2018年9月14日金曜日

最近の出来事

 朝から各高校の塾対象説明会に参加し、昼から高校レポートのために訪問をしています。先日、元名門の清風高校の説明会での出来事です。塾対象の説明会なのに延々と自分語りを30分以上され、嬉しそうに退席され、大量の中途退席者が続出。権力を持ち、それを諌める人がいない現場を如実に物語っていました。時代遅れの出来事をあたかも時流に乗った最先端だと話している様子は正に道化。ボクシング協会や体操協会が思い出されました。

 さて、時系列は無視して授業の出来事。Let校の小5は分数の計算問題から。ただ悲しいほどに前回の授業のことを覚えてくれていません…前回まで約分の話をして、これからそれをしないと×にになるから気をつけて、と散々話したことをリセットされていて非常にショックでした。それでも、気を取り直して国語では短文作りをしっかり頑張ってできていました。○の数が多い人からお土産を選べるというルールでしたが、好みが見事に分かれて結果オーライでした。

 今福の中1数学標準は計算問題の徹底。少しミスが目立ったので、過去問演習を兼ねてたくさん解いてもらいました。これからは演習と間違い直しを中心にやっていこうと決めました。中2は国語の読解問題を解くための時代背景の解説から。時代の流れと共に日本は大きく変わってきました。特に男女の役割や思考は世代間によって全く異なります。そんな話をしました。受験生は少し意識の向上が見られます。水曜日は四天王寺国語にチャレンジ。今回も及第点は出ず。ただ、木曜日の上宮高校はトップ緑CHを筆頭に2番手鯰江SA、緑SHOM、AKが並びました。緑AKは少し眼力を感じるな、と思っていたら一気に点数と順位が上がりました。そう、数学の差は気持ちの差なのです。

高校レポート~大和田高校~

 卒業生の最も多い大和田高校。ただ、今日はタイミングが悪く移動教室が多かったのであまり皆の顔を見ることができなかったのが残念でした。私立ながら校舎や設備は公立並み。それでも先生は温故知新タイプで面倒見の良い先生が多く、下町のアットホームな進学校です。ではレポート。校風4.5教授力4.5授業態度4.5おススメ度4.5。

高校レポート~近畿大学附属高校~

 日本一受験者数が多く、大人気の近畿大学の附高校。そのレベルは大手前高校生ですら合格率が5割程度というところから推して図るべし。そんな大学にありえない易しさで入学できるのが超お得です。また、ITのパイオニアで旗艦校として独自路線を追求しています。ではレポート。校風3.5、教授力3、授業態度3,お勧め度3.5。ポイントは内部進学以外の子の扱い。関大北陽が急激に伸びており、関西大学と近畿大学を比較するとブランド力は関大の上。更に国公立大学の進学を考えたときのサポート力は関大北陽が上。二択になったとき、近高のメリットが…

2018年9月11日火曜日

最近の出来事

 長文を打ったのですが、アクシデントにより消えてしまいかなりショックです。清風高校の説明会に参加し、本当に内容がなく今年度のワーストでした。そのまま高校のやっていることにもつながります。名門復活を期待したいところです。

 さて、月曜日はLet校にて授業。小6は速さの問題の応用をしました。プレテストに向けて、悪い結果にならないよう仕上げいこいうと思います。中1、2は社会ですでにテスト対策モード。好結果を出せるようお尻叩きが始まっています。

 火曜日は今福で小5の授業から。国語の文章で大切なものを兄に壊されて悲しみのあまり涙も出ず、どんなフォローをされても抜け殻になったという物語でした。同じような経験をした子がおり、幼稚園のとき姉と兄に力作を捨てられたとのこと。未だに覚えているほどの体験だったんですね。したほうは覚えていなくても、されたほう一生覚えているのでしょう。

 中1数学は反比例の導入。少し授業態度のたるみが気になりました。簡単な問題の解説を聞き逃している子が若干名いたのです。塾でそうなるということは学校ではもっと悪くなるのは必然。中だるみにならないよう全力で気をつけていきます。中2数学は今日だけのピンチヒッターで証明の仕方について話しました。今後、証明のような自分の考えた解き方を第三者に明確に伝えることは非常に重要になります。そんな話もしていきました。

 受験生は常翔数学と社会の過去問にチャレンジ。数学は及第点・褒められる結果はなし。社会ではトップ緑YSで茨田WS、緑AKが1問違いで続きました。

高校レポート~興国高校~

 数少ない男子校で、かつ大阪府で最も勢いのある高校です。唯一、学校全体から凄いパワーを感じる学校です。先生方や事務職の方々の教育と社会性のバランスが抜群に良いのでしょう。では、レポート。校風4.5、教授力4.5、授業態度4、おススメ度5。おそらく今年も全体の中で最高評価になるでしょう。その他の高校は大きく変わりそうです。

2018年9月10日月曜日

高校レポート~大阪高校~

 朝から上6で帝塚山学院高校の説明会。関学との連携が推しです。その後、大阪高校にご訪問してきました。やはり今は探求型授業が流行です。各校とも強く意識しています。ただ、マニュアルがなく、先生の個々の力量が非常に大きいのでアクティヴラーニングのように声掛け倒れに終わらないか注視しています。では、レポート。校風3、教授力3、授業態度3、おススメ度4。学校全体に変わっていかなくてはいけない、という流れがあります。また昨年よりも随分落ち着いてきました。お預けする層として最も気にしているのは退学率です。3%で及第点ですが、それを大幅に下回る2%前後という数値は非常に素晴らしく、先生方の思いを感じ取れます。

2018年9月7日金曜日

高校レポート~大阪桐蔭高校~

 かつての不祥事の傷跡からここ数年、特殊技能科であるⅢ類の生徒が急増し、Ⅰ類Ⅱ類は専願希望者が激減している状況です。そのあたりや今後の展望、お預けした生徒をどのように見て頂けるのかについてお話をお伺いしました。公立高校の先生方と話しているような錯覚を覚えるほど無気力。メリットや特色についてお伺いしても「がんばります」「目標を達成するよう努力します」など真意がわかりませんでした。では、レポート結果。校風3.5、教授力4、授業態度3おススメ度2.5。公立中堅なら良いですが、進学校の面影はありませんでした。