2016年10月29日土曜日

最近の出来事

木曜日、四條畷学園中高に行きました。昭和の女子高時代から注目していた高校の一つです。ちなみに同時期から注目していたのは大阪桐蔭(旧大阪産業大学大東分校)開明(旧貿易高校)です。決して学力は高くなかったものの、他校に先駆けて「教育」に力を入れ、いじめや不登校問題について理解のある前向きな姿勢を持つ学校でした。今は進学にも力をいれており特進クラスを設けています。校内のクラス(学科)毎の雰囲気にかなり差があり他校よりも数値化が難しいです。教授力3校風4-CP3おススメ度3+

木曜日は諸口で小学生の授業から。来週に修学旅行を控えてテンション高めのTKは30分前に来て宿題のわからなかったところを聞いていました。前向きな気持ちが良いですね。中2国語は平家物語の演習をしました。茨田北中の子たちは学校でも授業態度が良いのがよくわかります。国語では学校の先生がどのように指導しているのかをマメにチェックしています。誰に聞いても内容をスラスラ答えてくれるのでこちらは非常に楽です。全員450点超えは伊達ではないですね。中3国語は公立国語の解説。トップは茨田TAで茨田北FYYKが続きました。8割超でようやくここまできたか、という感じです。土曜日に今福でチャレンジした常翔数学ではトップが緑HA・Hで2番タイで横堤MM、茨田北KF,YKが続きました。ただ、トップは90点で及第点ですが、2番は65点でミスがあったのが少々残念でした。桃山社会はトップが横堤MMと緑HA・Hが並び、茨田北KFが続きました。桃山は比較的応用が利いた問題でしっかりと暗記していないと点数が取れないのに、この時期に7割を超えていたのは良いですね。

今福小学生は修学旅行帰りの子たちが多かったです。TNは帰宅後すぐにお土産を届けて、KRも持ってきてくれました。小学生はお小遣いも多くないなか、何よりは旅行中にも塾のことを覚えてくれていたことがとても嬉しいです。ありがとう。

2016年10月27日木曜日

最近の出来事

高校選びも佳境になり、いよいよ最大のヤマ場の11月(実力・五ツ木が超重要)を迎えようとしています。時系列は狂いますが、水曜日国際滝井高校に行きました。バレーの名門女子高です。多くの学科があり、偏差値の幅が広いのが特徴です。教授力3、校風4+、CP3おススメ度4

さて、学年別で出来事を書きます。

小3国語は2学期初の漢字テストをしました。ほぼみんなしっかり勉強をしてきていた形跡があり、良い出だしです。ただ、1名だけが不徹底だったのが残念でした。小4漢字テスト結果は悪くないものでした。ただ満点でも雑な勉強をしてきた子にはお呼出があります。適当にした結果が満点であったとしても今後の勉強には決して良い影響はありません。それよりも「満点だったけれど雑な勉強がバレたら呼び出された」という印象をこの時期につけたいという思惑がありました。小学生は低学年ほど細かい勉強の仕方をチェックしていきます。結果オーライの勉強は認めません。小5国語もやはり漢字テスト。こちらも家庭学習に差が出ました。女子はしっかりと、男子は手抜きがあるという定番の図式でした。もちろんお呼出です。MHが入塾時よりも丁寧に取り組む習慣ができています。鶴見南小の子は全体的に悪くない勉強ぶり。YAの勢いに陰りが見えているのがやや心配です。YMは他の女子に良い意味で引っ張られて丁寧に勉強に取り組みつつあるのが良いですね。小6は計算ミスの多さがやや気になりました。久しぶりに途中式をきっちり見ると(月曜日の算数を持つのは数カ月ぶり)本当に雑な式が目立ち、気になる子は居残りで見ました。来週は1問間違いにつき1枚or1時間程度かかる課題を出すと予告しました。おそらく4.50問解くのですが正答率95%程度が合格の基準です。

中1は数学で2学期期末の過去問を解きました。試験範囲的には全員終わっているので結果を楽しみにしていたら、芳しくなかったです。一言で表すとミスが多過ぎ。また、忘れる速度が速いです。ただ、新入生が加わり教室の雰囲気が少し変わり、良い方向に行きそうな手応えを感じます。緑AKが先頭に立ち「OneSelfの良心」としてクラスをけん引している中で、彼にとって新たな好敵手(新入生)の誕生に期待度大です。

中2は数学の証明をしていますが、あまりの基礎学力の低さに愕然とし、ちょうど新入生が入ってきたので早速水曜日に新入生補習兼基本知識の怪しい人向け補習を実施。新入生補習は計算の徹底から導入する夏までと違い、応用の基本からの補習です。菫NMは補習をしても手応えが良く塾内上位層の良いライバルになってくれそうです。

中3は入試問題の結果から。大和田数学はトップ横堤MM2番手以降に緑HA・H、NRが続きました。公立数学ではトップ緑HA・HMK、NRという結果になりました。水金は塾の終了予定時刻が7時半ぐらいで早いのですが、その後も安定して残るにはHA・HNR。ときおり時間外で頑張る緑MKと授業後に納得のいく勉強をしていくのが放出MMと緑MYです。塾での姿と最近の伸びは見事に比例しています。志望校もほぼ出揃い全員合格に向けてラストスパートを駆けるのみとなりました。

2016年10月25日火曜日

10/24の出来事、大阪市教育委員会より

朝から大阪市教育委員会に参加。最大の関心は全国学テの結果を受けての大阪市の見解です。2014年まで万年ブービー争いをしていた大阪府は、昨年、結果を内申に入れると決定し、中学生のテスト結果が一気に上がりました。つまり、特別な対策をするより、モチベーションを上げることが最も影響を及ぼしたということです。
今回の大阪市のレポートではいくつかの生活習慣とテスト結果の関連について報告がありました。大阪市教育委員会によると「宿題を家でする」グループの平均点より「宿題を(自分で)調べてする」グループの平均点のほうが、全国平均よりも10点以上高くなるという結果がわかりました。わからない問題は自分で調べることが当たり前なのはわかっていましたが、こうやって点数差になるとより納得です。この10点差はどれぐらい大きいのかというと小中の結果が全国ワースト2位の大阪府は全国平均と3ポイント程度しか差はありません。宿題を調べてやる習慣はその3倍もの影響を及ぼしているということです。わからない問題をすぐに誰かに聞いても、その場限りの理解で効果はあまりないのですね。
私も論文に近いレポートを数値の精査と共に書きたいところですが、残念ながら時間がありません。数値を見やすくしたデータを作成していませんが、今回の大阪市教育委員会レポートより、私の持論であった調べることの大切さが可視化(数値で見えた)されたことは大きく、納得です。同時に習熟度別クラスは現場アンケートでは極めて有効的であるという意見が多数を占めているものの、現実的な理解度のアップにはつながっていないこともわかっています。
ちなみに小中の合算値でワースト2位なものの中学生においては全国38位と2015年に続き大幅に順位を上げています。逆に小学生は全国ワースト争いから脱却できる要素はないということです。中学生の大幅アップは私の中では「子どもたちの意識があがった結果」という認識です。もし、大阪府の取り組みが奏功しているなら小学生の点数も上がっていなければおかしいからです。
考える力や創造力が重要だと文部科学省はアピールしていますが、現実的にそんな教育はどこでも実現されていません。国公立大学のトップ層ですら「与えられたことをこなす能力に長けているが、創ることが極めて不得手」な集団で、独創的な発想ができたり無から有を創る能力は大きく欠如していました。論文発表などでも独創性に欠けるものばかりで無味乾燥で、日本の将来を大きく憂いています。
翻って市教委。高齢者が集まる市教委ですら考える力の大切さについての発言が多かったですが、有益なものはありませんでした。「大切だ」ばかりでそのためのプランが出ておらず、旗を振る人すらいないのです。的外れな対策はしないよりマシですが、上がってきたデータ分析をして新たな対策を創造する力がない人たちが日本を変えていけないでしょう。
真のアクティヴラーニングとは勉強を介する必要などありません。身近な例でいくと1週間の弁当の献立を自分で栄養バランスを調べて考える、遠足のタイムスケジュールを子どもたちで作成する、家族の誕生日を当事者以外で当時者が最も喜んでくれることを考えてする、などいくらでもあります。それを学校の先生が宿題として出して、レポート提出させる。もちろん子どもですからできないことをプランニングすることもあるでしょう。それに対してヒントを大人があげればいいのです。
本格的に委員会に参加したくなりました。

2016年10月22日土曜日

10/21.22の出来事

金曜日は今福の事務所に座っていると大きな揺れを感じました。冷静に揺れ方、激しさからかなり大きいものの阪神淡路・関東東北・熊本と比べると若干ましで、震源地はとんでもないものだろうと案じつつ確認すると鳥取。一日も早い平常通りの暮らしができる手助けをしようと思います。

さて、金曜夕方、小学生は明日のプレテストを意識して国語長文と複雑な計算問題を解きました。半年前より正答率は高くなりましたが、それでも及第点には至りません。TNが約40問中1問間違い。その他は正答率が8割~9割で物足りなさと明日への不安が残りました。

夜は中3数学は夕陽丘学園にチャレンジ。トップは緑NRマイケル・横堤MMが続きました。それでも全員ミスがあったのでややの不満が残りました。国語は横堤YRがトップ、緑NR・MKが並びました。並行して関大北陽と開明航行の説明会を実施。人の出入りが激しく、電話も鳴るバタバタした夜でした。説明会&授業後には緑NRHA・Hが残って数学を更に詰めました。周りに言わせると彼女たちは賢い子、ですが私にしてみれば違います。彼女たちは典型的な努力型。自分のために勉強をしているのです。それが明確な差になっているのでしょう。

土曜日は朝から近畿大学附属中学にプレテストを受験しに行きました。JR放出は私の生まれ育った場所(今津小中出身です)で記憶の片隅にもありませんが、生後数ヶ月まで八戸ノ里のアパートにいたらしく、放出の懐かしい思い出と進化した街並みに思うものがありました。ただ、引率は非常に気を張るので疲れます。往復しただけで一日働いた後よりもどっと疲れが押し寄せました。朝から標準数学をしました。常翔学園の過去問にチャレンジ。茨田YSがトップ。その他は及第点どころか計算ミスが多すぎます。また、解説中の集中力が良くなく受験生のこの時期に叱られている声が聞こえる始末。未だに気持ち負けするのはいただけません。数学以外の教科でもいいですが、しっかりと勉強してください。

昼からは特進&土曜授業組の数学国語。数学は大和田の過去問にチャレンジ。トップはマイケルで緑HA・H、横堤MMが続きました。少々難易度が高く平均点は低いですが、これからどれだけ上積みできるのかですね。国語では公立の前期B問題にチャレンジ。なんと!結果報告を受けるのを忘れるという失態。それでも答え方は全体的に想定以上に悪くなく、微調整で好結果になれそうな手応えで少々安心しました。

2016年10月20日木曜日

10/20の出来事

卒業式の日程がわかり、ほぼ人数も出揃ったためタイムスケジュールが仮決定しました。

3/14(火)
午前中、中学卒業式
2時~2時半 京橋集合USJへ
20時 上方温泉「一休」へ
22時半 貸し切りバスにて移動
3/15(水)
朝7時半 東京ベイ舞浜クラブリゾートホテル着
各自ディズニーランドへ
各自ホテル到着23時就寝
3/16(木)
チェックアウト後
各自ディズニーシーへ
16時帰阪
23時半各校舎前解散予定

東京ベイ舞浜クラブリゾートホテルは旧東急ベイ舞浜ホテルで、憧れのホテルでした。一度はこんなホテルに泊まりたいとずっと思いを馳せていた高級ホテルです。そんなホテルに中学生の卒業旅行で泊まれるなんて羨ましい限り。ちなみに夜行バスになったのとUSJは非常に高価なため富士急に行くよりも○○万円高くなり、どう調整しようか頭を抱えています。ホテルをグンと格下げしようかと思いましたが、やはり最後の思い出だからと奮発しました。この思いに勉強で応えてくれたらと思います。

夕方、諸口で小6の授業。IKは体調不良でしんどそうでした。それでも速さの応用問題がよく理解できていました。

夜は中2国語で平家物語の解説。テストまで時間がなく急ぎつつ丁寧にしていると授業後に「1.2年生は3年生とテスト日程違う」とまさかの一言。はい、エンドレスの予定を全面見直しする必要が発生…授業では彼らの理解力の良さに軽く感動。歴代のクラスで最も平均値と最低値がダントツで高いクラスの状態です。

2016年10月19日水曜日

10/18.19の出来事

まずは再開した高校レポートから。火曜日は大阪夕陽ケ丘学園(私立)に行きました。美術や音楽などの老舗の高校です。教授力2、校風3-、CP3(高大連携があるため)おススメ度3
水曜日は常翔啓光中高に行きました。個々の先生方の生徒への情熱は今年度一番だと思っていた大和田高校の上でした。13年前、こんなすごい授業している先生方ばかりになったら予備校や高校生対象の塾はいらないと危機感を覚えたのが奇しくも常翔啓光と大和田でした。大和田は当時の勢いはありませんが、常翔啓光は全盛期並みでシステム化やマニュアル化が進むとピカイチの学校になると思いました。教授力5、校風5-、CP5、おススメ度5-

夕方、受験対策をしていて国語算数がやや不調だったTNは久しぶりに7割超えを達成。少々安心しました。これからは少しずつ出来ることを増やしミスを絶対にしない習慣をつけることですね。

中3は近大附属高校の国語過去問にチャレンジ。トップは久々の緑NRで緑HA・H、横堤OSが続きました。数学は公立の過去問。緑HA・Hが満点でトップ。この時期の満点は悪くない仕上がりです。その後の理数科数学でも歴代理数科・文理学科合格者と遜色ない結果でした。2番以降に緑NRマイケルが続きました。7時半の授業後に緑HA・HNRが残って勉強。その差がこの結果なのでしょうね。

中学校の卒業式が3月14日に決定。想定よりも随分遅いです。2泊3日で充分な予定が組めないため、富士急ハイランドはなしです。ツイッターにつぶやきましたが、3/15.16の1泊2日でディズニーランド&シーか3/14卒業式後2時集合でUSJに行き、夜から貸切バスにてディズニーに行くかのほぼ2択です。まあ、遊びたい彼らに選択権を与えているので結果は火を見るより明らかですが…これを楽しむためにラストスパート頑張ろう!

10/17.18の出来事

中途半端な時期ですが、今日から後半のレギュラー時間割が始まりました。諸口浜校と今福中2は曜日の変更はなく、教科の変更のみという小改定。今福中1のみ曜日が元通りになりました。中3は志望校別でやりたいことが大幅に異なるので最小限の時間のみ記載し随時補習を行います。ただ、基本的には早く来て早く帰ってほしいので、学校から帰宅後すぐに塾が始まり、7時半を目途に帰宅できるよう配慮しています。月曜日のみ7時50分から9時50分です。火曜日は特進が5時から7時半、標準が7時50分から9時50分、水金は5時から7時半程度、木曜日は5時から足立の授業なので察してください。

月曜日は今福小学生から。4時から怒号の5コマは厳しく、管理の部分で甘くなるので小3小4小5の算数を橿林に譲り、小5は国語で授業することにしました。小3小4国語は共通で今後、原則毎週実施する漢字テストの勉強の仕方を話しました。満点以外は不合格、というワンセルフ恒例のテストです。小学生時代に漢字テストの勉強をしっかりやってペナルティをほとんどしたことがない子は例外なく中高時代に好成績を収めています。トップクラスになるための登竜門ですね。満点取れるために自分の意思でしっかりと家庭学習してくることが大切です。初めての子が多いため授業の大半を使って勉強の仕方を説明して終わりました。次回からの結果が非常に楽しみです。小5国語は漢字テストをしました。実は彼らの漢字の不勉強ぶりの酷さを歴代の国語担当から聞かされていたので、かなり引き締めていたのですが不合格者が二人でいずれも許容範囲の間違い。家庭学習の形跡が見られる良い結果でした。これなら算数を継続したかった、という思いも若干発生しました(笑)

中学生はテスト結果から。

中1は緑AKが満点を含むクラストップを連発。惜しくも480点は逃しました。期末比で緑FH,MHが順位を上げそうです。新入生緑TIは辛うじてアップ。次回は更なる上昇を期待しています。鯰江は現状維持という感じで次回から締めなおしが必要です。出席率と点数が如実に比例しています。

中2は全体的にほんのりアップで、1学期中間→期末→2学期中間と10点ずつほど平均点が上昇しています。また、今回が自己ベストで大台に乗った緑TSHM、鯰江HKです。この時期に自己ベストは素晴らしいですね。また、緑IM、HY、FSが満点の答案用紙をゲット。足立からハグのプレゼントです(笑)テストに対する気持ちの差が結果に表れました。

中3は例年通り、緑中の問題がやや難化して平均点が下がっているように思います。緑HA・Hが早めにスタートを切った分、結果になっています。放出MMが点数としては現状維持ながら上昇しています。彼らが塾内での頑張り度1番2番です。勉強への温度差が非常に激しいクラスです。前を向いてる子から、傷のなめあいを続ける子までいますが、できる限りやらせようと思っています。今回の時間割上の通塾時間は1週間で20時間弱。やや短いのは授業前後に見る気満々だからです。ただ、空回り気味なのが…