2018年1月21日日曜日

卒業生へ~贈る言葉①~

 茨田北NM

 諸口浜最後の入塾生。志望校選びでは紆余曲折を経て決定。優しそうな表情とは裏腹に意思は強い。勉強ではこだわりを感じることがあまりなかったようだ。もう少し早い時期に縁があればもっと多くのことを伝えられたのに、と感じる。

 高校では得意分野で更にプライドをもってレベルを上げると共に「独創性」にこだわり自分にしか表現できないセンスを養って、その後に大いに活かして欲しい。

 緑IM
 
 早い段階で高校で勉強をする道を選択。公立なら文理学科設置校を充分狙える位置にいたが、良い選択をした。勉強を継続することを案じたことはない。

 今後、多くの出会いがある中で自分の経験したことからの価値観と異なる価値観の人と対峙したときに対応に悩むことがあるだろう。そのときは相手を外国人だと思い、異なる文化の持ち主でだとわりきり、認めるところからの出発。それができれば更に視野が広がりできるとも増えるだろう。

 茨田北RY

 異郷の地へやって来て異なる文化を受け入れることに大変だった中学生時代。それでも成長速度の素晴らしさに舌を巻く。入塾時に感じていたスピードの課題はすでにクリア。12月、志望校の先生に多くの申し送りをしたが、その大半は既に杞憂に終わっている。

 人の数倍、気を遣い、頭を回転し続けてきた中学生時代。その経験は何も変えられない糧になる。次のステップは失敗を恐れず、積極的に友人と話し込むことだ。萤火虫的成功

2018年1月19日金曜日

最近の出来事

 さて、受験生で体調不良が急増中です。クレベリンの効果に期待しております。

 木曜日は小6算数。宿題の解説からしましたが、少~し宿題が雑な子が見受けられました。全員がもう少し丁寧にしてくるよう中学生になるまでにしっかりと躾けようと思いました。小3も少し慣れると「マイルール」に従いがちです。そして、途中式やノートが雑になります。全体的に良い雰囲気だ、と思っていても平和な日が続くと油断して緩んでくるのは定番であり永遠の課題ですね。金曜日の小4算数は分数の計算問題。新入生MNは少し慣れてきた様子。逆にSYはまだまだ表情が硬いです。宿題に取り組みの差かもしれません。

 中3社会は全員で公立過去問にチャレンジ。トップは茨田KCで2番が緑NY、茨田北FS、鯰江HKが並びました。数学では近高にチャレンジ。トップタイに茨田北IS、NM。共に初の数学トップです。2番手は社会同様茨田KCSK、茨田北RY、鯰江HKが並びました。SKは名前が挙がる位置にくるようになりました。受験生は点数がじわりと伸びている子と逆の子が共に目につきます。一番の問題はモチベーションなので、声の掛け方が非常に難しい時期だと例年のように感じています。

2018年1月17日水曜日

最近の出来事

 阪神淡路大震災より23年が過ぎました。あの強烈な縦揺れと阪神高速の橋桁・大火災は後世に伝播していかなくてはいけないと思っています。

 ところで火曜日は諸口で受験生三昧、のはずが前代未聞の欠席率の高さとなり、急遽居残り自粛令を出しました。中学生の欠席率の高さから通塾規制を考えています。補習の時短などです。ちなみに特進では近高国語・数学にチャレンジ。国語はトップが茨田北NMで二番手に茨田SKが続き3番手が緑NKでした。水曜日に実施した公立数学ではトップ茨田NMで茨田KC、茨田北NMが続きました。ようやく及第点クラスの子が出てきたのは喜ばしいことです。

2018年1月16日火曜日

今日の出来事

 確定申告。自営業者にとって避けて通れぬイバラの道。今年はそこそこマメに入力してきたつもりでも溜まっている未入力の数々。そんな月曜日は多くの学年が入れ替わり立ち替わるバタバタの日です。

 まずは小学5年生から。先週から正式に入塾したSDは体験のときの不安を一掃する集中力と宿題の丁寧さを見せてくれました。集中力が散漫な子はスペックを持て余しているだけのケースもあります。今後の伸びが楽しみです。国語では宿題に漢字をしっかり調べて来た子と、そうでない子の差が出ました。来週は全員しっかり調べてくることを期待しています。並行して小4のSYFWの補習。それぞれ欠席などで抜けていた単元の確認です。SYは三単元分を一気にやり、終了時には疲れ果てていました。よく頑張りましたね。

 小6は漢字と計算の日。漢字の勉強は全員してきた手応えありで、計算は差が激しかったです。ちなみに前回までは大量に出した冬休みの宿題の解説に追われました。そろそろ算数を全部終わらせて理科や社会の話をしていきたいと思っています。一時期は案じることがあったTRTS.YKは良い状態になりつつあり、ひとまず安心です。全員がベストな状態で中学生になってほしいと思っています。

 中学生は2年の数学のみ。確率と等積変形の話をしました。例年、特進の子にしかしない話を全員にしましたが、想定以上についてきます。緑NN茨田WSも良い発想をしていました。緑AK、SH、CH、YS鯰江SAは安定してできていますね。

 授業後、ガールズトークを炸裂していた受験生たち。唐突に「私可愛いですか」と本気で聞かれて返答に一瞬困ってしまいました。どんな芸能人や女優さんよりもみんなの笑顔のほうが数倍素敵だと思っています。また、鯰江SRは足立に大好き発言をストレートど真ん中にして、返答に困らせていました。

2018年1月14日日曜日

最近の出来事~受験生~

 受験生が勉強のピークを迎え、入試まで休みはないと宣言しております。ところで、昨年より秋以降特進と標準で完全にクラスをわけており、成果も出ているという実感はあります。ただ、例年以上にモチベーションの差を感じます。クラスを問わず、中だるみに近い惰性の勉強をして点数を下げている子が数名いました。個別に呼び出して渇を入れると例外なくそこから点数が伸びています。気持ちの差がそのまま点数に大きくつながるということです。今までこのような学年はなかっただけに新鮮ですが、毎年受験生らしくない状態の子が増えている(ワンセ以外の子でも)感触はあります。受験生でも半分程度の子は勉強していないように感じます。
 
 では、そんな受験生から。久々に順位の紹介。数学は関大北陽の過去問にチャレンジ。トップは安定の鯰江HKに菫NYがタイ。次も茨田KCと茨田北ISがタイでした。社会は開明にチャレンジ。トップは緑NYで緑FR、茨田北ISが続きました。国語は公立対策で記述にチャレンジ。一昨年よりA~C問題でそれぞれ形式が違います。まだ形式が安定していないので小論文風から自分の考えを書くものまで5パターンをやります。先週から始めましたが、すでに用意してあった200本分は消化し、次の400本分を用意しました。ブーメランで、みんなに書かせれば書かせるほど私の添削の負担も増えますが、これが今から最も即効性があり大幅な点数源になります。小論文時代よりワンセの子たちの点数は大手塾の平均を大幅に上回っており、合否に差をつけることができます。これからも妥協せずに書かせます!1回目はほぼ全員が点数なしだったのに4本目にして8割近く取れる子もいます。もちろん受験校によって採点基準が異なり、ほぼ忠実に再現しております。あ、「とある子」の添削中にあまりの文章に興奮して数年来経験したことのない大量の鼻血が出たのは秘密です。

2018年1月13日土曜日

最近の出来事~小学生~

 ご無沙汰しており失礼します。いよいよ受験生が佳境に差し掛かっており、最後の追い込み中です。最近、内外含めて多くの方々とお話しており、ここに書きたいネタが溜まっているのですが、1つだけ書きます。知人の運営している集団塾&個人塾が昨年まで100名以上在籍していた生徒が20名にまで減ったらしいです。現場では生徒と先生が雑談ばかりで授業はろくにせずカオス状態。ただ、それは決して珍しいことではありません。過日、某塾の(小学生の)授業中に行かなくてはいけないことがあり、目を丸くした経験があります。生徒たちが自由に立ち歩き、先生より子どもの声のほうが大きいのです。繰り返しますが授業中です。翻って軒の知人塾塾長の考え。「塾はサービス業であり託児所。預けているだけで親は安心する。成績は上がらなくても安心料である。宿題忘れなどをしても追い込まず、クレームを出さず楽しく通ってもらう」ことらしいです。果たして公立高校は過半数が落ちています。そういえば近隣塾でもまともな進路指導をしない(できない)塾は無理矢理文理学科設置校を受験させ、2年連続約半数以上泣いている子がいます。ちなみに知人は知人であって友人ではありません。

 ワンセにはない発想ばかりですが、それが個別塾(集団塾)の基本なんでしょうね。教育に燃えている人に会ったことは10年以上会ったことはありません。かつて、教えることに燃えていた人は今となっては過去の遺物かもしれません。あ、大鹿氏だけは未だに情熱が変わっていないみたいです。ちなみに私の考え「ワンセは教育業。勉強だけではなく様々なことを成長させたい。お預かりした限りは塾の責任。成績が上がらず、塾にいるだけなら親御様に申し訳が立たない。できる限り引っ張っていく」です。来年度から新方針として「月に3回のさぼりと宿題忘れで退塾」は決して私の熱い思いが変わるわけではありません。相変わらず、宿題忘れやさぼり、してはいけないことを故意にして私の中で「教育的指導をしなくてはけない!!」という気持ちが芽生えなくなれば教団に立ってはいけないと思っています。

 学年順に最近の出来事をアップします。まずは小3から。12月より復帰のTHは良い味を出して場の雰囲気を盛り上げてくれています。また、復帰当初は継続してたMTに正答率でもスピードでも大きな差がありましたが、急激にその差を縮めています。低学年時に貯金を作っておくと、それ以降が楽になりますね。いわゆる地頭を鍛えられるからです。おそらく英語が最も顕著な結果となっているよう感じられます。

 小4は男子が急増した学年。小学生の男子は女子よりも圧倒的にパワフルです。男女のお子さまがいらっしゃるご家庭ではよくわかると思います。宿題が雑になったり学校と同じようなことをして注意されています。でも、それなりに感動しているのは一度注意されたことの大半は守られているということです。今まで細かい注意を受けたことがないからでしょうね。学校やお稽古事が躾をご家庭に完全に任せきりになっていることに起因しています。12月の懇談会前は比較的落ち着いており、その旨を伝えてから新入生が増え、案じられることが増えていました。1月になって予想よりも早い段階で躾期間が終われそうです。ただ、大人が油断すると自由になりすぎるのが小学生なので手綱は上手にさばかなくてはいけません。

 小5は落ち着いてきて、勉強のことだけ教えればいいのでこちらとしては楽な学年です。それに比例してできることがしっかりと増えている学年でもあります。小6同様、中学生になったら学校でトップ争いをしてくれそうなメンバーで6年生の一年間かけて基礎を固められるのは大きいですね。中学生の途中入塾組との差は細かいことをできているのかどうか。その差は実力テストや入試で大きく出ます。また、将来に関する意識の違いです。この子たちも中学校を卒業する頃には自分の将来を見据え始めているでしょう。

 小6はかなり前に躾期間が終わり、中学進学に向けて順調にできることを増やしています。応用問題や文章題もこちらの指示通りに頑張ってやっています。1年半前まであれほど大変だった子たちですが、今ではいろんな意味で期待しています。先生を伸ばしてくれるクラスは過去3回目。彼らが良いからこそ、新人の先生を育ててくれると思います。元々ワンセの教壇に立つ人はそれなりの意識の高さを持っています。授業中にスマホを教室に持ち込む先生はいません。彼らがいるからワンセの明るい将来が見えます。

 今回はまず小学生までで…

2018年1月3日水曜日

2018年 新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。昨年は甚大なるご支援をいただき深謝の限りです。3月に18年目を迎えるOneSelfですが、開講以来の「全てのお子さまには熱い思いを注ぐ親御様がおられ、その期待に応える」という思いは全く変わっておりません。

 多分、私は「人好き」なのだと思います。情に弱く、頼ってくる人を断ることがなかなかできません。人と会う約束も基本的に断りません。お預かりしたお子さまは何があっても成長させる、その思い入れは変わりませんが、入塾テストを課さないワンセでは駆込み寺のようにお預けいただくケースもあります。果たして、注意される機会が増えて子どもにとってストレスにしかならないことも年に若干名います。そして塾を去ることがほぼ必然。
 
 ここ数年、ずっと悩んでいましたが本人に勉強する意思がないのに長居するのは周囲へのご迷惑にもなります。そこで新たな方針として「月に3回、宿題忘れまたはサボりがあれば退塾勧告」というものを付け加えることにしました。お預かりしているお子さまを辞めさせたいという意思は全くありません。これまで通り授業は楽しく、ルールを守れないときは厳しく、という根幹は不滅です。全力で子どもたちと対応し、彼らに対していつまでもアドバイスできるよう知識を増やし、また上書をし続けます。

 また、ここ数年高校訪問をさせてただいておりますが、一般的に高校は塾に対して「生徒を紹介してください」という立場に対して、私は対等な立場であり保護者の代弁者だと思っています。更には高校に対して「与党と野党の関係」で私は野党。専ら与党のすることに対して意見を申し上げると伝えてあります。高校に対してお世話になっているとは思いますが、預けっぱなしではなく卒業生がしっかりと見てもらえているのか確認しています。そんな独特な進路指導を今後とも変える予定はありません。今年は他塾生の保護者の方からのご相談を例年以上に受けました。来年度入試ではもう少し誰からでもご相談いただきやすい環境創りに勤しみます。

 今後とも宜しくお願い申し上げます。