2016年2月6日土曜日

2/5今日の出来事

私立高校受験まで残り5日になりました。そんな今日は中3数学で最後の大和田過去問にチャレンジ。ミスの差がそのまま点差になったようです。トップは緑YK、緑SK、ブッチーが続きました。3人の数学は極めて順調な仕上がりと言えますね。ここまで努力で数学的センスのある子たちに立ち向かえるなったことに敬意を表します。

順番は前後して、夕方小5の授業は国語の語彙力プリントから。いやいやみんなよく調べてきています。漢字の難しい読み書きを宿題にしていますが「大変だった」と言いながら手抜きせず時間をかけてきているのがよくわかる解答です。今の中3は小学生のとき中学受験希望者がいたので「普通の子」でもできる最大限までレベルを引き上げて授業していました。特に国語では中学受験の最高水準レベルのものをさりげなく解かせていたのです。それが高校受験になったとき大きな糧になっているのがよくわかります。私の持論は「問題集のレベルで子どもたちのレベルが決まる」です。今年から難しくなった大阪府チャレンジテストの結果、府内の中学生のレベルは一気に上がります。再来年の全国学力テストで大阪は必ず大躍進します。早ければ今年にもその兆候が見られるでしょう。話は飛びましたがTNが前向きな姿勢で勉強しているのが非常にクラス全体に良い影響を与えています。中学生になったとき、彼らは必ず大幅に結果を出せるでしょう。今の中3も自信を持って「この環境で勉強できている子たちは幸せだ」と言えますが、彼らも然りです。

夜は中2国語。この時期にここまで長文に力を入れている学年は初めてです。その成果を見たかったので大和田高校の国語過去問にチャレンジ。詳細は採点できていないのですが、点数以上に内容の良さに軽く満足しています。この時期にここまで書けたなら上出来です。約2か月に渡ってやってきた結果ですね。国語指導歴は軽く20年を超えていますが、国語力の低下を如実に感じたのが21年前です。15年前まで通用していた指導方法が通じなくなり、試行錯誤を繰り返しています。そんな中でフルモデルチェンジした今冬、少し見えてきたような気がします。明文化できるほどの確証はないので詳細は控えますが、かなりの手応えを感じています。

その後の中2特進数学では面積比の問題をしました。緑HA・Hが良いセンスを発揮。横堤MMはとても良いと思うところと、それができないのか、となるところがはっきり分かれていました。緑NRマイケルはいつものように時間をかけて理解し、以後習得するという特性を発揮していました。私もセンスはなく亀のように愚直な進み方しかできませんでした。初見の問題は得意ではなかったですが、努力すれば亀でも9割以上のウサギに勝てますよ。

どこかの口コミサイトでワンセのことを「良い意味でオタクな先生」と書かれてあり、言い得て妙だな、と思いました。同時にどの部分に自分自身が強いこだわりを持ち、誰にも負けない「オタク」なのか考えてみました。「大阪府内の高校の情報量」うん、絶対に負けません。ソース(情報源)はほぼ全て大阪府・市教育委員会の内部データです。「大学の情報量」かなり増やしました。普通レベルの予備校担任レベルには負けないでしょう。「各種就職情報」就活生の相談やES、小論文の採点は分野別にでき各業界の簡単な歴史なら言えます。高校に限らず進路相談のジェネラリストになりたいと思っています。また、情報収集と分析は趣味の域ですね。特に「物の最安値」はテープのりの1m単価からビル1棟にかかる費用まで多岐に渡り調べています。おそらく色んな情報にダボハゼのように興味を示し、自分で調べないと気が済まない性格に由来しているのでしょうね。モノですらこれほど興味を示すのですから愛情全開の子たちには様々な強い関心があります。

ふと気づくともうすぐ朝刊の時間です。気をつけていても無理がたたる時期になりました。不幸中の幸いは私の体調不良はほぼオーバーワークによるもので風邪などではなく、みんなにうつすことがないことです。みなさまはくれぐれもご自愛ください…

2016年2月5日金曜日

2/4の出来事

入試まで残り6日です。今年は軒並み公立高校が人気で私立高校は専願率が低下しています。今日は朝から諸口浜校舎でLED化を図ろうと業者さんに来ていただきました。来週火曜日には工事に入る予定です。

夕方、小6算数はいよいよ学校内容が終わり残り2回は社会や理科の興味付けをしようと思います。物心ついたときに「太陽はなぜ毎日昇るの」「雨はどうやって降るの」など「どうして病」が発症し保護者の方を困らせたことがあるでしょう。そういった「なぜ」を雑学として伝え中学生社会や理科に興味を持っていただければと思っています。今は小学生ですが、中学生になるにあたって「勉強しなくちゃ」「大変だ」「頑張らないと「嫌だなあ」と葛藤しているのがよくわかります。そんな中でもSAはその状況を一足先に抜け出し意欲的に見えます。ARは反抗期なのか口ではすぐに「無理」と言いますが、それなりの努力をしているのは知っています。思春期独特の一言が玉に瑕ですね。新入生AKはみんなに負けないように各種小テストの勉強を頑張っています。

夜は中1数学から。モードとメジアンの導入でしたが若干時間にゆとりがあったので深くやりました。普通に大学レベルまで引き上げてやっていたのです(国立大の統計学の講義)が、解説中の集中力が非常に良いですね。さすがに授業態度の躾を散々言われてきただけあります笑 諸口の子たちもそうですが、聞く姿勢はとても良くなっています。体験の子や新入生が座っていると、保護者の方が外から見てもわかるほどに違います。前を見ているという点は同じですが、一目見て「眼力」がこもっているのがいいですね。

2016年2月4日木曜日

2/3の出来事

今日は節分です。昨夜は中1で講師の橿林が鬼役で、今日はノリの良い子たちで豆まきをしました。中1は比較的控えめに投げていましたが、中2,3は少しずつ力がこもっていきました。昨年もそうだったのですが画像をアップするといじめにしか見えないので自粛します笑

水曜日は中3の日。まずは近高数学をしましたが、トップは緑FHで2番タイが緑YKと鯰江HR、3番タイに鯰江NY、ブッチーNMが続きました。素点で70点を超える結果は同校のスカラシップ(特待生)基準点をクリアしています。0また先日実施した上宮高校理科でも点数の良さが目立っています。じわりと全体が伸びている感じです。ちなみに公立国語ではトップブッチー、緑NMが続きました。

その後ゆっくり事務仕事ができるかと思いきや全くはかどりませんでした笑 雑務より眼前の子どもたちにしか目が行かず色々仕事がヤバい私がいます…

2016年2月2日火曜日

2/2の出来事 脱線して長文失礼

まずは昨夜の諸口の出来事から。中1数学は前回に続き中央値やヒストグラムの解説から。統計学の話ですが、非常に奥が深すぎて中学生には表面上のことしか教えられません。この応用が偏差値の話になるわけです。順番は前後しますが、火曜日は中1国語をしました。

新入生にありがちですが、集団授業を受け慣れていないことが気になります。勉強する=座って前を見る、ではありません。知らなかったことを知ったり、新たに理解が深まることを勉強だと思っています。もちろん、宿題が勉強だと思っていません。最近急増した新入生を見て本当に今まで塾に放置され続けてきたのだと思うケースが多いです。講師の話を(集中して)聞く習慣がなく、わからないことをメモする習慣もない。なぜ高校に行くのか、勉強するのかもよくわかっていない。自考力や自主性という言葉に換えて教育者としての責任放棄をした挙句、責任を子どもたちに転嫁するこの業界の風潮に辟易としています。

感情に任せて昨夜あった嫌な出来事を書きます。帰路の道中、コンビニに晩酌の素を求めていると、書籍コーナーで「アスペルガーの~」というタイトルの本を見て非常に興味をそそられ購入するつもりでパラ見をしました。アスペルガー(以下AS)の人の日常やその特性を漫画に描いていました。「アスペあるある」をアピールしたかったのでしょうが、極めて不快な気持ちになり棚に戻しました。本当に近しい人がそうなら、そんな着眼点では描けません。ASの人は闇の中にいて、心の中がいつも迷子です。そして「わからない」「人に嫌な思いをさせるなら人付き合いをしない」「親に叱られるのは嫌われている、要らない子なんだ」と物心ついたときから感じています。近しい人がそうなら常に多種多様な葛藤があるでしょう。愛情表現も上手ではなく、気遣いはできません。もう知らん!と思いながら見返りのない愛情を注ぐこともあるでしょう。当事者もパートナーも悩んでいるのです。

自分の人生の最後は研究者でいたいと思っています。おそらく発達障がいに携わり、現場を見る中で眼前の人に最大の感情移入をして、傷つきながら進み続けるのでしょう。優秀なお医者さんほど感情をコントロールでき、傷つかないように深入りしません。傷ついたとき次の患者さんへ冷静な判断ができなければ困るからです。

ASについて持論を書きます。本当はこれを論文にして発表したいのですが、その域にはデータとして未成熟で達していません。「冗談の通じない子」は冗談を冗談と「学習」していないからわからないのです。冗談をパターン化し、理解させ表情の読み方をタイプ別に解説すれば必ず理解できます。アスペ=冗談が通じない、確かにそうですがちゃんと毎回毎回冗談の仕組みを解説してあげれば必ず「成長」し確実に自分のものにします。ただし気が遠くなるような時間と労力は必要です。親以外がするのは本当に大変です。

未成熟な間はパートナーからの信頼を勘違いし、何をしても普遍だと信じて野生に負けて浮気することもあるでしょう(もちろん個性があり全員がそうなわけではありません)。協力者には独特の苦悩がありますが、解決方法をアドバイスできる研究者になりたいと思っています。そういえば、アメリカの論文で発表されていましたが、ASと病院で診断された人の9割は誤診だったそうです。でも、周囲の人にとってはASかどうか病的な診断はどうでもいいのです。どのように接すればいいのか、どうすれば思いが伝わるのかを知りたいわけです。机上の空論をかざす研究者ではなく、現場の人たちと個々人の個性を見ながら色んな場面でコミュニケーションを図れる潤滑油になりたいと思っています。

1/31.2/1の出来事

入試まで早くも10日になりました。まずは日曜日、受験生三昧の一日。土曜日に続き3教科解きました。まずは大和田数学は暫定トップの大和田SH、実質トップは緑YKSK、FHが続きました。次の近高国語では緑NMがトップ、2番手に緑TM、3番タイで緑ブッチー大和田SHが続きました。社会は歴史の流れを確認していきましたが、諸口の子たちが全般的に怪しかったです。来週末は近代史を確認しようと思います。

昨晩は少々無理がたたったようでゆっくり休みました。疲れているときは不思議なほど長時間眠れてしまいます。

お知らせ関係を作成して雑務をこなしていると、あっという間に小学生の時間です。最近、お問い合わせを多く頂き嬉しく思っていますが、電話にでられない機会が増えたことが申し訳ないです。授業前後の来客も多く千客万来ですが同様です。

夕方、小3の国語から。最近、漢字調べを宿題に出すようにしています。既知の文字をパターンが変わっただけで「習っていない」という彼らに少しがっかりでしたから。今日から新入生が二人いたのですが、既存生と比べると問題慣れしておらずスピードも答えも既存生に圧倒されていました。やはり1年近くこなしてきた量の差ですね。逆にそれがなければ成長がないということになってしまいますからね。新入生や体験の子が来るたび、成長を実感させられます。

小4算数ではFHが体調不良での欠席を心配していましたが、以前よりも集中力が大幅にアップし遅れた分を取り返そうと必死なのがよくわかりました。この姿勢が定着すれば正に怪我の功名ですね。

諸口中学生は明日まとめてアップします…



2016年1月30日土曜日

1/30 今日の出来事

今日は中3生全員朝から夕方まで缶詰。私は昼から担当だったので少しゆっくりできました。まずは公立社会から。昨日は少々不出来を嘆きましたが、今日は及第点が多数出ました。初の満点は緑MR、鯰江SAは解答は正しいのに「。」を打ってはいけない問題でやらかしー1点…3位タイに緑SK、鯰江MKが続きました。続き近高国語ではトップ鯰江SAで9割超、僅差で緑NM、TMが続きました。最後は大和田数学で1度自分で解き2度目であった大和田SHは参考記録、トップは緑YKMR、ブッチーが続きました。データを洗いなおしてみると過去の大手前・四條畷受験者平均と今年のそれを比較すると今年の子たちのほうが圧倒的に高く、個々の点数も前者の平均を上回ります。寝屋川受験者も同様の傾向。にも関わらず今年度の彼らは軒並み不安です。少し何かの要素があると、実力を出し切れないというデータのせいでしょう。全員合格に向けて私自身が悔いのないラストスパートを駆け抜け中です。

8時には諸口から茨田北NS、FYがやって来て今週の欠席分を補っていました。その気持ち大切ですね。

緑WT、FH卒業生へ~贈る言葉~

WT

中1の頃入塾し、卒業できるのか案じていたが杞憂に終わった。寡黙で与えられたことは無難にこなした。サッカー少年で引退後は勉強を始めて伸びを実感している。ただ、能力を鑑みると物足りない。高校でも部活と勉強を頑張るようだが、高校卒業後は自分の意思で進路を決めなければいけない。そのための知識を身につけよう。

FH

なかなかに破天荒で型にはまらない「今時ではない子」だ。好奇心を発揮し、野性を抑えられないこともしばしば。失敗を通じて大切なことを学んでいくのだろう。これから様々な縁があって多くの人と出会う。本当に大切な人が現れたとき、良縁に感謝し守っていく努力が必要になる。