2019年2月2日土曜日

卒業生へ~贈る言葉③~

 緑TI

 一見、大人しそうに見えるが秘めているパワーはとてつもなく大きい。一途で猪突猛進さが目立った中学生時代。

 ただ、興味のないことに関して見なさ過ぎるのは少々もったいない。見過ごしてきたなかで、実は非常に興味あるものが眠っていた可能性がるからだ。それは人づきあいでも同様で、八方美人といわずとも、食わず嫌いにならない程度にどうだろう。

 そうすれば、新しい体験と経験値を増すことができる。長所である探究心と追求心を伸ばして、一生夢中になれるものを見つけて欲しい。


 緑TS

 勉強から上手に距離をとってきた中学生時代。このままではいけないと感じつつ、大きな変化は見られなかった。

 それでも将来のことを口にしたのは、現状から脱却したいという意思表示なのだろう。その気持ちを残りの学生時代に増幅させて欲しい。そして、知識を得る楽しさをもっとしてもらいたい。それがモチベーションになり更に勤勉する。

 願わくば、学生時代は勉強したといえる環境を残りの期間で築き上げ、何年経っても日々笑顔で過ごせていてほしい。

 緑YS

 天真爛漫、ややもすると八方美人になりえる。幾多の経験を重ねているが、正常進化してもらいたい。

 これからも一期一会の精神で出会いを大切にして、深化させよう。広く深くだ。周囲に人が集まる人徳は羨ましい。徳を更に積み重ねて友人に恵まれる「人たらし」でいよう。歯に衣着せぬ台詞も時と場合を誤らなければ問題ない。

 ご縁を大切にし、知識を重ねる。できることがどれだけ増えても謙虚さは忘れてはいけない。実るほど頭を垂れる稲穂かな。