2018年11月12日月曜日

最近の出来事~進路相談~

 11月の受験生懇談会は若干名を残して終了しました。一人30分を見込んでいるのですが、話し込むと時間が押してしまいご迷惑をお掛けしました。同時に立冬が終わり、木枯らしの季節なのに日中の暖かさに違和感を覚えつつ、真冬だと廊下でお待たせすると底冷えするので、それがないことにホッとしました。

 ところで塾の進路相談の大前提は将来の選択肢を増やせる可能性を伸ばしたり、なりたい職業への可能性をあげることです。他塾生のご相談を受けると「この偏差値だと〇〇高校」「〇〇高校の併願はこの3つから選択する」など公立ありきで、流れ作業のような進路指導に疑問を感じられているケースが多いと感じます。

 私は保護者の方々からの信頼を得るためには進路オタクでありたいと思っています。中高のみならず、大学・専門学校から就職活動までの知識をずっと増やし続けたいです。各高校の特色を知らずに偏差値だけで進路指導することはあり得ません。私自信が学生時代にそれで痛い目を見たからです。

 オタクとして知識を増やすのは趣味です。知らないことは恥ずかしいことで、調べないと気が済みません。また、子どもたちのことについても、知識で親御様に逆立ちしても勝てないのはわかっていますが、できるだけ色んな側面を見て新たな発見をしようと思います。子どもたちの性格を知らないで進路指導などできません。

 公立のトップ校に合格して塾の看板の価値を高めたいなど、露ほどにも思いません。ただただ、毎年全員合格を祈っています。文理学科設置校や有名高校合格を自慢気に書き、その傍らに「全員合格」の文字を平気で書きながら不合格者がいる塾のチラシを見て様々な感情が沸き起こります。進路指導自慢や私立高校の先生方との仲良しアピールも寒々しい。

 各高校のメリットデメリット、みんなの個性を考慮してどこが向いているのか納得できる理由をつけてオススメできる高校を紹介する懇談会でありたいと思っています。こちらの話に耳を真剣に傾けて子どもの将来を案じつつ聞いておられる姿を見て、もっともっと子どもたちのことをしっかり見て、知識を無限に増やさなければいけないと実感しております。
 
 

2018年11月7日水曜日

立ち位置

 私は「先生」と呼ばれ、自分なりの正義を基に子どもたちに色々教えています。ただ、自分の発言が正しいのか自問自答の日々です。知識を増やし、一つの出来事に対してどういう意見が多いのかを強く意識しています。そして、自分の意見が一般的な世論と比較してどのようなズレがあるのかを常に比較しています。そうでないと自分に意見する人はいないのですから、老害が生じ、自分の価値観こそが絶対だと妄信してしまうからです。先生を演じているときの私は強く自己主張します。でも、その意見に対しての反応は意識しています。変わっていけない・柔軟になれない大人になりたくないからです。

 だからこそ「プロ」には厳しいです。経営コンサルタントを自称しながら情報や知識が私以下の人の言うことは全く信用しません。逆に経営コンサルタントで私が納得できる知識を持った人に出会ったこともありません。このブログを読んでいただいて、何か一つでも感動できる情報かご提案をしていただいたら長いおつきあいをさせていただきたいと思います。

 また、学校経営者にも同様に非常に厳しいと思います。教育と売り上げの崩れたバランスや言行不一致を許容できません。質の悪いことに、学校の改善点をダイレクトに伝えてしまいます。ウチの子たちが行く可能性があるなら、やはり気になることはダイレクトにお願いします。言った後で「過ぎたるは及ばざるがごとし」と過剰すぎたかと思うこともしばしばあります。

 ただ、私が嫌われてもそういう意見が保護者の代弁だから、遠回しに言わないほうが良いとも思っています。親は子を守ります。同様に私も子どもたちとってより良い環境になるお願いをすることに変わりはありません。身分によってコメントを変えることもしません。接待を受けたからといって思っていない評価をすることもありません。

 自分の感じたことを正直に伝える。そのときの意見が一般的な保護者の代弁になっているのか強く意識する。過去の情報を過信せず、できるだけ上書きし新鮮にする。自分の立ち位置を勘違いしない。そう決めて言動しています。正直すぎる大人は浮きますが、この立ち位置は変わりません。

2018年11月6日火曜日

最近の出来事

 明日からの懇談会を控えて少しバタバタしています。来年からのカリキュラムを大幅に見直し、様々な新しいことにチャレンジする予定です。12月の懇談会までに構想をまとめてご案内できるようにしていきます。

 さて、今回はみんなの様子です。相変わらず時系列は無視して小3から。前回に続き「円」についてしました。コンパスの使い方をしましたが、正直この単元は好きではありません。なぜなら、手先が器用でない子が戸惑い、展開がかなり遅れることが多いからです。理解していないことを教えるのは当たり前ですが、時間さえかければできることを待たなければいけないことに時間がもったいないと感じるのです。ただMSTMは順調に書けていました。あとは慣れるだけなので小学校の授業で何とかしていただこうと思っています笑 小5は新単元の平行四辺形と三角形の面積の求め方の導入。2週間ほど復習している間に学校が追いついてきたので少し慌てて進みました。公式の応用までしましたが、来週に完全理解を図りたいと思っています。

 中1社会は歴史。全中学校していることがバラバラなので、もう学校にあわせて展開することは不可能です。全員揃っての授業は久しぶりで華やかになっていました。油断すると緩くなるので程よく引き締めていこうと思います。中2も中1同様、全中学校試験範囲がバラバラになりそう。少し早めに塾としては終わらせておいて、来週からは学校別のテスト対策用の覚え込みモードに入る予定です。中2特進数学は、やりたいレベルで展開。来年度C問題にチャレンジしたいという子が出てきたときに対応できることを今のうちからしておこうと思っています。面積比をしていますが、書き方が美しくないもののセンスを発揮する緑IA。横堤OSは証明のときは存在感を発揮していたのに、この単元では若干差をつけられました。2人の中間に位置する緑SS。本気を出せばできることが増えるのに余力を感じる緑FSです。

 受験生は毎日過去問チャレンジ。先週末に面積比について導入。緑SHがここにきて数学が急上昇しています。そこに緑AKが着実にできることを増やしている状態です。じわりと実力をつけているのが緑OMCH。今後の伸びが楽しみです。ちなみに月曜日の開明数学はトップ緑AKで緑SH、CHが続きました。火曜日の開明数学はトップSHAKCHでした。数学は上位層が固定され始めていますが、早くここに割り込む子たちが表れてほしいです。
 

2018年10月31日水曜日

10/31の出来事

 説明会が終わり、精神的なゆとりができたので色んな人に連絡を取っています。幸い、私の周りには向上心があり、行動的な人が多いので非常に良い刺激を受けられます。今日は電話をたくさんかける中、考えることが増えてモチベーションが上がりました。
 五ツ木の結果が返却され、平均偏差値は順調に上がっていました。それでも個々に見たとき。もう少し点数を取って欲しい子のほうが気になります。全体の1割程度ですが。

 夕方、中3は大和田数学の過去問。トップは緑AKSH鯰江SAが続きました。緑CHSHの好敵手YS、緑OMの奮闘による切磋琢磨に期待しています。後半は歴史の流れの確認。緑AK、SHが及第点。でも主人公は緑OMでいつにない答えを連発し盛り上げてくれました。説明会のときと随分違う雰囲気にビックリです。

 夜は中1標準数学。クラスを分けて初めての授業です。前回、特進で問題演習不足を強く感じたので宿題の質と量を大幅に見直す予定です。最近緑FRが良い感じで、そこにYAも負けず嫌いのパワーでクラス全体が良い雰囲気になっていました。

 後半は基礎数学。緑SYがようやく色んな意味で慣れてきたように思います。10人程度の程良い人数で適度な緊張感と集中力、楽しい雰囲気が混在しており想定以上に良い状態でした。強引にクラス分けを決行しましたが、結果が楽しみな中1となりました。

10/30の出来事

 ようやく大きなイベントである高校説明会が終わったので、少しゆとりができました。とはいうものの、すぐに中3懇談会、テスト対策、冬の懇談会、冬期講習会と雪崩式に襲ってきますので、いよいよ気を引き締めるときです。今週末が確実に休める最後の日かもしれないので、日帰りドライブに行こうと思います。酷い頚椎症で椅子に座れなったのですが、ようやく落ち着いてきました。高校訪問のときが痛みのピークで不躾で恐縮です。

 さて、小5算数は復習モード。単位量あたりの計算の応用問題をしました。このあたりはTEが良い発想を持っています。ちなみに教室は机の配置を変えて模様替えしました。席替えもしたので、新鮮な雰囲気です。国語はしばらく文章作りをしていくための準備に入りました。SNSの流行により、文章をまともに書けない子が急増しています。英語も大切ですが、まずは母国語をきちんと使いこなせるようにしていきたいです。

 その後、中3は大和田の数学過去問にチャレンジ。トップは緑AKSH、CHが続きました。順当な結果ですね。ただ、計算ミスが例年よりも多いのが気掛かりです。昨日の説明会後に志望校を考え直している子がいたので、しっかり話していきます。

 中2特進数学では証明問題をしました。ようやく特進らしいことをできる単元になり、ハイレベルなことを望めます。横堤OSが頭一つリードしているのはLet校でもまれた成果ですね。こちらの校舎に戻ってからのほうが集中力・表情ともによくなっています。緑IASS、菫NMにも良い影響を与えています。緑FSも今までのように余裕はなく、全力でついてきてもらいます。足立の要望でしばらくクラス替えをする予定はありませんので、みっちりしごいていく予定です。

2018年10月30日火曜日

高校説明会&最近の出来事

 月曜日、鶴見区民センターにて「ワンセルフがお勧めできる高校だけの説明会」を実施しました。ご来訪・ご参加いただいた方々に厚く御礼申し上げます。今回、ご参加いただいた学校はどちらを選んでいただいても良いところばかりなので、相性でご判断していただければと思います。今年度
、塾としては希望者がいないながらも良い学校は大阪信愛学院、履正社、金光八尾です。次点として、成蹊女子、四條畷学園、大阪産業大学附属、大阪国際滝井です。その他は直接お問い合わせただければお答えしますが「どこが良い学校ですか」という質問はお答えしづらいので「〇〇高校はどうですか」と固有名詞で聞いていただけるとお答えしやすいです。他塾生でも匿名でご相談に乗りますのお気軽にお問い合わせください。中学校名・実力テスト・五ツ木の結果がわかれば、詳しくお答えできます。

 では、今福鶴見の出来事。小3算数は新単元の円の導入。少し定着度が怪しかったので、次回以降で完全理解を図ります。MYTM、HUが比較的スムーズでした。小5は少し復習モード。平均や単位量の応用問題をしました。悪くない手応えです。ここ最近叱られる子もほとんどおらず、ようやく落ち着いてきました。例年を思えば少し早いぐらいにクラスの良い状態を作ることができたので、今後入塾する子たちには良い見本になってくれると思います。小6はプレテストに向けての最終調整中。H・A、N・K、S・Nが比較的点数を取れています。HKも波はありますが、悪くありません。学年トップ争いをする子がいそうな中で、Let校の子たちが彼らの上をいく結果を見せているので、切磋琢磨が楽しみです。

 中1は特進数学を本格的にできる図形の単元になりました。今までとは違う頭の使い方をしなければいけないので、戸惑いを感じていたようです。残念ながら今年のメンバーは理系よりも文系のようで数学担当してはしごき甲斐があまりないのが残念です。11月より、英数は完全にクラスを2つに分けるのでしっかりと全員の面倒を見ていこうと思います。

 中2は社会でしか見ていないので、楽しく授業しています。英数を教えていると、積み重ねが大切な教科なので、前回までの内容を使いこなせるかどうかがポイントとなるので、定着具合が良くない子には原因究明と対応がより厳しくなりがちです。つまりピリピリする機会がふえるということですね。

 中3は近々詳細をアップします。

2018年10月27日土曜日

大阪商業大学高校&最近の出来事(主にLet)

 木曜日、大阪商業大学高校に来訪しました。一昨年、高校レポート上の最低数値でありながら生徒募集の状況が良く、左うちわで「上から」発言が目立ちました。当時、校長には学校の酷さをお伝えしましたが、馬の耳に念仏でした。高校の状況は良いことも悪いことも数年遅れて結果が出ます。一時的に中身がないのに生徒が集まっても、必ず現状に不満のある子たちが「正しい」ことを言います。それが口コミとなり、学校の評判に繋がるのです。ではレポート。校風2教授力1.5授業態度1.5お勧め度1.5。この数値でも2年前よりはマシになっています。ひとえに現場の先生の熱意です。ただ、残念なことに問題意識のない管理職者が足を引っ張ります。良くない学校の典型ですね。

 さて、久しく書いていなかった授業の出来事を学年ごとに。まずは、Let校の小5は「平均」という単元の簡単な応用問題をました。今福よりは進路がややゆっくりですが、完全定着を図っています。小6はプレテストに向けてスパート中。FSは勉強に対してふらついてように見えていたのが、落ち着いてできているようにかんできているように感じます。FNは気になっていた計算問題の正答率がじわじわ上がっており良い状態。みんな中学生になってからの伸びが楽しみです。

 中学1年生は緑YYがテストで大台キープ。他のメンバーは期待値が高いので、それに見合う結果にはなっていません。中2は横堤OSがかすかに抱いていた学年トップには10点ほど届かなかったみたいです。茨田北IAは気持ちの波があり、部活動に左右されます。まあ中2なので、そんな時期と自分を納得させています。

 今福の出来事は土曜日にアップ目指します!