2022年9月23日金曜日

最近の出来事

 3連休が続くシルバーウイークですが、生憎の雨模様です。ところで、悩みに悩んだ秋の遠足ですが「ネスタリゾート神戸」に行くことに決定しました。入場料が4180円で一切の割引がありません。また、貸切バスも上限金額になるため10万円を軽く超えます。どれだけ計算しても7000円下回ることはできません。過去最高金額の約2倍がかかるため1か月ほど頭を痛めていました。受験生は五ツ木の模試も重なりご家庭の子ども費が高くなる…それでも思い出作りを優先したのはコロナ禍で減っていた思い出作りをしたいという気持ちからです。火曜日にお知らせを配布し、すでに定員まで数名という申し込み状況です。愛されている子どもたちだなと実感しています。10月10日より旅行割が全国で始まりますが、このイベントがその対象になれば何らかの還元ができると思います。強風や大雨のときは名古屋港水族館へ変更し、当日2000円をご返金します。

さて、まずはみんなの近況報告。受験生は実力テストが返却されています。重要な2学期の実力テストの結果は悲喜こもごも。間違いがないのはモチベーションを下げている子たちの成績は上がらなかったということです。祝日の金曜日、現時点での志望校の確認と実力テストの点数が見合っていない子を一人ずつ呼んで、現状について話しました。今回は9月なので次、頑張るはOK。でも、10月・11月の次はありません。私立高校は中学校によって実力テストの目安点が異なります。その点数を下回れば志望校の変更を促します。その点数について個別に話し合っていました。この数値は現実なので、クリアできるかできないか、という判断しかできません。少し足りないから次は頑張る、はもう存在しない瀬戸際なのです。

受験生全員にこの夏は理科社会を頑張るようにという話を7月にしました。努力の結果が必ず出る教科だからです。緑SSSYIM、菫MNが実力テストで良い感じの上昇具合です。ちなみに木曜日の五ツ木国語は緑IRがトップでした。実力テストに点数を上げるのは非常に大変で、定期テストのように一夜漬けでは効きません。この夏の結果ですね。今後の伸びとしては緑STHAISにとても期待しています。

中1、中2は演習ノートの徹底を頑張ってもらう予定です。先輩である中3緑ISの演習ノートが非常に秀逸なのでみんなの模範として使わせてもらっています。良い勉強が出来るようになればと切に願っています。もちろん一番大変な管理はきっちり行う予定で、手応えが良ければ来年以降はシステム化していく予定です。システムを作るのは比較的誰でも出来ますが、管理能力はマンパワーなのでワンセでしか出来ないように思います。

2022年9月15日木曜日

秋の高校レポート②~信愛高校~

 今年度より共学になった元名女子高の信愛高校にお邪魔しました。アナログな学校ですが、凛とした雰囲気が残っていました。では、早速レポート。校風3.5授業態度3教授力2お勧め度3。今年の男女比は3:7で予想を大きく上回る男子が入学しました。女子高から共学になると色々なことが起こりますね。名門だけあって指定校推薦の多さや看護科における連携が非常に魅力的です。ただ、それ以上の期待は禁物です。

夜は中3の授業。今日は関大北陽の数学過去問にチャレンジ。トップは緑SSで緑YJKTが続きました。歴代の文理学科合格者平均点を上回る子が増えているのは良い兆候です。粗削りな緑IS、努力の緑IM、その中間の鯰江SYの健闘ぶりが最近目につきます。

ちなみに中1の状態も悪くありません。課題への意欲が高い子が多いです。一般的に中1の1学期中間テストが自己ベストになる子が多いですが、ワンセでは半数以上が中2中3で自己ベストを更新しています。彼らもそんな先輩に続いてくれそうです。

2022年9月12日月曜日

9/12の出来事

 台風の影響で空模様が時間毎に変わり日が多いです。みんなの登下校の際にどうなるのか天気予報とにらめっこしている時間が増えました。さて、昨日は五ツ木でした。手応えを聞いていると英語理科の平均点は高そうで、数学国語が少し低そうです。合計点では悪くないものの、数学国語担当としては複雑な気持ちです。

小5算数は先週説明した「平均」の確認から。平均から総量を求める問題で一部の子が少し頭を抱えていましたが、説明後はクリアになったようです。割り算を「大きい数÷小さい数」と無意識に計算していた子は苦戦する単元で、しっかり理解する必要があります。その後、分数の足し算引き算の確認。新入生にとっては、まだ習っていない単元と少し前に習った最小公倍数を使いこなす通分が瞬時に出来ることが望まれる、やや難関です。来週は祝日で休講なのでやり方を忘れていないか心配です。

先週、小6算数で導入した面積比の宿題確認をしたところTTUMはとても良い発想ができていました。MOも充分悪くない発想で、成長を感じました。応用問題のほうが好きな子たちなので、残り数か月は少し頭を使う問題を増やしていく予定です。

中3は夏休みに社会をしっかりやってきた子とそうでない子の差がはっきり出てきています。近高数学過去問では鯰江SYがトップ。緑中の二人のIがミスの少なさで目立っていました。また、演習ノートを中2にも導入することにしたのですが、緑ISの非常に美しいノートが参考にするように説明しました。ノートや解答用紙が面白く、感心した子は初めてです。高校生、いや大学生になったら探求型の研究とは非常に相性が良く、驚きの発見ができるかもしれません。

2022年9月8日木曜日

最近の出来事

 9月に入り秋の高校訪問の時期になりました。夏期講習中は授業に専念できたので、個人的には忙しくも好きなこと(授業)ができて楽しい日々でした。周囲ではコロナの第7波の感染者は非常に多く、後遺症も様々でまだまだ予断を許さない状況です。

さて、受験生は全体的に伸びています。例年よりも早く教科書内容を終わらせ、補習と過去問で演習を組み合わせている成果を感じます。演習ノート(間違い直し)は緑ISの内容がとても良いです。菫MN、緑OYは内容は良いものの見直す習慣少し甘いです。見直しの時間をほんの少し増やせば、かなり良くなるでしょう。地道な作業ですが、継続できるかどうかは高校生になってからの主体性に繋がります。緑SSは勉強面で壁を感じてもがいていますが、この壁に向こうには更なる向上が見えています。努力を継続すれば乗り越えられる壁です。

中2は特進数学の精査をしました。少しレベルを落として定期テストで安定して95点以上を目指す内容にする代わりに中1同様全員を対象にプラスアルファの補習を実施しています。この学年は文系を得意とする子が多く、数学担当としては少々寂しく感じています。緑OYIHの今後の伸びに期待大です。

中1は良い状態をキープしているようです。中2同様特進レベルの数学ではまだセンスを発揮する子は現れていませんが、全体として出来る問題がじわりと増えています。国語や社会の小テストや課題に対する姿勢の良い子が多いうえ、前向きな気持ちで取り組んでいます。新入生緑OYはまだ緊張は取れていないものの、補習に対して積極的な姿勢が良いです。早くみんなに追いつきたいところです。

小6算数は比の応用問題をしました。少人数なのでお互いの出来不出来が分かりやすく、良い刺激があるようです。UMTTは理系センスがあるので、しっかり磨いて中学卒業の頃には良い状態で送り出したいです。MOは最大の課題であったスピードが速くなり、知的好奇心がドンドン旺盛になっているのが良いですね。

小5算数は新入生が入ったこともあり、MKが張り切っています。子どもはモチベーションが大きな影響を与えるのですが、刺激を受けてワンセの先輩として色々教えてあげるようとする姿勢が自己錬磨につながっているようです。

2022年9月6日火曜日

最近の出来事

 先日、ニュースで公立高校の校長先生が職員(先生)に対して「宿題をして来なかった子を注意せずに、まずは学校に来たことを褒めて欲しい。そして、善後策を考える。」という旨の映像があり、称賛するMCがいました。日本は「お子さま主義」で子どもに寄り添い自由と無責任を与え、大人が許容すべきだという風潮です。

子どもに寄り添うことを前提とし、親に子育ての全責任を負わせて距離を置いて接するのが今の教育方針なのでしょう。宿題も欧米化して、やるやらないは子どもの自己責任という時代に片足を突っ込んでいるようです。

今の子は注意してくれる人が周りから急減しているようにも感じます。雷親父は死語になり、何かあれば通報する、または巻き込まれたくないから見ぬふりをするのが普通になっているようにも感じます。

ー閑話休題ー

先日、中3の希望者と「チームラボ」鑑賞に行って来ました。時間厳守がワンセの大原則なのに定刻を過ぎても現れない子がいました。LINEで促しても連絡がなかったり、集合時間を過ぎてから、全然離れた場所にいるのでそこで合流したいと言われたり。しかも、事前連絡なにどころか、こちらから聞いて初めて答える状態でした。子どもたちに悪びれる様子もなかったことも衝撃的でした。その日は楽しいイベントなので小言はなしで、後日改めて説諭。すると数名が反省と謝罪を伝えてきました。学生の特権は失敗が許されることです。どこかで迷惑をかけても、それを自覚して今後の糧にすればいいのです。彼らは自分の意志で行動を省みて伝えにきました。

そのときに彼らの素直さをとても嬉しく思うと同時に、こんな面倒な指導をする機会がなくなっているのだとも痛感しました。件の校長は「対処療法」で起こった事象に対して行動しています。教育者はそれではだめだと考えます。「根絶療法」で何がだめだったのかを自覚して、次に同じ行為をさせないように導くのが指導者の務めでしょう。勉強でもその他のことでも「根絶療法」で指導したいと改めて思いました。授業の出来事は次回にて。

2022年8月24日水曜日

8/23.24の出来事

 夏休みが終わろうとしています。24日に学校の宿題の状況を確認したところ、若干名がほんの少し残しているものの全員提出できそうな状況でした。

3時からはいつものように中3が自習をしに来て、夕方中1数学の授業。リモートなしで全員そろったので、展開がスムーズです。ちなみにlineよりもzoomのほうが聞き取り易いです。接続方法がlineのほうが容易なのでそちらを希望する子はいますが、出来ればzoomが良いですね。ちなみにリモートをするにあたって最優秀なのはダントツでfacetimeというapple社のアプリです。iphoneやipadには初期状態でインストールされており、無料アプリなのに秀逸です。

中1数学は文章問題を宿題に出して授業は解説のみをしています。緑ISが授業をきちんと聞いてアウトプットしようと頑張っているので、理解できていることがドンドン増えています。その姿勢を崩さなければ、かなり多くの知識が学生時代に蓄えらるでしょう。社会で出来た者帰りをすると、鯰江MKの速さが群を抜いていました。前半、見せ場のなかった緑SKが後半にはしっかりと盛り返してきたのが素晴らしい。

水曜日は小6算数から。今日が講習会最終日で「比」の文章題にチャレンジ。最初、少し理解が怪しかったMOは授業が終わるころには頭の中が整理されてきたようで理論立てて考えられていました。UMは安定して出来ており、バッチリデです。TTは修正能力が高く、手こずり気味だったところも帰る頃には出来ていました。

夜は中2特進数学。ずっと関数三昧ですが、1か月以上かけてようやく緑OYが応用問題を理解し始めました。緑IHは先週よりはかなりの進歩を感じますが、もう一歩ですね。その後、国語歴史の授業しました。思春期の家族の物語文にチャレンジ。鯰江KYは登場人物である祖父の名前が分からず、悪戦苦闘していました。詳細は書けません(笑)課題の努力は緑TSがピカイチ。2学期中間テストでは是非、結果として出るようにしていきます。

夏休み恒例の理科100問テストは中1緑SK、中2緑IH、中3鯰江MHがクィーンになりました。今年はどの学年も得手・不得手の教科の差が激しい子が多いのが特徴です。努力の跡は嬉しいですが、数学国語社会担当としては複雑な気持ちになることもしばしばあります。

2022年8月22日月曜日

最近の出来事

 遅まきながら、インスタを活用していこうと検討中です。それに伴い、現在の鍵垢を解除し誰でも閲覧できるようにする予定です。ただ、ストーリーはフォロワーのみ閲覧可能にする予定です。過去に写真をアップされている人で削除希望の人はおっしゃってください。すぐに対応します。

さて、夏期講習会も終盤です。小学生の算数はかなり手応えのある有意義な講習会で、1学期までの復習が良い感じで出来ています。小数点の計算問題はルールがごちゃごちゃになっていましたが、今は整理されたようです。9月以降は適宜小テストを実施し、忘れない努力を継続していきます。小5算数はTHMHが出来ることを増やしています。YAMSは忘れていた単元を復習出来て勉強の定着が良くなりました。MKMEはスピードが課題出したが、体験の子が来ると彼らの成長を実感し目を細めています。小6算数は新単元の導入。比較的易しい単元だったので、理解は出来ていたようです。次回からは応用問題を解きますが、おそらくあっさりクリアしてくれるでしょう。珍しくTTがお疲れモードだったのは夏バテだからでしょうか。全員が成長でき雰囲気も良い彼女たちの中学生での伸びが楽しみです。

木曜日から月曜日まで中学生は3年生のみの授業でした。ムードメーカー緑STが近高国語の過去問で塾内2位でした。ちなみに数学90点台間違いなしと言っていた緑KTは安定の(?)70点台。順位では芳しくはないものの緑HAは愚鈍な努力が少しずつ成果となって表れて賢くなっています。数学では鯰江SYが安定して高得点を解けるようになっています。社会も悪くありません。緑YJも悪くない伸びです。緑IMは生真面目に取り組み、日進月歩で速くはないものの出来ることを増やしています。緑ISは伸びしろがたくさん残っていて出来ることが増えていくのがよくわかります。嘆くことが多かった受験生ですが、ここにきて全体的に伸びてきており「受験生の雰囲気」になっています。