2017年6月14日水曜日

追加6/14 触れ合い&今日の出来事

 齢を重ねると交友関係が限定され、新しい刺激が激減します。そうなると自分の知識=世間の常識となり、老害の前兆になりうると自分を戒めています。昭和世代と平成世代では全く感覚が違います。30歳前後の人がちょうどその感覚の狭間です。まさに平成世代かどうかですね。

 世代間の相違は国際的な文化の相違と似ていると感じます。異文化を頭ごなしに否定しては一生交わることはできません。私も年齢なりの価値観はありますが、自分専用のものさしで測ったもの。世間一般のものさしではありません。また、世代間でも「ものさしの基準」は異なります。

 私はしがない個人塾経営者。だからこそ世間の動向に敏感でありたいと思っています。自分の価値観は大きく変わることはないでしょう。でも新世代の価値観は多様化しています。殊に今の20代のワークライフバランスは昭和世代には理解不能な世界かもしれません。

 「自分の立ち位置を知れ」卒業生によくかける言葉の一つです。そう言いながらも自分はどうなのか、常に意識しています。それを知るためには多くの世代、価値観の異なる人たちと話すことだと思います。

 だから、空いている時間に人と会う約束を断ることはほぼありません。毎年、秋までは比較的休みが取れます。多くの人たちと会ってよい刺激、新たな知識を得てモチベーションアップに繋げています。久しく会っていない大学の同級生の近況も知りたいと思う今日この頃です。

 さて、水曜日は久々の中2国語。動詞の活用形と活用の種類の見分け方をしました。定番の活用表を噛まずに言えた人から帰れる、というルールでは緑YSが噛み噛みでダントツのワースト。緑MHが早々に合格。帰り際には日曜日に空いているなら自習しに来たいと鯰江SAと共に志願に来ました。その心意気やよし!前向きに開ける方向で検討します。

 中3国語も実力テストを意識して文法の復習から。こちらは意外と記憶に残っていてそうで少々安心しました。授業前後、常に頑張っている緑IMの地道な努力が少しずつ実っています。高校3年間継続すれば非常に素晴らしい結果が出ると思います。

 中学生の新入生は連日補習に呼ばれて、このままテスト対策に入りそうな勢い。みんなしっかりとついてきており良い感じ。大幅アップや大台突破に期待しています。

2017年6月13日火曜日

最近の出来事

 遅まきながら、7日水曜日、鶴見区民センターへ多数ご来場いただきありがとうございました。今年は初めてQ&A形式で進学説明会を実施し、終了間際までご来場いただいた方々の熱い視線が印象的でした。志望校全員合格へ向けてしっかりと導いて行きたいと思います。

 さて、先日外食をしいたときの話。隣のテーブルから同業他社が既に出来上がった状態で大声で生徒対応について論じていました。最も年上と思わしき(それでも20代半ばから後半)人の発言「俺は厳しく授業する。みんなを引っ張って行ってるんだよ!!!!」後輩「ついてこない子はどうするんっすか」先輩「ついてこない奴が悪いから放っておくよ!!!!」後輩「どれぐらいついてきてるんですか」先輩「(推定クラス25人前後)5人はいてるよ!!!!」え~と要約すると、2割の生徒しか引っ張って行けず、多数の子がついてこないのは子どもたちが悪い、と。いや~楽な塾もあったもんですね。聞き分けの良いごく一部の子を熱く見たら面倒見の良い塾になれるらしい。

 ワンセではやる気のない子をいかに引っ張っていくのかが大きな課題。やる気のある子に補習でつきあうのは簡単です。むしろこちらが楽しいくらい。大手塾では生徒がたくさんいるので放置しても良いという論調が未だに健在なことを改めて実感しました。

 さて、授業編。

 小4算数は久しぶりに注意されている子がいました。全てにおいてゆっくりになったことが気がかりです。確信はありませんが、少し甘えたモードに入っているのかもしれません。勉強が出来る子の中で、様々な心身状態の影響で甘えたい時期がきたとき、わざと勉強をできないふりをして親の気を引こうとする子がいます。その状態が長引くと勉強できない癖がついてしまうので注意してみています。

 小5は国語で答え方の確認をしました。問題を解きなれていない子たちは自分の書いた文が適切かどうか考えずに、閃いた言葉をそのまま書くので違和感が出ます。理由を聞かれたら正しい答え方として「~から。」で文末は結ぶ。答えの文末は「。」を書く、など日本語を書く上でごく当たり前のルールです。小学生の低学年でも徹底しなくてはいけないルール「答えを間違えても答え方は間違えてはいけない」をしっかり遵守してもらいます。

 小6はようやく漢字テストが全員満点に近づいてきました。家庭学習をできるようになってきたということですね。中学生になってからが楽しみです。学年トップ争いを塾内でするクラスになれるよう仕上げていきます。

 中1は基本的な学習姿勢がなかなか完璧には定着しません。ワンセタイムに向けてお勉強が不出来です。原則火曜日に塾で宿題と課題をしてもらう方向で応急処置しています。ただ、いつまでも全てを塾に頼るのは決して良い事ではないのですが…

 中2数学は連立方程式の文章題をワンセタイムで実施。及第点はほぼなし。夏期からの特進数学に選ばれるメンバーは極めて若干名になりそうです。先週予告した問題を家庭学習してこなかった時点で特進の資格はありません。

2017年6月7日水曜日

高校レポート第2弾(2校)

 火曜日、朝からプール学院に行ってきました。教授力(先生の熱意・教える力)3、校風(制服の乱れや先生方の教育への姿勢)3+、CP(学費や予備校なしで大学に行きやすいか)おススメ度3
 諸口浜校舎に最も近い茨田高校レポ。教授力1+、校風1+、CP3+、おススメ度1+数値では表せなのですが、本当に素晴らしい先生の鑑のような人とお話させていただきました。この方がいらっしゃるので、茨田高校生は幸せだ、そう思えるほどです。中は素晴らしいのだから、保護者ニーズに敏感になっていただければ、と非常に惜しいです。一時期ほどの荒れは方はもうありません。でも、近隣と比べて最も自由な校風におススメ度は下がってしまいます。

明日の高校進学説明会を控えて今日はこれだけで…

2017年6月2日金曜日

追記:6/2今日の出来事

 昨夜はまさかの豪雨と爆風。夜中まで降り続いた雨で緑・鯰江中の体育大会の開催が案じられました。私の母校である今津小・中学校は水はけがとても悪く、雨が降ると数時間は運動場に水溜りができ、とても体育はできません。それでも、両中学は体育大会を無事決行。早朝より、多くの先生方が苦労されたのだと推察されます。子どもたちのために本当に頭が下がります。

 朝は緑・鯰江中を通り、信愛中高の説明会へホテル京阪京橋へ向かいました。異様に多い塾関係者を見て、ふと思い出しました、「昼食付」のフレーズを。この中の何割かは食事目当てですね。私の好きではないビュッフェに群がる蟻(塾関係者)を見るのが嫌で、早々に緑中へ移動。純粋な
子たちが一生懸命頑張る体育大会に心が洗われます。仕事が溜まりに溜まっており、事務所にこもってしようと思っていたのですが、来てよかったです。まずは眼前に中3TMを発見。何やら一所懸命に役をこなしていました。その後、中2MHを発見。それでも距離が遠く、こちらに気づく気配すらありません。競技にて中2FH、中3IMを発見。力走していました。中1や中3の男子が全然見当たりません。生徒も非常にお行儀よく、先生方の普段の躾の良さが伝わります。ギャラリーが非常に多く、時間の兼ね合いで鯰江中に移動。

 緑中の30%のギャラリーでしたが、誰もワンセの子が見当たりません…個人情報保護法を受けて顔がわかるSNSへの投稿を禁じる張り紙が印象的でした。ツイッターや当ブログでのアップを自粛して認可制のインスタグラムへ投稿しようかと思案中です。友だち限定のフェイスブックでもいいかと思います。

 では昼の部を見に再びグランドへ行きます。緑中に行くとクラブ入場行進や対抗リレーをしていました。PTA参加競技の綱引きにしっかり参加。生徒側に強烈な助っ人先生が入った途端、綱の力が3倍増しぐらいになりました。超本気で綱を引き、逆転した証にワイシャツとズボンが縄臭くなりました…再び鯰江に移動してボールをぐるぐる回す競技から最後まで見ていても誰にも遭遇しませんでした…あ、緑中の先生に「誰かのお父さん?」と聞かれた子がいたのですが、「誰かのお兄さん?」の聞き間違いだと確信しました。

 夕方、小4算数は大きな数の続き。TEが最近良い感じ。FWもかなりスピード、精度共に上がり良いですね。YSは慣れてきたのか、落ち着いてできるようになりました。OSは基本に忠実な問題の正答率は良く、次の課題は難問を理解する力をつけていくところです。FSはここ最近スピードが遅くなりました。丁寧すぎるのは玉に瑕ですよ。

 最後は中3。横堤の子にアクシデントがあり、案じられましたが帰る頃には笑顔が見られて一安心。授業では快調に二次方程式の計算の応用を終わらせました。出来た者帰りの社会では鯰江SRがフライングするわ、指名されていないのに答えを発表するわ、指名したら間違えるわで結局最後に帰っていきました。鯰江HKが進学説明会の練習をしましたが、上手にできて速い時間でOKを出して意気軒昂に帰宅していきました。

2017年6月1日木曜日

最近の出来事(授業ネタなし)

 高校進学説明会を来週水曜日に控えて準備に追われています。無から創る説明会は非常に頭を痛め、どうすればより良くなるのか常に模索しています。私立と公立の違いから出題傾向までワンセでしかできないことをしっかりやっていこうと思います。

 金曜日に信愛高校、来週火曜日にはプール学院と茨田高校に訪問する予定です。悪い学校の代名詞として言われることが多かった茨田高校ですが、先日主席の先生にご訪問をいただき最近の安定してきた高校の現状報告を非常に熱心に語っていただきました。私は自分の目で見たものを信じますので、その話しが本当でも偽りでもしっかりとブログで伝えようと思っています。

2017年5月26日金曜日

最近の出来事

 ようやく菫・蒲生・横堤中のテストが終わり、長いテスト対策期間が終了しました。水曜日に一部中学のテスト返却があって以来、テンションが上がりすぎて夜寝付けませんでした笑 緑中と茨田北中のテスト結果が良かったからです。数学の100点報告も続々とあり、自己ベスト更新者が半分以上いました。長期欠席者を除く全員が成績アップ。ひとまずは上々の出来です。ただし、中1は多くの課題を残す結果となっていますが…。

 小6算数は計算三昧。割り算で問題をよく読まずに小数点の位置がずれている子が若干名いました。数回のテストを経て、ミスが減っています。計算問題は「解ける(解き方を知っている)」のと「正答率が100%」なのはもちろん違います。やり方をわかっているのにミスが多いのは入試において致命傷。だからこそ、小学生の間にしっかり解ける癖をつけようと思います。

 小4算数は「大きな数」の導入をしました。OSTEが若干のセンスを見せています。FWはできることが急増中。入塾時に一番の課題であったスピードがワンセ基準の普通になりました。あとは暗記の努力を家でして来るのかどうかですね。YSもスピードが課題だったのですが、普通についてこれるようになりました(学校よりかなり速いです)。集中力がかなりついてきました。FSは逆にスピードが遅くなったように感じます。その分、丁寧になったので一概に悪くはないのですが、もう少しだけ速くなれば更に良い感じになります。

 諸口中3は進路についての話と、茨田中の社会の不勉強に対する嘆き。5教科中、社会の平均が最も低いのは単純に手抜きしているからです。公立入試で数学で稼げない分、努力が点数に
直結する社会でしっかりと頑張ってもらうつもりです。今年は数学でS特進レベルのことを希望する子がいないのが少々寂しいですが、その分英語と社会理科で努力してもらいます。

 金曜日は中3鯰江中のみで地理と数学をしました。日本の都道府県別の形を見て県庁所在地と特徴を言うのですがHKボチボチでした。ISは地形図と名前はそこそこ一致。SRNMは当てものの世界で「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」でした笑 それでも積極的に授業に参加しようとする姿勢はOKです。
 

2017年5月25日木曜日

最近の出来事(水曜日まで)

 テスト結果が全体の半分ほど返ってきました。茨田北中3年の結果は全生徒平均で450点超で460点弱、緑中は水曜日時点で全教科は返却されていませんが、80点を余裕に超えて5科換算で420点超え、中2緑中も換算点で460点超え、何と中1が最も悪く、緑茨田中の換算点で420点です。チラシの締め切りが今日だったのでこの数値を載せたかったんですが間に合いませんでした。

 そういえば、先日、テストが全く終わっていない時期に「テストが終わり○○点上がって」というチラシを見ました。昨年度の話かもしれませんが、あのような書き方は塾業界全体のイメージが悪くなるので改めていただきたいです。

 ところで、水曜日はテスト対策期間中でもあり、多くの補習があった日でもあります。小学生は5,6年生が英語でお呼び出しを受けていました。その中で鯰江東の子たちは明日から修学旅行だったのですが、みんなしっかりと頑張って笑顔で帰って行きました。入塾前はモチベーションを心配していましたが、みんなとても頑張っています。夜は中3の茨田・茨田北・門真7中チームA参加者が今福に全員集合。本当にみんな頑張っています。長い長いテスト対策に完璧(満点)以外はお呼びだし。宿題が適当・課題が適当でも同様。答えが全て埋まっていて、赤ペンで答えを書いているだけはダメでしっかりとした復習を要求しています。それを徹底できているからこそ、入塾テストもないのにトップクラスの成績を収められているのだと思います。「本当に勉強させる塾」が看板倒れにならないよう、しっかり努力して成果を出し続けられる塾であり続けます。

 中2緑MHCH数学満点おめでとう!とても嬉しかったです。努力は裏切りませんね。「頑張っても成果が出ないのは(それはまだ)努力ではない」by王貞治 みんなの努力が嬉しいです。