2026年5月17日日曜日

最近の出来事

  緑・菫中はテスト直前の最後の土日になりました。朝からやって来て勤勉に努めています。長時間勉強もある程度根付いてきていますが、当然中1は勉強のやり方を知らず、与えられた課題が終わると勉強を終えた気分になっています。学校のワークや塾の問題集をやり終えてから勉強が始まるのです。そんな理屈を中学入学したての子たちが実践できるはずはありません。「勉強のやり方・取り組み方」を全く知らないからです。沢山の引き出しを伝えて自分に合うものを見つけてほしいと考えています。

 ところで、昨日樟蔭高校の方が来訪されました。初めまして、の方でしたが「今日、お話を聞いて(ワンセとは)ご縁のない学校だとわかりました」と言いました。私は、自分の高校のことを知らない渉外担当のいる学校を信用しません。教員ではない人は、当然教壇に立ったことはなく、学校のことも知らずに広報しているわけです。車のディーラー営業でカタログ数値だけ見ながら、自社の車について乗ったことも触ったこともないのに「うちはいいですよ~」と営業しているようなものです。それでも業界として応援しているので、役立ちそうな情報提供を大量にしました。

 近隣有名進学校の話をしたとき、好実績の要因について聞くとかなり的外れな答えを自信満々に言っていました。言動が適当なのは一事が万事。その言動が学校そのものになるわけです。同様のケースで、長らく推し校であった好文学園は渉外担当の無責任な言動により信頼関係にひびが入りました。

 ー閑話休題ー

 スタッフの井川と話した内容。「ワンセは全員に手厚くしている結果、ルールを守れない子に対しても時間を掛けて、厳しい指導をすることもある。でも時代を鑑みると、個性の尊重として基準を緩めるべきではないかと悩んでいる」それに対して「全員をしっかり見る、というのがワンセの塾としての差別化。勉強以外のこともしっかり伝える風土は変えたくない。」教育業として塾をしていると、大学生であっても深く認識しているようです。

 就活生としての彼らを見て思います。どんな企業でも彼らは欲しがられる人材です。色んな事と向き合って、真摯に生きてきたキャリアはどんな業種も重宝されるでしょう。あ、純粋すぎて政治の世界は無理ですね。

2026年5月15日金曜日

リケジョ(理系女子)

 大阪では女子の理系選択 が少ない、という意見を聞きました。ワンセでは高校で理系選択している子のほうが多いです。卒業生を15年ほど遡って見ていましたが、理系・または早期から英語選択している子が多かったです。自分の中では理系人気だな、ぐらいに思っていました。

という話を卒業生であり、スタッフでもある佐々木と話していました。彼の考察によると、進路について考えたら理系になり、女子は深く考えずに何となく文系が多い、と。確かにワンセでは社会人になることを意識した指導をしています。結果、女子は成績が良い子ほど手に職を持つことを決めています。すると、理系選択しなくてはいけないことになることが多いようです。国公立大や医療系などが典型的な例ですね。

 ちなみに男子はなんとなく理系を選択した子が多いと言っていました。文転はできても理転は現実的に厳しいですからね。ということで、ワンセの卒業生たちは自分の進路について向き合っている子が多いとわかり安心した、というオチです。

2026年5月12日火曜日

高校栄枯盛衰①

 30年以上高校を中心としたウオッチャーです。特に私立高校は全方向で注視しています。熱の入った教育で応援していた高校の大半は人気校になりました。そこから、努力を継続している高校と、そうでない高校があります。残念ながら後者のほうが多いです。そんな応援していた高校が残念な高校になった実例と、分岐点にいる高校についてシリーズ化していいこうと思います。

 まずは太成学院大学高校。工業高校・男子校から共学化、中学校創設までが色んなものと戦って成長していった時代。いつからか、生徒のパワーに教員のパワーが負けるようになりました。それまでは様々なものに向き合って解決しようとしていたのが「臭いものに蓋」体質に変わりました。 時間外に教育について酒を酌み交わしながら議論していたことを思い出すと本当に残念です。

2026年5月11日月曜日

マイクロバス

 大型二種免許を取得したきっかけは、この仕事を終えた後にセカンドキャリアとしてバスかタクシーの運転手になりたいからです。昨年の万博の運転手のバイトは本当にしたかったです。長期間研修をしてもらえて大型バスに慣れるなんてとてもすばらしいです。元々、多種多様な車を運転したことがあります。軽トラ・ミッションのワンボックス・スポーティーカー・セダン・ワゴン・SUV・4tトラック・バス等々です。

 ところで、マイクロバスの運転についてオールドメディアがしきりに煽っています。ハンドルの位置やペダルの重さが違うので普通の人は運転すると違和感があるということです。

 アホですね。車は車種ごとに全く「クセ」が異なります。また、整備の仕方でブレーキの利きが変わってきます。年間、10種類以上の車種に乗っていますが、最も怖いのはブレーキが利きにくい車です。軽とかトラックとか関係ありません。整備された大型バスはブレーキも小回りも利き、想像以上に楽です。車庫入れ(バック)と切れ角に気をつければマイクロバスより運転しやすいです。

  そんな私が常に気を付けているのは車間距離です。何かアクシデントがあっても、最悪でも轢いたり、車内の人にできるだけ怪我をさせない車間距離です。高速道路を走っていると、よく割り込まれます。少し車間距離があるからでしょう。割り込まれても気にしません。再び、何かあっても回避で回避できる距離を保ちます。その距離は車種によって大きく異なります。もちろん、トラックやマイクロバスは長めの距離です。早めのブレーキと共に大切です。

 また、人を乗せて走るときに気をつけているのは自分の体調です。天敵は睡魔なので、1週間前から非常に意識しています。プライベートでは1日1000kmの移動も普通にしており、GWは岐阜から広島を往復しましたが、疲れは皆無です。眠気が襲ってこなかったので楽しいワンコとのドライブでした。

 大型二種を取得し、プロドライバーになる準備期間として無事故運転を継続していかなくてはいけないと痛感しています。免許取得後はマイクロバスに慣れるためにレンタルし、高速や下道をある程度走りました。まだまだ3万キロほどしか走っていませんが、大型二種持ちとしてオールドメディアがマイクロバスは普通の車と違うという煽りには異を唱えます。ドライバーの意識の問題です。スピードは出さない、という人でも生活道路を優先道路だという理由で徐行もせずに時速30kmで走るほうが危険ドライバーです。事故をしない運転を心掛けなくてはいけません。


2026年5月9日土曜日

徒然なるままに

 ふと気づくとブログの更新が過去ワーストペースでした。6月1日、恒例の区民センターでの高校説明会の内容が決まり、パワポの8割が作成できたので少し気持ちにゆとりができました。私のパートは二部構成で「私立・公立の違い」「令和10年度の高校入試変更点」です。その後、興国高校校長であり、大阪府私学連合会会長からのメッセージ。また、某文理学科前校長へ講演依頼をしようかと思案中です。

 ところで、思うところが多すぎてなかなかブログに手を付けられていませんでした。ここ最近、ずっと考えているのは、教育に対する考えとワンセでやっていけることについてです。そんな ワンセの優位性、他塾に絶対真似できないことについて。

「全員合格」「全生徒平均」入塾テストなしで幅のある子たちを集団塾で全員引っ張っているのはなかなか凄いことです。集団ですが、個別以上に細かい対応と時間をかけています。

「演習ノート」この丁寧さは大人なら驚嘆するレベルです。それを全員ができるようになるには講師陣の強い根気が必要です。

「出来た者帰り」課題ができた人から帰れるシステム。換言するとできない人は帰宅が遅くなります。その日の授業内容なので、聞いていないとクリアできません。だから授業をしっかり聞く姿勢ができているのでしょう。逆に、定刻ではなかなか帰れないのが申し訳ないですが、それが許される環境(親御様の理解)に感謝しています。色んなところを見てきている者としての意見で、授業をしっかりしている塾は大手・個人を問わず非常に貴重です。

 これは活字では伝えにくいのですが、塾内にちゃんとして当たり前、手抜きをする子には視線が冷たい環境があります。流されやすいタイプのお子さまは勉強する方向に流されます。実際、本日中1は19時終了予定でしたが、帰宅を促しても集中して勉強しています。来客応対で教室が無人化しても邪魔する子はいません。この環境を創るのに何年かかったのでしょう(笑) 毎年、中1を見ると今年は文理学科を狙えそうな子はいないな、と感じます。それでも3年生になると数人は文理学科合格できる位置にいます。

 ちなみに先ほど、10年ぐらい前のブログをたまたま見ました。根幹は何も変わっていません。「お預かりした全てのお子さまの成績を全力で上げて、志望校絶対全員合格」「きれいごとでこの仕事をできる限りしたい」こんなフレーズがありました。私のモチベーションの全ては保護者の方の子どもへの期待・愛情ということは不変です。

最近の出来事

 GWも終わり、すっかりテスト対策モードです。今年から学校の提出物をしっかり仕上げることを目標にしています。学校の先生にワンセの子たちの提出物を見本にしていただけるような状態にします。今まで黙認してきた答え丸写しは当然NGです。かなり前から計画的にしていたこともあり、5/9(土)の時点で緑・菫中のほぼ全員、提出物ができています。

 ちなみに、問題を解いて丸付け出するのは勉強とは言わないと指導しています。問題を解いてからが「勉強の始まり」です。自分が理解できていなかった問題を理解する、覚えていなかったことを覚えることが勉強です。今日・明日で学校のワークでわからない問題をなくし、英単語・熟語をすべて覚えることを帰れる条件にしています。

 例年、中1は自習時間少なめで先生がついて授業形式を中心にしていました。今年は「勉強のやり方」を教えて細かくチェックしています。答えが出るのはかなり先ですが、自学自習できるように「引き出し」の数を増やすようにシフトチェンジ中です。 初endless恒例の自習室でのおしゃべりは今年は全くありません。学校の課題を丸写しして「ちゃんとやった」と嘘をつき続けた子が少し怒られていた程度です。

 ただ、新入生が多かった中3は心配の種です。男子が多く、細かい作業は不得手の子が目立つからです。入塾テストのないワンセでは入塾前の点は問いません。「ワンセの普通」がこなせればOKです。「普通のレベル」は低くありません。現高1は五ツ木の最低偏差値が60、平均63でした。450点以上取れた子のほうが多かったです。そこに至らない子は「本気で頑張る」姿勢を示してくれることが集団授業の目安になります。 文理学科10年連続、私立中学受験者全員合格はみんなの努力の結果です。

 まだ、そこまで意識が上がっていないように見える受験生。自分史上最大に頑張ってるのは事実ですが、ワンセ基準では及第点ではありません。〇〇をする、という課題はできても「きちんとする」「きちんと覚える」「きちんと理解する」というレベルまでは遠いです。演習ノートのできも2年生のほうが数倍上という現状。それでも2年前にはなかった落ち着きがあるのが明るい材料です。これから1年かけて、ワンセの受験生らしく成長していくと信じて指導します。

2026年4月21日火曜日

春の高校訪問①大阪国際高校

 今年は久しぶりに春の高校訪問をします。第一段は大阪国際高校。前任の校長は良い人でしたが、無念の一年で去られました。後任の校長に挨拶も兼ねてトップで訪問。では、レポート。校風4、授業態度4.5、教授力4、おすすめ度4.5。今年の最初なので判断に悩みました。こちらの教授力を4にすると4.5以上の学校が出るのかどうか微妙です。秋に再訪するので、同じ内容でも数値は上がっている可能性があります。

 前茨木高校校長である現大阪国際校長と令和10年度の英検読み替え率の低下と文理10校について盛り上がりました。文理10校が団結して英検依存からの卒業を実現できたのはドキュメンタリードラマ化しても良いと思うほどです。

 既報通り、文理学科校長の間では英語の学力低下が大きな課題でした。それが大手塾による英検至上主義の結果です。英検2級合格後は勉強せず、基本的な知識すらない2級取得者と、偏差値70レベルの生徒の学力差を埋めるのは現実的ではありません。入学時点で英語落ちこぼれが確定している子が存在します。そんな現状を変えたいという現場校長の声が聞き入れられました。入試システムで現場の意見が採択されるのは極めて稀です。

  ちなみにワンセの地域柄、茨木高校受験者はいません。それでも文理学科の中で最もまともな大学受験先と進路になっている高校だという認識はありました。校長と話し、その数値の良さの謎がわかり、通学圏内なら文理学科希望者は軒並み茨木を受験すれば良いのにと思いました。