2022年11月23日水曜日

最近の出来事

 一週間経てば師走です。今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。受験生はようやく志望校選びの結論が出揃いそう。決まれば一気にスパートですね。

 小6算数は中学受験レベルにチャレンジし続けていますが、TTが良い出来です。MOは自力で調べて解く習慣が出来て、勉強に自信を持っているようです。UMはやる気の波が荒いですが、今年は一年通じて下の波の期間が短かったように感じます。ちなみにロトくじをかけた計算問題は今週初めて全員クリアでした。小5算数はTHMHが順調に出来ることを増やしています。ちょっと発想が難しい円と多角形を丁寧に説明したところ、比較的順調に理解が進んだように感じました。

 中1は鯰江中がテスト期間。MKに引っ張られてSAが少し良い感じ。一学期中間テストよりも学校平均点との差が少しずつ上がっているこのクラス。今後の成長が楽しみです。数学では過去問満点だった緑IS、確実に課題をこなす緑SKが目立っています。緑SHは出来ていないところをしっかり追い込んでくるのでこの一週間が肝ですね。中2数学は緑OYが閃きを感じます。応用力を鍛えれば今後が楽しみです。菫OMは好き嫌いとポカミスがなければまだまだ伸びるのにもったいないです。中3は緑SSがミス多発モード脱出。過去問でも満点を続けて安心です。鯰江TRや緑TNはひとまず実力テストの目標点をクリア。次は期末、そして本番ですね。緑FRはロトくじをもらえる時期から演習ノートが丁寧になりました。緑KHはようやくエンジンがかかり始めてきたようです。

2022年11月16日水曜日

就活

 まずESや履歴書を提出します。企業の立場で考えると、まずは面接して会ってみようと思っている会社と、ある程度絞ってから会う人を決めたいと思っている会社があります。前者は中小・零細・ベンチャー企業に多いと感じます。後者は人を選べるホワイトな大企業が多いでしょう。そんな大企業は説明会に参加するところから始まるところもあります。

 ワンセですら書類審査だけで会えない人も多数います。こちらの知りたい情報を伝えなかったり、年齢相応の最低限度の常識を知らなかったりする場合です。面接しても採用に至るケースはわずか数%。ウチは零細ですが、大手以上に人材に求めることは多いです。まずは生徒に手を出さないこと、お金に手を出さないこと、この2点で9割の人が落ちます。対照的に大阪最大手の塾で講師が生徒に手を出して警察沙汰になったり、クビにして闇に葬られたりしている事件が多発しています。この秋に顕在化したケースが目立ち、一部はマスコミ沙汰になりました。お金なら内々の問題で済みますが、生徒に何かあったら償い方がありません。

 ちなみに書類審査でお祈りメールがくる人は、期日を守らなかった・必要書類を提出していなかった・書類不備があった等々です。書類不備は応募者が書けているつもりでも募集者の望むことを書けていなかったら意味がなく、相手のことを考えて行動できない人だと判断されます。期日遅れ、必要書類未提出は圏外ですね。

 卒業生を含むワンセ生が将来無事に働いているのかどうか本当に案じられます。私は職業差別意識がありません。他人に迷惑をかけず真面目に働いて、笑って過ごせる日々を送って欲しいと切に願っています。どんな仕事でも良いので働いていて欲しいですが、福利厚生が整っていない会社は避けて欲しいです。近年、お子さま扱いが普通になり、叱られる機会がないまま大人になっているケースすらあります。件の履歴書のように就職までに身についていない知識があれば、高学歴でも面接にすらたどりつけない世の中に既になっています。就活までに知識はもちろん、一緒に働きたいと言ってもらえるように有意義な学生生活を過ごして欲しいです。

最近の出来事

 小5算数は割合の問題をしています。文章をしっかり理解しないと解けない単元で、うろ覚えは通用しません。難問続きなので授業前に「難しかった」「わからん問題がいっぱいあった」という声があちこちで聞こえていました。その後、正多角形の角度の考え方について円を用いて解説しました。頭をしっかり使う単元ですが、みんなみんな難しそうな顔をしつつ真剣に集中できていました。TH、MH、MSは積極的に挙手をしていました。YA、ME、UKは自信のありそうな問題で挙手。ちなみにロトくじをかけた計算問題はMHのみがゲット。

 小6算数は中学受験で重要なもとにする量を「1」にして考える問題の概念について解説。聞いて理解できるだけで超凄いのですが、UM、TTはそこそこ理解できたようです。かなり頭を使う問題でも積極的に考えようとするクラスの雰囲気がとても良いです。前向きな姿勢で勉強に取り組んでいるMOはこの一年で急成長しています。しっかり脳を鍛えている感覚です。今後の伸びが楽しみな彼女たちです。

 中3は菫中以外の実力テストが終了。結果が返却されつつあります。高校選択に非常に重要なテストでした。結果、悪くない子の方が多かったです。ただ、悲しいのが評定(通知表)が不足して志望校を受験できない可能性がある子です。中2までは中学校の提出物を最優先にするよう塾で管理。3年生になってからは提出日からの逆算で〇日までにやるように伝えてきました。通知表は公立高校全てと一部の私立高校で必要なこと、特に私立高校で評定が大切な学校は名指しで注意喚起していました。ずっとずっと世の中には締切があること、相手がある場合は次、頑張るは通用しない機会(入試)があることを口を酸っぱくして伝えてきました。評定不足は中学校における提出物の怠慢や授業態度です。決して実力不足ではありません。自分の将来のことなのに自分のためにルールを守るだけのことを出来なかったことが非常に悲しいです。

2022年11月10日木曜日

最近の出来事

 先日、久々に電車に1時間以上乗りました。そこそこ混んでいたJRで隣に年齢不詳(見ていないので)の女性が座り、一気に緊張度が増しました。微妙に足が当たるし、変な誤解をされたくないので片手に鞄、片手にスマホで両手がふさがっていますアピールと、これ以上ないぐらいに身体を縮めていました。その女性の隣が空いたので移動して欲しいな思っていましたが、結局ずっと隣。先に女性が降りたのでちらりと見えた姿から大学生ぐらいの女性だと推定。未だにどうして隣に移動しなかったのか軽くモヤっています。男性専用車両が欲しいと切に願っており、電車が苦手です。ただ、乗り物としての電車は大好きなので最近の電車に興味津々ではあります。

 小5算数はロトくじをかけた計算問題をしました。無事にゲットできたのはYATHの二人でした。ちなみに計算問題や数の概念を大切にしているのですが「=」の意味を理解していない子が非常に多いです。「=」の左右の式は等しくなくてはいけないのに、途中式で省略して自分の計算した順番を書く子が多いです。例えば8-5+2=8-5=3、3+2=5という書き方。赤字の部分は明らかに等しくないのでそれを指摘しても理解できない子が一定数います。それでも学校の算数のテストでは満点取れるので、自分が理解できていないことに気づかないで過ごしているです。定期的に指摘するのですが、いつの間にやら元通りになっていることが多いです。

 小6算数はロトくじチャレンジと割合の応用問題にチャレンジ。計算ミスが少し気になった今日この頃です。ただ、みんな前向きなので中学生になってからの伸びに期待しています。ちなみにUMの兄が、今週末に部活で全国大会出場に向けて非常に重要な試合に出れるらしいです。勉強も入学時より良い位置にいるようで文武両道を嬉しく思っています。

 中2数学は期末テストに出題される範囲の応用問題をしました。緑OYが少しずつ出来る問題が増えています。数学的には頭が固い子が多いので、簡単な応用問題を確実に解いて定期テストレベルでは満点を取ってきて欲しいものです。

 中3は、今週、中学校で懇談会があり、次の日曜日の五ツ木・来週の実力テストに向けて温度差が激しいです。鯰江MHは部活引退後、猛烈なラストスパートで追い込んでいます。一時期、数学で気を揉んでいましたが、一気に取り戻しつつある状態です。緑SSも一時期、実力通りの点数を取れないことが気がかりでしたが、復活気配。緑IM、IRは相変わらずマメに勉強しています。この努力が結果につながるよう、しっかり見ていきます。

2022年11月2日水曜日

最近の出来事

 月曜は「ワンセルフがお勧めできる高校だけの進学説明会」にご参加・ご来場いただきありがとうございます。人数が増えたため、急きょ小ホールも借りたので移動が発生しご不便をお掛けしました。

 火曜日に明浄学院高校にご訪問しました。藍野グループの一員として新たな出発をし、授業料全額免除という太っ腹な高校です。場所が文の里駅近くで今福鶴見駅から約40分、南の方に行くので今まであまりご縁がない高校でした。そこで、卒業生の保護者の方と会ったことにご縁を感じ、嬉しく思いました。かつてブログは毎日更新し、2つ以上の内容をアップしていました。今は月10本のペースです。イニシャルトークで授業の内容を毎日更新していたときの話題をされ、見て頂いているなら初心に帰って授業の内容を詳しく伝えていくオールドバージョンにしてみようかと思いました。

 中3の社会は近高過去問。結果はトップ鯰江MH、サイコロ賞が鯰江SYでロトくじゲット。数学ではトップ賞もサイコロ賞もW受賞の緑KTでくじを2枚ゲットし喜色満面。そんな彼はBRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ共和国)のSがどこを表しているのか分からず、ヒントで「『南』を英語で言うと?」との問いに「ソース」と真顔で連発。雰囲気を和ませてくれました。近高数学は及第点の60点超えが多く、比較的順調な状態です。

 その後の中1数学では比例・反比例のテスト。ノーミスが8割弱というボチボチの結果。お呼び出しは避けて、期末テストに備えての演習プリントをやや多めに出しました。早くて20分、遅くて1時間程度が目安です。ちなみに数学は解いて理解するのは大丈夫な緑ISですが、説明をしてらもらうとあたふたするのが玉に瑕な彼です。

2022年10月28日金曜日

Z世代

 Z世代とその親世代では価値観が随分変わりました。Z世代、及び現在望まれる社会の人間関係は、協調性と距離感に凝縮されていると感じます。空気を読みお察し能力を要求する協調性と、自分が責任を取ったり何か言われるのを避けるため上手にフェードアウトする距離感です。

 近年の対人関係では 、コーチング理論を善悪の判断がつかない未就学児や小学生に説く自称教育関係者が多いです。理屈の通じない時期の幼い子どもにコーチング理論は意味がないと感じています。ちなみに、コーチング理論を説いた人が自分の子育てで成功している事例を聞いたことがありません。

 ところで、子育ては親だけがするものなのでしょうか。子どもはいつでも想定外の行動をし、時にはモラルマナーに反し、時には法を犯すこともあるでしょう。親が叱っても聞く耳を持たない時期もあります。そんなとき、本気で注意するのが先生であり近所の怖いおじさんでした。今の大阪では死語になりつつあります。叱ったら自分の身に何かあるかもしれない。余計な敵を作りたくない。そんな気持ちになることもあるのでしょう。子育てを始めた親は、初めてのことばかりで真面目な人ほど「ちゃんとしなくては」「親の責任」と自責の念が強くなる傾向があります。

 小学生になったら親以外の大人に注意される機会は大切だと考えています。コロナ禍までは宿題忘れや課題に対する取り組みを細かく管理していました。時流を考え、自分のことだけ(宿題忘れ・遅刻)のときは雷を落とす機会を激減させています。ただ、モラルマナーを欠くケースや、人の誠意を裏切るような言動については注意しています。親が我が子を叱るような場面が塾内であれば、やはり注意されるでしょう。それでも宿題忘れや遅刻は授業に真摯に臨んでいる大人(ワンセの先生)にとっては失礼にあたり、人としての気持ちを裏切ることだとは伝えています。授業に対して不真面目な態度で臨む子に何も感じない先生は、授業に対するプライドが私とは異なるのだと思います。

 Z世代は極めて近しい人とのみ深い人間関係を構築し、そうでない人とは距離を保つ傾向があります。本音で話す場面が非常に減っているということです。私は、子どもたちと本気で本音で接することができる小中学生の現場が好きです。ワンセっ子たちへは「親視線」から「おじいちゃん視線」の間ぐらいになりつつあり、以前ほどガミガミいう機会は減りました。それでも全力で向き合っています。私の考えが古いことは承知しています。時流に合わせた指導をする必要があることも然り。最も成績を上げる塾であり続けるので、してはいけないことをしたときには注意できる大人でいたいと思っています。

2022年10月25日火曜日

最近の出来事

  中間テストが終わり、緑中学は重要な実力テストも終わりました。1年生は一学期中間テストの全生徒平均点が440点、そこから1学期期末、2学期中間テストで徐々に学校平均点との差が広がってきています。つまり、440点のときよりも校内順位は上昇を続けています。2年生は見事な横ばい、中3は平均すれば横ばいながら、個人差が激しい結果となりました。中間テストとほぼ同時期に実力テストがあり、そちらに力をいれていたことも影響はありそうです。大台突破の緑SSYJは高めで安定して欲しいものです。

 小5算数は速さの問題についてしています。10月に入ってすぐに取り掛かり、10日に一度授業が飛んだのが少し痛かったです。もう少し解説をしっかりしてから問題演習に入りたいところでした。定番の「はじき」「みはじ」と呼ばれる公式は必ず書くように初回の授業で何度も言いましたが、やはり書いていない子が間違えていました。未だに私も条件反射のように書いています。

 小6は日替わりで修学旅行の楽しかった報告を受けます。思い出作りをしっかりしてきて欲しいですね。授業では拡大縮小という少してこずる単元をしました。小学校が快調に教科書内容を終わらせているため、ワンセもそれに合わせています。教科書内容が11月に終わりそうなので、その後に何をしたいか聞いてみると、中学受験用の問題に取り組みたいと言っていました。良いですね。数字遊びをしましょう。

 中1、中2は数学への温度差をとても感じるクラスです。定期テスト90点レベルでは公立入試の数学では半分も取れません。学校で「賢い」と呼ばれて裸の王様にならないよう兜の緒を締め直して欲しいものです。

 中3は五ツ木が返ってきました。緑中の上位5人中3人、鯰江中は在籍者3人に2人は学年6位以内です。そして、全生徒平均偏差が61です。かつて勤めていた超進学塾の偏差値が60で、個人的に目標にしていた数値です。大手進学塾の全生徒平均でもこの数値を超えているところはないでしょう。入塾テストなしでここまできたのかと思うと感慨深いです。ちなみに勤めていた塾は4クラス中上位3クラスまで天王寺高校の合格者がいるほどレベルの高い塾でした。