2019年3月15日金曜日

今日の出来事〜in Disney〜

 入試が終わり、息つく間もなく新年度が始まっています。卒業旅行の引率で、貸切バスの中でスマホより打っています。小学生の授業後、準備のために一旦帰宅して事務所に戻ろうとすると捕物劇がありました。パトカーが5台も集まって手錠を掛けられる場面を生で見たのは初めてです。ちょうど10時で授業後のため子どもたちに何かないかヒヤヒヤで、緊迫しました。10時半には落ち着いて少し安心しました。もちろん塾とは何の関係もありません。かつて、輩が歩道を自転車で走って自動ドアから出たスタッフに逆ギレで因縁をつけた出来事を思い出しました。

 そういえば卒業式の今日、昼間に綺麗なお花を持ったMCに偶然会いました。色々込み上げてくるものがました。みんな中学校卒業おめでとう!

 コピペしにくいので時系列がおかしくなりますが、ご容赦ください。卒業旅行や遠足の引率は仕事の中で最も避けたいものです。みんなの体を預かる責任と、何かトラブルがないか24時間気を張らないといけないからです。何より無事に帰って来なくてないけませんし、誰かに迷惑をかけてもいけません。寝ていても気が休まる時間がないのです。遠足中は終始顔がこわばっているのが自分でもわかります。超ピリピリしているのですが、みんなに楽しんでもらいたいので、ガミガミ言いたくありません。だからみんなと距離を置こうとしています。

 そんな中で今年の引率は最も楽かもしれません。まず、貸切バスのため車中で他人に迷惑をかけることをあまり考えなくていいのです。集合時間も出発の1時間半前なので、ピリピリしなくてすみます。更には着いたら即入園なので、周りが賑やかなのではしゃいでも迷惑かけません。深夜料金で高くなりますが、このパターンは来年以降の参加になります。何人かが卒業旅行のしおりを渡していないと言っていたのでタイムスケジュールを書いておきます。

3/14午後11時50分今福鶴見駅前出発
途中三回休憩
3/15朝7時ホテル東京ベイ舞浜クラブリゾート着
荷物を預けてそのままディズニシー
確実好きな時間にチェックイン
午後11時消灯予定
3/16各自好きな時間に起床
ディズニシーランドへ
午後11時消灯予定
3/17朝7時チェックアウト
富士急ハイランドへ
午前9時到着後、自由行動
午後4時帰阪の途へ
午後11月時半前後鶴見緑地駅ローソン近辺
イオン前
今福鶴見駅セブンイレブン前
それぞれ到着予定

車内は静かで、みんな寝ています。私も少し目を瞑ります…何事もなく無事に帰れますように…








2019年3月10日日曜日

最近の出来事~入試前夜~

 午前中、受験生への最後の授業が終わりました。例年と比べると直接手のかかる子は少なかったです。それでも通塾時間は歴代最高でした。つまり、自主的に勉強できる子がたくさんいたということです。一講師として寂しいような頼もしいような複雑な気持ちです。授業が終わるとアクティブラーニングが始まり、自分で考えて問題集などを購入し自己探求していました。遣り残した感がない、といえば嘘になります。毎年、入試問題を見て「あれを教えておけば」「これをやっていれば」と思います。そして、入試前夜が最も感傷的になり走馬灯のような思い出が駆け抜け続けます。最古参であり、最後の諸口浜校生のMCから始まったこの学年。女性上位のワンセでは初めて男子が女子を引っ張っていく姿に軽い感動を覚えました。緑AKが背中で男子全員を引っ張っていったのでしょう。緑SHは目立たない子だったのにいつの間にかクラスの中心にいました。ミスややらかしが気になるのは緑CHと同様です。

 緑MHはラストスパートでの伸びが顕著でした。今、五ツ木の模試を受けたら間違いなく自己ベストを大幅に更新できるでしょう。緑FHは苦手意識の大きかった社会とようやく向かい合いました。気持ちの波が最も激しかった緑KSは、そのまま過去問の結果の粗さに直結。良い波で明日の試験を受けられることを切に願います。緑OAは自己管理の甘さが案じられます。杞憂で終わらせてください。緑INは終盤の文系教科の点数が良かったです。あとは実力を充分に出し切って、ミスをしないことですね。緑CRも全く同じコメントになりそうですが、記述のやらかしに気をつけて実力を発揮してきてきてください。教科間の得手不得手の差が激しい緑KMですが、苦手教科での失点を防げれば余力はあります。

 みんなミスと緊張によるやらかしにだけ気をつけてくれれば順当な結果が出ると信じています。解いてきた過去問は数100本。他塾では30本で多いと言っているので、桁が違います。その全てに対して良いお勉強をしてきた君たちですから大丈夫。まあ、そう言いつつソワソワしている私は眠れそうにありません。

2019年3月8日金曜日

卒業生へ~贈る言葉後編ファイナル~

 緑KM

 入塾後、200点近く成績が上がり400点も超えた。第一印象ではできないことが目につき、卒業できるのか案じられたが、想定以上に素直に勉強した。ノルマも多く課したつもりだが、飄々とこなした。

 素直にアドバイスを受け入れられるのは素晴らしい長所だ。継続できれば、できないことがどんどんなくなり成長できる。高校生になっても素直な姿勢で多種多様なことにチャレンジしてほしい。

 そして、興味が出たことに一心不乱に打ち込み一つのことを究めよう。ただ、高校生の間は基本の定着のため広く学ぶことも大切だ。

 緑KS

 体操部出身なのにその色をあまり感じなかった。感受性豊かな時期に多くの刺激を受け、自己処理しきれず、もどかしさを感じることも多かっただろう。

人は嫌なことをされ、強いストレスを受けたとき「この思いを他の人はしないように」と考えるタイプと「どうして自分だけが。他の人も同じ目にあえばいい」と考えるタイプがいる。君は間違いなく前者だ。

 自分が傷つきたくないからする優しさもどきの正体は弱さである。真の優しさは普段見えにくい。強さの裏側に隠れているからだ。学生時代強くなった分だけ人に優しくできる。

 緑MH

 外見とは裏腹に頑固で負けず嫌い。地道な努力を惜しまない。ここにきてその成果を感じる。集中力・理解力共に大幅に向上している。それでも自分が思っているほどの伸びではなくジレンマを感じているかもしれない。

 ただ、中学生時代に思い切り勉強した経験は必ず将来の糧になる。努力し、苦労し、報われたときもそうでないときも全て貴重な経験となり後世に伝えられる。

 指導者は失敗経験が多いほうがいい。失敗から学び、次に活かせるからだ。これからも全力で多くのことにチャレンジし多くの壁を感じ、糧にしてほしい。

2019年3月7日木曜日

卒業生へ~贈る言葉後編③~

 緑IN

 部活動に注力した中学生時代。現役の時は持っているパワーの大半を持っていき、勉強への余力が少なかった。引退後にできた時間を勤勉に、と思ったが今度は余力が残っていた。

 エネルギーの塊を持て余しているように見えた引退後。勉強との相性は良いはずで、努力に対する見返りは充分に受けらえるだろう。高校生時代に何にハマるのかによって将来は大きく変わる。高校生までは勉強を頑張った記憶を残してほしい。

 そうすれば、将来の選択肢は大幅に増える。完全燃焼できるものを見つけ、後世に学生時代は頑張ったと言える何かを見つけよう。

 緑CH

 繊細ながら食らいつく根性はある。打たれ弱いのかと思いきや、歯を食いしばってもうひと頑張りできる。みんなが諦める状況でも、ほんの少し悪あがきできるのは貯金になる。

 人を傷つけず、いつも周りに誰かいて笑顔がある。独特の空気を醸し出しているが、いつまでも出し続けられれば笑顔の絶えない人生を過ごせるはずだ。ただ、時には周囲の目を意識することも大切だ。

 意識しない状態が続くと、自分の立ち位置を見失い迷子になってしまう。そうならないよう、周囲との調和も大切だが「和して同ぜず」を心がけよう。

 緑FH

 受験期になり数学が覚醒を始めた。それまで得手・不得手がはっきりしており、興味のないことからは距離を置きすぎていたように感じる。

 食わず嫌いはもったいない。自分に限界を決めてしまうのが早いのももったいない。目移りするのももったいない。期待値が大きいだけに気になることはたくさんある。

 蛍雪の功の精神で、ひたむきに勤勉に努めてほしい。そうすれば壁を越えられる。自分で勝手に決めた壁を越えて新しい景色を堪能しよう。

2019年3月6日水曜日

卒業生へ~贈る言葉後編②~3/5の出来事

 緑SH

 文理学科設置校に行きたい、そう言ったとき当時の実力とモチベーションではいささか厳しいと感じていた。数学に比べ、文章のセンスが弱いからだ。一朝一夕に文章力はつかない。でも、愚直な努力で急激に学力を向上させた。記述(作文風)を除けば歴代の文理学科設置校合格者と肩を並べた。一直線なのが長所だ。

 反面、中学生男子独特のズレがある。幸い、周囲にはそれを指摘してくれる同級生に恵まれている。聞く耳をしっかり持ち、自分の言動を世間の最大公約数の意見と比べる習慣を身に着けよう。そうすれば、これからも交友関係に恵まれ、充実した日々を過ごせる。


 緑OA

 長い反抗期の真っ最中だ。やりたいことと言動のバランスついていに脳が追いついていない。果たして、優先順位に狂いが生じる。そうならないようにこれからは「嫌な予定」を先に済ませよう。良い大人は休日をリフレッシュにあてるため、日々家事や仕事を勤しんでいる。ご褒美の前借は良くないことになるケースが多い。

 人から受ける愛情は多くの種類があり、束縛される幸せは独りになって気づくこともある。思春期の今は理解しにくいのかもしれない。愛情が根本にある曲がっていない束縛は、幸せであり同等に愛情と謝意で返そう。

 緑CR

 塾では目立たなかったが、笑顔で課題をこなしていた。私に叱られることなく卒業できる数少ない子だ。努力を地道に継続できるのは立派な才能だ。

 勉強面では突出した結果ではなかったが、全てがじわりと上昇した。少々物足りなく感じるのは、欲のなさと目的意識からだろう。

 高校生になったら、自分に限界を決めずにやりたいことに打ち込もう。学生時代に頑張ったと言える何かを見つけ、極めてしまおう。

2019年3月5日火曜日

卒業生へ~贈る言葉後編①~&3/4の出来事

 緑AK

 第一印象は「素直で伸びしろが多い子」だった。算数をしても国語をしても際立ったセンスを感じることはないかった。その代わりに愚直な努力を怠らなかった。わからないところは授業後に質問に来る姿勢が最後まで変わらなかった。

 いや、正常進化した。わからない箇所があってもできる限り調べて、どうしてもわからないときにだけ聞くようになった。センスだけ上回るこはたくさんいたが、君ほどストイックに努力できる子はいなかった。

 カメはウサギに勝てない。でも、努力しないウサギに勝つことはできる。成長を止めなければ誰も追いつけない唯一無二を手に入れられる。

 旭東MC

 最後の諸口浜生だ。情に厚く、明朗活発で天真爛漫な言動は周りを明るくする。ただ、天真爛漫さが過ぎれば、空気を読めない人となり浮く可能性もある。それでも周囲に良き理解者がいるので良い日々を過ごせるのは徳を積んでいる成果か。

 その現状に甘んじず、空気を読む力を養えば、違和感を覚える機会は減る。中高生までは、キャラとして可愛がられても、社会に出る頃にはできるようにならなければいけないこともあり、気づけるかどうかで変わることもある。

 10年後も、20年後も周囲に人がいてその中心に笑顔でいられるよう、周囲の言動の意図を意識し、自然に理解できるようになろう。


では、月曜日の出来事。昨日より花粉の影響で久々に参っていました。風邪か花粉症かわからない中、授業準備とや教材作成に追われ、バタバタしていました。花粉症独特のしんどさの中で、授業で盛り上がり、テンションアゲアゲ。すると授業後にはすっかり元気です。軽い風邪の初期症状なら、授業で白熱するとすっかり元気になるはアドレナリンのおかげ。心地よい疲れでブログを打っています。

 まずは新中1の社会の授業。新入生もいる中で、気を付けるべきは全員が集中して私の話を聞いているのかどうか。歌舞伎風に言うと、私と同じ呼吸のペースで全員が授業に入ってきているのかどうか。少しでも勝手な呼吸をした子がいたら注意できるのかどうかが良い先生かどうかの境目でしょう。躾が最も重要な3月は必然的にいつもよりチェックが厳しくなります。最初にちゃんとした姿勢を教えるのは、1時間授業を淡々とするよりも数倍重要ですから。集中して聞く姿勢さえできれば、たいていのことは理解できます。新入生の聞く姿勢が全くできていないのは今までそれが許される環境だったからでしょう。しっかり躾期間の間で徹底します。

 社会は初回の授業をパワポを用いて解説。今までワードで作っていた授業教材をパワポでも使えるように新しく作り直しています。ちなみに初期教材はミスが必ずあるので、受験学年でプレ授業として使用。彼らは間違いを指摘してくれるので直ぐに修正できます。社会は数学と違い、楽しく展開できるので良いですね。雑学も交えながら解説していました。でも、次回はテストです。

2019年3月3日日曜日

3/3最近の出来事

 今日はひな祭りです。男3人兄弟の次男坊にとって無縁の行事でしたが、世間では盛り上がっていますね。そんな中、受験生はテストを1週間後に控えて頑張っています。数学国語社会で担当していますが、ここにきて緑INが国語2連続で過去問満点。快挙ですね。公立C問題でも緑AKは数学で9割超え。緑SHも悪くない仕上がりになっています。彼らの愚直な努力が奏功しています。緑MHも国語ではトップ校合格基準点を取れています。緑FHは数学が覚醒。超急上昇中です。緑KSは一時期案じられましたが、再び安心な点数を取っています。緑CHは数学でアドバンテージがあります。緑CRは全体的に取れる点数が上昇中。緑KMは英語理科が良い仕上がり。旭東MCは少し元気がないのが心配です。緑OAはようやくお尻に火がついてきたのか、ほんのりミスが減っています。

 各学年でオリエンテーションが金曜日に行われました。まずは新小6からでしたが、新しい教材・新しい座席でやや緊張感のある中、各種諸注意と算数の授業を行いました。いきなり6年生内容の導入。3月中に小学校算数の基礎を終わらせる予定です。5年生までの計算の徹底と6年生の内容の確認をしっかりしています。授業の最後にはワンセ名物「出来た者帰り」途中式が雑だったり、いい加減なことをしていると答えだけ正解でもやり直しと言われます。細かいルールを守らない子は絶対に伸び悩みと壁にぶち当たるのが早いです。少し人数が多い小学生ですが、一人ひとりを細かくキッチリ見る姿勢は不変です。授業後は生徒が並ぶ様子は風物詩ですね笑

 中1はオリテ後、早速確認テスト。今後、かなりハイペースで進み続ける予定で、4月の新中学生活が始まる頃には数学は中間テストどころか期末の範囲まで終えている予定です。また、予告しましたが、中1は3月が比較的時間があるので宿題や課題が中3より多い量があります。その心は、4月になって完全な新生活になり、生活リズムが大きく変わる中学生活に慣れることを優先させるためです。中学生になったら課題を減らし、それまでに良い勉強リズムを創っていこうと思います。