2017年10月30日月曜日

高校レポート最終?

 ワンセからは比較的距離のある学芸高校に今期最後の(?)訪問。関関同立の水増し問題以来、ご縁のなかった学校なので、楽しみにしていました。校風3、教授力1.5、CP1、おススメ度2.5。aアニマル度3.5。ちなみに近隣にある浪速高校は「まだ見せられる高校」ではないとのこと。1学期に起こった授業中に飛び降り事件は色々闇がありそうです。

 さて、今年度の総括です。今年は公立高校に結局行っていません。寝屋川高校を筆頭に興味のある学校は多かったですが、総括していえるのは中学校同様、勉強に関して高校に頼ってはいけないということです。大学進学には塾・予備校が高確率で必要です。

 私立高校では昨年度より二極分化が進んでいます。良い学校は更に良くなり、逆も然りです。良い学校の筆頭は興国で常翔啓光や大和田も良いです。近高は例年のようにオール4の学校で小さい不満はでるもののトータルでは良い学校です。近高のポジションを狙っているのが関大北陽で急激な改善を実感します。私の思うこれらの良い学校の共通点は先生方の生徒に対する熱意です。きれいな校舎や・施設・設備は全く考慮しません。今年は希望者がおらず、説明会はありませんでしたが滝井・信愛は上記の学校に劣らない素晴らしい学校です。女子高のほうが良い学校は多いですが、敬遠する子がいるのが一定数いるのが残念です。偏差値とは関係なく、成蹊や好文も良い学校です。

 逆に行ってはいけない高校を実名で書くわけにいかないので、共通点を挙げます。まずは隠匿体質。見せられない、という学校はかなり大きな問題を抱えています。これはわかりやすいですね。先生としての熱量が少ない学校もおススメしません。愛校心や先生としてのプライドですね。羊頭狗肉でイメージだけが良い学校もたさくんあります。掲示板の情報は古くてあてにならないものが多いので、今後の参考にはあまりならないものもありますので気をつける必要があります。

 ワンセの子たちが行く可能性のある学校は全て訪問しました。ただ、外部の方でこのブログを参考にされている保護者の方や学校関係者にはまだ物足りないかもしれません。高校や中学校の現場について知りたい方は直接ご連絡ください。時間の許す限り優先してお答えします。oneself@wish.ocn.ne.jp

2017年10月25日水曜日

10/24.25の出来事

 日曜日の遠足は台風の進路の兼ね合いで決行できるのかどうか微妙です。それよりも2週連続の大雨が各地に大きな影響を及ぼすことが案じられます。ところで、高校レポートをしばらくお休みしていましたが、再びいくつかの高校を訪れる予定ですので、またご参考にしてください。

 水曜日は受験生以外の補習が入り乱れてあり、終始バタバタです。まずは小5の算数計算特訓から。5年生で習う計算問題が全て終わり、完全定着を図る時期です。約分ばかりに気を取られていましたが、小数のかけ算・割り算で小数点の移動が重要なのですが、習ったときはできていてもマメに確認をしていないと忘れてしまいます。今回は約分中心ですが、年内には小数の計算問題の徹底を図った確認テストと補習を実施します。今回はなかなか頑固だったKNに計算問題の解き方・途中式の重要性を力説。理解力はあるのに、自己流を貫く姿勢が気になっていたのですが、対面マンツーマンで教えるとすぐにできるようになりました。細かいことの徹底は大切です。同様に中2緑KMも計算の補習。入塾時はかなり前の学年から補習を行い、ようやく連立方程式に辿りつけました。彼女は嫌がらずによく努力しています。今回のテストは2週間ほどしか勉強する期間がなく、入塾前比約60点アップと小幅でしたが、次回は100点以上アップしてもらわないと、と強く思いました。

 中3特進は過去問三昧。大和田国語ではトップが鯰江HKで茨田北NM、緑IMが続きました。大和田数学はダントツのトップが鯰江HKで他は微妙な結果。近高社会では緑IMがトップで1点差で、続いて鯰江HKが3位でした。標準では基本に忠実な大阪高校の社会にチャレンジ。点差が大きく開き、トップは緑NYで茨田KYが2番、3番タイに緑HYTSが並びました。

 写真は満点賞の記念撮影と卒業生の子が作ってきてくれたロールケーキです。
 

2017年10月24日火曜日

最近の出来事~授業内容以外~

 日曜日は台風で本当に気を揉み続けました。大和川や宇陀川の氾濫により避難した人が多数いました。ところが、テレビ局は選挙ばかりで字幕程度にしか情報を流しません。全く高齢者には指示が行き届いていない状態で松井一郎大阪府知事は選挙の総括をやっています。こんなときに大阪のトップやNHKが本来の役目を果たさないことに強烈な不満を感じる共に、今回されたことを一生忘れません。次の選挙では…

 さて、今回は最近気になることがらについて持論を展開しようと思います。厳しさと激しい叱責は全然別物だと考えています。ただ、時流を考えて、しばらく「諭す」路線で授業を展開していました。一番最初に違和感を覚えたのは小5の算数。例年、約分でそんなにてこずった記憶はありません。注意を促せばすぐに気をつけて解くようになりました。ところが毎回の授業で、何度も何度も注意しても全く気をつける素振りがない子が続出。といっても3名ほどですが。流石に一ヶ月も約分ばかりしていたので厳しく注意。すると、すぐに気をつけられるようになりました。

 同じく中学生も多少緩くしていました。すると中1から集中力のなさが露呈。顔を上げて話しを聞いている振りをするものの、実際には聞いていません。質問をして「わかりません」と言うので私の質問は何だった、と聞きなおすと「聞いていませんでした」そういう割合が増えました。一括すると再び集中力は上がり、話しを聞くようになりました。中2も同様です。

 ところで、アクティヴラーニングを積極的に取り入れた学校でとそうでない学校で全国学力テストの平均点で5%の差があり、効果的だったという自画自賛の提灯記事を見ました。一見もっともらしく感じてアクティヴラーニングは効果的なのかと思いそうですが、全くあてになりません。全国学力テスト万年ブービー争いをしている大阪が、一度だけ10%以上平均点を上げたことがありました。その年限定で全国学力テストを内申に大きな影響を与えることにしたのです。すると、受験生が目の色を変えて問題に取り組み、果たして大幅に平均点が上昇したのです。ちなみに翌年以降、安定のブービー争いに戻りました。

 つまり、モチベーション次第でテストの点数は大幅に変わるので、その半分以下の数値しか上昇してないアクティヴラーニングに効果があったとはいえません、逆説的に論じるならば、気持ちの問題で成績は大きく上下するのです。そして、小中学生が自分の意思だけで集中してテストや授業に取り組まないことぐらい大人なら誰でも知っているでしょう。

 よって、授業する中で緊張と緩和は大きなテーマです。優しくわかりやすい解説だけの授業では全員を引っ張っていくことはできません。全員を引っ張っていけるカリスマ性や、気を抜いた一瞬を見逃さずに指摘する姿勢、早合点や独りよがりな解き方を絶対に認めない先生の姿勢が肝要だと改めて実感しています。時代とは逆行しても、全員に愛情を向けて正面から取り組もうと改めて誓った昨今の出来事です。

2017年10月23日月曜日

10/20.21の出来事

 今日は茨田北で文化祭。「役者」として活躍した中3MASYがいました。ところで、午前中には歯医者に通院し、麻酔を打たれていたので口の中が違和感です。その後、事務所に着き冬休みの時間割の作成。仮時間割ができてからが本決定になるまでが非常に時間がかかるのですけどね…

 夕方、小4算数は授業前に先週休んでいたYSと面積の補習からスタート。早くに着いたFSが少し理解が怪しかったので合流。ちょうど良い機会になり、わかった状態で授業を開始。今日は応用で難問の単位変換。中学生でも怪しい単元で、正直さらっと終わらせたい内容です。完全理解を全員に望むのは少々厳しいです。

 土曜日、中3特進数学は近高の過去問でトップ鯰江HKで茨田NM、緑IMでした。社会は大和田の過去問でトップ緑IMで2番手以降が緑FR、茨田北ISでした。大和田国語ではトップ茨田北NMで二番タイが茨田KC,茨田北MAでした。教科によって得手・不得手が違うので例年以上に上位陣のメンバーが入れ替わる内容となっています。

 

2017年10月19日木曜日

10/18.19の出来事

 18日は初企画の「ワンセがおススメできるだけの高校だけの説明会」を無事に終えることができました。皆様のご協力に深謝の限りです。高校の先生方からは、親御様が非常に素晴らしく、また子どもたちの聞く姿勢も良かったので、是非来ていただきたいという旨のお話を複数お聞きし、嬉しく思いました。来週から少し距離は遠いですが、学芸高校や浪速高校に足を運びレポートしたいと思います。また、来週木曜日は今福鶴見校舎にて大阪産業大学高校の説明会を予定しています。

 授業では小3の算数から。本日も新単元の「重さ」の導入をしました。理解度は相変わらず良いのですが、ミスを5%ほどの割合でするのが玉に瑕です。これからはミスをなくすよう更なる見直しの徹底がかだいですね。小6はプレテストが返ってきました。合格判定がSABCDでわかるのですが、理数合格圏内に半分近くいたのが驚きです。来週月曜日にひとまず上位陣をアップしようと思います。

 中3標準は国語の解説をしました。最近の子たちはlineやtwitterに馴染みすぎて思いを適当な短文で表すことが当たり前になっているようです。それに伴い、自分の文を推敲せずに主語・述語がおかしかったり、修飾語や助詞の用い方が明らかに間違っているケースが急増中です。少しずつ受験生らしくなっていってはいる彼らですが、まだ自分への甘さと葛藤中です。ちなみにトップは緑HYで2番タイが茨田北NMと茨田NKでした。

 今年もハロゥインの季節がやって来て机の上には定番のかぼちゃの中にお菓子が大量に入っています。YAMAHAと英会話用に仕込んだものですが、私へ質問に来た子にはあげようと思っています。

2017年10月17日火曜日

10/16.17の出来事

 雨が続く毎日で洗濯物が大変になります。明後日に控えた高校進学説明会の様々な準備に追われています。最も追われているのは精神的なものです。初めての企画なので無事に当日を終えられるよう全力集中です。

 さて、夕方久々の小5算数の授業。長かった約分の徹底を目指した機関は終わりました。何度も何度も根気良く約分について諭してきましたが、気をつけない、気が回らない子は根本的に気にしないのでなかなか直りません。よく「勉強をするうえでの性格の矯正」と表現していますが、単純にわからない問題を教えることの数倍手間がかかります。本人が強く意識するようにこちらも強く気を引き締めようと思います。HAが前回までは積極的な挙手をしていなかったのに、突然積極的になりました。ようやく慣れてきたのでしょうか。

 小6もプレテストが終わり、新単元の「資料の整理」をしました。簡単ですが面倒で時間がかかる単元です。軽く解説をしていきなり解いても正答率は極めて高かったです。この学年は1年前の夏まで宿題・課題がルーズでガミガミ言われていたのですが、いつの間にか模範的なクラスに変わりました。前向きなこの子たちをしっかりと伸ばしていこうと思います。

 夜の部は中1中2共に進路の話。まず、中1では勉強することの意義について話しました。とても大切なお金の話と勉強において過程が大切であること、更に決められたルールを守ることが信頼につながり、コミュニケーションを円滑にし、将来社会に出たときに極めて肝要なことになるという点について話しました。中2ではそれを派生させて、自分の立ち位置を知ることの重要性について話しました。持論ですが、自分の考えや価値観が世間一般の平均や常識と比較してどれだけずれているのかを常に意識することが大切だということについてです。私は偉そうに物事を教えています。だからこそ、自分の考えが「常識」と比べてどの項目がどれぐらい違うのか理解しておかなければいけません。また、自分が得た過去の知識が正しいかどうかについても同様。昔の常識は今の非常識であることも多いのです。それを知らずに大上段から物事を教えるのは非常に危険であること。大人になると自分の知っている狭い知識を常識だと思ってしまいがちなこと。「家族」は最も基本的な社会集団で独特のマイルールがあること、そしてその全ては正しいわけではなく、是非を考えて将来の子育てに反映させること、などです。全て伝わっているとは思いませんが、少しでも感じてくれればいいなと思いつつ、大きなテストが終わるたびに話しをしています。

 火曜日は中3三昧。特進は数学で近高の過去問。トップは鯰江HK。あとは及第点に至らずでした。少し発想力が求められる問題になると弱い傾向があるのは女子独特です。茨田NMがじわりと伸びているように感じられます。標準国語では桐蔭の過去問。トップが茨田SKで緑KH、緑NYが続きました。次の公立社会は悲惨な結果で、これまで社会への重要度をあまり認識していない様子です。これからはドンドン解いて今までの成果を発揮してもらおうと思います。一応トップ3は緑NY、FE、HYでした。今後は点数の上積みをしっかりとしてください。

 さて、明日に迫った進学説明会の準備でバタバタです。

2017年10月14日土曜日

10/14の出来事

今日は朝から緑中の土曜授業でした。まずは中3の教室を見て回るとIMが元気な半そで姿でいました。その後HM、FSも無事発見。男子は前列にいたのは偶然か、仕組まれたものか…いきなり「杉浦君」と指名されている場面に出くわしました。FENYもいわかりましたが、SHが見つからなかったのが心残りでした。その後はFR最前列で発見したり、前方でMAKH、AY、TMを無事に見つけました。

 中2は奇数クラスにはワンセの子はあまりいないという情報を事前に仕入れいていたので探すのが比較的容易でした。AKは塾同様真面目な態度で一安心。OAYS、TI、KMはほぼ予想通りの授業態度でした。MSNNも塾での様子から「お察し」を裏切らない授業態度でした。SHも同様です。MH、FHは前後に座り真面目に話を聞いているようでした。CHはどこにいたのか未確認なのが残念でした。

 中1はMMをまず発見。真面目に聞いていて少し安心。SKMTは良くも悪くも塾と変わらぬ姿勢でした。OAIAは至って普通。FSはややそわそわしていたのが印象的でした。SS、IMが発見できず、後ろ髪を引かれる思いで今福へ。

 五ツ木対策として解いた過去問では茨田MHと菫NMがトップ。茨田NMが続きました。国語では緑NKがトップ、茨田NM,鯰江HKが続きました。緑中以外は朝から解いて解説を繰り返していたのですが、テスト直前の蒲生HMは遅くまで頑張って帰りました。説明会帰りで通塾した菫NYや茨田MHもしっかり集中して頑張っていました。最近、塾での勉強時間が長い緑HMは最後までFRと共にコツコツ頑張っていました。