2021年1月4日月曜日

2021年の出来事

  1月3日は仕事始め。ついでに自習室を開放すると中3緑FHと茨田北MMだけが参加。彼女たちの目があると思うと集中力が増してエネルギーが充電され始めました。1月4日から冬期後半の開始。まずは小4の授業から。大量の宿題を出しており、丸付けと解説だけでおしまい。大きな数の単元で最大値や最小値に関する応用問題が少し理解が甘いように感じました。5年生になる前にクリアしておかないといけません。その後、小6も解説に時間の大半を費やしました。単位変換で「分」を「秒」にする問題では3秒は何分か、といういつもの逆をなかなか理解できない子もいました。OMは計算問題のときは嫌そうにしていましたが難問に取り組むときは生き生きとしていたのが印象的でした。中学生になるにむけてモチベーションを上げていこうと思います。

 受験生は数学国語にチャレンジ。国語の長文読解がかなり厳しい子がいる現状を憂いていますが、受験までには必ず間に合わせて足を引っ張る教科ではなく、助けてくれる状態にまで仕上げます。ちなみに、公立対策の長文記述では例年に比べて「時間内に書けない子」がいないのが救い。書けない子は書けるまで書き直しなので、今後は国語メインで頑張ってもらいます。数学社会に力を入れてきましたが、公立組は「国語」の時期が到来しました。

2020年12月31日木曜日

2020年の出来事~2021に向けて

  今年はコロナに世界が振り回されています。ワンセも例外ではありません。受験前に休校になり、大きく様々な影響を及ぼしました。その後、春に緊急事態宣言が発出され自粛ムードに世間は偏向。数カ月間に及ぶ自粛生活で世間の学力は大幅に低下。ワンセでは勉強を止めず過去最小の休日数でした。イレギュラーな休みがあると完全に心が勉強から離れる子も出てくると思ったからです。募集を一時見合わせ内部の充実に力を割くことにしました。果たして、退塾者は過去最小レベルの反面、入塾者も過去最小。それでもコロナ対策を守れない可能性がある新規の入塾者を受け入れる余裕はなく、来年・再来年の経営的な不安はあります。

 そんな中でも高校進学説明会をオンラインで実施したり、学校別の説明会も蜜を避けて実施しました。ただ、受験生の士気が上がらず、いつまでも中1・2のような雰囲気が学校では続いています。ちなみに塾内での勉強時間も例年より短い状態で家庭学習の徹底で補おうとしています。2年前から掲げていた「やらされる勉強」から「自分で考える勉強」へのシフトが一気に進んでいます。

 2021年は更に充実した家庭学習の徹底をテーマに考えています。大手塾のような大量の宿題を全員に課すシステムは大多数の子にとって時間の無駄です。課題の質を上げて「管理しながら自主性を促す」システムの構築を模索しています。演習ノートと呼ぶ間違い直しノートの質を上げることが最大の課題です。これは講師の手間が恐ろしくかかるのと面倒くさがりな先生には向かないのでウチでしか出来ないと思います。やるだけなら可能でしょうが、子どもは大人の顔色を見て手抜きをします。こちらがあまりチェックしないとわかると途端に手抜きしてただ「答えを写すだけ」の作業になります。

「厳しい塾」ではありますが「怖い塾」からは脱却しようと思います。ただ、子どもたちがしてはいけないことをしたときにはきちんと注意できる塾ではあり続けたい。悪いことをしたときに注意できないようになったら教壇から下りるべきだという考えは変わりません。

 いつからか子どもに距離を取る風潮になって久しいです。親以外の大人から叱られる経験が激減しているようにも感じます。開校時より「勉強を通じてお子さまの子育てに参加させていただく」という考えは不変。親だけで教えるよりも複数のほうが教育的にも良いと思います。

 お預かりした全てのお子さまに愛情を注いで全力で対応する、全員合格・全員成績大幅アップにこだわり続ける塾であり続けますので今後とも宜しくお願いいたします。


最近の出来事

  では中学生編です。

 中1は緑SSが最も伸びたように感じます。中学生になり少し勉強に対して欲やプライドが芽生えたようです。鯰江MHは努力で安定の好位置をキープしています。着実にできることを増やしているエネルギーの源は探究心でしょう。ここに緑IRが続こうとしています。要領が良くないのが課題ですが、それは経験で補えるもの。人から言われたやり方ではなく自分で試行錯誤して身につけたものは強いです。緑YJはムラっ気があるのですが「ゾーン」に入ったときの集中力は素晴らしい。

 中2は安定の緑HA。負けず嫌いの権化のよう。特進クラスで鍛えられ続けて緑MYMSが彼女に引っ張られて伸びています。意識の差が最も開いていた学年で長い長い中だるみもありあました。ようやく成績アップを全員が目指せそうなクラスの雰囲気です。ようやく小学生から中学生になったのかなという雰囲気です。

 中3はここに来て緑FHが上昇中。緑SKも悪くない位置です。緑THAは数学で少しセンスを発揮し始めています。また緑UTが男子ならではの瞬発力を数学では発揮しています。同様に緑IHも好きな教科からですが勉強を始めています。緑YAは変わらぬ努力で出来ることを着実に増やして素晴らしい。

 

最近の出来事

  コロナ禍での2021年が終わろうとしています。そんな今、冬期講習会真っ只中でバタバタしています。年賀状を城東郵便局のポストに入れたのはいいですが、誤って「年賀状以外」のほうに投函してしてしまいました。もしかしたら年内に到着するという不細工なことがあるかもしれません。

 では、小3から現状報告。3年生は色々な差が激しい学年で、集中力・持続力・スピードなどが顕著です。ただ、春先にはワンセのスピードについてこれなかった子が急成長を見せています。逆に理解力はあるな、と感じていた子がそれに頼り「わかった気」になりしっかり考える習慣が身につかなかったケースもあります。それでも小学校レベルで困ることはないでしょう。THが理解力と点数に最も差が有ります。語彙力も算数のセンスもあるのに詰めが甘く失点が多いのが玉に瑕です。次いで同じ課題なのがMSKKは自信のなさがもったいない。KYは積極的に取り組む姿勢が成長に繋がっています。YATH同様に詰めが甘いのが非常に気になります。男の子ならではの瞬発力を発揮することがある反面、雑さが気になるときもあります。MEは最も成長を感じた一人です。出来ることもスピードも入塾前とは比較できないほどレベルアップしています。

 小4はKKの表情が11月ぐらいから明るくなりました。それに伴い自信を持って取り組んでいることが奏功しています。UMは少しずつですが丁寧に解き始めています。ただ、更なる丁寧さは必要です。MOはスムーズに解いているときは良いのですが、少し難しい問題になると思考回路が停止し今までできていたものまで出来なくなるのを改善するのが今後の目標です。

 小5は全体的に悪くありません。応用問題の正答率は最も高く中学になってからの伸びが楽しみです。出来る問題を確実に正解できたり、漢字や英単語など努力で満点を取れる単元で「しっかり勉強する」習慣が少ないのが気になります。受験はミスをしなければ合格できる確率が一気に高まりますが、逆も然りです。

 小6は珍しく男子が多い学年です。例年だと男子が多い学年は手がかかる事が通例ですが、前を向いて中学生を迎えようとしています。しっかりと育てて学校で良い位置を確保してもらおうと思います。春先と比べ、注意されることが減りました。教科的には他学年同様計算ミスが目立っていたのですが、冬休みの計算特訓で正答率の改善が見られます。

次回は中学生編です。



2020年12月12日土曜日

買い物

  私事ですが車を買い替え、クラッシックカーと呼ばれるほどの30年以上前のものに手を出してしまいました。中古屋さんとお話する中でこのお店(人)から買いたいと思えるところは10件に1件ほど。安いお店は安かろう…モード。お金よりもお店(人)にこだわると欲しい車がなかなか見つからず、車検切れという諸事情もありましたが、先に乗っていた車を売り妥協せずに欲しいものにこだわりました。結局購入したお店は府内ではないところ。一人で切り盛りしていて本当にクルマが好きなのだとわかる人柄。一人で全てやっているので小さいミスはたくさんありました。でも、その全てを払拭してくれる人柄でこのお店のクルマを買いたいと思いました。大手や中堅なら必ず行う価格相談も全くしていません。請求金額よりも気持ちを乗せてお支払いしました。長いお付き合いになりますし、職人さんでもあります。それを値切るのは失礼に当たると考えます。

 逆に近隣にある業界最大のディーラーは未だにマスク着用せず、鼻マスクの人も大量にいました。本当に気分悪く話しかけられることに覚える嫌悪感。購入する気で訪れたのに真逆の感情が芽生えました。

 府外のお店の人とはウマが合い、数分で購入を決定。自分の直感は大切にするほうなので信じてお任せしようと考えています。お金を使うなら地元か「真水」で効果のある小規模なお店と決めていました。それでも全ての経営者が全うな経営をしているとは限りません。何度も見ミスをされるうちにクレームを出せば対応してくれる大手に頼む機会が増えました。

 翻ってワンセルフ。件の府外のお店のように小さいミスはしてしまいますが、信頼される塾であり続けないといけないと実感しました。クルマでいえば「書類や行き違いなどのことは事後修正で全然OK。でも、クルマに関することは職人さんにお任せするので応えて欲しい」ワンセなら「子どもの勉強や教育に関することは応えて欲しい」と思っていただけるような信頼関係を構築すること。こんな塾には預けられない、と思われないよう精進しないといけないと改めて感じています。

2020年12月4日金曜日

最近の出来事

  小学生の無料冬期講習会をしようと決めた大きな理由は計算ミスの多さです。例年以上の多さに本当に危機感を覚えます。コロナ禍で居残りやお呼び出しに躊躇(ちゅうちょ)しているのも悪かったのでしょう。GW恒例の計算特訓も充分にできていなかったのも痛かったです。進学するにあたり当該学年の計算問題はしっかりとクリアしてもらわないといけません。そこでこれまでの復習と計算特訓をメインにした冬期講習会を実施する運びとなりました。「ケアレスミス」と軽く考えているのが非常に気になるので「1問間違いにつき1時間相当の問題演習」を課します。これで少し懲りてくれたら…

 受験生はようやくほぼ全員が志望校を決定しました。ただ、五ツ木の偏差値が非常に甘い。こちらの手応えよりも偏差値6程度高いです。今回は上位層も受けて変わるかと思いきや、変化はありませんでした。つまり今の中3生は総じて勉強不足で平均点が低いということです。感覚では10点低い。ということはワンセ生は例年通りなので見映えの偏差値が上昇したのでしょう。ただ、例年の偏差値60と今年のものではレベルがかなり異なるので高校側の注意が必要です。数値を鵜呑みにすると「あれ、あれ、あれ」と先生側が違和感を覚えている間に受験に失敗します。高3の5月に浪人生と同じ模試を受けて初めて本当の力を知るわけです。そこからスイッチが入っても国公立大学には間に合いません。だから高1の初めから過去の生徒との比較ができる同じ問題を解かせて現実を数値で思い知らせてほしいと強く願います。高校の進学実績のためにも。

 期末テストの総評は全体的には前回よりやや上昇した感じです。学校平均点の高さに助けられて部分もありますが、落としてこなかったのは大きなプラス要素です。ただ、満足できる結果ではないので個々の能力アップに努めていきます。

 

2020年12月1日火曜日

期末テスト速報

  まずは中1から。すでに全教科返却された菫中はMNが順調に点数を上げ続けて大台到達。緑中からはSYが数学国語HRは数学とOYは英語が満点という報告がありました。SSが連続480点超えで学習奨励賞ゲット!前回450点台の子たちは無事に今回もキープできそうな勢いです。400点台の子たちも同様ですが、微妙なラインの子も若干名います。1学期の定期テストは易しいので2学期中間で若干下がるのは想定内ですが、今回は全体的にほんのり点数が上がっているのが素晴らしいです。

 中2緑はHAが理科満点の報告。その他教科はオール1問間違いという結果。嬉しさと悔しさですが490点超えは好結果。MYは満点報告こそなかったものの480点超えで学習奨励賞ゲット。MSは未返却教科があるものの自己ベスト更新できるかどうか。その他特進組は順調にチラシ平均点の472点を超えれそうです。AKも入塾後の自己ベストを更新しました。その他メンバーは踏ん張っている感じで前回より10点以上下げた子はいない状況です。

 中3緑はFHTHAがそれぞれ単教科で学年トップらしいです。二人のTHが共に良い感じで期待値に近い結果。YA、KHは安定して頑張れています。IHがここにきて伸びてきました。男子ならではの伸びに期待です。中3は明日の五ツ木返却でやきもきが続きます…