2016年1月18日月曜日

1/18 今日の出来事〜追記〜

帰宅後、同業者のコメントで「12月になり受験生の顔つきが変わるのが楽しみ」という主旨のものを拝見しました。そこまで大上段で見られる余裕を心底羨ましく思います。今の時期、過去問の結果に子どもたちは一喜一憂します。それを見て私は、一喜一憂するなとハッパをかけます。でも、みんなの解答用紙を穴が開くほど熟読し、夜中に悶え、誰よりも一喜一憂しているのは私です。全員の実力と志望校を把握している自信があります。だから、数学が伸びません、英語が‥という言葉の真実は私が一番知っています。でも、みんなを叱咤激励し実力をつけさせる立場。弱音など御法度です。毎日のように実施しているテスト返却のとき、ショックな顔を見て本当に胸が痛い。でも、そんな気持ちのモヤモヤも含めて全てを引き受けるのが私の本分。みんなの前では弱い部分など見せません。だからこそ、客観的に見れる人が羨ましいです。

朝から出社し、確実にみんなが通塾しない時間帯に溜まりに溜まった雑務を片づけましたが、まだまだ追いつきません。ところで、昨日は阪神淡路大震災から21年が経った日でした。今年成人式の人は既に知らない出来事になってしまったのですね。あの日の出来事は忘れようもないほどに鮮明に覚えています。また機会があれば書こうと思います。

夕方、小学生の国語から。2年生は冬休みや祝日の都合で久しぶりに見たのですが、長文読解の答え方や字が雑になっていたのが気がかりです。少し注意しました。3年生はまとめの漢字をしたのですが、かなり危機を覚える結果となりました。長文も大切ですが、最低限度の漢字をしっかり書けるようにしないといけません。算数以上に国語について課題を残しました。4年生の算数は祝日や冬休みで復習モードだったので、学校に追いつかれかけています。ということで小数の割り算を少し駆け足でやりました。小数点の位置がポイントでしたが、みんな理解できていて安心しました。YMは入塾当初人見知りが激しかったですが、最近は慣れてきて笑顔が増えました。同様にOMも馴染んできましたね。AYは新入生が来てからとても積極的になり、TTは塾で課題をしている分、余裕がうまれて良い状態で授業を受けられています。ただ、今日みんなには説明しましたが、来年度週2回の授業を組めそうにない現状があります。3月の新年度から週1で3コマ、4:45~7:00にする可能性が高く、教科は算数国語英語です。

移動後、諸口で中2国語。長文の記述対策が続いていますが、みんな少しずつ良い解答になっています。茨田北FYの答え方は良かったです。最近、良くも悪くも大人しい中2で元気溢れる姿は影を潜めています。真面目に勉強しているので悪くないのに少し物足りなく感じます笑

中1数学はモードとメジアンの話。中学生のこの単元は中学校の先生も習っていない可能性のある範囲なので結構でたらめです。若干時間にゆとりがあるので、そんな話を交えながら実はとても深いレベルで話をしましたが、みんなついてきていました。茨田北NMは少し慣れてきたのか、良い手応えです。中2同様、落ち着いてきたように思います。

週末の出来事

受験まで残り25日となりました。土曜日は諸口の公立受験組が朝から夜まで今福で缶詰状態で頑張っていました。朝は英語、昼からは私とまず公立社会から。トップは緑MRで1問間違い。鯰江NY、緑NMが続きました。社会は全体的に良い感じになってきました。来週は文化特集をしようと思います。ちなみにRの結果が出るまでは緑AA、KHが3番手でした。次の公立国語では緑NMがトップ、緑YK、鯰江SAが続きました。社会以上に国語での結果が上がってきていますね。公立数学ではYKがトップ、NMMRが続きました。ちなみに足立は歴代最高記録を過去問で塗り替えたらお菓子をプレゼントするという暴挙(?)に等しい約束をしたらしい。今年の子たちの特徴として中学校の学年トップにはなれないながら、個々の性格の良さと継続した努力ができることがです。歴代、各教科を得意としてきた子たちを超えられないという読みがあったと思います。でも私は確信しています。ほぼ毎回歴代レコード記録を更新することを。うさぎに勝てる亀たちです。果たして初回にして大和田SHが2つゲットしたの筆頭に緑YK、FHブッチー、MR茨田北SRがお菓子ゲット。私はそんな約束をしなくて良かったとしみじみ実感しました笑 夜の大和田社会では中学校で対策をしたSHが参考記録96点。それでも覚えこみをやった成果です。トップは緑SKMR、TMが続きました。

週末に雑務をこなす気満々で確定申や新年度準備、新規募集対策をするつもりがほぼ手つか
ず…みんなの勉強につきあっていると全く何もできませんでした…やばい!!でも眼前に受験生がいて気になる教科があると、他のことはすべて放置。いけない経営者です。そしていくつかの事案を完全スルー。でも、彼らを優先せずに雑務をこなし、万一のことがあったら間違いなく後悔します。私の座右の銘は「反省しても後悔しない」です。若かりし頃、自分の判断の間違いで最も見たかった子どもたちを指導することができなくなってしまいました。何があっても自分の生徒たちを見れなくなることを想定していなかったのに、見れなくなってしまう絶望。しばらく生きる目的すら失いましたが、ある日、突然うつ状態から脱出できた黒歴史をSMAPに投影してしまいました。以後、前述の座右の銘に繋がります。

週末、想定外の体調不良です。みんなの吉報を聞くまで、みんなに迷惑をかけないよう健康管理に努めます。皆様もご自愛ください。

2016年1月16日土曜日

1/14.15の出来事

ここ数日大きなニュースが世間を騒がせており、そのいくつかに胸を締め付けられます。あ、もちろんSMAPは無関係です。そんな中、受験までカウントダウンが始まり独特の雰囲気に教室は包まれています。このストレスがご家庭でどのような反応になるのか…ただ、私も開講以来最も補習に時間を割いています。その中にはスペシャルカリキュラムで時間を随分持っていかれ通常業務(雑務とも言います)に影響が出始めています。自分でしかできない雑務が多すぎるので来年度には事務のスペシャリストを養成しようか検討中です。来年度は中学校受験として開明中学コースを開講します。週3回程度のレギュラー時間割ですが、1年で合格してもらうには中3並の勉強時間は必要ですね。

さて、木曜日の小学生は6年生。聞けば、足立の英語単語テストに随分ペナルティ地獄に陥っているらしい。ペナとは「罰」です。覚えこみをしてこなかったことに対して多くの単語数を書き、体で大変さを実感し、以後テスト前に勉強する習慣をつけるためのものです。ペナは家庭学習のための「手段」であり免罪符のための「目的」になってはいけません。土曜日に二時間ほど頑張って書いてもらったら、そこで再テスト合格に向けての勉強をしてもらい残りのペナを免除する予定です。ち中学生では数年に一人、このペナをまったくやらずに心が折れてしまう残念なケースがあります。今の中3以前は「中1の壁」があり、4月までの2か月で辞めてしまう子がいました。ここ数年、それを予告することによって全員乗り越えています。SAARには学年でもトップクラスの期待をしていますし、それに向けての努力をしています。もちろん全員で学年上位を独占したいという思いは強いです。そのための準備期間ですね。

金曜日の小5は授業前に宿題のわからなかったところをISTNが聞きに来ました。中学生でも難しい内容でしたのでごく普通です。ただ、しっかり授業前に聞きに来る姿勢が良いですね。授業では算数で新単元の割合を導入しました。少し難しい単元ですが百分率と歩合の違いの基本を紹介したので、ここまでは全員完全理解をしてもらいたいところです。

中1国語は長文の記述対策をしています。これから大阪府のテストでは間違いなく記述が中心になります。今のようなワークでは全く答えを書けない子が続出しますが、問題のレベルをあげることにより大阪府の子どもたちの学力が上がると気づいたのでしょう。対応できる先生はごく一部ですが、私は大賛成です。新年度からは記述中心の難問の問題集を採択しようと思います。数学では立体の表面積と体積を導入。回転体を想像するのを全員理解するのは脳の成長段階で無理だと思っています。一問一問確認しながらやっていましたが横堤YYと菫MHが良い発想をしていました。鯰江SRも悪くなかったです。全くついてこれない子がいなかったことに少々安心しました。塾で解く問題のレベルを一段と上げようと思います。ただ、中学校ではついてこれない子が続出する展開になるのでしょうね…

中2国語も記述対策。やっと要約することを覚え始めています。次のステップとしては本文に書かれていないことを読み取って書けることです。そして大阪府独特で大好きな「自分の考え」を書くことですね。明確なステップができたのでみんなを少しずつ鍛えていこうと思います。解説中心の国語を来年度は展開する予定です。語彙量の多い緑NRは有利ですね。今日も2度ほど用法を誤った単語を使っていましたが、それを糧に使いこなせるようになるのです。その後、特進数学では確率の応用問題をしました。理論値や発想力を問う問題を増やしています。思考力を養うのが大きな目的です。良い刺激を与え続けようと思います。横堤MMは先週順調だったのに授業の序盤で少しテンパって後半に理解していました。マイケルは少数精鋭の特進では集中力を発揮し良い表情で授業を受けています。緑HA・Hは相変わらず悪くない手応え。緑NRは覚醒期に突入したようで完全に
スイッチオン状態。今なら何をしても急成長するでしょう。

いつも中3が多いので今回は軽く結果だけ。近高数学では緑YK、学園KH、鯰江HRが80点で同点トップ。続いて緑MR、ブッチー、NM大和田SHが続きました。ミスが少ない子が上位にきましたね。




2016年1月15日金曜日

最大公約数

某進学塾在籍時の教えです。「大多数のニーズに答え、少人数意見は切り捨てる」という意味です。端的に言うと、落ちこぼれは切り捨てろ、ですね。私の方針は真逆なので、当時雇われの身であり違和感を覚えつつ自己責任の範疇で補講をやっていました。若かった私は次の人がやりにくくなることを全く考慮しませんでした。つまり、過剰な補講に慣れた生徒・保護者にしてみれば後任者が平均以上の面倒見でも満足せず「面倒見が悪くなった」と不満を感じるわけですね。少し大人になりました笑
 
そしてOneSelfを立ち上げて15年が過ぎようとしていますが、理想は高くなり、それに近づいては更に上を見て…ループ中です。ウチでお預かりしている8割以上の子どもは普通に伸びます。残りの2割は伸び悩み、それが非常に気になるわけです。そんなとき、まずは分析を始めます。消去法ですが「先天的な(ADHD、LD、ASなど)ものがないかどうか、最近の精神・健康状態はどうか、それらを細分化して対処を考えます。
 
ところで、ワンセは少しマイルドになりました。20年前のような精神論は通用しない時代になっていますから。桜宮高校の体罰による自殺問題も拍車をかけました。果たして全生徒平均や合格実績は上昇しています。唯一下がっているデータが「途中入塾生の成績上昇率」です。最高値は144点でしたが、ここ数年は120点前後です。ただ、この数値でも他塾の追随は全く許さない状況だと確信しています。暗記に対する追い込み力が弱くなっているのでしょう。(弱くなってこれか、と思われるかたのほうが多いと思います)ここでも大幅に成績が上昇していない子や、その親御様に申し訳ない気持ちになります。
 
「アットホームで温かさの中に厳しさがある塾」は変わりません。でも、やはり100人お預かりすれば100通りのアプローチの仕方があります。だって「子育て」ですから。前述の「分析」の結果にどれだけ自分が首を突っ込んでいいの迷うことが時折あります。「愛情」を全面的に押していますがもちろん血のつながりはありません。「親でないのに…」どこまで私に任せていただけるのかで対処法は変わってきます。指導の基本は「わが子に躾・教育するのと同じ感覚」で接することです。
 
ただ、子どもたちの特性の中でLDやアスペルガー、病院に行くと診断はされないけれど何らかの異変を感じたり、病名のつかない何らかの一時的なアクシデントに見舞われているケースがあります。また、成長期になり今までと同じ接し方では問題がある場合もあります。そして、それを周囲の大人が気づかない場合、子どもたちは真っ暗な道を光のない状態で放り出されているような心境で苦しいのに気づいてもらえないのです。
 
こんなとき、親御様に伝えるのかどうか悩みます。そして、告知した責任をもてないという理由で大半はお伝えしません。でも、私は手探りでその子にあったオリジナルの処方箋を探します。塾ですから勉強を見ればいい。でも教育者として気づいたことがあれば対処したい。マイルドになり力業で勉強させる機会は減り、即効性は弱くなりました。ただ、一人ひとりにかける思いは今までもこれからも変わりません。
 

2016年1月14日木曜日

1/12.13 今日の出来事

 火曜日は諸口の日です。昼間に業者の方と来年度の教材の打ち合わせ。来年は開明中学受験コースを作るので、教材選びをしっかりしようと思います。

 夕方、中3の授業は上宮国語から。トップは茨田北SRで茨田GAが続きました。社会では茨田GAがトップ。努力の軌跡が伺えますね。授業後も女子の大半は残るかで直すかで頑張っていました。夜は中1国語。記述を中心にしていますが、回を重ねる毎に解答がよくなっています。茨田MH、KCが悪くないですね。

水曜日は今福で中3の日。季節がら、打ち合わせで時間がどんどんなくなります。4時から皆やって来て、まずは公立前期文理学科用の数学から。トップは緑FHで鯰江HR、緑MR続き良い解答が目立ちました。続いて文理学科用国語では緑NMがトップ、鯰江HR、緑YK、SKが続きました。大和田数学ではトップ緑YK、四條畷KH、緑SKが続きました。歴代の最高得点を塗り替えることが多かった彼らですが、今回は惜しくも歴代最高はなりませんでした。突出したトップが不在の中で、単教科で過去最高になるということは今年度の彼らの努力の賜物でしょう。ただ、与えられた課題をこなす能力は秀逸ながら、自分で課題を発見する能力に欠けるきらいがあるので高校生になってからを案じています。まあ眼前の受験に向けて全力集中していきます。

2016年1月11日月曜日

1/11 今日の出来事

日中は相変わらず受験生と講義三昧。今日は近高数学から開始。トップは満点の緑YKで緑MRFH、鯰江HRが90点で2番手になりました。平均点がどんどん上昇し過去最高を更新し続けています。国語でも緑YKが初のトップ、緑TM、NMが続きました。公立社会ではブッチーがトップ、緑TM、緑SKが続きました。公立は基本に忠実なのでコツコツ勉強してきた子が確実に取れる内容になっています。昨日の「受験生の近況」が途中で終わっていたので続きです。

TMAR、FHは波が荒いながらも高得点率が高くなってきました。以前ならトップがあれば最高もある、というのが下振れがなくなっているのがいいですね。旭東MNも少し気合が入ってきたのか良い答案用紙が増えました。打てば響く子たち、とよく言っていますが地道な努力を継続できている良い子たちだとしみじみ実感しています。

夜はチャレンジテスト対策で中1数学をしました。諸口からも茨田北FS、茨田MH、KCが参加。ミスを減らすことが最大の目標でしたが、ギリギリ及第点も諸口の子たちと横堤YYぐらい。その他、今福鶴見校のメンバーに及第点はいません。ミスがあまりにも多すぎます。出来る問題を確実に拾い、忘れていたところの確認に繋がることを切に願っています。

中2数学も諸口から8名の有志が参加。主に中1内容の公式や知識の確認をしました。平面図形とヒストグラムでしたが、ごく一部の子を除きある程度の手応えを感じました。ボリュームがあったのでトントン拍子で進みましたが、全員の完全理解には至っておらず、明後日の本番に向けて一抹の不安を残しました。

2016年1月10日日曜日

1/10 今日の出来事~受験生の近況~

今日も昨日同様中3三昧。まずは公立社会過去問から。トップは1問間違いの緑MRと鯰江MS。続いて緑SKとなりました。最低点が80点中30点で少し平均点が上がっています。また、志望校に合格点に換算した場合、ほぼ全員が及第点に達していました。数学ではなかなかそうはいかないので、国語社会で稼いでもらおうと思います。続いて大和田数学では安定の緑YKがトップで1問間違い。歴代最高得点を更新。昨年度までの歴代最高タイでブッチー、緑MRが続きました。開明国語では鯰江SAがトップ、1点差で同MK、緑NMが続きました。

受験生として勉強漬けの毎日を送っている彼らですが、ここにきて伸びを実感している子たちを列挙しようと思います。諸口では茨田GAが数学社会で成長の軌跡を見せてくれています。茨田北SRもできる問題が増えている手応え。今福鶴見では緑YKが男の子らしい瞬発力で伸びています。苦手であった社会や国語も急上昇でまだまだ伸びそうです。緑MRは女の子らしくコツコツ出来る問題を増やしています。また、緑EAが数学で成長を見せています。ワッヒーブッチーも少しずつ間違いなおしや復習の成果が出ていますね。緑NMは社会で急上昇し、懸念であったミスが減り、これからの伸びしろを感じます。ここにきて実力を発揮しはじめたのが鯰江のSA、MK、HRトリオ。期待値が高いので緑SKや大和田SHはまだまだ出来るのではないかと思っています。乱高下の激しい緑KHは安定してくれないのが案じられますが、最近上位に入るようになり嬉しく思っています。