2018年2月28日水曜日

2/28の出来事&贈る言葉後編③

 昨日より、今福及び諸口にてLEDへの変換工事が入りました。事務所と廊下、トイレがまぶしいほどに明るくなりました。それでも消費電力は3割なので電気代がどれだけ安くなるのか楽しみです。ちなみに同時に防犯カメラも新型に変え画像が鮮明になりました。ところで、IKEAに机や椅子を見に行ったときの出来事です。50代と思わしき夫婦の会話。妻「(家の)片づけしてるけど捨てていい?」夫「いいよ、いいよ。何でも好きに捨てて」妻「じゃあ○○は」夫「いいよ」妻「じゃあ△△や□□は?」夫「何でも全部捨てていいよ。俺だけは捨てんといてな(爆笑)」妻「ははは(爆笑)」微笑ましい光景でした。

 水曜日は昼から中1、2がやって来てテスト対策。ちなみにテストの終了した横堤OSは微妙な結果でしたが、次回の学年トップは約束してくれたので金曜まで休みです。ただ、次回に向けての約束は絶対忘れませんので、GW明けからは今までよりもプレッシャーをかけていく予定です。
 
 中2は緑中の子たちが社会の手応えが芳しくなかったと一様に言っていたのが気がかり。英数理ならいざしらず、暗記教科での不出来は不勉強の証。今日の結果を見てから今後の方針を考え直します。中1は前向きな声をたくさん聞けました。緑SSは英語で満点宣言。緑FSは英数理で290点、緑IAは連続満点記録は途切れさせないとのこと。いやはや頼もしい。

 受験生は私立専願組みとは最後の授業。過去問結果は数学が鯰江HKがトップ、緑HM、菫NYが有終の美で良い点数を取りました。いやHMと緑NKや茨田北RUはもう少し来るらしいのでもうひとがんばりですね。

 緑TM

 最緒まで地道な努力は頑張れた。与えられたことを完遂できる能力と人を傷つけない気配りは大きな魅力だ。誰からも好かれる人徳と明るさを備え持つ。

 謙遜するのは民度としては良いが、自分に上限を決めているともいえる。高校生になったら「やればできる」精神でチャレンジして人としての幅を身につけよう。

 茨田KC

 勉強との相性は良い。ただ、好き嫌いがそのまま言動に表れるのが玉に瑕だ。食わず嫌いは「あのときしておけば」という後悔につながることもある。

 学生の間は苦手なことにもチャレンジし自分へストレスを与えよう。充分に乗り越えられるセンスを持っている。神様はできる人にしか試練を与えない。

 

2018年2月25日日曜日

最近の出来事(長文注意)

 今回は各学年の近況報告です。

 学年順ということでまずは小3から。THは入塾してまだ3ヶ月ですが、驚異的な速度で成長しています。正直、12月に久しぶりに会ったときはMTが3ヶ月間マンツーマンで勉強してきた差を埋めるのは4年生になってからだと思っていましたが、すでに正答率は遜色ありません。かなりレベルの高いことをサラッとこなす彼らを見て、来年度の教材は1ランク上のものを採用しました。来年は更なる飛躍の年となりそうです。

 小4は新入生が来るたび、既存生である女の子たちが成長していくのがよくわかります。その理由の1つに「叱られたくない」というはあるのでしょう。良い子ちゃんでいよう、という姿勢が見えて相乗効果が表れています。OSに最もそれを感じます。波は荒いもののYJも同様。TEは相変わらず理解力や展開力に長けているものの、ミスのせいで正答数が周りとかわらないのが玉に瑕。また、FSが精神的にたくましくなった半年でした。マイペースで勉強面では競争心と縁遠いYSも少人数のときよりプレッシャーがない分、少し楽に取り組み、結果ミスが減り軽い脳内パニック(?)になる機会がめっきりなくなりました。新入生の中ではNKが頑張っています。補習の多さに音をあげるから案じていましたが、杞憂に終わりそうです。全員書きたいぐらいですが、長くなりすぎるので続きは追々…あ、そうそう、先日最近の学校のテスト結果を聞くと過半数が100点で95点がちらほら、85点だった子は恥ずかしくて言えないほどにまで成長。点数にこだわりも見え始めたのが非常に嬉しかったです。

 小5は非常に安定してできることを一気に増やした秋冬でした。1学年上の現6年生も5年生の夏過ぎは本当に手のかかる子たちで、油断できませんでしたが、5年生は意外と(?)早くに落ち着き、今は単純に学力向上だけが課題です。安定のHAは頭一つ抜き出ていますが、HKもなかなかできることが急増しています。成長度合いなら一番かもしれません。また、油断するとマイペースが過ぎてしまうFSも彼なりの成長を感じます。SNは少し落ち着いて取り組んでいるように見えますが、結果にでるまでにもう少し時間がかかりそうです。NRは良い意味で目立たなくなりました。ただ、そう思っていると宿題で気になるところがでてきます。小学生に共通事項ですが、こちらが油断すると宿題を少しずつ手抜きする子が発生します。つまり、少し考えればわかる問題を「わからなかった」ということにしてすぐに諦める子ですね。いや、これは永遠のテーマで解決しないと思いますが。ただ、今の6年生と並び中学生になったら学校でトップ争いをしてくれる子がいるので、学校上位の過半数はどの学年も死守したいですし、充分その可能性を秘めています。今の落ち着いた雰囲気で入塾して来る新入生には良い見本と雰囲気があることを嬉しく、誇らしく思います。

 小6はじわりじわり増えて入塾制限が見えてきました。おそらく影響を受けるのが実は新中3で、この学年よりも少ない人数で募集を終わろうと計画中です。少ない講師数で授業を展開しているので補習ができなくなってしまうのです。ところで、この学年で最も成長を感じたのがHY。心も勉強も成長しました。荒削りながらできることが増えているのがFR。中学生になって更に知的好奇心を刺激されれば、一気に伸びそうな予感。安定のYA、THFWが負けず劣らずついていき、そこへHKが割り込む展開。ただ、瞬発力ではTK、YYも悪くない。女子ならではの努力を継続している鯰江東小組も中学生になってからの開花が楽しみです。彼らが5年生だったとき、なかなか手を焼いていた先生たちが一様に褒めるクラスに成長しました。ロケットスタート切れる自信しかありません。

 中1は横堤がテスト終了。OSの学年トップ宣言が実現するのか大きな期待を抱いています。緑SSはセンスはピカイチ。ただ男のらしく好き嫌いが激しいので勉強する・しないが大きくメンタルに影響されます。最近は悪い波が来ていないので、高めで安定してほしいところです。緑IAはかなり良いセンスの持ち主。それに比例しないミスの多さでテストの順位に反映されませんでしたが、今は精度も上昇し学年トップ争いは必至な状態。緑FSは口数が少なかったのですが、最近慣れてきたのか表情が豊かになってきました。それに伴いできることも増え期待値も高まっています。菫NMは決して悪くなく、積極的なのですが、褒めすぎると…なタイプなのでほどほどにしておきます笑 それでも菫中の上位には常に入っていてほしいと思っています。新入生鯰江KYは入塾当初色々案じられましたが、ようやくワンセの見ずに馴染んできて、笑顔も増え、できることも増えています。

 中2は緑AKが一見独走しているように見えますが、最近オンとオフを使い分けるようになり、緑SHYSが虎視眈々と上を見ているのが楽しいです。また、緑MHや鯰江TK、緑OAがようやく勉強に向き合うようになり手応えを感じています。果たして、平和な学年で指導に専念できるのでクラスの状態も良いです。全学年に共通してですが、おそらくワンセ創立18年目にして最も安定してよい状態が継続できています。どの学年でも勉強をする雰囲気で、ルールを破ろうとする子はいなくエンドレスでもほとんど全員が土日で約23~24時間真面目に勉強していました。来客応対や不意の電話があっても、静かに集中して勉強している彼らを誇らしく自慢しています。

 受験生はそこそこアップしているので日曜日の公立過去問の結果だけ。一本目の国語は茨田北ISがトップ、鯰江SR、門真7中SMが続きました。数学でもISが横堤YYと並びトップ、2本目の国語では茨田北NMがトップ、IS茨田KCが続きました。社会では緑NYがトップ、緑FR、KCが続きました。
 

2018年2月24日土曜日

2/24の受験生の出来事&贈る言葉後編②

 土曜日は中1、中2のエンドレスを足立・安部に任せて私はほぼ受験生につきっきりでした。これから点数の大幅上昇が見込める記述対策に余念がありません。この分野は国語科として絶対に譲れないラインです。正直、私自身毎日毎日襲い掛かる添削に呆然とします。半分ぐらい添削しても、残りの枚数を見て自らを鼓舞させなくてはいけない状態です。また、この時期は中1、中2の学年末テスト対策ですが、今までより他の講師陣に任せている部分が大きいです。学年末テストは試験範囲が非常に広く、好結果に繋がりにくいもの。だから自分に言い聞かせるように「受験生が卒業した春期からは君たち」と決め、全学年中半分ぐらいのパワーを受験生に注いでいます。全員合格は毎年最大の目標です。ちなみにワンセは塾にありがちな人数目標や受講率目標などは一切存在しません。その代わりに子どもたちへのノルマとして「自己ベスト更新」を全員に求めます。

 さて、そんな受験生の近況。国語は金曜日土曜日で3本解きました。門真7中SMが特進生を抑えて初のトップ!!トップタイに緑FS、3番手に緑NYが続きました。2本目の公立国語では茨田北ISがトップ、茨田北NM鯰江SRが続きました。3本目は緑NYがトップ、IS、茨田北SYが続きました。公立数学過去問ではISがトップ、横堤YY、茨田KCが続きました。社会では漢字を間違えて満点を逃した緑NYがトップ、KC、ISが続きました。国語の長文記述は小論文でもなく作文でもない新ジャンルです。そのうえ、タイトルによって書き方を変えなければいけないため大量に書いてもらっています。ちなみに1000枚用意した原稿用紙(両面コピーなので実質2000枚相当)は既に全く足らないほどです。それでも不足を感じる子は明日からペースを倍にして毎日1,2本のペースで書き続けてもらいます。受験生の子たちは姉がワンセの卒業生であることが多く「姉トーク」で盛り上がりました。

 では、本日の贈る言葉後編②

 茨田MH

 天真爛漫である。正直で明るく元気、という意味だ。中学生の間はそのバランスは問題ない。素直なことは素晴らしい長所で他の短所を打ち消してくれる。

 ただ、社会に出る頃にはバランスも求められる。周囲への気配りのない正直さは我がままと捕らえられう危険があるためだ。天真爛漫さは残しつつ、人の言動を意識することを心掛けよう。

 鯰江NM

 オンとオフの差が激しく、ここ一番の集中力は素晴らしい。ただ、入塾以来単純な努力はするものの応用力を効かせる場面では諦めるのが速いことをもったいなく感じていた。

 ズルズル落ちていかなかった成績は努力の賜物だ。高校生になったら今より更に伸びる超成長期が必ずくる。そのことを忘れず勉強と向き合って欲しい。

 茨田北SY

 幼さの残る独特の価値観の持ち主。真面目で正義感もあるが、時には「ずれる」のが玉に瑕でもある。素直だが器用ではない。その代わり愚直な努力はできる。

 最大の長所は「当たって砕けろ」精神だ。失敗を恐れず猪突猛進でいい。失敗しない人は学べることが少ない。する・しないで悩んだときは倫理的な問題がない限り経験を積もう。



 
 

 

2018年2月23日金曜日

今日の出来事&贈る言葉後編①

 諸口でリニューアル開校するにあたって名称が進学塾OneSelf letに決定し、ロゴも創りました。超綺麗にするので受験生の子たちの写真撮影を初めて諸口浜校舎にて行う予定です。

 さて、今日は中1で国語と社会のテスト対策をする中で抱腹絶倒な出来事があったので紹介したいと思います。「日本最大の前方後円墳である大仙(大山)古墳に眠っている天皇は?」緑OA「せんとくん」君がそういうボケをするタイプだとは知りませんでした。「魔性の女」発言の緑YR、また緑SKの「良心がない」発言も爆笑。社会や国語は授業するには楽しい教科です。

 では、贈る言葉後編

 鯰江SR

 独特の価値観と正義感の持ち主。その感性が世間の一般論と比較してどうなのかを強く意識しなくては頑固さと相まって間違えた方向に一直線になることを危惧している。

 それを杞憂で終わらせてくれるために他人の価値観を意識することを学生時代は気をつけよう。真っ直ぐ過ぎる正義感は通用する場面が限定されかねない。純真さは残しつつ、柔軟性も身につけてバランス良く成長してほしい。

本人の要望により独りだけの掲載になりました。明日から続編です。

2018年2月22日木曜日

最近の出来事

 諸口は天井から床・共用部分の階段まで大幅に綺麗にリフォームするのですが、ようやく全ての業者さんが決定しました。業者さんとの折衝は本当にストレスにしかなりませんでした。こちらが知識がなければ定価のない世界なので本当に凄い金額を提示してきます。また、安い業者さんは必ず理由があるので、妥協点を見い出すことに非常に神経がすり減りました。工務店さん全て任せると楽ですが、金額は100万円単位で上がるので、今回は自分で交渉することにしました。ちなみに決め手は金額ではなく「人」です。この人にお願いしたいと思う人にお願いすることにしました。個人事業主として看板を背負っている人の人生を信じることにしました。ちなみに今福鶴見校もリニューアルし、壁紙と床も全て張り替えて電子黒板を導入します。それに伴い3/22.23は臨時休講となりますので、ご了承ください。4月時間割から既存の60分授業を45分授業にして、コマ数を増やす方向で調整中です。合計時間数はほぼ変わりません。英数理を週2回、中3は全教科週2回授業をし、カリキュラムを改善させようと思います。

 さて、授業直前まで腹の探り合いで疲れた後の授業は唯一のオアシスです。解説したり、授業前後にみんなと雑談している時間が非常に楽しく思います。折衝を続ける営業職の人を改めて尊敬します。ところで、限られた時間を外交に費やした結果、削った時間は新規への対応という経営者にあるまじき蛮行(笑)去年も受験生数学の対応で例年以上に時間を割かれて同じことをしていたのに懲りないですね…チラシ作成や新規対応をせずに紹介のみの会員制にできればいいのに、などと思ってしまいます。授業後には恐ろしい量の添削と採点に追われていますが、これだけは手抜きできませんので常にしっかりと見ています。

授業のことについて最近全く触れていないのですが、週末にまとめてアップします。ちなみに卒業生へ~贈る言葉~後編は明日から開始しますのでよろしくお願いします。

2018年2月17日土曜日

改:土曜日の出来事

 土曜日の昼間に推敲せずに下書きの乱文をアップしており、大変恐縮で穴があったら入りたい気分です。少し推敲してアップし直しました。

 いよいよ公立入試を眼前に控えています。ちなみに、今年の私立高校は大和田・関大北陽・近大附属・常翔啓光・常翔・産大・好文・滝井・成蹊・大阪などに合格となりました。大和田・関大北陽・近大附属・常翔啓光・常翔で全生徒の8割、特待生は38%です。今年はみんなの頑張りで廻し合格がほとんどなかったのが良かったです。ただ、全員廻し合格なしではなかったので満足はしておらず第1希望の学科に合格して欲しかったという思いはあります。

 学校名以上にこだわっているのが、適正な学科を受験(進学)したのかどうか。例えば、常翔のスーパーと薬医以外なら大産大の特進のほうが良いと思います。好文に行った子は美術系、他の子たちも一様に、将来設計しながら自分で考えて選んだ高校だということに意義があるのだと思います。私の中では大阪高校文理特進>常翔進学です。でもネームバリューを気にする塾はそのような指導はしないでしょう。大学などへの進学希望なら上位高校の普通科(標準など)よりも一般的には偏差値のイメージの低い高校の特進のほうがお勧めです。塾のチラシの見栄えのために高校受験をするのではなく、本当に行って良かったと思える高校を受験していただきたいと思っています。

 ところで、土曜日は諸口で窓ガラスの交換工事を行いました。微力ながらお手伝いをしたのですが、普段使わない筋肉を使った上に、(道路真上の2階なので)絶対に落としてはいけないというプレッシャーでなかなか貴重な体験をさせてもらいました。職人芸って凄いですね。ちなみに全ての窓を外したので超寒い中で私は凍えているのに汗をかいている職人さんを見て改めて感服しました。

2018年2月14日水曜日

最近の出来事

 近高・関大北陽も無事全員合格、かつ廻し合格はなかったのは非常に喜ばしい結果となりました。今年度は特待生が多く、廻し合格がほぼいないとい結果で皆の頑張りを嬉しく思っています。ただ、1ヶ月を切った公立入試で絶対に間違えてはいけない問題の復習をせずに同じような問題を間違う子が若干名いました。この時期にも関わらず叱咤激励されていますが、全員合格が必須ですから妥協するつもりはありません。

 そんな受験生と公立過去問にチャレンジ。数学は×のない解答用紙ながら単位忘れが3問もあった鯰江HKがトップ、菫NY、茨田KCが大手前の基準点を超えていました。自分なりのお仕事ができていない人はこれから厳しく管理してできることを増やしてミスをなくしてもらおうと思います。

 贈る言葉後編は近日再開します。

2018年2月12日月曜日

2/12の出来事

 今日は大和田・成蹊・学院・滝井・好文学園の合格発表があり、無事全員合格!!100%第1希望学科に合格が目標でしたが、流石に全員は無理で若干名が廻し合格になりました。それでも現時点で特待9名は歴代最高のペースです。ここまで全合格しているのが何よりです。

 月曜日は人の出入りが激しい日でした。小学生の補習でSNが頑張っていましたが、来客があり待たせてしまったのは申し訳なかったです。それでも、課題は予定より速いペースで終わりました。集中力があるときの彼女は強いです。

 夕方から受験生と公立対策。数学はトップ茨田MHで緑FR、茨田北ISが続きました。社会は高レベルな争いで茨田KCがトップ、茨田MH、横堤YYが続きました。今日は合格発表がまだの子のほうが多いので、軽く流し気味でしたが、国語社会に比べて数学の出来が芳しくありません。取れる問題で落としていては私立ほど甘くはないのが公立です。明日からはびしびしと鍛えて、全員無事合格のフレーズを用いられるようにラストスパートです。

 私は明日から諸口と今福のリニューアル準備・及び3月からの時間割と新システムに備えて時間に追われそうです。

2018年2月10日土曜日

入試前夜&卒業生へ贈る言葉前半ファイナル

 いよいよ明日は私立高校受験の日。今年の子たちは全員それなりの努力をしてきました。例えば数学では過去問を解き始めるとクラスの半分が歴代ワーストを塗り替えるという黒歴史から始まり、今となってはクラス平均が歴代最高クラスとなりました。わずか2か月間での伸びは驚異的です。私も彼らから多くのことを学びました。専願の一部の子にとっては最後の日。全員の顔を思い出し、初めて会った日からの成長ぶりに目を細めつつ様々な思い出に浸っています。ただ、公立の子たちにはまだ1か月残っているので、そこまで感傷的な気持ちにはなりません。今宵一晩は私立専願者に思いを巡らせます。

 蒲生TY

 初見ではワンセで卒業するのは厳しいのではないかと感じていた。それでも良くも悪くも鈍感なことが塾として奏功した。今までに注意されたことのない細かいレベルの要求や、ルールを守る重要性について何度も言われた。

 それでも後ろを向かずに前向きに捉えた性格が素晴らしい。全てにおいて素直さは肝要で、大きな長所だ。それを活かして多くの知識を身につけてほしい。

 緑SH

 身体は大きいのに気は大きくない。「気は優しくて力持ち」だ。最もつきあいの短い部類で要所要所で体調不良になった記憶が残っている。

 勉強との相性は決して悪くないにも関わらず中学時代には伸ばしきれなかった。「成長期」は高校生で必ずやって来る。ただし、努力しない人にはやって来ない。目標を見つけて一心不乱に打ち
込み後の糧にして欲しい。
 
 緑NK
 様々な場面で男子独特の雑さが目立った。悪気のない言動が周囲にどう見えるのか、という意識が希薄だ。それを気にしない肝っ玉の大きさを持っているのは長所だ。

 無意識な言動は人を傷つけることもある。未然に防ぐため、言動や自分の立ち位置を客観視することを習慣づけよう。そうすれば成長速度は速くなる。

 緑FE

 年齢以上に幼く、無意識にとんでもない言動をしても注意すれば素直に聞く耳を持っている。その素直さは大きな武器となる。どれだけ齢を重ねても素直さを失ってはいけない。それが大きな魅力となり、友人に恵まれ笑顔で過ごせる日々になる。

 意識さえすれば傷ついた分、人に優しくできる。素直さが優しさの増幅になり、人徳が積める。弱さは短所のみならず長所にもなる。

2018年2月6日火曜日

卒業生へ~贈る言葉⑥~

 緑HM
 
 第一印象は「自信のなさそうな子」語弊を恐れずに表すなら思春期独特のコンプレックスの持ち主。縁がありワンセに来てもうすぐ卒業する。私にとっては一生大切な卒業生となる。

「どうせ自分なんて」そんな思いをすることがあれば、いつでも君のことを真剣に考えている家族があり、ワンセがあることを思い出して欲しい。目立つことができなくても信頼している人がいる。

 茨田MH

 諸口の当代初期メンバーだ。男子にしては珍しく将来の仕事を視野に入れて志望校を決めた。少し余力のある高校生活を送れるだろう。その時間をできる限り有効活用しよう。

 勉強以外にも視野をいれることができる学生時代。7年以上かけて学ぶのは5教科の知識以外のことだ。ヒトとヒトとの交流はプライスレス。若いときほど後に大きな財産になる。

 鯰江HK

 姉譲りのマイペースで勉強でも顕著に現れた。それでもできることが急激に増えているのはセンスの賜物。そこに努力が加われば自信につながる。

 センスの塊ゆえ、ややもすると器用貧乏になる可能性もある。そうならないために取捨選択できる多種多様な知識・経験をすることだ。食わず嫌いは損をする。

 


 
 
 

2018年2月1日木曜日

贈る言葉⑤

 茨田IN

 良くも悪くもマイペース。マイペースといえば響きは良いが、周囲が見えていないということの裏返りでもある。気は優しく人を傷つけることをしないのが長所だ。優しさの裏側には自分の弱さもある。

 思春期は自分の欠点ばかり気になりコンプレックスになることもある。学生時代に弱点から目をそらさずに1つずつ改めれば「とても良い人」になる。

 菫MH

 年齢以上にあどけなさが残り素直だ。反面、無邪気なやりとりが人を傷つけることもある。純粋さは残し、自分の言動の影響を意識しよう。

 学生時代は許されることも社会に出てからはそうでないこともある。言動は意識すれば良い方向に行き、しなければ変わらない。良き成長をし続けよう。

 茨田SK

 やりたいことが見つからなかった中学生時代。勉強のセンスは決して悪くないのに上手く活用しなかったように感じる。もったいない、という思いからかける言葉はきつかった。

 せっかくの良いセンスを持っているのだから、学生時代にしっかりと磨こう。すると突出した何かを身につけられる。それが必ず自分の為になる。芸は身を救う。

 緑NK

 ワンセにやってきたのが中2の春。勉強以外に多くの課題を感じた。それでも驚くほどの成長速度で課題を解消した。その最大が「人目を気にする」こと。

 傍若無人に振る舞い、少し自分を大きく見せたいという思春期にありがちだった中2まで。それを経験した上で成長は、将来、他人に良い教育をできるようになる。同じペースで成長できることを非常に楽しみにしている。

 茨田北FS

 初めて会ったときから比べると随分身体が強くなった。身体の強さと比べると少し打たれ弱いメンタルがある。換言すると、痛みに敏感で他人に優しくできている。

 少し自信なさげで自己評価が厳しめだ。謙遜は日本人の美徳として大切だが、自信をもつことも大切だ。そのために多くの経験値を得ていく学生時代にしよう。