2026年6月3日水曜日

高校進学説明会

 昨夜、ご来場いただいた方、またご協力いただいた関係者の方々に深謝の限りです。ビッグネーム二人に囲まれた私は、2週間かけて話すことをまとめていました。当初予定はシステムのみでしたが、初めて自分の言葉で何かを話そうと決めました。10分間の中で何を伝えたいのか。

何度も何度も推敲する中で変わらなかったのが、鳴海・福島・原・井川への感謝の気持ちです。卒業生であり、講師としても活躍してくれた社会人の彼らは学生時代の余っているエネルギーを子どもたちに向けてくれました。

 説明会後、打ち上げできん太で食事をしましたが、井川・田中・泉・佐々木妹・藤田はエネルギーの塊だと実感しました。普通の学生生活では持て余すほどのものでしょう。余っているパワーを是非ワンセの子たちへ使ってほしいと切に思いました。

 そんな説明会ですが、挨拶や聞く姿勢について褒めていただき非常に嬉しく思いました。前のめりで聞く姿勢が良いとのこと。それは校長先生方の会話の賜物だと思いますが、それでもうちの子たちを褒めていただけるのは格別です。

 卒業生であり興国で頑張っている子も来てくれて感慨深い会になりました。と、良い話で終われるかと思いきや、敢闘賞の商品を渡し忘れるという前代未聞の大失態…みんなの頑張りを伝えるのに夢中になり、申し訳ないことをしました。次回、秋の説明会ではこうならないように気をつけます。


2026年5月22日金曜日

箕面自由学園高校

 朝から箕面自由学園高校の塾対象説明会に来訪しました。唐突ですが、私は塾説が嫌いです。20年前はお世辞にも上手とは言えないパワポながら、高校の良さをアピールして現場の雰囲気がよくわかるものが多く参考していました。今は美しいパワポ、現場を知らない内容のない校長の挨拶、臨場感のないきれいな説明会に辟易としたからです。そんな中、初来訪のアポをしたこともあり、初めての説明会に行き、進学実績の良さに改めて感嘆しました。

 ちなみにこちらで4人の旧知の方と名刺交換しました。つまり、「外様」だった人です。スレッズで書こうと思いましたが、「外様」という言葉が刺激を与える可能性があるのでこちらで書きます。いずれも前任時代に良い人たちだと感じていました。私は、箕面自由の発展の理由は経済力による引き抜きだと予測していました。今日の説明会から自分の推測は外れだっと思います。マンパワーですね。

 スレッズで同じ説明会を聞いて進学実績の理由を「主体性を持って行動できること」を上げ、自塾のコーチング理論を遠回しに自画自賛しているものがありました。言葉を選ばないならア〇ですね。放課後学習やカリキュラムを自主性を尊重して参加させていると聞いて額面通りにしか受け止められなかったのでしょう。

 ワンセでは主体的に思考・行動できるように強く意識しています。表裏一体になるのが「勉強しない選択肢を選ぶ子が多い」ことです。全員を引っ張るには強いパワーが必要で、一度伝えて動ける子なんて2割いれば御の字。いかに全員を引っ張るのか日夜スタッフで討論しています。

 箕面自由では熱量の高い教員が多いのでしょう。肌で感じます。ワンセが独自で調査している現役東京阪神合格率は北野を上回っている可能性もあります。大学合格実績の理由を後日聞いてきてアップします。それでもこちらに感じたのはまだまだ途上中だということです。今後、要注目です。

続・緑中中間テスト結果、考察

 中1は一人を除きテスト返却終了。最低455点、最高476点、平均468点。中2は85%以上が自己ベストペース(数学がないので5教科換算値)。正直、数学があれば間違いなく平均点は上がっていました。中3は授業での様子や勉強への取り組みがほぼ結果に繋がっています。転塾組は大幅に点数アップ、または450点超えを達成。中1より平均点は低くなりそうですが、400点は裕に超えてきそうです。

 好結果です。今年も全生徒平均点でワンセを超える塾は出てこないでしょう。嬉しさと安心が入り混じった心境で、安心のほうが上回ります。全員の成績を上昇させるという命題を実現させるためには、全員に努力してもらわなくてはいけません。特に中1は入学してから生活リズムが大幅に変わり、テスト対策・endlessを乗り越えての初テスト。「小学生の頃に負けていた子に勝つ」「テストで良い思い(優越感に浸れる)ができる」と言い続けてきて結果が出たので本当に良かったです。

 また、途中入塾(転塾)組の点数が全員大幅に上がっているのも良かったです。ワンセを信頼して預けていただいたのですから、結果を出さなくてはいけないのは必然。例外を出してはいけないというプレッシャーもありますが、まずは第一関門クリア。同時に既存生の成績(校内順位)上昇も課題の一つですが、 こちらも悪くない結果。テストへの取り組みと結果は比例しています。

  よく聞かれるのは「入塾テストなしの集団授業で文理学科合格者等でレベル差が激しいのに、どうやって全員の成績を上げているのか」ということです。入塾したらわかりますが、個別以上に細やかなケアがあるからです。マニュアル化できない個々に合った「すべきこと」を提供し、計画的に勉強できる環境を創り、勉強の引き出し(やりかた)を増やしているからです。

 10年連続文理学科全員合格は、その集大成の結果です。そして、高校合格がゴールにならず、社会人になるための通過儀礼であることも耳にタコができるぐらい言っています。大学の合格実績が良好なのはそのあたりに起因しているのかもしれません。

2026年5月20日水曜日

昨日・今日の出来事

 昨日、高校生になった卒業生の子と話していました。当時、最も遅い部類での転塾生。大手塾に在籍していたのですが「自分のことを見られている気がしない(興味ない・放置されている)」という転塾理由でした。ワンセに入塾し、授業中の集中力と休み時間の歓談の楽しさ、先生が声を掛けなくても自習中に時計を見てオン・オフの切り替えができることにカルチャーショックを受けたらしいです。何より、常に見守られている(見張られている?)感がずっとあったと言っていたのが印象的です。

 そんな本日は小6の授業。ようやくワンセらしく漢字・英単語の勉強をできるクラスになってきました。当初、集団で大丈夫か案じられたKYSMもワンセの集団のペースに慣れつつあります。この時期に慣れてくれると中学生になってから安心です。

 その後、緑中から続々結果報告。中3THRMから社会、中2TTから英語の満点報告。中1はほぼ90点台、中2は学年末で1学期中間よりも学校順位を大幅に上げてきました。その学年末よりも点数では上げてきそうです。新入生も大幅に上がっています。中3は返却教科が少ないもののボチボチの結果になりそう。新入生は200点アップで現金一万円の学習奨励賞にSEと菫FRに可能性があります。

 中1ではKHが学習奨励賞対象の480点の可能性が残っています。AHも努力が結果に表れ、嬉しそうでした。OKは結果は悪くないもののもったいない減点に色々感じるものがあったようで、次回は満点を、と強く決意したようです。中2はTFが安泰、TIが得点以上の伸びを感じます。菫KKは完全に覚醒モードに入り、みんなに追いつけ・追い越せ状態。少し前の緑YHと同じですね。中3菫FRGTが同じような状態です。中3KHは一度軽い覚醒を終え、再覚醒の兆候をしっかり感じます。これから伸びるのでしょう。

 既存生の順調な成長と、新入生の大幅な成績向上は見ていて楽しいです。正直、勉強量(時間)と質の高さを考えたらこの成績は妥当だと思います。



2026年5月17日日曜日

最近の出来事

  緑・菫中はテスト直前の最後の土日になりました。朝からやって来て勤勉に努めています。長時間勉強もある程度根付いてきていますが、当然中1は勉強のやり方を知らず、与えられた課題が終わると勉強を終えた気分になっています。学校のワークや塾の問題集をやり終えてから勉強が始まるのです。そんな理屈を中学入学したての子たちが実践できるはずはありません。「勉強のやり方・取り組み方」を全く知らないからです。沢山の引き出しを伝えて自分に合うものを見つけてほしいと考えています。

 ところで、昨日樟蔭高校の方が来訪されました。初めまして、の方でしたが「今日、お話を聞いて(ワンセとは)ご縁のない学校だとわかりました」と言いました。私は、自分の高校のことを知らない渉外担当のいる学校を信用しません。教員ではない人は、当然教壇に立ったことはなく、学校のことも知らずに広報しているわけです。車のディーラー営業でカタログ数値だけ見ながら、自社の車について乗ったことも触ったこともないのに「うちはいいですよ~」と営業しているようなものです。それでも業界として応援しているので、役立ちそうな情報提供を大量にしました。

 近隣有名進学校の話をしたとき、好実績の要因について聞くとかなり的外れな答えを自信満々に言っていました。言動が適当なのは一事が万事。その言動が学校そのものになるわけです。同様のケースで、長らく推し校であった好文学園は渉外担当の無責任な言動により信頼関係にひびが入りました。

 ー閑話休題ー

 スタッフの井川と話した内容。「ワンセは全員に手厚くしている結果、ルールを守れない子に対しても時間を掛けて、厳しい指導をすることもある。でも時代を鑑みると、個性の尊重として基準を緩めるべきではないかと悩んでいる」それに対して「全員をしっかり見る、というのがワンセの塾としての差別化。勉強以外のこともしっかり伝える風土は変えたくない。」教育業として塾をしていると、大学生であっても深く認識しているようです。

 就活生としての彼らを見て思います。どんな企業でも彼らは欲しがられる人材です。色んな事と向き合って、真摯に生きてきたキャリアはどんな業種も重宝されるでしょう。あ、純粋すぎて政治の世界は無理ですね。

2026年5月15日金曜日

リケジョ(理系女子)

 大阪では女子の理系選択 が少ない、という意見を聞きました。ワンセでは高校で理系選択している子のほうが多いです。卒業生を15年ほど遡って見ていましたが、理系・または早期から英語選択している子が多かったです。自分の中では理系人気だな、ぐらいに思っていました。

という話を卒業生であり、スタッフでもある佐々木と話していました。彼の考察によると、進路について考えたら理系になり、女子は深く考えずに何となく文系が多い、と。確かにワンセでは社会人になることを意識した指導をしています。結果、女子は成績が良い子ほど手に職を持つことを決めています。すると、理系選択しなくてはいけないことになることが多いようです。国公立大や医療系などが典型的な例ですね。

 ちなみに男子はなんとなく理系を選択した子が多いと言っていました。文転はできても理転は現実的に厳しいですからね。ということで、ワンセの卒業生たちは自分の進路について向き合っている子が多いとわかり安心した、というオチです。

2026年5月12日火曜日

高校栄枯盛衰①

 30年以上高校を中心としたウオッチャーです。特に私立高校は全方向で注視しています。熱の入った教育で応援していた高校の大半は人気校になりました。そこから、努力を継続している高校と、そうでない高校があります。残念ながら後者のほうが多いです。そんな応援していた高校が残念な高校になった実例と、分岐点にいる高校についてシリーズ化していいこうと思います。

 まずは太成学院大学高校。工業高校・男子校から共学化、中学校創設までが色んなものと戦って成長していった時代。いつからか、生徒のパワーに教員のパワーが負けるようになりました。それまでは様々なものに向き合って解決しようとしていたのが「臭いものに蓋」体質に変わりました。 時間外に教育について酒を酌み交わしながら議論していたことを思い出すと本当に残念です。