2017年2月2日木曜日

最近の出来事

 水曜日は朝から旧聖母女学院高校に行ってきました。京橋から25分で思っていた以上に近かったです。実は10年前にお伺いしたとき、私立女子高らしからぬ自由さにしばらくご縁はないと思っていた高校なのです。それでも今日は私立らしい落ち着いた良い雰囲気になっていました。校風4、教授力2+、CP4、おススメ度3

 今福小学生は来週まとめて色々書きますが、基本的には小康状態です。

 中1は先々週から個人面談を始めました。こちらの率直な思いを伝えたのですが、緑MHの授業の手応えが大幅に良くなりました。中だるみが最大の難敵のこの時期に一人でも多くの子の気持ちが入ってくれると嬉しいですね。

 中2は数学で確率をしています。鯰江HKが美しい解き方をしていました。同様に国語では緑IMが模範解答より美しい解答を書いていました。美しい答えを披露しあえる環境がいいですね。反転授業のようなものです。国語は解答が一つとは限りませんし、数学は私の解法が最も美しいとは限りません。入試問題では自分よりも良い解き方をしている子はちらほらいます。

中1,2は節分の豆まきを木曜日する予定でしたが、体験授業&来客予定があるので非常に残念ながら中止です。中3は金曜日実行。中2は大半の子が補習で呼ばれているらしいのでタイミングが合えばしましょう。

2017年1月30日月曜日

卒業生へ~贈る言葉②~

MY

口下手で思っていることを上手に伝えられない。それゆえ、多方面で思わぬ苦労をする。ただ、そのこと自体が短所になるわけではない。貫けば剛毅木訥、日本風にいうと男気があるということ。自分を磨き男は黙って背中で勝負、という大和魂。正しい四字熟語は「無言実行」有言実行ではなく、無言で気を遣える男になってほしい。

YR

年を経るようになって自分の欠点が見えるようになった。まだ幼い分自己解決できない。自分が至らぬところを自覚している分、他人に優しくできる。まだまだ自己管理をできる年齢ではないが、思春期に感じた様々な違和感は自分が子育てや後輩を育てるときに良い経験値となる。嫌な思いをしたとき、同じことを味わってほしくないと思う心を更に育てて欲しい。

エンドレスの出来事

週末はendless兼入試対策でした。主役はチラシの一言コメントに"Whatever you love エンジェルMatsuo(DOSANKO) anyway."という名言を残したエンジェルドサンコ。入試直前を全く感じさせないキャラを発揮し場を盛り上げてくれます。茨田NTとは少し違った盛りげですね。授業後にsiri(iphoneの聞き取りアプリ)にみんなで呼びかけていましたがお下品なのはNGでお願いします笑 その傍らで私は確定申告の書類と首っ引きで税理士の先生に怒られないような帳簿作りを頑張っています。それでも不思議となくす領収書。あ~、憂鬱な時期(確定申告)ですね。

土曜日は足立と共に今福に受験生が全員やってきて受験対策。私は国語と社会をしました。国語では相変わらず緑NRがトップ、社会では公立後期の過去問をしましたが緑HA・Hが満点という素晴らしい結果。日曜日は公立国語と数学にチャレンジ。午前中の標準数学で大きな課題を残しました。間違い直しを全然していない子が若干名いたこと。数学は間違い直しのみでいいのに、模範解答の数値だけ見て復習した気分になっているのでは有意義な勉強とはいえません。何十回と言い続けている勉強の仕方を実践していないことへの落胆です。まあ自覚でできないなら管理下でやらせます。

ここにきて緑HA・Hの英語理科社会、緑NRの国語、放出YHの英語、緑MYの数学マイケルは全体的に上昇中。かなり高いレベルで伸びているので高校生になってからの成長が期待でき、楽しみにしています。

最近恒例になった振り返り授業。通常の静かな自習室とは別に主に真ん中の部屋がにぎやかでみんなで教えあっています。ITのない反転授業ですね。授業外で導入したいと思うのですが、反転授業はかなりの基本知識がないと成り立ちにくいのが欠点。定期テスト8割レベルでは基礎学力が不足して難しいです。映像授業、自考力、コーチング理論、自覚に任せる、これら全ては基礎学力がしっかり定着してからでないと難しいと思います。学校現場で総合などの時間を使えばできる可能性はあるでしょう。でも有効に定着させるにはかなり時間がかかり民間の塾であるワンセでは現実的ではありません。



2017年1月28日土曜日

最近のつれづれ

今週は渉外活動が非常に活発でした。…はい、今週の出来事を書けていない言い訳からです。すいません。いつも以上に多くの人と話した週でした。その中でも印象的だった出来事がいくつかあるので書き逃げします。

ワンセを始める前に大手塾に所属していました。業者さんがその塾の卒業生で同級生との会話の流れで「どの先生を覚えているのか、」という話題になったとき私の名前が出てきたらしいです。当時は新人で上手な授業をすることに必死でした。同時に「10年経ったとき、名前を覚えてもらえている先生でいたい。『あの国語の先生』と言われたくない」という意地がありました。彼の所属校の校長ではなく国語科の一講師として週に一回しかしていなかった授業を覚えてくれていたことを嬉しく思いました。私にとって前前々職にあたるのに感慨深いです。ちなみに、そこの卒業生で車屋のディーラーに勤めている人とは未だにご縁があります。

また、今週は業者さんと話す機会が多かったです。その中で被る話題になったことがありました。10数年来のおつきあいがあるところばかりですが、異口同音に「ぶれないですね」と言われたことです。開校して16年経ち考えは変わっていないです。ワンセはサービス業ではなく教育業だと思っています。高校の先生方にも歯に衣着せぬ物言いをしており馴れ合いのつもりはありません。保護者代表として耳が痛い意見を申し上げると同時に、ご相談した子の成績が至っていなければ徹底的に鍛え上げるだけです。高校の先生方には、ご相談時にかなり厳しいお答えをいただいても入試では合格最低点ではなく、合格平均点前後を取っています。高校から「徹底して指導でき、言行一致できているのが(このご時勢で)凄い」と評価していただています。

私は高校の先生方とも業者さんとも良い関係と距離を保ちたいと考えています。何らかの借りがあったり無茶振りばかりしていると良縁は築けません。

かといって全てが変わっていないわけではありません。昭和スタイルの上から抑え込む指導はとっくに終わっています。今は叱りながらも何が悪いのか、誰に迷惑をかけているのか説明しています。昔のクラブの指導者のように怒って萎縮しておしまい、では子どもは当然いなくなります。

自分自身や言動に自信がなかったり、責任を持てないから指導が縮こまって見逃す、それを「自己責任」という言葉で教育を放棄する、塾だからサービス業だからそれでいい、という図式がはびこっているのでしょう。ずっと変わぬ根幹。子どものためにならないと思ったら注意するということ。我が子がしたら叱る場面では愛情を持って叱る。手が縮こまったり、叱らなくてはいけない場面で叱れなくなったら、私は先生と呼ばれる立場を離れなくてはいけません。

学年の切り替わりを迎えて改めてそう実感する今日この頃です。


2017年1月27日金曜日

卒業生へ~贈る言葉~

AH

学年以上にあどけなさが残り、好き嫌いが様々な場面でストレートに表現された中学世辞代。期待値は高かったが、それに応えてくれたとは思わない。高校生になったら柔軟性を身につけ、最後まで全力で取り組む姿勢を崩さず将来について充分考える有意義な3年間を過ごしてほしい。

TM
今年度最後の入塾生。誰もが認める天然ゆる系キャラ。みんながその動物チックな動きに癒しを与えられるスペシャルワン。素朴で素直な感受性は非常に素晴らしい。反面、額面どおりに受け取りすぎ人間関係に疲れることもある。

NR

超マイペース。素直な反面、自己決定を下したことに頑固。体内時計の流れと真の時の刻みに乖離があり、その差が案じられた。各種テストではずば抜けた結果を出しつつも手応えとして感じられずもどかしかった。自分の感受性と一般的な感受性はズレがあるのは必然。そのズレを常に意識して過ごせれば更に成長できる。

2017年1月22日日曜日

ボツにしたチラシ文言


過激すぎてボツにした時期チラシ文言です。

全員合格へのこだわり

志望校に絶対全員合格。これが最重要なこだわりです。公立トップ10の不合格者の大半は大手進学塾者です。合格占拠率よりも不合格占拠率のほうが圧倒的に高く、それを真似た個人塾も2016年度入試で悲惨な合格率になりました。地元中学で公立トップ1020名受験するなど、本来のレベルからすれば現実的ではありません。にもかかわらず、生徒保護者に「頑張れば行ける」と洗脳し続け、不合格になったら「残念でした」の一言で終了。8割不合格です。不合格者が合格者の倍以上いて号泣している中、合格者だけ集めた笑顔の写真撮影を高校内で行う無神経さを理解することはできません。また。行く可能性のない他府県私立高校を強制的に受けさせたり、到達できないレベルの公立高校にチャレンジさせることはあり得ません。本人の将来の可能性が拡がる高校をアドバイスし、ご家庭の方針を基に受験校決定することが肝要だと思います。高校生部門のないOneSelfだからこそ高校送り出すときは慎重です。

 全生徒平均へのこだわり

 
「お預かりした全てのお子さまには熱い視線で見守る保護者の方がいる」ことを強く意識しています。大切なのは「よその子」の実績ではなくわが子の成長です。入塾前の点数と親御様の愛情は全く関係ありません。成績が上位なら更なる高みを、芳しくないなら大幅な上昇を期待されているはず。例外なく全員の成績を上げることを最大の目標にしています。もちろん、その期待は全て子どもたちへと向かい必然的に勉強させています。

 厳しさへのこだわり

 
時流から、OneSelfもかつてのような叱り方は減りました。ただ、過日行われた全体ミーティングでも「どんな時代でも厳しさをやめることはない」と宣言しました。課題に対して手抜きを認めない、基本的なルール「遅刻禁止」「宿題は丁寧に」「授業中は集中して話を聞く」を厳守してもらいたいです。当たり前のことを当たり前にできなければ社会に出たときに困ります。そうならないように教えるのが学生時代。勉強を通じて指導できるのが塾です。してはいけないことをしたとき、感情移入しながら注意する親以外の大人は必要だと考えています。

2017年1月18日水曜日

今週の中学生の出来事

チラシのための各種数値をまとめているのですが、あまりにも良すぎて誇大広告を疑われそうです笑 今回ボツにしたのが大手塾からの転塾生は大幅に伸びるor450点を超えるというデータです。大手塾在籍時(大手塾1つのみ)の全生徒平均が300点あるかないか。もちろん、集団部門のみで個別はデータに入れていません。入塾テストをして賢いイメージがあるのにワンセに来ると一番下からのスタートになっているわけで、あまりに露骨過ぎて掲載を見送りました。トップクラスのSが並んだところですら、うちの全生徒平均と変わりません。学校別の全生徒平均から見てもワンセの子たちの健闘ぶりを自慢に思っています。

さて、中1から。国語は文法の名詞についてしました。この時期なのでバレンタインネタになり、旭東MCはたくさんありすぎて困る、と言っていました。たくさんあるのは種類ですか、ヒトでしょうか。浮気は良くないと思います笑 数学では空間図形をしました。イメージできないとどうしようもない単元で、丁寧に説明していますがわからなくても仕方ないと思える単元です。

中2はインフルエンザが地味に流行中。昨年度の私立入試をインフルエンザの状態で迎えた子がいていたので、例年以上に警戒しています。クレベリンを12月上旬より各教室に置き、湿度対策に霧吹きをしていますが、500mlの霧吹きをしても部屋の湿度はほとんど上がりません。エアコンからガスストーブに変えると約10%も湿度が上昇したのと好対照でした。授業は確率の応用問題を出題。3月に卒業旅行の引率で14~16までいません。その間、振替・代講・休講のどれにするのか悩んでいたので、公立入試の難問を正解したら休講にするという賭けをしたところ、意に反して(?)正答者が連発。鯰江HKと横堤YYが正解し、1日は休みになります。ちなみに調整は春期講習会でされるのでリアル朝三暮四です。

中3は特進数学で近高の過去問にチャレンジ。トップ緑NR、緑HA・Hマイケルが続きました。公立社会は高レベルで緑HA・Hと茨田北KFがトップ、次点で横堤MMと緑NRが並びました。また、緑MYがミスなく80点台をゲット。ようやく結果が出てきて安心です。緑AYAK姉弟は互いに自分が間違えて姉弟が正解していた漢字をアピール。どんぐりの背比べ、五十歩百歩、目く…ということわざ故事成語を思い出しました。