2014年9月10日水曜日

9/10今日の出来事

今日は清風中学校高校の説明会でした。大阪府の名門男子校として未だ共学化せずに頑張っている学校で中高6年一貫コースに力を入れています。最近は昼食が出る説明会は減少傾向にあるのですが、数少ない実施校です。ただ雑務をこなすためにそちらは辞退し諸口浜校へ出社。

夕方、小6国語は漢字テストから。今月より入塾したM・Hは漢字が得意そうで、いきなりテストをした先週も悪くない結果でした。M・Hと共にノーミスで無事合格(満点のみ合格)。次回は全員合格してほしいですね。長文読解を中心にしていますが、まだ答え方が怪しく「~な思い」「~気持ち」で文末を〆なくてはいけないのに違う言葉で書いてしまったりしており、秋に受験予定のプレテストまでには徹底したいです。算数は拡大図と縮図。前回に続いての解説でしたが、小学生はまだまだ風習に対する意識が低く、その場その場の問題が解ける・解けない・わかる・わからないで完結している部分があります。高いレベルの要求ですが、自分のできるかどうか怪しい問題を復習する習慣をつけたいと感じました。

夜は中2国語。このクラスはムードメーカーとなる人物が全員男子です。ところで、私は今夏に一番成長したのがこのクラスだと思っています。諸口では全学年に共通してお願いしていたのが足立の復帰後に過度のストレスをかけないでほしいということです。私が一番授業でストレスを感じるのは宿題忘れ・課題忘れで、次いでテスト勉強の不足です。逆にみんなが宿題・課題をしっかりやってきているととても嬉しい気持ちになります。茨田M・Yは夏期塾リンピック及び漢字テストで全15回分をノーミスという前代未聞の結果を出してくれました。また、茨田G・Aや茨田北Y・Mも書き前に比べると正答率が上がり家庭学習の形跡を感じさせてくれました。足立にも休養中の報告として真っ先にほめてあげてください、とお願いしたのがこの学年です。授業では向田邦子の「字のないハガキ」をしました。茨田M・Sは筆まめでないことを必死にアピールしていましたが、不思議なことに一般的に女子は筆まめなことが多いのですが、茨田G・A以外は全員筆不精だと発覚しました。これから小論文をしっかりと書ける子たちになってもらおうと思います。(筆まめ=手紙などの文章をよく書く人、筆不精=手紙などの文章を書かない人)。茨田I・Mはアイデンティティを確立したいのか発言が積極的ですが、大きく外すことがあるのは玉に瑕ですね笑

中1国語は「星の降るころに」をしました。教科書忘れ組が取りに帰ったこともあり教科書に沿ってしたのですが、授業の最後に「あたかも」を使った短文を作ったのですが「私もあたかも像のようにリンゴを食べる」と発言した子(敢えて匿名にします笑)がいたり「龍神先生はあたかも天使のようなお方だ」と言った茨田北T・Sは◎にしました(日本語的には微妙ですが)。茨田Y・SとS・Mは授業が終わっても短文作りに勤しみ「めちゃおもろい!」と絶叫しながら帰っていきました。まら茨田N・Tは駐輪場でも大量のミノムシを見つけて一句詠んでいました。面白い子たちです。


9/9今日の出来事

今日は大阪産業大学附属高校のお話を聞きました。自主性を尊重し、過度な手助けはしない方針だと聞き、流行りのコーチング理論の長所だけ見られているのかなと感じました。

ところでお盆前にバイクのPCX150を買ったのですが、燃費の良さにびっくりしています。燃料系に表示されているのは49.2km/Lです。大阪市内を走りストップ&ゴーを繰り返しているのを考えれば驚異的な燃費ですね。安くない車両本体でしたが、2年で元を取れそうな勢いです。

事務所で経理事務や振り込みをして夕方小5の授業。国語はグラフの読み取りをしています。最近の子たちは「お子さま主義」に慣れて他人(大人)に気を遣う機会が減っているように思います。塾で「いらっしゃいませ」と声をかけたり、小さい子どもにも大人に接するのと同じように敬語を用いている弊害ではないでしょうか。「相手にとってわかりやすく」「相手の立場になって」といったことを望まれる問題になった途端、上手に説明できない子が急増しています。一人っ子や末っ子にその傾向が強いです。そう嘆くのは簡単ですが、私は教育現場に携わる立場として決して諦めません。小中学生を中心に読解や表現力の向上に努めます。

夜は中3の授業。先日説いた四天王寺国語はトップが緑F・Nで2位以下はだんご状態。先週末に諸口で解説したのと同じ問題でしたが、鯰江S・Fがなかなか良い感性をしていました。入試から逆算し課題を少しずつこなして万全の状態で受験できるよう人事を尽くします。その後、近高数学を解説しましたが、トップは国語同様緑F・Nでした。先週諸口にて特進数学で比の中心にしましたが、それを活かした問題を解説しました。緑N・Tが悪くない手応えになっていたので、今後が楽しみです。後半は明日の緑実力・日曜日の五ツ木を意識した解説でしたが、全然時間が足りません…明日が実力ということもあり解説を全員に配って終わりました。

受験生に伝えたのですが、合格・今後の自分のために得意教科を伸ばすのは極めて肝要です。私立大学入試は2教科3教科で受験でき、得意教科で稼げることが合格への最短ルート。英語はどの大学でも必須ですが、1教科得教科があれば関関同立ですら合格できます。苦手強化を克服するのは公立トップ校か私立難関高校を受験する場合のみ。英語さえ外さなければ好きな教科を更に極めることを強く勧めます。

2014年9月8日月曜日

9/8今日の出来事

朝からあべの翔学の説明会があり、阿倍野近辺の変わり様にびっくりです。それでもハルカスは想定よりも売り上げが低く三越伊勢丹化するのを警戒しているらしいです。

授業は小学生から。小3T・Tは国語で字を書くときに句点が抜けたり、四角のマスをはみ出すのが気になって注意していますが、直ったと思って油断していると少し雑になりがちなので気をつけています。算数では宿題のあまりのある割り算の文章題の解説後、大きな数の導入をしました。算数は得意なのですが、この時期の小学生は単元によって式をたてる傾向が傾向があります。「足し算」という単元をすれば文を読まずに足し算し、「引き算」の単元であれば文を読まずに大きいほうの数から小さいほうの数を引いたりするなどです。国語でも同様に文章を読むのではなく、設問の答えになりそうな部分を探すのは悪癖なので、早期に改善しようと思います。


小4は漢字のテストから。T・Nは授業前にやって来て応用漢字と教科書漢字、共に満点でした。A・Sも無事満点で、S・Kが残念ながら1個間違い。次回の漢字テストでは全員満点となってほしいものです。長文読解はなかなか全部丸になることはありませんが、小学生国語では考えることと「答え方」に重点をおいていますので正答数より間違いの内容に注目しています。答えの文末が~こと、~からなど指示通りか、抜き出しなさい、一文で、の指示は守れているのかですが、新入生の9割以上は全くできません。学校現場では中学生になったらそれが普通なのに小学生では中途半端に採点基準が緩いのは合点がいきません。

算数は小数の概念についてしました。T・Nは順調でしたがA・Sは宿題の内容に少々てこずっており、解説を聞けばわかっていたようですが、手応えは若干微妙でした。S・Kは授業後に10分弱ほど残って補習。わかっていないところは理解できたようでしたが、来週休みなので覚えているかどうか一抹の不安が残ります笑

中1は前回実施したテストの解説。平均点は約80点でトップも緑H・Hの86点。物足りない結果でしたが、緑N・Rは自信がありそうなので明後日の課題テストが楽しみですね。反面、男子が全体的に忘れていることが目立ち本番が少々心配です。

中2は新入生鯰江H・Rが英語の補習を頑張っており450点宣言を具現化してくれるのが楽しみです。緑F・Hは入塾後大幅に上がったのですが、前回の期末で少し油断したのでこの課題テストでのリベンジに期待しています。授業では証明の続きをしましたが、今年の中2はそこそこ数学のできる子が集まっているのでかなり証明に力をいれています。数学的発想を養う機会をもっと増やすつもりです。緑A・Aが数学で高得点宣言してくれたのでその日を一日千秋の思いで待っていますね。約束通りしっかり書きましたよ笑

9/7今日の出来事

昨日、ブログをアップし事務所を閉めてから大学の同級生が就職祝いを兼ねて東尋坊までドライブに行き帰ってきたらすっかり朝でした。夜中の東尋坊は心霊スポットらしく、「らしい」雰囲気がありました。それにしても高速を降りてから下道で30分も走ったのにコンビニが一つもないことに驚きを隠せませんでした。

その後、中休みを挟んで夜は花火。6時半に今福駐輪場前に集合でしたが先日草抜きをしたので、みんなにそれを塾のゴミ置き場まではこんでもらいました。ご協力ありがとうございます。10分後、みんなを連れて公園に移動。ここは4年前にTVCMを撮影した場所でもあります。TVCMをしたのは夢の一つだったからですが、また機会があればしたいと思っています。絶対条件は卒業生・在塾生の希望者全員出演です。絵コンテを考えるのはなかなか大変ですが、楽しかったです。

さて7時45分から始まった花火手持ち花火は700本以上、噴出系は10本以上、音に配慮して打ち上げは3発のみでしたが、8時まで盛り上がりました。今年は鳴海・生田・佐藤が助けてくれたので個人的には非常に楽でした。また、過年は打ち上げが多く、点火→ダッシュして離れるを繰り返し、筋肉痛になっていたのですが、今年は無事に終わりました。思っていた以上に参加者も多く、100名弱きていたようです。諸口の子たちも自転車で遠路はるばる来ていたので、楽しめたようで良かったです。

2014年9月6日土曜日

今日の出来事

旧ホームページの一番人気だった今日の出来事を復活させます。今日の出来事は

昨日、予約した花火を買いに松屋町に行き諸口へ出社。対象は難関高校を希望している子たち。夏休みには緑M・M、緑F・N、茨田W・R、茨田T・Yが毎日のように数学特訓を受けていました。元々塾内ではトップではなかったのですが、みんなトップクラスになるまでに成長し嬉しく思っています。志望校が現在の偏差値では足りない

ので始めた補習でしたが、実のあるものになったようです。次は中間テスト対策終了後に小論文対策と文理学科対策数学の補習が決まっています。志望校に全員合格するためのラストスパートですね。

6時からかっしーの補習で中1茨田T・Aと茨田北N・Mが数学を頑張っていました。その後、中3特進数学補習。線分比の応用で開明高校の定番問題です。今日、初めてこのような問題に触れる緑N・Tや茨田O・Hは頭を捻っていましたが、これがすらすらわかるようなら文理学科に塾なしでいけてしまうレベルです笑 入試からの逆算ですから、本番でできるようになるために今やっているのです。日進月歩で構いませんよ。

正規の授業では先日解いた四天王寺国語H13の解説。トップは茨田T・Yで、今福鶴見との総合トップは緑K・Jでした。小中学生にはテクニックで解いてほしくないので読解に重点を置いていますが、茨田北A・Rは語彙力不足を除けば良い感受性を発揮していました。

その後の近高数学では茨田北N・Nが安定のトップ。ここに誰が割り込んでくるのか楽しみです。特進の授業の流れを受けて「比」の単元を中心にしましたが、全体の半分がついてこれないと思いきや、諦めても良いといったにも関わらずよく喰らいついて話を聞いていました。例年よりも早く受験生の雰囲気が漂い良い雰囲気となっています。

さて、外は雨ですが明日の花火をするまでにやんでくれることを祈っています…今福駐輪場6時半前集合、またはジャンボ公園6時45分集合です。雨天延期ですが、ツイッターにて最新情報をタイムリーにアップします。








2014年9月5日金曜日

情2

今日は花火を買いに松屋町のお店へ行きました。年1回買いに行くのですが、今日は初老のオーナーさんと雑談。いつも若いお兄さんから買っているので、あまりやり取りはありませんでした。それでも「塾の先生でしたか」とお声掛けいただき、その記憶力にびっくり。神大の理系に通うお子さまの話や合格祈願に行った四方山話を教えていただきました。待ち時間に飴ちゃんもいただきました笑

こんなやり取りって和みますね。独立したとき、地元経済に貢献したくて少々割高でも顔が見える人とのやり取りをしようと思っていました。個人商店は大手と違いシステマチックになっていないので、触れ合う機会が多いです。お店が忙しい場合は多少の行き違いもあります。それでも、その人の人柄でおつきあいをしているケースが多かったです。

ただ、金額が大きい商店さんほどルーズなことが多く、クレームを出すのも嫌なので「今回は何か事情があったのだろう」と言い聞かせていました。結果、我慢をする機会が増えて、安さを優先しネットショップとのおつきあいしているのが現状です。それでも、文具や名刺、看板、花火などは馴染のお店とのおつきあいが継続しています。また、新規で何か購入や導入する場合でもお店ではなく「ヒトから買う」のだと思っており、見積もりを数件とっても一番安いところよりも2番目に安くて人柄の良さそうな方とのご縁を大切にしています。

翻って塾。子育てに模範解答は存在しないのと同様に、同じことをしてもメンタルや状況によって効果的かどうかわかりません。その中で、私が考える最善策を講じているのですが、それがベストだったかどうかわかりません。ただ、子どもたちひとりひとりを思って言葉はかけているつもりです。性格や状況によって変えています。大手塾にありがちな杓子定規的なことはしません。

全員に同じことを望むのは「平等の不平等」だと思っているからです。例えばワンセタイムという復習テストがあったとして、私は家庭学習をどれぐらい時間をかけてきたのかを重要視しています。間違えた数でその子がどれぐらい時間をかけたのかわかります。学年トップクラスの子が2問間違えれば手抜きだと思い、2回続けば注意します。新入生が課題の多い中、3問間違いで納まれば褒めます。

大手塾では贔屓だと非難されます。時間の概念も同様で授業を1分早く終われば「お金を頂いてるのにとんでもない!」と激怒されました。ウチでは「いつもいつも補習や延長が多い中、たまに3分程度早く終わるのはいいんじゃない」と思っています。親心でもそうだと思うからです。いつも再テスト、やり直しなどで残される中、早く終われば「今日はがんばったんだな」となるでしょう。

真心や誠実さが流行る時代ではないかもしれませんが、サービス業ではなく本当に親御様と一体となって子どもたちを育てられたらと思います。

2014年8月22日金曜日

独立当初、恩師に「きれいごとで世の中渡りたい」と言ったとき「そんなことは安定した収入を得られるようになってから言え」とアドバイスいただきました。その通りだと思います。でも私は未だに当初の考えを変えていません。恩師の言葉のほうが正しいのはわかっていますが、それでも14年やっていけているのは「きれいごとでやっていけている」と思っています。

巷ではブラック企業という言葉が流行っています。その定義に当てはめれば私が新入社員当初に所属していた大手進学塾はブラック中のブラックです。「残業手当は20時間まで。超過分は支給しない」と書かれてあり、300時間の時間外も20時間分しかありません。また、初任給20万円と書かれてある就業規定でしたが月手取りは13万円で年間200万円(税込)あるかどうかの金額でした。非常勤でいればその倍以上の金額を3分の1の労働時間で手に入れられました。

現在でも私はその会社(塾)をブラックだと思っていません。新人の社会人など、誰もが上司の助けなしでは何もできません。社会の常識をお金を頂いてご教示いただいたと思っています。そのうえお金をもらえるとはありがたく、当時の研修官には恩義しかありません。

翻ってOneSelf。大鹿氏、中塚氏はウチを経て公務員になりました。副業規定のためバイトすることはできません。それでも両氏は「元教え子のために(無償でも)教えたい」「事務仕事で(私が)追われているならいつでも(無償で)助けたい」と思ってくれたり、言ってくれたりします。学生である鳴海や生田は何も言わなくてもお金にならなくても就業後にゴミ出しをしてくれます。それに対して私は感謝の念と、気遣いができることを微笑ましく思っています(鳴海・生田は卒業生でもあります)。彼女たちがしてくれている心遣いは家族に対して無償でする家事やゴミ出しと同じでしょう。少しの気遣い・労力で喜んでくれたり感謝されるからしてくれているのだと思います。

働くのはお金のためかもしれませんが、少なくとも私にとってはウチにいる全員欠かすことのできない逸材です。昨年度の大学忘年会で「経営者として一番大切なものは何か」と聞かれ即答で「従業員の安定した生活」と返答しました。自分の生活よりも大切なものだと思っています。そんな私をみんなが自分のできる範囲で助けてくれて(いると思って)います。

世間一般の会社のように大きくなれなくてもいいから、自分の周り(働く仲間・子どもたち)の人たちとはずっとそんな関係でいたいです。