2022年5月22日日曜日

最近の出来事

 6月3日の高校進学説明会を控えて、少しバタバタして来ました。例年、正月休みを取ってから春分の日ぐらいまで止まらずに動き続け、4月からGWまで休める日はしっかり休んでいます。GW明けからテスト対策が始まり、進学説明会準備と高校訪問が始まります。充電期間を経てエネルギッシュに動く時期になりました。そんな中、中学生の近況です。

中3は緑中学で実力テストが返却されました。こちらが思っていたよりも全体的に点数が良かったです。コロナ禍でも勉強を止めずに継続してきた成果でしょう。ただ、若干名気になる子がいました。受験生らしい雰囲気にはまだなっていませんが、例年よりも早く自習室の有効活用者が増えています。筆頭が緑IM。入塾以来、常に早めに来て復習に余念がありません。分からないところは直ぐに聞きに来る姿勢も素晴らしい。元来、勉強への姿勢が良かった緑IRが引っ張られ、緑SSや緑MRにも良い影響を与えています。IMMRは成長著しく、出来ることが増えています。SSは数学・社会が伸び続けており、最終的にどこまで伸びるのか楽しみです。IRは地道な努力を継続できるのが強み。ワンセで集中力や精神力もかなり培われおり、最も成長している一人です。そんな彼らの背中を見て切磋琢磨している教室の雰囲気が好きです。勉強するにはとても良い環境です。空間を与えられているだけはなく、周りが全員集中して勉強していることに大きな意義があると思っています。

中2は楽しそうに勉強しています。国語社会担当しては詰めの甘さを嘆いていますが、全体的には可もなく、不可もなく、ある意味中2らしい雰囲気です。誰かが引っ張ってくれている感じではありませんが、「勉強は好きではないけど、みんな頑張っているし頑張ろう」という感じ。点数はさておき、鯰江KYの勉強の質の向上が目立ちます。社会が最も出来・不出来の差が激しく、再テストの結果では緑IHと緑OYに悪くない勉強の形跡がうかがえました。ただ、国語担当として文章力や表現力が他の力と比べると一段劣るのが気がかりです。練習の段階から「正しい文」を作れません。「は・が・を・に」の用い方や守護・述語が合っていないのに気づかない子が多いです。何となく問題を解いて、間違えていても確認できていないことと、解説中に耳にタコができるぐらい言っている「自分の答えと模範解答の異なる、他の人の解答とどうずれているのか考える」習慣が定着できていないことに起因するのでしょう。私の力不足です。

中1は一から百までやることを決めてやらせる姿勢を改めています。復習の仕方や勉強の仕方を伝え「自分にとっての引き出し」を増やしてブラッシュアップできるようにしました。量より質を目指していますが、復習具合や真面目に問題に取り組んでいる様子は中2よりも良いです。ただ、初の自習室の利用の仕方で注意される子が出るのは恒例行事。そんな中でも緑SKがいち早く良い姿勢を見せています。先輩のように「良い姿勢」で周りの模範になっていっている雰囲気を頼もしく、微笑ましく見ています。ワンセでは珍しい仲良しの友だちがいるクラスで、傷のなめ合いを案じていました。中学生になった頃はそんな雰囲気もありましたが、テスト前になってようやくワンセらしい「友だちだけど勉強はライバル」という空気になっています。