2022年7月27日水曜日

最近の出来事

 暑い熱い夏期講習会の真っ最中です。夕立(?)はあるものの暑さにやられそうです。そんな中、ワンセの講習会も真っ盛り。

まずは小学生。5年生は小数点の移動があやふやになる時期です。小数同士の割り算を習うと小数点のルールがぐちゃぐちゃになっている子が非常に多いです。計算特訓をすると、それが顕著にわかります。掛け算・割り算が混じり、四捨五入・あまりのどちらでもとめるのかを考え、使いこなせないと間違います。1回目は正答率が半分を切る子もいましたが、後半では10問中1問間違えるかどうかまで正答率が上がりました。5年のこの時期に頭でしっかり理解できていないと6年生以降で大きくつまずくきっかけになります。厄介なのは学校は単元ごとのテストなので、その時々では悪い点数にならず、高学年になってから「小学生のときはできていたのに」となるパターンです。

6年生も同様に計算特訓中です。7/27(水)からTTの要望により(?)計算のレベルをあげることにしました。中学受験レベルで難問ですが、TTは初日から全問正解がありました。このレベルのノーミスはかなり立派です。全3回中TTUMがノーミスがありMOはしり上がりにミスが減りました。短期ですが、講習会の手応えを5年生同様感じています。

中1は方程式の文章題をしました。数学では( )の使い方についてよく話します。小学生の頃は( )の中を先に計算することしか習いません。使いこなすことによって、解法の解説や証明では非常に有効的です。逆に数学が理解できていない子ほど( )のことを意識しません。「答えは同じだからあってもなくてもいい」と思っているのでしょう。どうしてその式を導いたのかを相手に伝えるときにシンプルで便利なものです。ちなみに緑ISは常に意識しているようで今後の伸びが楽しみです。あとは上手に説明できれば完璧ですね。「なぜ」を大切にしてきた子には当たり前でも逆の子には難しい話です。使いこなせたときに役立つのは高校生や大学生になってからですが。

中2特進数学を夏から開講し関数の応用問題をしています。緑IHOYは順調に出来ることを増やしてきたようなので、これからは応用・発展へとつなげていってください。緑TSは姿勢も集中力も努力も申し分ないので、あとは結果を出すだけです。社会では良く話を聞けています。小テストの結果も悪くありません。上を目指すと物足りないですが「最低限度」のレベルは高いところでクリアできています。

中3は勉強している組とそうでない組の差が日増しについています。復習と間違い直しの重要性を説いても全員には伝わっていません。今までは間違い直しの確認(演習ノートのチェック)はしないと言っていましたが、大人気の関大北陽やとんでもないレベルの公立を志望校している人が多いので、管理することにしました。数学は出来てきたので、明日からは社会の演習ノートの提出も義務化しようと検討中です。菫MNを数学で褒めようとした日に国語でとんでもない点数をとったので±0でしょうか。緑OYが高めで安定した結果を出しており、ここにきての成長を感じます。ちなみに数学の演習ノートは意外なことに(?)緑KHがダントツで良い勉強結果を残しています。