2022年2月12日土曜日

私立合格速報

 2/12(土)吉報の第一号は緑IS。上の学科で順当な合格報告!!次は鯰江SM。当日順位10%以内合格の成績優秀特待生です!続いて緑NM。こちらも同じく当日上位10%以内の成績優秀者!!その後、緑NW、AK、NRからも第1希望の学科で合格報告がありました!!更には鯰江FIからも成績優秀特待生の吉報!!午後は緑MSが第一希望学科での朗報!更には緑OAが成績優秀特待生の吉報!!過去最高の成績優秀特待生(名称は高校によって異なる)になりそうな予感がする幸先の良い日でした。ここまで特待生制度がある高校受験者の特待生率は8割弱です。もちろん、廻し合格なしです。

 ちなみに、2月に入り卒業生から披露宴のお誘いや出産報告など明るい報告をたくさん受けて、嬉しさを感じる日が多いことに幸せを感じています。

2022年2月9日水曜日

2/9私立入試前夜

  明日のために鍛え続けてきました。勉強への姿勢を最も注意された学年でしたが、受験生になってからは放っておくといつまでも勉強していて私を返してくれない子たちになりました。最も手間のかかった学年かもしれません。鯰江中学の子たちは一括りにして何かと話題になることが多かったです。そんな鯰江中の子たちの精神的な成長ぶりに本当に目を細めます。スタートを切るのが遅かった分、ラストスパートはよく頑張っていました。

 ワンセは例年通り胸を張って「全員中学生の間は全力で勉強を頑張った」と言えます。10年経ち20年経ってお母さんになっても「お母さんが中学生のときは勉強めっちゃ頑張ったんやで」と子どもにドヤ顔で言えることでしょう。コロナ禍でも勉強を止めずに最も休みが少なかった昨年、そして志望校決定が遅かったことから早めに多くの話をした今年。11月の五ツ木が終わってからの伸びが今年は素晴らしい。それなのに客観的なデータとしては出てこないのが残念です。みんなに「トップ合格してきてね」と声掛けをしましたが、割と本気です。王道で上位になってきて欲しい。

 ちなみに今年の専願率は75%です。明日からは公立対策ががっつり始まり国語の時代が始まります。そう、書き物三昧です。最低毎日1本のペースで書く予定なので、公立入試は書きもので差をつけます。

頑張れ!受験生!!

2022年2月8日火曜日

2/7.8の出来事

  私立高校入試を控えて嬉しいことがありました。まず、卒業生の来訪。甲子園出場を果たしたKSが進路の報告をしに来てくれました。爽やかで落ち着いた雰囲気に目を細めました。もう一つは28年前の教え子が縁あって知り合いと私の話題になったことです。すでにアラフォーで、私が授業したのは短期講習会の数回のみ。わずか数回した授業していないのに覚えてくれていたことがとても嬉しいです。先生と呼ばれるようになった頃に心掛けていたのは「あの国語の先生」と呼ばれ、名前を忘れられるようにならない授業をすることです。若手講師時代で週20コマこなすことに必死だったので、覚えてくれていたことに喜びもひとしおです。

 さて、月曜日は小5算数から。復習モードに突入です。立体のイメージはこの学年には難しい。ただ、先週「方眼紙で組み立てたらイメージしやすくなるよ」と言ったことを実践してくれた子がいなかったのは残念です。理系に進む子はこの言い方でチャレンジしますから。その後、中1国語で「少年の日の思い出」のあらすじ確認でした。未だに「不思議な宝物の蝶を盗まれて破損された被害者が悪く書かれ、盗みを犯し、謝罪して冷淡に接され加害者が可哀そう」という視点で書かれていることに違和感を覚える話です。合間に中2の一部の子と個別に少し話しました。緑IRは褒めました。塾ではあまり褒めらることがなかったのですが、彼女の姿勢(性格)は本当に素晴らしい。そんな話をしました。

 火曜日は受験生と私立前最後の国語。伝えることはある程度伝えてきたので少し感傷的な気持ちです。この学年は勉強以上に精神的な成長を感じる学年です。そういう点ではワンセで良かったね、と思います。「ルールを守る」「周りを見る」「空気を読む(気遣いをする)」「全力で勉強を頑張る」ことに例外を出さずにやって来れた彼らは社会に出てから大切なことを鍛えられました。コロナ禍で勉強を止めず、気持ちを切らせることなく努力してきたことはこのご時世、非常に重要なこと経験したと思います。


2022年2月6日日曜日

卒業生へ~贈る言葉③~

 緑AK

 塾ではあまり目立たない存在だった。志望校が決まり自分なりの努力は継続できている。悪くない。それでも物足りない。

 言われたことはそつなくこなし、はみ出したこともしない。ネガティブすぎることはない。2年間通塾し期待値ほどの伸びがあったのか、自問自答し答えはわからない。

 高校では勉強の計画を自分で立てなくてはいけない。周りがしていなくても自分の意志で勉強をするのか案じられる。受け身なので「課題」に対しては問題ないが「問題探究」することを強く意識してほしい。

鯰江SM

 言動のボーダーに個人差があることで葛藤する時期もあった。小学生までは思ったことを何でも話して許されることも多い。

 中学生は微妙な年齢で精神的年齢の差が大きい。ストレートに言動すると無用のトラブルに巻き込まれることもある。様々な経験から習得したものがある。学生に許される特権は失敗しても良いことだ。

 失敗から多くのことを学べる。自分の性格で嫌なところを感じたら、それは成長のチャンスだ。自覚があれば何でもできる。

鯰江FI

 生真面目な正義感はレールの上を走っている間は安全で頼もしい。若気の至りでレールにヒビがあっても突っ込むこともある。

 大切なのは正しい軌道に戻ることだが、大人でも難しいこともある。また、自分の中の正義が世間に認められないときもある。そこで取捨選択しベターな言動を模索する。模範解答はなく、相手やシチュエーションによって対応は異なる。

 多感な時期に感じたことは大きな財産だ。された嬉しかったことは伝播し、嫌だったことは反面教師にしよう。

 緑NR

 マイペースで周りが見えにくくなることもあった。言霊があり、何気ない言動が相手に思いもよらない結果になることもある。

 それは価値観の相違があり、意識できる年齢にかなりの個人差があることに起因する。価値観は千差万別で相手を否定しない。自分の価値観が通じないこともグローバル社会では翌る出来事だ。

 違和感レーダーを敏感に発動させ、検知したら分析する。そのためには多くの人と接触し、考えることが肝要だ。

 緑SE

 純粋で受け身。頼まれたら嫌と言いづらい。勉強よりもそのことを強く案じた。Noと言えるよう成長してもらいたかった。

 果たして私には言えるようになった。他の人にどれだけ自分の意思を言えるのかは非常に重要だ。上手に自分の説明できず自分の言葉を探してるいる間に押されても「No」はきちんと伝える。

 それだけ出来るようにずっと願っていた。これからは直接成長を見れない。だから、忘れず意識して欲しい。


 


2/6の出来事

  今日は私立前最後の日曜日。このメンバーでする私との最後の数学が終わりました。近大付属校の過去問で結果は緑HHISが満点。緑MY、MS、SEが一問間違いでした。1時半に始まり6時には解説が終了。その後、いつ帰宅してもいいのですが止めるまで誰も帰りません。この学年は最も退塾勧告者が多かったです。その理由は自習室での私語、宿題のルーズさ等でした。復習して自分のものにする習慣がなく受験生になった彼ら。

 例年以上に案じていたのに、いつの間にやら歴代でも最も長時間自習室を利用する学年に成長しました。果たして近大付属高校の過去問での高得点は嬉しさ以外の何物でもありません。復習の大切さを懇々と解き続けました。懇切丁寧な解説は一部の子にとって思考力の低下につながることに気づき、避けています。するとテストが終わると勉強の話が聞こえてくる機会が増え、解説が終わると理解できた子が先生役になってみんなに教えるワンセスタイルが継承されています。人に教えることで自分の頭の中が整理できるのでwin-winの関係になっています。

 今日のブログは「コロナ禍で頭を使わなくなった子どもたち」という内容にするつもりでした。そんなことを差し置いて受験生の成長ぶりが本当に嬉しく思っています。

2022年2月5日土曜日

卒業生へ~贈る言葉②~

  緑IS

 数学的な閃きはあるもののそれを使いこなす語彙力に欠ける。口下手で自分の思いや考えを伝えることが上手にできない。

 受け身気質がそうさせているのかもしれない。ただ、何かを始めるにはモチベーションが必要だ。そのためには自分で試行錯誤するところから始める必要がある。指示されたことを実践できるのは素晴らしい。

 でも、自分の考えで決めたゴール目指して紆余曲折を経て得れる経験値はかけがけのないもになる。

 鯰江KN

 最も精神的な成長をした一人だ。因果応報を良くも悪くも経験した。善行は称賛され悪行は千里をを走る。良い経験だ。

 大人になってから振る舞いを間違えると注意はされずに人が離れていく。学生の間は気づかなくても「卒業」の度にリセットされ新たな人間関係からスタートできる。つまり、やり直しができるチャンスが多い。

 多くの約束をし、無事にワンセを卒業する。中学生の間に気づいて成長できたことは人生において非常に大きな財産だ。

 緑NW

 様々な変化と戦った中学生時代。やりたいことを充分に出来ないもどかしさを充分に感じた時代でもある。

 やりたいことを実践するには心身共に健康であることが必要な場合が多い。自分の身体は自分で気をつけて労わらなくてはいけない。世間の最大公約数が自分にあてはまるとは限らないからだ。

 高校生になったら視野を拡げてやりたいことを探そう。そして、一つのことに絞って探究して何かを究めよう。

 茨田FN

 中3の冬になって覚醒し、出来ることが飛躍的に増えた。その一つが集中力の持続だ。高校生になってから大きな武器となる。

 今と同じ努力を継続したら、3年後には将来なりたい仕事を具現化する最良の進学先を手に入れられるだろう。遠路はるばる今福まで通塾してくれたのだから、それなりの成果を出さないと申し訳もたたない。

 努力を継続できたら今まで見れなかった新しい景色がストレスの向こう側に見えてくる。努力した人にしか見えない「向こう側」だ。

 

最近の出来事

  いよいよ私立入試5日前になりました。例年だと緊張感があふれるのに今年は程良い緊張状態が継続しています。ここに来て茨田FNが急成長しています。トップ合格が現実味を帯びるレベルです。ちなみに中1中2は五ツ木の過去問をチャレンジ。中1数学は緑IHが暫定トップ。暫定…そう名無し君がいました。名無しは0点なのですが、もし名前を記入していたら最後に名前を呼ばれるはずだった緑TH…ちなみに先週行った国語では緑OYがトップでした。来週は社会にチャレンジする予定です。中2数学は緑SSがトップ。1問間違いで満点ならず。

 小学生は6年生にもう少し目の輝きを期待しています。少し惰性で過ごしている感じがするので来週は少し将来について色んな話をしようと思います。強制させられる勉強ではなく主体的な勉強をして欲しいです。ただ、ワンセには勉強しないという選択肢は存在しないので、最低限度の課題はきちんと与えて管理します。

 この後、贈る言葉シリーズがあるのでこの辺で…