2022年2月22日火曜日

2/22の出来事

 中2では緑STや茨田MHの成長が著しい。スピードが速くなり要領が分かり始めてきたようです。それを結果に出せるようこのテスト期間を頑張ってもらいたいです。同様に緑HAも集中力と持続時間の成長を感じます。暗記に費やす時間もずいぶん短縮できました。上手にアウトプットできれば大幅な成績上昇につながるでしょう。努力の鑑でS特進に在籍している緑IMはそれが実ろうとしています。閃きに欠けるのを努力で補っていましたが、ようやくハイレベルなものが「見え」初めてきました。「見える」はワンセ(私)の造語で数学の難問で解き口が分かったり、図形の解説を頭で理解できたときに用いています。難問解説時のオリジナル用語で「見える」=数学凄いです(笑)「見えた」ら気持ち良いですよ。

 中3国語は徐々に仕上がってきています。書き物は時おり再提出になるので本番ではそうならないようにtry&tryあるのみ。残り16日で16本は確実に書き上げます。緑MSがようやく書けるようになってきたのが少し安心材料です。

 茨田中1,2はテスト初日で国語が終わりました。中1SKは国語の手応えがあり90点以上と言っていたのでとても楽しみにしています。 

2022年2月21日月曜日

2/21の出来事

 いよいよ年度末です。緑中学のテスト時間割がようやく分かったので来週の予定が立てられます。

 中3国語の仕上がり具合が良くなってきました。昨日はHA、MY、MAの3名が満点、MSも一問間違いという状。ようやく例年なみになってきたと安堵しています。今日の書き物ではMYが初の満点。全員が再提出なしという素晴らしい状況でした。再提出ナシは7割以上が目安なのでどこの高校でも合格目安点は上回れるでしょう。

 中2は五ツ木模試が返ってきました。緑YJは理科満点で緑SS、菫MNは数学が一問間違い。数学理科英語は比較的点数が取れていました。5教科でも全員平均で偏差値60を超えていたの悪くないです。ただ、予想通り緑中の子の国語が…。なかなか修正が厳しいですが、入試には間に合わせなくてはいけません。道のりは遠いです。C問題でもそれなりの点数が取れるようにしていきます。

 小5算数は復習モード。MOが成長著しい。TTUMも細かい部分では心配なところもありますが、比較的順調です。SUは小数点の計算がやや怪しいので来週以降補っていきます。中1は鯰江KYが落ち着き始め、成長の跡が見えます。今後の巻き返しが楽しみです。菫OMは元来センスはあったのに宝の持ち腐れ状態だったのが、今回は良い状態でテストを受けられそうで結果が楽しみです。そういえば、中2緑MRやSTには成長の跡が見える旨を伝えたところ、2人共嬉しそうな顔をしていました。明らかにレベルアップしていますから、今手抜きせずストイックに頑張れば見返りは非常に大きいですよ。

最近の出来事

 土日はエンドレスがありました。コロナ禍で時短エンドレス実施中です。塾内で食べるのは禁止中のため1時から10時前までです。以前との違いは集中力でしょう。12時間のときは最後まで集中力が継続できる子と3時過ぎから目に見えてなくなる子がいました。今は最低6時間集中して勉強し、その後は自主性に任せています。塾内で見る限りは申し分ない状況ですが、帰宅後の状態に一抹の不安が残ります。

 430点までなら色々強制させて管理する勉強でも取れます。安定して450点を超える子は自分で考える力を持っているので、必要以上に課題を与えません。本来、私は全員共通の宿題を出し続けることもペナルティも嫌いです。ただ、それをしないと勉強しなくなるのも事実です。ちなみに中3は受験期になると宿題は出しません。自分で課題を見つけて勉強をする必要があり、無駄な時間を費やすことになるからです。

 難しいのは宿題や課題の量の線引き。中1は勉強の仕方がわかっていませんから色々な方法を教えるため、できるだけ指示を多く出します。エンドレス中の自習時間が少なくなるわけです。学年末になるとやり方が分かり始めているので自習時間が増えます。そこそこのボリュームがある課題を出すので、家でする習慣がない子は溜め込んでしまう傾向があります。自習時間でやっているのは課題だけになり、そこからのプラスアルファを始めず時間を過ごして達成感を得る子です。ワンセでは最低限度の量があり、それだけで400点ぐらいは取れます。そこからの上積みには「自考力」が必要になるのですが、前提は基礎学力の定着と「引き出し」をたくさん持っていることです。それらを欠いた子に自習時間を与えても何をしてい良いのか分からないという状況になります。

 それでも思考力向上のため、自分で考える時間を増やすことと引き出しを増やすことは大切なのでやらせる量とのバランスを常に試行錯誤しています。

2022年2月18日金曜日

2/18の出来事

 今日も中3は3時から通塾。連日国語三昧です。HAはついに記述で満点を取れるようになりました。どんなお題でも高得点を取れるでしょう。6年前から国語の出題傾向が大幅に変更され、作文や小論文は出題されなくなりました。新傾向として自分の考えを書く(ワンセでは記述・論述と呼んでいます)ものが出題されています。大は小を兼ねるということで作文テイストも小論文ルールも全て練習して何が出題されても大丈夫なように仕上げる予定なので、残り約20日間で20本以上は書き上げる予定です。12月までは5教科の中で国語の占める割合は1割程度。年明けから一気に国語モードというのが例年です。書き物の再提出三昧で書く方も添削する方もなかなかハードです。

 夕方、中2緑IMがいつものように早く通塾。昨夜にテスト対策プリントを珍しく所望しなかった理由を尋ねると、勉強の優先順位を考えた結果ということらしいです。相変わらず質問は最も多く食らいつく姿勢は随一で、主体性を持って勉強しているのは強いですね。良い成長の軌跡を見せてくれています。

2022年2月17日木曜日

2/17の出来事

  一段と寒さを感じます。卒業旅行の打ち合わせがほぼ終わり最終工程も決まりました。ナガスパ・ディズニーシー・ディズニーランドでテーマパーク三昧、直営ホテルのディズニーセレブレーションホテルに宿泊します。3年連続で同じ場所になりますが、今年も無事行けるかどうかが気がかりです。

 授業では小6には天皇の起源や奈良・平安時代の話をしました。MKの姿勢がどんどん良くなっています。中学生になってからの成長が非常に楽しみです。小4は最終単元の直方体と立方体の導入。彼らの非常に良いところは指名されたら必ず答を何か言うところ。逆に小6では間違えてもいいから発言することの重要さについて話した直後でしたので、積極的な姿勢が目立ちました。

 夜は中2社会。テスト直前の菫・茨田・鯰江を中心に確認しましたが、かなり不安がのこる状態でした。今後の追い込みに期待しています。中1は緑IHが480点宣言をしていたので結果報告が非常に楽しみです。

 昨日、書き忘れましたが緑SEISが公立問題にチャレンジしその後、2人揃ってお手伝いをしてくれました。とても助かりました。ありがとう。

2022年2月16日水曜日

2/16の出来事

  今日は中3が懇談会で早く来れるので4時から開始。国語社会数学C問題チャレンジ。久しぶりに緑SE、ISも参加していました。歴代最強問題の数学平成29年度で緑HAは7割超え。当時の大手前文理学科ですら30点台続出で20点台や10点台まで多数存在した難問です。これを意識して中1から特進数学をしてきたのですが、私の想定をはるかに上回る成長に舌を巻いています。授業後は笑い声が絶えず、楽しくハイレベルな勉強ができているのが良いですね。受験生独特の緊張感もありつつ集中して長時間頑張っています。

 中1数学は過去問チャレンジ。中1最大の山場である図形です。予想よりも悪くない結果でしたが、若干名が公式を覚えていなかったので軽く注意しました。作図はやり方を知っているだけで書けるものは出来て欲しかったのですが、少し怪しかったのでこれを週末までに出来るようにしようと思います。旭東MTが色々成長の跡を見せており、菫OMは少し危機感を覚えているのか以前よりも前向きに取り組んでいます。

私立高校受験を振り返って

 今年は昨年達成できなかった「第一希望学科で全員合格」を果たせました。これで過去4年中3年は達成しています。また、成績優秀特待生は過去最大の7割以上です。ひとえにみんなの努力を嬉しく思います。高校は大学と異なり行き直すことが難しいところです。偏差値で選んだり、自分の学力の偏差値10上を目標にして公立選びをすると高校合格がゴールになってしますこともあります。だからこそ進路指導にはかなり力を入れています。ご家庭の教育方針と何よりは本人の意思が重要です。大学進学で公立に行きたい学校がないなら特待生で私立高校の上野の学科に入学し、必要なら予備校に行けるよう準備しておくのがベターだと思っています。

 名前で高校を選ぶと何もしてくれないのでがっかりすることもあります。顕著なのが清風や明星でしょう。入口の偏差値は高いですが、面倒見は公立並みです。また、上の学科だけ力を入れているところが大半で、下の学科で面倒見が良い学校はごくわずかです。偏差値60なら有名高校の下の学科より高校としては1ランク下でも特進クラス級に在籍し面倒見の良さを享受するほうが良いと思います。

 もちろん、本人の希望が一番なので例えば看護師になりたいから看護科のある高校を選んだり、農芸高校のように特色の強い高校に行きたいのであれば全力でそれをバックアップします。一番ダメなのは何となく公立高校の普通科を選ぶことです。最も何も伸びない選択肢になるでしょう。

 だからこそワンセではみんなの性格やご家庭の方針を充分把握し、様々な情報を提供した上で決定してもらいたいと考えています。今年の私立高校結果はそんな観点からも満足に近い結果でした。足りないのは全員が特待生レベルになれなかったことです。

2022年2月15日火曜日

2/15の出来事

  中2ではチームAという英語理科の自習形式の復習時間があり、例年プラスアルファの自由参加で足立が管理しています。毎年区切り毎にテストをしており、トップレベルの子はもれなく参加しているものです。その結果が切磋琢磨しており面白い状況。前回は英語で緑IMがトップ。文理学科合格レベルの子たちを上回り、今回も一問差でトップ緑YJに次いで2位。理科では緑MRがトップで、2番はこれまた成長著しい緑AA。数学ダントツトップの緑SSは両方4位でした。彼が出来ていないというより底上げが凄いというべきでしょう。私は、全生徒平均が気になるので上から下まで見るのですが、最下位レベルが過去の文理学科合格レベルの子と遜色ない仕上がりなのが喜ばしい。足立によると、それでも中1のほうがクラスの理解度は良いみたいなので今後の伸びが楽しみです。

 中3は毎日国語の書き物をしています。記述対策ですが、緑HAはほぼ及第点を取れる状況。ちなみに緑MYと並び公立過去問国語満点でした。数学でもMYは満点、HAが一問間違いでした。ここ最近元気のなかったMYは私立高校合格で少し柔和な表情をするようになりました。緑OAは素晴らしい記述力を発揮し場を盛り上げてくれました。緑MSは記述と暗記の追い込みに余念がない状態です。

 

2022年2月14日月曜日

2/14の出来事

  今日はバレンタインデー。皆様ありがとうございました。何人かはメッセージもつけてくれていました。直筆の文字は温もりがあって幸せな気持ちにさせてくれますね。また、鯰江KNは敢えてコーヒーのプレゼントで女子力向上に舌を巻きました。覚えたのはメイクだけではなかったようです(笑)

 授業は小5算数から。ここ最近MWが急成長しています。落ち着いて考えられるようになり、かつ課題であったスピードもかなり速くなりました。TT、UMも良い感じで安定しています。みんなの出来を実感し新入生SUは少し焦りを感じているようです。

 ちなみに3連休は受験生が勉強三昧。緑OAが初めて国語でトップになりました。緑HAは悪くない状態をキープしています。緑MYは少しリラックスして取り組むことが必要です。焦りすが空回りして更に自分を追い込んでいるように見えます。過去問結果や私立高校の結果も素晴らしかったのですから、もう少し頑張っている自分を褒めてあげましょう。緑MSは得手不得手がかなりはっきりしているので得意教科は取りこぼさず、伸びしろが残っている教科を1か月で仕上げていきましょう。

 月曜日の夜は中1国語。先週に続き「少年の日の思い出」をしました。最近、国語では緑OYが良い読解力をしています。国語以外でも発想が良くなってきています。しっかり頭を使い続けた成果ですね。

2022年2月13日日曜日

続・私立高校合格速報

  2/13朝10時緑HAから無事吉報が到着!!その後、昨日より一日千秋の思いで待ち焦がれていた吉報が緑MYから!!いずれもが成績優秀特待生で進学校でのそれは文理学科受験でも上位の実力があることを意味し、偶然ではなれません。その後、鯰江KN、緑SEからも吉報!!大阪府私立高校は無事全員廻し合格なしで合格できました。昨年は若干名の廻し合格がありましたが、過去4年中3年は廻し合格なしでの朗報です。また、成績優秀特待生は過去最高の7割を超えています。卒業の挨拶に何人か来られて最高の笑顔が見れ、今までの苦労が吹っ飛ぶほどの充実感があります。

 先日、卒業生に「生活がマンネリ化しないのはどうしてか」と聞かれました。少し返答に悩みましたが、その答えは「子どもたちとの出会い」だと気づきました。その卒業生も母となり子育て奮闘中です。きょうだいがいればわかりますが、子どもの性格はみんな違います。同じように育てても性格は異なり、模範解答は存在しません。教えることも人相手なので同じです。集団授業ですが、ひとりひとりを見て解答を探っています。縁がありワンセに来てもらえたなら全力で応えるつもりです。

 しんどいことも多いワンセでみんなと共有した思い出はプライスレス。手がかかる子が多いですが、面倒くさい子は好きなので日々喜怒哀楽があり楽しんでいます。「やりがいがある仕事」と言うには言葉が軽すぎるので、好んで使いません。普段はやりがいよりも思い通りに全員の成績が上がらないストレスのほうが圧倒的に大きいです。それでも合格報告の笑顔は全てに勝ります。今も、3連休長時間ここで受験勉強をしている彼らを横目に、全員合格&高得点に頬を緩めています。

 怖い先生を演じて数十年が経ちました。「先生」という仮面を外せば争いを好まない好々爺に近づいています。スタッフやOBには父とおじいちゃんの間のような感覚です。引退の時期の一つの目安が「子どもたちはしてはいけないことをしたときに叱れなくなったとき」というのがあります。コロナ禍で自分のモチベーションの低下を案じていましたが、時流に乗りつつ厳しい先生・塾であり続けたいと再認識しています。全力で指導した先に最高の笑顔が待っているのですから。

 

2022年2月12日土曜日

私立合格速報

 2/12(土)吉報の第一号は緑IS。上の学科で順当な合格報告!!次は鯰江SM。当日順位10%以内合格の成績優秀特待生です!続いて緑NM。こちらも同じく当日上位10%以内の成績優秀者!!その後、緑NW、AK、NRからも第1希望の学科で合格報告がありました!!更には鯰江FIからも成績優秀特待生の吉報!!午後は緑MSが第一希望学科での朗報!更には緑OAが成績優秀特待生の吉報!!過去最高の成績優秀特待生(名称は高校によって異なる)になりそうな予感がする幸先の良い日でした。ここまで特待生制度がある高校受験者の特待生率は8割弱です。もちろん、廻し合格なしです。

 ちなみに、2月に入り卒業生から披露宴のお誘いや出産報告など明るい報告をたくさん受けて、嬉しさを感じる日が多いことに幸せを感じています。

2022年2月9日水曜日

2/9私立入試前夜

  明日のために鍛え続けてきました。勉強への姿勢を最も注意された学年でしたが、受験生になってからは放っておくといつまでも勉強していて私を返してくれない子たちになりました。最も手間のかかった学年かもしれません。鯰江中学の子たちは一括りにして何かと話題になることが多かったです。そんな鯰江中の子たちの精神的な成長ぶりに本当に目を細めます。スタートを切るのが遅かった分、ラストスパートはよく頑張っていました。

 ワンセは例年通り胸を張って「全員中学生の間は全力で勉強を頑張った」と言えます。10年経ち20年経ってお母さんになっても「お母さんが中学生のときは勉強めっちゃ頑張ったんやで」と子どもにドヤ顔で言えることでしょう。コロナ禍でも勉強を止めずに最も休みが少なかった昨年、そして志望校決定が遅かったことから早めに多くの話をした今年。11月の五ツ木が終わってからの伸びが今年は素晴らしい。それなのに客観的なデータとしては出てこないのが残念です。みんなに「トップ合格してきてね」と声掛けをしましたが、割と本気です。王道で上位になってきて欲しい。

 ちなみに今年の専願率は75%です。明日からは公立対策ががっつり始まり国語の時代が始まります。そう、書き物三昧です。最低毎日1本のペースで書く予定なので、公立入試は書きもので差をつけます。

頑張れ!受験生!!

2022年2月8日火曜日

2/7.8の出来事

  私立高校入試を控えて嬉しいことがありました。まず、卒業生の来訪。甲子園出場を果たしたKSが進路の報告をしに来てくれました。爽やかで落ち着いた雰囲気に目を細めました。もう一つは28年前の教え子が縁あって知り合いと私の話題になったことです。すでにアラフォーで、私が授業したのは短期講習会の数回のみ。わずか数回した授業していないのに覚えてくれていたことがとても嬉しいです。先生と呼ばれるようになった頃に心掛けていたのは「あの国語の先生」と呼ばれ、名前を忘れられるようにならない授業をすることです。若手講師時代で週20コマこなすことに必死だったので、覚えてくれていたことに喜びもひとしおです。

 さて、月曜日は小5算数から。復習モードに突入です。立体のイメージはこの学年には難しい。ただ、先週「方眼紙で組み立てたらイメージしやすくなるよ」と言ったことを実践してくれた子がいなかったのは残念です。理系に進む子はこの言い方でチャレンジしますから。その後、中1国語で「少年の日の思い出」のあらすじ確認でした。未だに「不思議な宝物の蝶を盗まれて破損された被害者が悪く書かれ、盗みを犯し、謝罪して冷淡に接され加害者が可哀そう」という視点で書かれていることに違和感を覚える話です。合間に中2の一部の子と個別に少し話しました。緑IRは褒めました。塾ではあまり褒めらることがなかったのですが、彼女の姿勢(性格)は本当に素晴らしい。そんな話をしました。

 火曜日は受験生と私立前最後の国語。伝えることはある程度伝えてきたので少し感傷的な気持ちです。この学年は勉強以上に精神的な成長を感じる学年です。そういう点ではワンセで良かったね、と思います。「ルールを守る」「周りを見る」「空気を読む(気遣いをする)」「全力で勉強を頑張る」ことに例外を出さずにやって来れた彼らは社会に出てから大切なことを鍛えられました。コロナ禍で勉強を止めず、気持ちを切らせることなく努力してきたことはこのご時世、非常に重要なこと経験したと思います。


2022年2月6日日曜日

卒業生へ~贈る言葉③~

 緑AK

 塾ではあまり目立たない存在だった。志望校が決まり自分なりの努力は継続できている。悪くない。それでも物足りない。

 言われたことはそつなくこなし、はみ出したこともしない。ネガティブすぎることはない。2年間通塾し期待値ほどの伸びがあったのか、自問自答し答えはわからない。

 高校では勉強の計画を自分で立てなくてはいけない。周りがしていなくても自分の意志で勉強をするのか案じられる。受け身なので「課題」に対しては問題ないが「問題探究」することを強く意識してほしい。

鯰江SM

 言動のボーダーに個人差があることで葛藤する時期もあった。小学生までは思ったことを何でも話して許されることも多い。

 中学生は微妙な年齢で精神的年齢の差が大きい。ストレートに言動すると無用のトラブルに巻き込まれることもある。様々な経験から習得したものがある。学生に許される特権は失敗しても良いことだ。

 失敗から多くのことを学べる。自分の性格で嫌なところを感じたら、それは成長のチャンスだ。自覚があれば何でもできる。

鯰江FI

 生真面目な正義感はレールの上を走っている間は安全で頼もしい。若気の至りでレールにヒビがあっても突っ込むこともある。

 大切なのは正しい軌道に戻ることだが、大人でも難しいこともある。また、自分の中の正義が世間に認められないときもある。そこで取捨選択しベターな言動を模索する。模範解答はなく、相手やシチュエーションによって対応は異なる。

 多感な時期に感じたことは大きな財産だ。された嬉しかったことは伝播し、嫌だったことは反面教師にしよう。

 緑NR

 マイペースで周りが見えにくくなることもあった。言霊があり、何気ない言動が相手に思いもよらない結果になることもある。

 それは価値観の相違があり、意識できる年齢にかなりの個人差があることに起因する。価値観は千差万別で相手を否定しない。自分の価値観が通じないこともグローバル社会では翌る出来事だ。

 違和感レーダーを敏感に発動させ、検知したら分析する。そのためには多くの人と接触し、考えることが肝要だ。

 緑SE

 純粋で受け身。頼まれたら嫌と言いづらい。勉強よりもそのことを強く案じた。Noと言えるよう成長してもらいたかった。

 果たして私には言えるようになった。他の人にどれだけ自分の意思を言えるのかは非常に重要だ。上手に自分の説明できず自分の言葉を探してるいる間に押されても「No」はきちんと伝える。

 それだけ出来るようにずっと願っていた。これからは直接成長を見れない。だから、忘れず意識して欲しい。


 


2/6の出来事

  今日は私立前最後の日曜日。このメンバーでする私との最後の数学が終わりました。近大付属校の過去問で結果は緑HHISが満点。緑MY、MS、SEが一問間違いでした。1時半に始まり6時には解説が終了。その後、いつ帰宅してもいいのですが止めるまで誰も帰りません。この学年は最も退塾勧告者が多かったです。その理由は自習室での私語、宿題のルーズさ等でした。復習して自分のものにする習慣がなく受験生になった彼ら。

 例年以上に案じていたのに、いつの間にやら歴代でも最も長時間自習室を利用する学年に成長しました。果たして近大付属高校の過去問での高得点は嬉しさ以外の何物でもありません。復習の大切さを懇々と解き続けました。懇切丁寧な解説は一部の子にとって思考力の低下につながることに気づき、避けています。するとテストが終わると勉強の話が聞こえてくる機会が増え、解説が終わると理解できた子が先生役になってみんなに教えるワンセスタイルが継承されています。人に教えることで自分の頭の中が整理できるのでwin-winの関係になっています。

 今日のブログは「コロナ禍で頭を使わなくなった子どもたち」という内容にするつもりでした。そんなことを差し置いて受験生の成長ぶりが本当に嬉しく思っています。

2022年2月5日土曜日

卒業生へ~贈る言葉②~

  緑IS

 数学的な閃きはあるもののそれを使いこなす語彙力に欠ける。口下手で自分の思いや考えを伝えることが上手にできない。

 受け身気質がそうさせているのかもしれない。ただ、何かを始めるにはモチベーションが必要だ。そのためには自分で試行錯誤するところから始める必要がある。指示されたことを実践できるのは素晴らしい。

 でも、自分の考えで決めたゴール目指して紆余曲折を経て得れる経験値はかけがけのないもになる。

 鯰江KN

 最も精神的な成長をした一人だ。因果応報を良くも悪くも経験した。善行は称賛され悪行は千里をを走る。良い経験だ。

 大人になってから振る舞いを間違えると注意はされずに人が離れていく。学生の間は気づかなくても「卒業」の度にリセットされ新たな人間関係からスタートできる。つまり、やり直しができるチャンスが多い。

 多くの約束をし、無事にワンセを卒業する。中学生の間に気づいて成長できたことは人生において非常に大きな財産だ。

 緑NW

 様々な変化と戦った中学生時代。やりたいことを充分に出来ないもどかしさを充分に感じた時代でもある。

 やりたいことを実践するには心身共に健康であることが必要な場合が多い。自分の身体は自分で気をつけて労わらなくてはいけない。世間の最大公約数が自分にあてはまるとは限らないからだ。

 高校生になったら視野を拡げてやりたいことを探そう。そして、一つのことに絞って探究して何かを究めよう。

 茨田FN

 中3の冬になって覚醒し、出来ることが飛躍的に増えた。その一つが集中力の持続だ。高校生になってから大きな武器となる。

 今と同じ努力を継続したら、3年後には将来なりたい仕事を具現化する最良の進学先を手に入れられるだろう。遠路はるばる今福まで通塾してくれたのだから、それなりの成果を出さないと申し訳もたたない。

 努力を継続できたら今まで見れなかった新しい景色がストレスの向こう側に見えてくる。努力した人にしか見えない「向こう側」だ。

 

最近の出来事

  いよいよ私立入試5日前になりました。例年だと緊張感があふれるのに今年は程良い緊張状態が継続しています。ここに来て茨田FNが急成長しています。トップ合格が現実味を帯びるレベルです。ちなみに中1中2は五ツ木の過去問をチャレンジ。中1数学は緑IHが暫定トップ。暫定…そう名無し君がいました。名無しは0点なのですが、もし名前を記入していたら最後に名前を呼ばれるはずだった緑TH…ちなみに先週行った国語では緑OYがトップでした。来週は社会にチャレンジする予定です。中2数学は緑SSがトップ。1問間違いで満点ならず。

 小学生は6年生にもう少し目の輝きを期待しています。少し惰性で過ごしている感じがするので来週は少し将来について色んな話をしようと思います。強制させられる勉強ではなく主体的な勉強をして欲しいです。ただ、ワンセには勉強しないという選択肢は存在しないので、最低限度の課題はきちんと与えて管理します。

 この後、贈る言葉シリーズがあるのでこの辺で…