2019年1月5日土曜日

最近の出来事

 正月気分も一掃されるような授業ムードです。初回の授業こそリラックスモードでしたが、2回目からは勉強モードに入っています。

 小3は宿題確認日。TMが最もミスが少なかったです。HUは丁寧に復習してきた形跡がありました。MKは最後まで同じペースで頑張っていました。逆にSAは小学生らしく最後のほうは集中力が途切れているのがわかる答案用紙でした。一日で頑張りすぎたのでしょう笑 MYは少しミスが目立ちました。とはいうものの40ページ中約20j問の間違いなので1ページあたり1問あるかどうかです。ワンセ基準では多いといわれるのが少々気の毒かもしれません。

 中3はラストスパート真っ最中。緑CHが公立後期の過去問で満点をゲット。社会では緑SHと横堤YHが健闘しています。少し波が荒いもののできることを着実に増やしているのが緑AK。男子3人がトップ争いの常連です。その他は少し物足りないですが、今後は志望校合格に向けてできることを一つずつ増やしていかなくてはいけません。

 中2は数学と社会をしました。数学では確率の授業の3回目で応用問題にチャレンジ。でも、センスを発揮して解く問題では誰もアピールできる子がいなかったのが残念です。緑IAがかろうじて及第点で、その他は今後に期待。この学年は新年初日だったので、軽く流し気味でしたが明日以降は本気モードでいきますので、気合を入れてきてくださいね。

2019年1月3日木曜日

今年の抱負~成長~

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、2019年に向けて抱負(方針)を述べたいと思います。今年で19年目を迎え、例年言っているような気もしますが、過渡期です。英語教育の変化・授業のIT化など教育現場で大きな変化を迎えます。時流に乗り、しっかりとついていかなくてはいけないと改めて気力をみなぎらせています。

 2018年は苦渋の選択の「月3回宿題忘れorサボりで退塾勧告」というルールを設け、1年が経とうとしています。退塾者の大半が退塾勧告者という現状が非常に複雑です。自主的な退塾が過去最少になったのは、満足度が向上していることもあるのでしょう。それでも懇談会を通じて、保護者の方の子どもへの期待を実感し応えなくてはいけない、まだまだ至らない、という思いでいっぱいです。

 お預かりしている子どもたちの人数は少し増えました。それでも、各教室の机を1列ずつ減らして収容人数を5,6人ずつ減少させました。教室内の空間を増やし、一人ひとりをしっかりと見ていきたいという意思表示です。「教育ファースト」「内部生(既存生)ファースト」の方針は不変。携帯会社の逆ですね。新規ではなく、現場の子たちが優先されます。この時期、授業中という理由で新規問い合わせのお電話をないがしろにすることもしばしばあります。それでも変わってはいけない部分は変わりません。

 ただ、根幹は変わらずとも成長していきたいと切に考えています。齢を重ねると自分の知識と
社会経験だけが常識になり、他人や他社の価値観・世代間の相違を認めたがらない傾向があります。ただ、私は教育者なのでそれではいけません。大正から昭和・平成まで老若男女の価値観を考え、マッチングしていかなくてはいけません。年齢を言い訳に「できない・覚えられない」は私にはタブーです。新しい経験や価値観との出会いは楽しく、刺激的であり、積極的にそのような機会を増やしたいと思っています。

 時代の変化や多様化する価値観についていき、自分の価値観を他人におしつけてはいけません。ただし、教育者である限り正しい道やモラル・マナー・(子どもたちの)言動に対してどのように人は感じるのかは伝えます。私の意見がいつも正しいと思ってはいません。でも、間違いを教えないためにも常に自分自身が知識・情報を増やして新たな価値観を否定せず、自分の立ち位置を常に意識し続けようと思います。いつも「正しい常識」を教えられるよう精進していきます。
 
 

2018年12月31日月曜日

最近の出来事(主に中学生)

 今回は中学生の出来事です。1年生は社会とチャレンジテストを意識した復習数学を担当しています。新入生が増えており、新たな躾期間です。新入生は勉強しません、というと乱暴ですが当たらずと遠からずです。まず、復習する習慣がありません。受け身で授業を聞いているだけ賢くなることはないのです。孔子の「学びて時にこれを習う」が真理です。つまり、学んで(授業を受けて)も復習しなくてはならない、ということです。ワンセタイム(確認テスト)に向けての姿勢が既存生とあまりにも違いました。満点以外不合格なのですが、テスト直前にほんの数分見直しをしただけで勉強してきた気分になっている新入生と、満点を取るためにしっかり勉強してくる既存生との差です。その差がそのまま定期テストの差につながっているのです。人数は増えましたが、一人ひとりをしっかりと見ていく姿勢に変更はありません。
 
 中2は社会と数学の確率をしています。提出物や課題に対する意識が最も甘いのが中2です。何より、授業態度の集中力の不足に不満を覚えています。彼らの名誉のために申し上げると、授業中に私語やよそ見などの問題行動はありません。ただ、数学のように脳を全力で使って欲しい説明しているときの集中力に不満があるのです。目に見えない脳ですが、鍛えれば鍛えるほど筋肉同様に発達します。これは脳外科医の意見と同様です。子どもは言わなければできません。だから、つよくそれを望んでいることを明確に伝える必要があるのです。

 受験生は毎日解き続けている過去問結果から。トップ取得率は緑AKがダントツ。次いで緑SHと緑YSが並びます。そこに緑TM、NN、IN、OMがトップ取得者に名を連ねます。トップ争いに得意教科で鯰江SA、茨田WS、横堤YHが食い込みます。阿吽の呼吸で夫婦漫才もどきを連日繰り返す緑YSSHは常に同点や僅差というあ有り得ないほどのシンクロした点数を見せてくれます。受験生については胸を締め付けられるほど、現状に一喜一憂しています。同業者が「「この時期の受験生のピリピリした雰囲気が好きだ」というお気軽な気持ちになれたら楽になれるのですが。

 子どもたちに対する思いは近々アップしようと思います。

2018年12月30日日曜日

最近の出来事(主に小学生)

 冬期講習会が始まり、早起きが辛い日々です。では、今回は冬休みに入ってからの授業の様子のみをつらつらと書きます。随筆は次稿にて…

 小3算数は復習モード。先週の書きましたが、新入生が増え、みんなが競争心を持って取り組んでいます。果たして、ミスが激減しています。そしてスピードが最大の課題であったのに、すでに4年生以上5年生未満の状態です。集中力も学年以上。このクラスに加わる子には極めて良い環境ですね。既存生にとっても良い刺激になっており、小3ながらにクラスの状態は全学年の中で最も良いです。
 
 小4算数を久しぶりに見ました。9月以来ですが、随分大人になっている彼らにビックリ。足立・塚田にもまれたのでしょう。私たち3人は厳しさのタイプがそれぞれ違うので、子どもたちも大変です笑 復習モードですが、1か月ぐらい前に喝を入れたこともあり、てきぱきしていました。来年、3人中誰が担当するのか決まっていませんが、成長が楽しみなクラスです。

 小5算数はこの時期に珍しく新単元の小数×整数をしました。毎年定番ですが、約分を忘れる子が続出するのです。忘れる子に限って、約分の仕方が適当で我流。つまり、習ったことを習得する前に我流で「できているつもり」なのです。学年トップのは例外なく基本に忠実です。逆にできない子ほど「凡ミスや」と言います。「やればできる子」は「やらなかった子」ですから、その癖を治す必要があります。

 小6算数も復習モード。3月からの中学生の授業に備えて授業を聞く態度の躾期間だと思っています。人数も例年よりも多いため、こちらのパワーもレーダーもレベルが高くなっています。基本に忠実に「解説中が集中して聞く」「新しく習ったことをしっかり習得する」ことに気をつけているので少々手厳しくなっています。

 小5、小6は定員に近づいているため、ワンセ史上初の中3までに募集締切が視野に入っています。もしかしたら、中学生になると新規募集が一時見合わせになっているかもしれません。途中入塾の子を意識しなくてよいなら今いる子に集中できます。恐縮ながら「募集制限」を意識して新年度に突入するかもしれません。でも、「既存生ファースト」だと思っているワンセには悪いことではありません。

 長文になりそうなので中学生は後日…

2018年12月20日木曜日

続・最近の出来事

 最近、ブログの閲覧数が増えてるのに投稿数が少なく申し訳なく思っています。11月から始まった懇談会がようやく終わりました。1週間前までは咳が随分酷くご迷惑をおかけしました。土曜日から始まる英検対策と冬期講習会の準備でバタバタです。冬期講習会が始まれば授業とその準備がメインになるので、少し楽になります。朝から夜まで授業だけなら幸せなのですが、その他の仕事が押し寄せてきます。

 さて、各学年の出来事です。小3はスピードアップを課題にあげて約1か月。ようやくこちらの望むペースでできるようになりました。今は2学期までのまとめをしてますが、小テストをするとミスが最も少ないのがHU。次いでTMも悪くありません。若干ミスしてしまうのがSMMY。4年生になったら凡ミスに対して厳しく取り締まろうと思います。小5は国語の記述に力を入れています。今後、自分の考えを端的に表現できることが重要になります。今後、作文を書く機会は減少します。今更
作文の書き方は中学生以降何の役にも立たないので「論文」「小論文」の書き方を踏襲した記述対策にしていきます。原稿用紙の使い方などは小学校でも習うので、ワンセでは文章の作り方を練習していこうと思います。小6で少し気になるのが宿題のわからないところを授業前に子どもたちで確認していることです。それ自体は悪くないのですが、理解できている子にやり方を教えてもらうのはもちろんOK。むしろ推奨しています。でも、答えだけ聞いて写しているならそれは良いお勉強とは言えません。エスカレートしないよう注視しています。

 中1社会は歴史を進みました。宗教改革について解説。本当は今のISISや中東情勢に絡めて話したかったのですが、そこまでの時間はありませんでした。普段作れない貯金を冬期講習終了までに作っておいて平常授業に戻ってから覚えこみをしてもらおうと思います。数学では緑FHの話題で盛り上がりました。緑TA・Hから主役の座を奪いそうな勢いです。

 中2社会は天皇制度や領土の現状について話しました。そういった教科書外の話ですが、知っておかないと外国人との会話についていけなくなります。日本人として母国について知っておいてほしいですね。友人の中国人は中学生で漢詩(中国の詩)を学ぶことを知り驚いていました。中国でも習わないのに外国(日本)で教えていることに対してです。同様に外国人のほうが日本の歴史について詳しいこともあります。ただ、それでは少し恥ずかしく思って欲しいですね。
 
 受験生は公立国語C問題対策。C問題に強い塾というキャッチフレーズに例外を出してはいけません。今福鶴見校では2年連続C問題採択高校(文理学科など)全員合格しております。かつて、高倍率であった公立前期試験でも合格率は常に100%を目指して、ほぼ実現できていました。12月から公立国語対策をしなくてはいけないほどの危機感を覚えたからです。記述ではかなり厳しい言葉をかけられた緑CHや緑MHは順調に書けるようになりました。スピードに大きな課題があった緑AKも時間内にかける目処がつきました。また、CHは数学がかなり伸びており、今後に期待しています。

 おまけの木曜日の小学生の出来事。小3は先週より新加入のMKがハイスピードについてこようと頑張っています。スピードが課題であったSAは見違えるほど全ての動作が速くなりました。あ、帰る準備だけは遅いですね笑 MYは新入生が増えて張り切って良いところを見せようと(?)集中力が増しています。結果、SA同様ミスが減っています。安定して正答率が高いのがHU。ちなみにロトくじで足立賞をゲットして素敵なプレゼントをゲットして帰って行きました。

 6年生は鶴見小学校が卒業遠足でキッザニアに行った中、疲れた顔を見せつつ頑張ってきたのがSM。その姿勢が将来に大きく影響します。疲れているのはみんな同じ。そんな中、遅刻してでも来るという気持ちの差が大きくなるのです。今後が楽しみですね。

2018年12月13日木曜日

小学生の出来事

 昨日に続き小学生の出来事かから。まずは3年生。新単元の導入をする度、順調な理解度を示すのがTMMY。宿題をこなすことにより理解を深めるHUSA。少し応用問題になると展開がややゆっくりにになりますが、許容範囲です。4年生からは更に難しい単元が増えるので、授業を聞く習慣と、集中力を更に上げるよう心掛けていきます。

 5年生はようやく等積変形が終了。授業する度、理解できる子が増えるのが実感できたので思わず3週も続けてしまいました。基本に忠実な発想を一番できていたのがTE。オリジナリティで面白いセンスを発揮してくれたのがMN。図形のイメージは一般的に男子のほうが得意なのですが、彼女たちの奮闘ぶりが目立ちました。MHはこちらに来てから表情豊かに話を聞いています。MSも少人数より今のほうが焦らずに取り組めていて少し安心しました。

 6年生は場合の数の導入。樹形図の書き方をしました。じゃんけんで解説をしていたのですが、本来はグー・チョキ・パーの3種類あるはずが二種類しかないという子がいたりしました。極めて勝つのが困難なじゃんけんになりそうですね笑 最近算数に自信を深めているNKが貪欲に取り組む姿勢が良いですね。

2018年12月12日水曜日

最近の出来事

 超ご無沙汰しております。咳だけが2週間以上止まらない状況でしたが、ようやく回復の兆しです。特に話し続けると咳き込む状態で、懇談会ではご迷惑をおかけしました。報告したいことが多い中で、今回は授業や子どもたちの様子の現状です。

 まずはテスト報告。中3緑AKは大台480点で学習奨励賞(1万円)ゲット。中2では横堤OSが学年トップらしい。前回は緑SSにもその可能性がるようです。また、緑IAが正常進化中で自己ベストを余裕で更新。満点賞で勢いに乗る緑YYも大幅にできることが増えています。菫NMも今回は多少点数を上げてきて特進の名に恥じない程度は取って来てくれました。少数精鋭の特進はクラス平均461点でした。中1では緑HKが一つの壁を越えられた感じで、良い発想をしています。緑YYは頭の回転は良いのに、少し雑なので点数に表れにくいのが玉に瑕。緑TA・HYAは詰めの甘さで点数が微妙なことに。結果以上に理解できていることが急増し、様々な急成長を感じるのが緑SYTMです。

 授業は中3から。最近特進組の一部が気になりますが、本人と個別に話そうと思います。国語で記述対策を始めました。公立国語です。B問題とC問題で書き方が大きく異なります。また、B問題では出題傾向が定まっておりません。定まっていないから対策できない、賭けに出て、書き方を一つに絞って対策する。他塾ではそのような対策をしているようです。私は違います。パターンがわからないなら全部やります。想定できる範囲の全てです。初年度は縦書きか横書きかすらわからないので両方書かせました。2段落構成と3段落構成はもちろん、様々なパターンの出題方法に対して複数回の対策を実施します。今から卒業までに一人50本は書くでしょう。その全てをきちんと添削するのはなかなか骨です。それでも合格のために約20点あるこの単元の対策は極めて有効的です。他塾がお茶濁しで5回程度やって「対策をします」など笑止千万。たかが5回で高得点をとれるわけありません。某大手塾の2倍の点数を安定してワンセの子たちは取っています。「C問題に強い塾」はみんなの努力の賜物です。ところで、思わず文才を感じたのが緑INKM。なかなか磨き甲斐のある文章でした。また、1回目の割には全体的に悪くない手応えで、C問題の一部の子以外はほっと一安心しました。

 中2社会は久しぶりに歴史の授業。ファイナルチャンスでロトくじをかけて恒例の挙手が最も早かった子が指名されるやつですね。トップは安定の緑SS。ただ、鯰江KYや緑AS、MCもなかなか良い反応をしていましたが、微妙に挙手が遅れるので指名されないのが残念。あ、社会では大阪人らしく誤答でも爆笑させてくれたらくじゲットというルールで、適用者者は緑YYのみでした。特進数学は先週より、面積比の問題をしています。緑YYIAにかなりのセンスを感じます。順当に伸ばせば国公立理数系に充分なセンスを感じました。面白いのが緑FS。特進当初は少しついていくのも必死でしたが、初見の問題は手こずるものの、2度目以降の習得率は一番。ところで、このメンバーの共通点は姉または妹がいることなのですが、いかにFSが姉から愛されているのかで盛り上がりました。身近過ぎて気づきにくいですが、きょうだい愛は厳しく優しいもので、ときにはうざく感じるかもしれませんが素晴らしいものだと思います。兄・姉の立場で弟・妹にそこまでしてあげるとかありえない!と異口同音に言う中で彼は珍しく嬉しそうな気恥しそうな表情を見せたのが印象的でした。あ、ちなみに菫NMも妹思いの姉がいると自分で言っていました。

 中1社会も2年同様ロトくじを賭けてのバトル。範囲的に鯰江中が有利で鯰江MAMKが好結果。それでも緑FRや茨田MMは見せ場を作ってくれました。ようやく社会の授業ができたので、これからは1月末までしっかりと進み続けて、貯金を作っていきます。数学では扇形の面積の第2弾をしました。まだ基本的なことしかしていないので、今後レベルの高いことをしていくのが楽しみです。

 かなり長文になったので小学生ネタはまた次回…