2016年11月5日土曜日

11/2.3.4の出来事

時系列は異なりますが、最後の高校レポートから。水曜日に追手門大手前高校に行きました。セレブなイメージの学校で、お受験のための勉強をあまりせずに行ける小学校部門があります。教授力3-、校風3+、CP2-おススメ度3
木曜日は太成学院大学高校に行きました。開校時より最も長いおつきあいのある学校でしたが、少々残念な学校になっていました。教授力1+校風1+CP1おススメ度1+

水曜日は五ツ木が到着。普段から努力している彼らには伸びしろがあまり残っていないのは仕方ありません。入塾時期が遅い子ほど伸びしろが残っているのがよくわかる結果となりました。ところで、5教科の中で数学が教科別トップになるのは久しぶりで教科担当として嬉しい反面、例年高得点だった国語の偏差値が最も低いことに危機感を覚えました。受験がらみの流れで中3は今福鶴見校の子はデリケートな話をしなければいけない子が多いので、臨時懇談会をこの時期初めて実施することになりました。私立高校の話が中心(それだけ)で弟妹様が在籍しているご家庭でも基本的に進路相談のみ行います。12月には定例の懇談会は通常通り実施されます。今回申し込まれ方の12月懇談は希望制となります。懇談を前に、水曜日金曜日には煮え切らない子や志望校の未定な子と面談をしました。最後にお尻を叩いている状態です。モチベーションの差が激しい今年の受験生ですが、全員がもう少し強い気持ちで頑張れるようにしっかり引っ張っていこうと思います。

受験生TNは再び算数国語で安定してきました。また、社会でついに7割を初めて超え、悪くない状態になっています。6年全体の授業では解くスピードが突出して速くなり、数分余っています。その分を見直しの徹底に使えば更に伸びるのにもったいないと思いながら見ています。ちなみに6年生は非常に珍しく男女比が一人分だけ男子のほうが多い状態です。それでも中1と並び頑張っている男子が目立っています。

中3は公立国語は及第点なし。数学では緑HA・H、NR横堤MMが及第点。お嬢が最近急成長しておりトップ争いに加わりそうな勢い。ダークホースですね。受験生は水金が早く来て早く終わるのですが、今後授業終了後にその部屋をトークルームとし、教えあいや雑談をしたり携帯を持ち込んでも良い息抜き部屋として利用します。残って勉強したい子は真ん中の部屋へ移動して受験生ながらのオーラを出しつつ集中して勉強する部屋として活用しようと思います。テスト対策時は稼働できませんのでご了承ください。

そうそう、3日は夜から雑務をかたそうとやって来て自習室開放と伝えたところ、横堤OS、緑MK、MY、放出MMがやって来て黙々と頑張っていきましした。でも、質問三昧で何一つ雑務をできませんでした…受験生の心意気や良し!!(泣)

2016年11月2日水曜日

10/31.11/1の出来事

月曜日はハロゥインでした。ここ最近のフィーバーぶりはすさまじく、バレンタインよりも多額の経済効果があったそうです。すでにハロゥインの写真はアップしましたので、よければ見てくださいね。

小3国語は漢字テストが良い結果。みんなしっかり勉強できたようです。小4も若干名を除けば良いお勉強の形跡あり。ちゃんとできていますね。小5も同様です。小4,5は各1名のみに漢字テストの徹底をさせなければいけないと思います。諦めずにしっかりと見ていこうと思います。小6は新入生MYの算数補習が完了。次回からはみんなと同じ条件で望まれるのでミスしないように頑張りましょう。小4IMは日進月歩で、ようやく自分の世界に入り過ぎないようになりました。成長ですね。小5YAは元気なく見えていたのですが、ようやく笑顔がたくさん見れて少々安心しました。小5MHが最近慣れてきたのか、表情も明るく前向きに頑張っているのが良いですね。TSはハロゥインの衣装を積極的に着たがっていました。希望が叶い、写真もアップされご満悦です。小6計算はOSが辛うじて悪くない結果。その他は途中式やらミスやらで水曜日にお呼び出しです。

中1国語は故事成語の確認。2週間前にした内容ですが、悲しいほどにうろ覚えでした。問題演習をして、確認を多めにしたので次回期末テストの活かしてほしいですね。ちなみに緑AKは中間テストが学年トップだったらしく奨励賞の現金1万円をゲット。次回も是非ゲットしてください。そして、他の子も彼に続いてください!

中2数学は証明をしました。鯰江HKがセンスを見せ、菫NY、緑IMが努力で踏ん張っている感じ。この3人は他教科でも良い意味で目立っています。中だるみのない子たちで安心です。昨日、旅行に行ったお土産を持ってきてくれた菫MHもこつこつと努力を答案用紙から感じられました。でも、褒めると…なのでこれぐらいにしておきます笑 男子が全体的に勢いがなくなりつつあるので、今後の地道な努力に期待しています。

中3は特進数学でトップがマイケル、2番手以降に緑HA・H、茨田北YKが続きました。近高の問題にチャレンジしましたが彼らは80点超でした。昨日コスプレをしていた緑MKはミスが目立ち「渇」です。緑NRは体調不良だったので調子が悪かった、と信じておきます。社会は公立後期にチャレンジ。トップ緑HA・H、2番手以降に緑NR、茨田北MYが続きましたがMYは波が荒いですね。高めで安定させてほしいです。あ、おっさんは校則違反の短いスカートなのに足のお行儀が悪くものさしを挟むことになりました。お行儀よくね!緑HY・Hもですよ!

2016年10月29日土曜日

最近の出来事

木曜日、四條畷学園中高に行きました。昭和の女子高時代から注目していた高校の一つです。ちなみに同時期から注目していたのは大阪桐蔭(旧大阪産業大学大東分校)開明(旧貿易高校)です。決して学力は高くなかったものの、他校に先駆けて「教育」に力を入れ、いじめや不登校問題について理解のある前向きな姿勢を持つ学校でした。今は進学にも力をいれており特進クラスを設けています。校内のクラス(学科)毎の雰囲気にかなり差があり他校よりも数値化が難しいです。教授力3校風4-CP3おススメ度3+

木曜日は諸口で小学生の授業から。来週に修学旅行を控えてテンション高めのTKは30分前に来て宿題のわからなかったところを聞いていました。前向きな気持ちが良いですね。中2国語は平家物語の演習をしました。茨田北中の子たちは学校でも授業態度が良いのがよくわかります。国語では学校の先生がどのように指導しているのかをマメにチェックしています。誰に聞いても内容をスラスラ答えてくれるのでこちらは非常に楽です。全員450点超えは伊達ではないですね。中3国語は公立国語の解説。トップは茨田TAで茨田北FYYKが続きました。8割超でようやくここまできたか、という感じです。土曜日に今福でチャレンジした常翔数学ではトップが緑HA・Hで2番タイで横堤MM、茨田北KF,YKが続きました。ただ、トップは90点で及第点ですが、2番は65点でミスがあったのが少々残念でした。桃山社会はトップが横堤MMと緑HA・Hが並び、茨田北KFが続きました。桃山は比較的応用が利いた問題でしっかりと暗記していないと点数が取れないのに、この時期に7割を超えていたのは良いですね。

今福小学生は修学旅行帰りの子たちが多かったです。TNは帰宅後すぐにお土産を届けて、KRも持ってきてくれました。小学生はお小遣いも多くないなか、何よりは旅行中にも塾のことを覚えてくれていたことがとても嬉しいです。ありがとう。

2016年10月27日木曜日

最近の出来事

高校選びも佳境になり、いよいよ最大のヤマ場の11月(実力・五ツ木が超重要)を迎えようとしています。時系列は狂いますが、水曜日国際滝井高校に行きました。バレーの名門女子高です。多くの学科があり、偏差値の幅が広いのが特徴です。教授力3、校風4+、CP3おススメ度4

さて、学年別で出来事を書きます。

小3国語は2学期初の漢字テストをしました。ほぼみんなしっかり勉強をしてきていた形跡があり、良い出だしです。ただ、1名だけが不徹底だったのが残念でした。小4漢字テスト結果は悪くないものでした。ただ満点でも雑な勉強をしてきた子にはお呼出があります。適当にした結果が満点であったとしても今後の勉強には決して良い影響はありません。それよりも「満点だったけれど雑な勉強がバレたら呼び出された」という印象をこの時期につけたいという思惑がありました。小学生は低学年ほど細かい勉強の仕方をチェックしていきます。結果オーライの勉強は認めません。小5国語もやはり漢字テスト。こちらも家庭学習に差が出ました。女子はしっかりと、男子は手抜きがあるという定番の図式でした。もちろんお呼出です。MHが入塾時よりも丁寧に取り組む習慣ができています。鶴見南小の子は全体的に悪くない勉強ぶり。YAの勢いに陰りが見えているのがやや心配です。YMは他の女子に良い意味で引っ張られて丁寧に勉強に取り組みつつあるのが良いですね。小6は計算ミスの多さがやや気になりました。久しぶりに途中式をきっちり見ると(月曜日の算数を持つのは数カ月ぶり)本当に雑な式が目立ち、気になる子は居残りで見ました。来週は1問間違いにつき1枚or1時間程度かかる課題を出すと予告しました。おそらく4.50問解くのですが正答率95%程度が合格の基準です。

中1は数学で2学期期末の過去問を解きました。試験範囲的には全員終わっているので結果を楽しみにしていたら、芳しくなかったです。一言で表すとミスが多過ぎ。また、忘れる速度が速いです。ただ、新入生が加わり教室の雰囲気が少し変わり、良い方向に行きそうな手応えを感じます。緑AKが先頭に立ち「OneSelfの良心」としてクラスをけん引している中で、彼にとって新たな好敵手(新入生)の誕生に期待度大です。

中2は数学の証明をしていますが、あまりの基礎学力の低さに愕然とし、ちょうど新入生が入ってきたので早速水曜日に新入生補習兼基本知識の怪しい人向け補習を実施。新入生補習は計算の徹底から導入する夏までと違い、応用の基本からの補習です。菫NMは補習をしても手応えが良く塾内上位層の良いライバルになってくれそうです。

中3は入試問題の結果から。大和田数学はトップ横堤MM2番手以降に緑HA・H、NRが続きました。公立数学ではトップ緑HA・HMK、NRという結果になりました。水金は塾の終了予定時刻が7時半ぐらいで早いのですが、その後も安定して残るにはHA・HNR。ときおり時間外で頑張る緑MKと授業後に納得のいく勉強をしていくのが放出MMと緑MYです。塾での姿と最近の伸びは見事に比例しています。志望校もほぼ出揃い全員合格に向けてラストスパートを駆けるのみとなりました。

2016年10月25日火曜日

10/24の出来事、大阪市教育委員会より

朝から大阪市教育委員会に参加。最大の関心は全国学テの結果を受けての大阪市の見解です。2014年まで万年ブービー争いをしていた大阪府は、昨年、結果を内申に入れると決定し、中学生のテスト結果が一気に上がりました。つまり、特別な対策をするより、モチベーションを上げることが最も影響を及ぼしたということです。
今回の大阪市のレポートではいくつかの生活習慣とテスト結果の関連について報告がありました。大阪市教育委員会によると「宿題を家でする」グループの平均点より「宿題を(自分で)調べてする」グループの平均点のほうが、全国平均よりも10点以上高くなるという結果がわかりました。わからない問題は自分で調べることが当たり前なのはわかっていましたが、こうやって点数差になるとより納得です。この10点差はどれぐらい大きいのかというと小中の結果が全国ワースト2位の大阪府は全国平均と3ポイント程度しか差はありません。宿題を調べてやる習慣はその3倍もの影響を及ぼしているということです。わからない問題をすぐに誰かに聞いても、その場限りの理解で効果はあまりないのですね。
私も論文に近いレポートを数値の精査と共に書きたいところですが、残念ながら時間がありません。数値を見やすくしたデータを作成していませんが、今回の大阪市教育委員会レポートより、私の持論であった調べることの大切さが可視化(数値で見えた)されたことは大きく、納得です。同時に習熟度別クラスは現場アンケートでは極めて有効的であるという意見が多数を占めているものの、現実的な理解度のアップにはつながっていないこともわかっています。
ちなみに小中の合算値でワースト2位なものの中学生においては全国38位と2015年に続き大幅に順位を上げています。逆に小学生は全国ワースト争いから脱却できる要素はないということです。中学生の大幅アップは私の中では「子どもたちの意識があがった結果」という認識です。もし、大阪府の取り組みが奏功しているなら小学生の点数も上がっていなければおかしいからです。
考える力や創造力が重要だと文部科学省はアピールしていますが、現実的にそんな教育はどこでも実現されていません。国公立大学のトップ層ですら「与えられたことをこなす能力に長けているが、創ることが極めて不得手」な集団で、独創的な発想ができたり無から有を創る能力は大きく欠如していました。論文発表などでも独創性に欠けるものばかりで無味乾燥で、日本の将来を大きく憂いています。
翻って市教委。高齢者が集まる市教委ですら考える力の大切さについての発言が多かったですが、有益なものはありませんでした。「大切だ」ばかりでそのためのプランが出ておらず、旗を振る人すらいないのです。的外れな対策はしないよりマシですが、上がってきたデータ分析をして新たな対策を創造する力がない人たちが日本を変えていけないでしょう。
真のアクティヴラーニングとは勉強を介する必要などありません。身近な例でいくと1週間の弁当の献立を自分で栄養バランスを調べて考える、遠足のタイムスケジュールを子どもたちで作成する、家族の誕生日を当事者以外で当時者が最も喜んでくれることを考えてする、などいくらでもあります。それを学校の先生が宿題として出して、レポート提出させる。もちろん子どもですからできないことをプランニングすることもあるでしょう。それに対してヒントを大人があげればいいのです。
本格的に委員会に参加したくなりました。