2016年9月29日木曜日

9/28.29の出来事

朝から上宮高校に行ってきました。去年より少し落ち着いた雰囲気になっており、プレップコースは300数十人中100位以内に入れば関関同立が見えてくる、というのが同等レベルの公立高校ではありえない私立らしさが伺えます。教授力3、校風3+、CP3-おススメ度3

夕方、諸口へ行き中3茨田北中3と国語テスト対策。短歌を急ぎ足でしました。40分ほどで何とか解説を終えて、初の小5の授業。算数を中心にして分数と小数の計算の仕方を確認しました。初々しくて非常に新鮮でした。

その後、今福へ移動して中1の授業は数学の宿題解説から。方程式の文章題をできるようにしっかりと仕込んでいかなくてはいけません。緑AKが変わらず順調です。ほんの少し勉強法を変えれば成果が随分上がるだろうと思える鯰江SAと緑MHに期待しています。旭東MCは努力を継続して定着しているのがいいですね。

中3は教科書内容の確認をしました。万葉集の解説をしましたが、放出YHや緑KMがツボにはまって爆笑。横堤YRは慣れてきたのか様々な本領を発揮してくれるようになっています。最近控えめなマイケルにクラブ引退後、期待しています。話題に上ることが少なかった緑YRが久しぶりに注目を浴びていました。女性上位の雰囲気なクラスですが男子の更なる活躍を楽しみにしています。

29日は今福で雑務をこなした後、諸口へ移動。ちなみに個人事業主にありがちな消費税を使い込まないように毎月納税準備積金をしているのですが、1年ものにしたため春まで手をつけられず別に準備する必要ができました。次回からは半年積立にしなくてはいけません。ところで雨が降り続いていますが、明日の体育大会は無事に開催されるのでしょうか。中学・高校の移動で時間がかかります。

昼から諸口で中2茨田北・菫連合で数学をしました。点数は悪いものの菫NYが悪くない仕上がり。逆に快調に見えていた茨田北の子たちは基本に忠実な問題はできるもののほんの少し応用したものは極端に出来が芳しくなくなりました。理解力は良いので結果に期待しています。SYFSISは今日のテスト結果に自信ありと言っていたので楽しみです。それでも茨田北の上位ベスト10にほとんど入っている彼女たちですら、応用が怪しいことに一抹の不安を覚えます。ふと気づくと、菫中も茨田北中も女子しかいないのですね。進学塾は女子が多いという新説は真実だと思います。かつては逆だったのに時流は速いです。そうえいば3年KFも結果に自信ありと言っていたので期待しています。

夜は中3数学で五ツ木の過去問にチャレンジ。茨田中だけですが、トップIYSMが続きました。茨田北中学生との平均点差がかなりあるので精進させなくてはいけません。解説だけで軽く10時を超えて気になる問題があれば聞きにくるよう言いましたが、誰も来なかったのは残念です…

2016年9月28日水曜日

9/27の出来事

久しぶりに朝から予定がなかったので散髪に行っていました。テスト対策の準備をして小6の受験対策をしていると待望の五ツ木が到着。茨田北KFが学校トップ。緑HA・HNRがベスト5には入っています。両中学の上位5人中2人がワンセの子たち。ん~、少々物足りないです。次回はもう少し上位独占できるように鍛えていきたいと思います。ただ2週間前と比べると緑中の2人は間違いなく実力がついています。茨田北は今回が初の結果で良くてもフロックと言われかねないので高得点はキープしつつ、納得できない結果だった子は次回頑張ってもらいます。最重要なのは11月の五ツ木と実力、公立組はプラス評定です。

TNと2回分の過去問解説をしましたが国語力がついてきたと感じます。清風は国語も算数もそこそこ難しいのですが国語は8割超えでした。他方、算数は…

中3特進数学はようやく形がついてきました。8名参加ですが、半分は家庭学習(復習)をしている形跡がなく座っているだけです。今は女子が多く今福生のみでしています。でも、諸口から数名が合流すると一気に置いていかれるでしょう。ハイレベルな問題をすると安定して緑HA・Hがトップ。二番手以降は及第点以下で割愛。が一番なのは勉強時間とモチベーションです。私(僕)はついていけないかも…と言って未だに勉強を始めていないのは一番ダメですよ。

中2は大量の宿題とワンセタイムの解説でタイムアップ。一次関数と連立方程式の簡単な応用問題ができていない現状が気がかり。定期テストの過去問レベルで6割程度では心配です。最近の子たちは初見の問題に弱い傾向があるので、文章題を解けるようにする必要がありますね。

2016年9月27日火曜日

9/26の出来事 完成版

今日は朝から大阪産大附属中高に行きました。最近は地元併願人気が高いことをお伺いし、人気が出てきているのだと思いました。先週に行った大商大高校の後に見た後なので特に良く感じました。教授力2+校風3-CP2+おススメ度3-。前回のご訪問時と比べると中学生が随分良くなっていました。前回は地元緑中よりも自由度の高い授業風景で私立中学のメリットについて考えさせられるものでしたが、「地元中学には絶対行きたくないけれど中学受験の勉強をしてきていない」という子にはいいのかもしれません。

夕方、小3の授業は算数で新単元の重さについてしました。km,m,cmの概念についてから解説。重さも同様にt,kg,gの話をしました。1tは1000kgというのはクラスの全員の体重+先生方の体重と説明すると、なんとなくわかりやすいようです。また今福鶴見から蒲生4丁目や横堤駅までも1kmなのでイメージしやすいですね。身長で考えると130cmは1m30cmといえるのでこちらもイメージしやすいです。ただ、小数点への単位変換は全員完全理解するには時間がかかる単元です。

小4算数は桁数の多い割り算をしました。理解度や正答率は悪くないのですが、欲を言えば少しスピードが遅いのが気がかりです。最近NK算数で良い伸びを示しています。小5算数は小数と分数の混じった計算問題の導入。口をすっぱくして言い続けてきた約分のし忘れがようやく落ち着いてきました。10月17日から下半期の時間割になり、国語の漢字テストに向けての意識の低さが気になるので5年生は国語を持とうと思います。

夜は中3数学。公立過去問の結果、トップはお初の緑MK、二番手横堤MMそしてどさんが続きました。ようやく最高点が8割超えになり受験生らしい結果を取れるようになっています。緑NRは夕方からやって来て小学生の後ろで黙々と自習をしていました。受験生らしい風物詩ですが、半そでの時期にやって来るのは2年ぶりです。

最後は中1国語。漢文の導入で文字の読み方についてやりました。文字は上から順番に読むのが決まり(当たり前ですね)なのに鯰江TKは四苦八苦していました。相変わらず良い味を出してくれています。

2016年9月26日月曜日

宿題・課題

卒業生たちや既存生に宿題に関するアンケートを取ったことがあります。「非常に多い」「やや多い」「普通」「やや少ない」「非常に少ない」から選ぶのですが、非常に多いは0人。やや多いが1人で1%未満。その他99%以上が普通、またはやや少ないという返答でした。また卒業生によると自分のペースで勉強できる時間が多くいのが良かったという意見が目立ちました。

レギュラー時間は中1・中2が週7時間で中3は同8時間です。現高1の子たちは秋以降平均で30時間以上塾で過ごしていました。全員がクラブを引退すると、早めに晩御飯を済ませて自習しに来る子がほとんどでした。

ところで、子どもたちは気にもかけないのですが、親としては晩御飯を何時に食べるのかは大切な問題です。男の子だと「やっぱりいらない」となると残る量が非常に多くなるので毎日毎日気を揉んでいます。女の子だと「やっぱり今日は食べない」などと言うとご家庭でのやり取りが想像され、非常に恐縮に思います。

話がそれました。高校生になってから自分で勉強できるようになって欲しいという思いが年々強くなっています。かといって小中学生に自主性に任せて勉強させたら9割の子は何もしないのは火を見るより明らかです。だから授業はいつもどおりにこなした上で個々に課題を与えて自分なりの勉強法を見つけて欲しいです。また、最近同じぐらい気になるのが前回の授業内容を復習してこないことです。何をやったのかノートや問題集をほんの少し見直してくれば次の授業はとてもよくわかるようになります。わずか数分で済むことで効果は絶大。その習慣ができれば学生の間、困ることはないでしょう。

大手塾では講師の技量不足を宿題の量でごまかします。そして成績が上がらなかったときの言い訳として宿題をきちんとしてこなかったと言うわけです。そういうマニュアルを作成していました。最近ではその傾向は減少しつつあり、その代わり「自己責任」に全て押し付ける形となり一番上のクラス以外は…という状態です。少量の宿題を徹底的に丁寧にやらせることを定着させるのは永遠の課題です。

エンドレスの出来事

週末は諸口でエンドレス。土曜日は朝から茨田北中2国語で徒然草と漢字の読みについてしました。先週末にほぼ同じことを茨田中2にしたら見事に授業で話した内容が抜けており、少々テンションが下がり気味だったのですが、彼女たち(全員女子)は違いました。FSIS、NM、MA、SYは良い子ちゃんたちです。学校の授業をしっかりと聞いているのがいいですね。授業態度を良く見せかけるだけで本当は話を聞いていない子が学校現場でも急増しているらしく、彼女たちの真面目ぶりを嬉しく思いました。今福からは中2鯰江SR、菫MH,蒲生HMTYがやって来て勉強を頑張っていました。

土日ともに緑中3NRHA・Hが受験勉強。はここまで9/12から14連勤ならぬ14連塾。私のいるところにいつも現れます笑 そんな子は10年ぶりです。それに引っ張られるようにクラブを引退したRもスパートを駆け始めました。過去問を解いていますが、2人とも過去の大手前四條畷受験者の平均点を超えています。ただ、大手前合格者平気点よりも残念な結果に終わった子たちの平均のほうが高いので油断は禁物。彼女たちの姿に触発される子たちがドンドン増えて欲しいです。「賢いから」と自分の努力不足を棚に上げて言い訳するのはみっともないです。志望校が決まり合格目指して頑張っている子と、志望校が決まらずモチベーションが上がりきっていない子がいますが、ここから全員前を向いて頑張っていきましょう。

日曜日は中3茨田北の子たちと社会をする予定でした。でも受験生にもなってテスト4日前で試験範囲すら知らず、課題・提出物が手付かずの子が多い状況を見てそれらを優先させることにしました。

2016年9月24日土曜日

9/23の出来事

長い一日がようやく終わりました。朝は四天王寺高校の説明会を聞きに行きました。実績は抜群で、基本的には自主性を尊重する公立タイプですが環境に恵まれています。ただ、進路指導などは学校に任せず、自分で調べていく必要があります。おススメ度は4+です。昼から大商大高校に行き校長と情報交換をしました。「かつての卒業生は母校だと恥ずかしくて言えない」という旨のことを申し出て、OBが誇れる学校にしてほしいと言いました。その返答は「OBと言えないのは隠し事をしていて人間性を疑う」という趣旨の発言でした。唯我独尊で他者への思い遣りがなく、言行不一致の自覚がないことからしばらく縁が遠いかと実感。皮肉を込めて「私は子どもたち全員のケアをできるジェネラリストになりたいし、それを目指し続ける」と言いました。ちなみに緑中や鯰江中のほうがずっと授業風景や先生の授業に対する姿勢も良いです。教授力1校風1+CP1+おススメ度1+。その後近高に行ってプロジェクターやIT化に関するものを見せていただきました。電子黒板やプロジェクターは避けて通れないようになっています。それがいつになるのかですね。

トイレに行く間もなく今福に着くとすでに4時過ぎ。小6算数は反比例を終えて体積や容積の問題をしました。新入生SSが来てにわかに男子色が強くなり雰囲気が明るくなっています。新鮮味もある新入生に既存生が良い刺激を受けて、相乗効果もあります。国語では短歌・俳句の解説をしましたが、ここ最近の授業は背景の説明に力を入れています。高校の先生方と話したときに「日本人留学生は嫌われる」ということを聞きその通りだと思いました。それは外国人は日本に興味があるのに日本人は自国に興味がなく答えられないのでコミュニケーションが図れないからです。着物や寺やお城といった日本独特の文化について何も知らないのです。せっかく四季があるのにその理由も風土も説明できません。習っていないし興味ないからです。日本史を知識として応えられても議論はできません。なぜ幕府が興隆を極めたのか、その他様々な背景です。私は昭和と平成を知り、戦前戦後のことを先人より伝播されたことを授業を通じて文化継承していきたいと思っています。

その後、中1中2が入り混じって数学の補習プリントにかかっていました。最近、自分流の勉強方法を探せるよう問題演習と復習を自分でする時間を設けています。1から100まで懇切丁寧にやりすぎると依存率が高くなりすぎて自分で考えた勉強をしなくなるからです。本当はとてもとても口を挟みたいのですが、敢えて見守る時間を作っています。当然、普段の授業は管理しておりワンセタイムでマメに理解状況をチェックしています。敵もさることながら(?)私の思惑とは別に上手に及第点を取りますが、本来の目的である基礎学力の定着ではなく、合格が目的になっている部分が少し不安です。だから他の日に呼んで問題と数値だけ書いた答えを用意して、できなければ他の日にも呼ぶという見せムチを用意しながらやらせます。自覚で勉強できる子は見守るだけです。もちろん、自力で出来ない問題はしっかりと解説します。

ところで、去年もブログに書きましたが「成績上位者には手厚く下位には…」という口コミ評価をいただいたのは未だに考えさせられます。おそらく中2までは成績下位者のほうが圧倒的に呼び出され、話し込みもされています。それを中3の夏まで続けて、両手を差し出し(補習への参加呼びかけ)続けて、秋冬になっても手をつかんでくれないなら諦めています。勉強から逃げ続けてもかなり追いかけます。とても労力が要ります。真面目に頑張る子に補習をするより数倍疲れます。それでいて思いが届かないなら、手を差し出さないほうが楽だとも思います。宿題忘れやルーズなことに少し目をつむれば楽しくわかりやすい授業が展開できます。…でも、やはりできないことが気になるのです。どんな熱心な学校でも勉強する意思のない子を引っ張っていってくれません。道を踏み外しそうになったら真剣につきあってくれるのが一番面倒見の良い学校だと思います。だからこそ最後まで諦めない大人が1人位いてもいいと思うのですが、誰にも良い結果にならないなら考え直さなくてはいけないのかと様々な思いが頭をぐるぐる駆け巡ります。

2016年9月22日木曜日

9/21の出来事

朝から某学校の説明会に行って来ました。おススメ度1の学校で教授力、校風ともに2以下ですので名前は控えさせていただきます。学校説明会の詳細が決まりましたのでご参加いただける人はお待ちしています。

9月30日(金)
19時芦間高校
19時40分咲くやこの花高校
20時10分咲くやこの花中学

10月7日(金)
19時近畿大学附属高校、大阪高校
19時40分大和田高校、好文学園高校
20時10分東高校
※各校30分程度

例年9月は比較的落ち着いており、10月から少しずつ入試色が強くなるのですが過去最速のペースで入試問題に取り掛かり、肉付けをしています。今年は必ず志望校に全員合格です。流れで中3数学から。公立過去問をしました。トップは初の緑MKかと思いきや採点ミスが発覚しトップはマイケル、2番にMK、そして横堤MMという順番になりました。ただ点数としてはかなり物足りない結果。トップで6割ちょいはいただけません。今後の伸びに期待ですね。

最後は中1数学。緑AKが課題テストで学年トップだったと嬉々と報告に来てくれました。課題テストは表彰の対象外ですが、何か考えようと思います。彼の努力は素晴らしいですね。ワンセタイムで2学期中間の過去問をしました。トップは緑AK。それでも点数は及第点に至りません。他の子たちは少し中学生活に慣れて気が緩みがちです。さてどうやって引っ張っていくのか…

久しぶりにワンセのアルバムを見ていたのですが、10年ほど前までの分が5冊あります。年に一回の遠足と卒業旅行は恒例化しましたが、単発でいろんなところにみんなと行っていました。色んな遊びのイベントを企画しようかと思っています。アクティブラーニングが流行りですので、ここは子どもたち主導で意見をまとめたいと思います。