、私も様々な出来事のピークを迎えています。受験生のラストスパートへの追い込み、テスト対策、進路の最終決定、懇談会準備、冬期講習準備、そして新しい試みである英検対策講座です。来年度カリキュラムの柱になるため、かなり議論を繰り返しています。10数年ぶりに復活した有料オプションなので、より結果を重視しなくてはいけません。ずばり合格率100%を本気で目指す講座にします。スピーキングは2021年度より中学校現場でも重視されるため、どこよりも先駆けて導入する必要を強く感じています。何が有効的なのか現時点で決まっていません。正しい現状報告としては教科書会社が外部システムを用いた教材を作成するだろうということです。文科省の方針に沿ったシステム開発力のある企業がパートナーとして選ばれるのでしょう。情報収集に尽力するため、塾なのに出張としてあちこち参考になる会社があればお話を伺いに足を運んでいます。

 私は日本英語検定(英検)が嫌いです。ただ、大事の前で小事で私の個人的感情など無視しなくてはいけないほど、日本の英語教育は英検に傾斜しています。センター試験の代わりに英検が採択されたり、大阪府公立高校入試超難問であるC問題では2級(高校卒業レベル)合格で8割得点、私立中学入試でも英検の結果を点数化するなど動きが加速度的です。小事にこだわって時流に乗れず、過去の成功にしがみつくドンキホーテになってはいけません。

 なぜ嫌いなのかを語り始めると超長文になるので割愛しますが、避けて通れない英検。そしてスピーキングの上達。これらを文法中心の現在のカリキュラムに組み込むのは不可能で、システムに依存しつつ、OneSelfらしい管理を実施すると決めました。

 同時進行で乳幼児部門と小学校の無学年クラスの新設も前向きに検討したのですが、少し拙速なので時期尚早ということで見送りになりました。ニーズがあるのかどうか、次の懇談会で聞こうと思いますので、忌憚のないご意見をお聞かせください。