2019年11月9日土曜日

最近の出来事

 ご無沙汰しております。中3の懇談会が終わり、ようやく志望校が決定しつつあります。それでも例年より全員決定まで時間がかかっており今月末に最終決定しそう。女子は将来の仕事や高卒後の進路について考えている子が多く、アドバイスしやすいです。大学進学希望がほぼ全員なので国公立大学・関関同立に行くための近道となるような高校選びをして欲しいと思い、様々な提案をしています。ワンセには高校生部門がないので高校選びはとても慎重です。

 そんな中3は緑MRが出来ることを増やし続けています。全体的に上がっている感じです。緑SSも同様ですが、ミスの少なさが良いですね。緑IAは部活がようやく落ち着き勉強に集中できる状態。結果、一時期差をつけられていた数学が悪くない状態。ただ、今年度の中3は計算ミスが非常に多く、解ける問題で失点が多すぎるのが気がかりです。数学では緑YYも正常進化中。国語では緑YRが安定し始めています。それでも国語は問題の相性によって随分点数のバラツキが出るので他教科でも高め安定してほしいところ。社会は変わらずSS。地理では横堤YYも雑学に長けています。

 中1、中2は数学をレギュラーで受け持つようになりました。2学期中間テストにおけるミスの多さは過去ワーストレベル。宿題はやっているものの見直しや公式の確認・定着が怪しいところ。両学年とも、これから応用問題になり入試に出題される単元なのでしっかりと鍛えていこうと思います。

 ところで、昨年まで仕事におけるストレスの大半は「全員にきちんと宿題をさせられないこと」でした。今年は望むレベルがアップしていて「前回の授業で教えた基本的な公式ぐらいは定着させられるような復習を家でしてくること」「課題(小テスト)に向けて全員満点取れる勉強をしてくること」です。それができないと嘆いてはいるものの、その愚痴を同業の友人に漏らしたことろ「贅沢な悩み」と一蹴されました。それができたらみんなみんな400点以上取れると言われたところで現実を考えました。2学期中間テストで300点未満は一人。400点未満の子は少ないです。平均点は400点を超えるのが当たり前になってから、学校平均点以下はほとんど見かけません。まぁこれだけの良質の勉強を時間かけてしているのですから、当然かもしれません。

 それでも気になるのは1%の300点未満。どうすれば次回のテストで大幅に上げられるのか。もちろん、全員の自己ベスト更新が何よりの目標でもあります。ずーっとそんなことばかり考えて19年経ちました。10年ほど前は全生徒平均で140点upという時もありましたが、素点が上がり続けても私の欲求は変わっていなかったようです。入塾テストで選抜せずに子どもたちの頑張りでここまでこれたのだと実感したのと同時に、満足せず上を目指そうと気合を入れ直しています。