2021年6月14日月曜日

テスト対策の出来事

  中1は横堤WA、緑NYOY、菫KNが前向きに引っ張ってくれようとしています。また、面倒見が良いので授業後に他の子を助けている場面もよく見かけます。ただ、自習中の集中力の持続が厳しくなったときが課題ですね。隣を見て話し掛けたくなることもあるようです。当然、認めません。前回は緑・今津中のみが中間テストありで、他中はありませんでした。よって、鯰江・横堤・菫中の子たちにとっては初のテストです。

 テスト対策期間でしていることは学校の提出物・塾の課題。まだまだ自覚の乏しい1年生はこれらをして勉強した気分になっています。日・月と連続で注意されましたが、宿題・課題・提出物は勉強ではありません。解いた後、間違い直しをしたり覚え込みをするのが勉強です。「学びて時にこれを習ふ(孔子)」教えてもらったことを適宜復習して自分のものとする、という意味です。彼らに欠けているのは正にこの姿勢。一気に問題だけ解き丸付けや間違い直しを一切せず「終わりました」と平気で言う子。提出日を守れない子。

 本当にこれが仕事だったら社内のお荷物と思われる行為です。書類の締め切りを守れない、書式は適当、説明を聞かず、同じミスを何回もする。そんな将来が目に浮かびます。そうならないために課題をきちんと出来る訓練をしてもらわないといけません。適当・自己流が認められるのは仕事(基本)が出来てこそです。

 何よりワンセで長時間机に向かっているため、勉強している気持ちになっていることが怖い。塾でしているのは本来自宅でしなければいけないことだけでプラスアルファになる重要な勉強は出来ていません。ワンセでこれを「勉強」と認めていないのは自分で考えた課題ではないからです。400点は取れても450点を超えられない時間の遣い方になります。気持ちはあるので、「正しい勉強方法」についてしっかり伝えていこうと思いました。