2022年6月7日火曜日

最近の出来事

 今回は授業の様子です。まずは小5算数。「小数÷小数」の単元が終わり、文章題に時間をかけてチャレンジ。文章の読解力を要する問題を解きました。何度も言っていたのが「何も考えず大きな数÷小さな数をしたらだめ」ということです。「どうして」「なぜ」を考える機会をできるだけ増やしたいと思っています。THが良い発想をできるようになってきました。一時期、文章題に対する不安を感じた時期もありましたが、成長しているようです。ただ、計算ミスで正しい答えにならないのが玉に瑕ですが…MKは日増しにスピードが速くなり、色んな意味で強くなっているのがよくわかります。YAは安定しています。ちなみ授業の後半で新単元である奇数・偶数・倍数・公倍数の導入をしました。

小6算数は単位変換をしました。思考力を問われる問題になるとTT、UMが強いです。後半では円の面積の公式を教えて応用問題をしました。MOが頑張ってついてこれています。SUはもう少し諦めるのを我慢して取り組めば出来る問題も更に増えていくのにもったいないです。

中1は中間テストの満点報告が普段の塾内順位と相関が取れず、面白い結果になっていました。実力はあってもノーミスで試験を解けたことケアレスミスをやらかした子の差ですね。非常に良い経験をしたのではないかと思います。緑NYの成長速度が非常に素晴らしい。緑中はテストが近いので、今週末はエンドレス予定です。意気軒高な間に次のテストに備え、期末では中間超えを本気で狙います。伸びしろはまだまだ残っています。

中2は特進英語の声掛けに緑OYと旭東MTが反応しました。もっと多くの反応を期待したのですが、少し残念な状態です。ただ、これが今の中2の現状を表しているのでしょう。最悪ではないもののモチベーションアップには至っていません。鞭をいれるには早すぎるので、こちらとしては少しもやもやしながら最低現状維持、できれば微増で受験生になれたらと思っています。

中3特進は火曜日で教科書内容が終了。来週から本格的に入試問題に取り掛かります。開明・旧大和田・桐蔭・近高・関大北陽の過去問にチャレンジしていくので、この5校で50本は解くことになるでしょう。ちなみに今年の特進数学は100%本人の意思に任せました。目安点は設けましたが、子どもたちの意思を尊重し特進・標準のどちらで受講するのか、両方なのか全て任せました。


高校レポート⑤~大阪国際高校~

ようやく新校舎に訪問してきました。施設・設備は全く興味ないのですが、こだわりの感じられる建物でした。木を用いた校舎は新鮮で、池の生態系も個人的にはとてもツボで珍しく見入るほどです。滝井の民間人校長先生から大阪国際の校長先生になられたですが、第一印象とは異なり非常に生き生きとされていました。陽当たりが良く、どこにいても明るい校舎は理想の家を大きくしたような建物です。

ただ、私は施設・設備よりも「ヒト」つまり先生が大切だと考えています。元々、旧大和田中学校は非常に素晴らしい先生が多かったのですが、更に進化していました。反面、高校部門はかつての良いところは全て劣化したようです。劣化と言うより、ピークからパワーダウンして安定期に入ったようです。そんな中、大学実績は初めて良い数値が出ました。昨年度は「過去最高の合格数だが、過去最低の中身」と揶揄しましたが、大きく改善されました。その原因は予備校の通塾率にあります。それまでハイレベルクラスでは「過去問なんか3年生からで大丈夫」「予備校に行くやつが落ちる」という担任の指導があり、通塾者と非通塾者では国公立大学合格実績に大きな正の相関関係、つまり外部に頼った子が合格している率が高かったです。今年度の担任の先生が予備校と学校のバランスについてアドバイスしていただいたのが奏功したのでしょう。入口の偏差値と実績を比べたら今年一番の学校になりそうです。それでも、ウチの子たちにとても良い学校ですよ、というお勧めの仕方ではなく、悪い学校ではなく行って後悔しません。ただ、予備校の単科受講をお勧めします、という言い方になります。

長くなりましたが、かつての期待値ナンバー1だった学校で思い入れは強いです。その分、コメントも辛口になってしまいました。ではレポート。校風4.5授業態度3.5教授力4お勧め度4。かつて最も良いと感じていた先生と生徒の一体感が「昔は良かった」と言われない学校で会って欲しいです。

2022年6月6日月曜日

高校レポート④~好文学園女子~

 週明けの月曜日、好文学園に訪問しました。校長先生は相変わらずエネルギッシュで生徒一人一人を見ておられると実感しました。こちらにお預けしてダメなら他校ではもっとダメだと思える数少ない学校です。ではレポート。校風4授業態度3教授力3お勧め度4。トップクラスの数値です。

2022年6月4日土曜日

高校説明会の出来事

 本日はご多忙の中、多数ご来場並びにお話頂いた興国高校、常翔啓光の校長先生及び先生方に心より御礼申し上げます。現在、大阪府で一番勢いのある興国高校、二番目の常翔啓光のお話はいかがでしたでしょうか。熱量が他校とはレベル違いです。

興国高校は旧校舎に草島校長先生が来られたときからのご縁です。当時から非常にエネルギッシュでパワーをたくさんいただきました。また、山田校長先生は旧啓光学園のときからのご縁です。一般的に校長という肩書きになると疲れを感じる人が多い中で、知り合ってから一番生き生きとしている姿を見て、啓光でお世話になっている卒業生は幸せだと思いました。また、先日お邪魔して卒業生の頑張りを案じていたところ、わざわざ個別に呼んで意識づけのお話をしていただきました。恐縮しつつも、非常に嬉しくありがたく思っています。

興国高校は男子校で、ワンセはご存知の通り女子比率が非常に高い塾です。それでも、敢えて全員対象の春の説明会にお話していただいた真意は察していただけたと勝手に思っております。良い刺激を受けて、ご家庭で将来について話題になるきっかけはなれば幸甚です。

重ねて、ご来場並びにご協力頂いた高校に深謝の意を表します。

2022年6月1日水曜日

高校レポート③~常翔学園高校~

 今日は常翔学園高校に訪問しました。早速レポートです。校風3.5授業態度3.5教授力4お勧め度3.5。昨年まで気になっていた教授力ですが、今年は素晴らしいと思った先生が数名いました。ちなみに1名いたら良いほうです。昨日、興国高校が頭3つ飛びぬけていると書きましたが、2番手グループの本命になるかもしれません。更なる質の向上があれば大阪国際の背中が見えてきます。

5/31(火)の出来事

 今年の受験生は例年以上に志望校について決まっていない子が多いので、みんなの顔を思い浮かべながら高校訪問してどの子が各高校のイメージに合うかを考えています。そんな火曜日は中3特進数学から。先日、円周角と三平方の定理を終わらせているので、いよいよ教科書範囲を終わる日が近づいてきました。C問題になって7年目。ワンセはしっかり進化しています。北野高校の合格平均点がC問題受験生平均点になる日も遠くない手応えを感じています。原動力は7年前の残念な結果に終わった子です。指導力を磨くことに精進しています。もう二度と誰もあんな思いをさせたくありません。今年は旧大和田・近高・関北・開明の過去問にチャレンジする予定です。時おり、桐蔭・四天王寺・清風の問題も解こうと思っています。中1から緑SSがかなり進化し緑IM、IRが努力の継続で出来ることを着実に増やしています。ここにきて緑MRも数学のセンスが磨かれおり、最後の伸びが楽しみです。新入生緑ISがどこまで食らいついてこれるのかも然り。波の荒い緑YJKTはモチベーションが高めで安定したら強いですね。ちなみに授業は相似の証明について解説しました。高校訪問での授業を参考に自分の授業も進化しないといけません。

その後、中1はテストの振り返りと歴史。飛鳥時代までを解説。満点を取れた緑NH、NYの表情が非常に生き生きとしていたのが印象的でした。ちなみに緑ISSHは今日だけで2教科も満点報告がありました。頑張った結果が良かったことに安心しています。ただ、油断すると下がるので次回は今回よりも上げるつもりで頑張らせます。


2022年5月31日火曜日

高校レポート②~興国高校~

 今日は少しバタバタしていました。早速レポート。校風4授業態度3教授力4.5お勧め度4.5。おそらくこの数値は今年最高になると思います。今がピークだと思って何年経ったのでしょう。成長をここまで続けている高校は全盛期の大阪桐蔭以来のような気がします。私の見ているポイントは「先生の熱量」「生徒の充実度」です。逆に施設・設備は全く見ません。美しい体育館や図書館は、あれば良いですがそれを含めて全て「ヒト」で決まります。生徒の熱量・先生の熱量は興国が頭3つ分飛びぬけています。ちなみに教授力の過去最高は旧国際大和田で、こんな授業をされ続けたら塾はいらないと危機感を覚えたほどです。おそらく、あの域で授業できることは時世を鑑みてないように思います。