アンビバレントとは「愛と憎しみ・怒り」のことです。愛がある(あった)人だから腹が立つ、恨むということです。親が他人の子なら叱らないのに我が子には叱る所以(ゆえん)です。
さてタイトルの吉本興業の社長は記者会見で「我が子に勘当や、出ていけ」という感覚で退職を迫ったとありました。それに対して所属芸人は反発しています。つまりそんな愛情は受けていないということですね。愛情を受けていない人からの叱責は恫喝もどきです。
翻ってワンセ。今夏も(?)注意している場面がチョコチョコあります。夏期講習費は毎月の月謝よりも高額です。それだけの金額を頂くのですから、こちらも結果を求め子どもたちへの要求がハードになります。今夏も頑張ってもらわないといけません。もちろん、居残りやお呼び出しもたくさんあります。数学では普通の授業に加えた特進向けのものや基本の徹底のためのものなどがあります。それらの全てに気持ちを込めてしているつもりです。この姿勢にベテランも学生も差はありません。
期待を裏切られると様々な感情を生みます。それらを抑え込むには「諦める」ことが最も簡単でしょう。「愛」の対義語は「無関心」だと思っています。諦められたら楽ですね。無関心になれたら楽ですね。無理だから通じなさそうでも語りかけます。こちらの思いをしっかりと話します。以前だと「怒る」行為だけのときのありました。今のご時世ですから叱りっぱなしではいけません。何がダメなのか具体的に伝える必要があります。怖いだけの塾ではすぐに潰れるでしょう。本気では子どもたちのことを考えての言動で道理に反していなければ、厳しい言葉は愛のムチです。
同時にgive&takeの精神も子どもたちには理解してほしいと考えています。愛情でも、友情でももらうだけではいけません。誰かから何かしてもらったら自分のできる範囲でお返しをするということです。例えば、補習や再テストで最大限時間を費やしているので、年末の大掃除や定期テストの問題の提出などに協力してもらいたいということです。強制ではありませんが、比較的通じており嬉しく思っています。
ところで、日本は韓国との外交で難しい問題を抱えています。「自分は何もしないけれど、他の人がしてもらえることは全部自分もしてもらって当然。してくれないとキレる」という発想は日本には馴染まないのと同じで、善意には善意でお返しすることによって更に相手も何かをしようとしてくれるのです。そんなことを理解してほしいと思います。
いつまでもあると思うな、親と愛。
2019年7月31日水曜日
最近の出来事
ご無沙汰しております。夏期講習会が始まり、授業と補習で少し体力を削られています。それでも、授業だけではなくしっかり外交もして良い刺激を受け続けようと思っています。ところで、一気に暑くなってきたので皆さまご自愛ください。
授業はまず小4から。小学生全体的に復習モードに入っています。折を見て計算の復習をしておかないと頭の中でやり方がごちゃごちゃになってしまうのです。それでも単元ごとの小学校のテストでは悪くない点数なので理解できていないことが見え辛く、中学生になってから「小学生の頃はできたのに」とつぶやくパターンに陥ります。そうならないように節目節目で計算の特訓をしています。ここまでは順調なので、お盆後には先取り授業に入れそうです。
小5算数はグラフの読み取りが少し甘かったです。新指導要綱が読み解く力に重点を置いているので、これからは対応した問題を解こうと思います。今までのように「引き算」という単元を新しく習ったから、文章題では大きな数字から小さな数字を引けばいい、という考えしかしてこなかった子たちは全くわからないことが大量に発生するでしょう。うちの子たちはそうならないようにしっかりと練習させようと思います。
小6算数も復習モード。計算特訓と5年生までの内容を分けてしています。計算特訓をし始めてから途中式が雑なことにビックリ。左辺と右辺が全く等しくない式を書いて、何が間違えているのか全く気づかないのです。例えば6×8-4÷2=6×8=48=4÷2=2=48-2=46のような式です。答えは正解ですが、これでは数学が理解できません。理屈をわからっず答えだけ正解しても意味はないのです。そんなことを説明して、徹底を図っています。
ところで小学生は夏休みの宿題の量にとても学校差があります。算数がプリント1枚相当だったのは衝撃でした。当然、学校の先生の意図があるのでしょう。それでも塾はされなりの量の宿題をお盆休みには出そうと思います。
中学生は夏休みに入り部活動の行事が増えています。大会などの大きなイベント後の授業では体力がほとんど残っていないのは仕方ありません。頑張って来ているととらえるべきでしょう。ただ、中1は塾リンピックや各種小テストの準備(勉強)にかなりの個人差があります。例年以上に手抜きが目立つの気がかり。このままではずるずる点数が下がっていくのは明白なので、来週まで待って改善されない場合は積極的に朝昼土日問わず呼び出すつもりです。夏期講習からの参加の子たちだけが合格という結果に奮起を促します。
中2は特進数学で期待と不安を感じます。前者は約束通り先週内容の復習をしっかりしてから授業に臨んでいること。後者は授業中の脳の使い方です。脳の使い方とは「いかに頭を使っているか」です。普段使っていない(種類の)脳なので考え方が大変ですが、(脳に)ストレスを与えないとできることは増えません。「考える」ことに主眼を置いて展開していくので、頑張ってついてきてください。
中3は過去の反省から解説ではなく暗記&確認テスト三昧の夏期講習です。座って聞いているだけで覚える努力をしなければ社会の点数は伸びるはずありません。五ツ木の模試でも五教科中最も全生徒平均偏差値が低かったので9月の五ツ木では必ずリベンジします。緑中は学年上位5人中4人がワンセルフ生でしたが、学年トップはなりませんでした。次回はしっかりと結果を出したいところです。
授業はまず小4から。小学生全体的に復習モードに入っています。折を見て計算の復習をしておかないと頭の中でやり方がごちゃごちゃになってしまうのです。それでも単元ごとの小学校のテストでは悪くない点数なので理解できていないことが見え辛く、中学生になってから「小学生の頃はできたのに」とつぶやくパターンに陥ります。そうならないように節目節目で計算の特訓をしています。ここまでは順調なので、お盆後には先取り授業に入れそうです。
小5算数はグラフの読み取りが少し甘かったです。新指導要綱が読み解く力に重点を置いているので、これからは対応した問題を解こうと思います。今までのように「引き算」という単元を新しく習ったから、文章題では大きな数字から小さな数字を引けばいい、という考えしかしてこなかった子たちは全くわからないことが大量に発生するでしょう。うちの子たちはそうならないようにしっかりと練習させようと思います。
小6算数も復習モード。計算特訓と5年生までの内容を分けてしています。計算特訓をし始めてから途中式が雑なことにビックリ。左辺と右辺が全く等しくない式を書いて、何が間違えているのか全く気づかないのです。例えば6×8-4÷2=6×8=48=4÷2=2=48-2=46のような式です。答えは正解ですが、これでは数学が理解できません。理屈をわからっず答えだけ正解しても意味はないのです。そんなことを説明して、徹底を図っています。
ところで小学生は夏休みの宿題の量にとても学校差があります。算数がプリント1枚相当だったのは衝撃でした。当然、学校の先生の意図があるのでしょう。それでも塾はされなりの量の宿題をお盆休みには出そうと思います。
中学生は夏休みに入り部活動の行事が増えています。大会などの大きなイベント後の授業では体力がほとんど残っていないのは仕方ありません。頑張って来ているととらえるべきでしょう。ただ、中1は塾リンピックや各種小テストの準備(勉強)にかなりの個人差があります。例年以上に手抜きが目立つの気がかり。このままではずるずる点数が下がっていくのは明白なので、来週まで待って改善されない場合は積極的に朝昼土日問わず呼び出すつもりです。夏期講習からの参加の子たちだけが合格という結果に奮起を促します。
中2は特進数学で期待と不安を感じます。前者は約束通り先週内容の復習をしっかりしてから授業に臨んでいること。後者は授業中の脳の使い方です。脳の使い方とは「いかに頭を使っているか」です。普段使っていない(種類の)脳なので考え方が大変ですが、(脳に)ストレスを与えないとできることは増えません。「考える」ことに主眼を置いて展開していくので、頑張ってついてきてください。
中3は過去の反省から解説ではなく暗記&確認テスト三昧の夏期講習です。座って聞いているだけで覚える努力をしなければ社会の点数は伸びるはずありません。五ツ木の模試でも五教科中最も全生徒平均偏差値が低かったので9月の五ツ木では必ずリベンジします。緑中は学年上位5人中4人がワンセルフ生でしたが、学年トップはなりませんでした。次回はしっかりと結果を出したいところです。
足立より~7/29.30の出来事
夏期講習会
英語科・塾リンピック速報&授業レポート written
on 7月31日 Tue.
○7月29日(月)
小5国語:1限前の算数で龍神ストームがありまして、私が教室に入ったときには重
い空気でした。漢字のテストを見ると今ひとつの結果で、盛り上がれない…
[頭の体操Bファーム]から「ばらばら言葉」のときには、やっと元気よく
手が上がりました。ほっ!
中1英語:塾リンピック満点⇒NR、HA、HK、SM、NM、SE、NRio、OA、MY、
MA、以上。授業は、someとanyの演習後、「数をたずねる疑問詞:how
many 複数名詞」を解説。
中1理科:「気体」の演習に移りました。今日のところは、丸暗記を命じた[気体表]
を見ながらの訓練です。それでも、問題文の意味するところが理解できなく
て、何を答えればいいのかわからない様子。それは理科じゃない、国語力に
よるものだッ!
中3英語:塾リンピック3回目。「否定文・疑問文に書きかえる」テーマもこれで終了。満点⇒NM、OS、SS、IA、IY、IA、OM、MR。理解者が増えて、少し安心。
○7月30日(火)
小6英語:「フラッシュカード・40」の終了日。ON、YJ、MNの3名がGOALし
ました。次回、表彰式です。それにしても、最後の日まで諦めることなく、
難関⑥のテストにチャレンジしたSSとMH、⑥と⑦の2つを受けて合格し
たIRを褒めたいものです。
中3理科:Dちゃんがはねられまして、8メートルを飛びました。「運動エネルギー」
の凄さを体験!?
中2英語:塾リンピック満点⇒YA、THa、THi、TK、KR、OMa、FR、MA、KH、
TM、MK、NH、EA、OMi、KK、UT、NH、以上。中2が全体的に頑張っ
て見えます。単語の努力が苦手な面々に満点やマイナス1が続いていて、こ
こまではハイレベルな展開です。宿題にも卒がない。今クラスをいい意味で
引っ張っているのはUTだと思います。苦手な英語はどこか投げやりだった
のが、キリッとして臨んでいます。そして、新入生のNH。まだおぼつかな
いことも多いですが、ついてきます。気持ちが伝わってきます。
2019年7月29日月曜日
足立より~最近の出来事~
夏期講習会
英語科・塾リンピック速報&授業レポート written
on 7月27日 Sat.
○7月22日(月)
小5国語:各校の林間学校が重なって、MTとマンツーマン。先週は「海の日」にて
お休みだったため、2週間ぶりの国語。講習会中は漢字の課題を持たされて、
必ず漢字テストがあるよと説明したのだけど、お忘れだったようす…残念な
スタートとなりました。次回から期待しています。
中1英語:塾リンピック満点⇒NR、HA、HK、SM、SM、SE、FN、OA、MS、MA
の10名。300点満点の金メダリストを目指せ。
授業は、名詞の複数形のs,esの発音にこだわり中。これからの英語はグ
ラマーに偏ることなく、読む・聞く・話すが必要です。理解と慣れの両面か
ら攻めるわよ~ン!
中1理科:「物質」がクライマックス。演習を終えました。小テストで締めたいとこ
ろ。しかし、残念ながら、分類や密度とは相性が悪そう…満点は、HAと
MAの2名のみ。大多数に課題を残すところとなりました。
中3英語:塾リンピック満点⇒NM、SS、IAの3名のみ。さあ、受験生諸君。己の基礎力不足の現状を知り、即、対策せよ!
○7月23日(火)
小6英語:私の担当の中で、最も熱い学年です。単語をたくさん言えるようになろう
と始めた「フラッシュカード・40」に、皆がこぞって挑戦中。授業は本来
1時間なのですが、その前後に自習勉強をするものだから、ほとんどの子が
2時間近くおります。さて、でも、約束の終了が迫っています。課題⑥は
「形容詞・副詞」で、中学生にとっても難題ですが、ONとMN、FRの3名
がクリアーしています。あとは、⑦と⑧!ゴールしてほしい!!
中3理科:物理が進行中――「運動と力」は大事な単元で、演習に時間をかけてきま
した。流石に、動きます。「仕事の原理」です。これも、絶対的な理解をさ
せたいと、私は息巻いていますが……
中2英語:この夏は、三好は中3英語を担当します。よって、中2英語は私、足立。
塾リンピック満点⇒YA、TH、FH、HY、TH、TK、KR、OM、KH、FR、
HK、MA、KH、TM、MK、SY、MM、NH、EA、KY、MW、SK、OM、
KK、UT、SK。
○7月24日(水)
小5英語:単語の読み書きに専念しています。時間をたっぷりかけたいところです。
今日あたりには、NYが訴えるところのフォニックスに反応し始めました。
そうです、「知らない英語の字でも、読める」のが目指すべき英語力です。
中2英語:塾リンピック満点⇒TH、HY、TH、TK、KR、OM、MA、KH、TM、
MM、EA、KY、SK、UT、NH、以上。3つ目の助動詞[must]の2限目。
否定文と疑問文、返事の文における注意事項を解説。さあ、注意力の要るこ
とだと、分かったかな?
中2理科:化学から「定数比」の演習に区切りをつけ、本日から「電流」です。回路
図をかかせました。おおむね、できます。スタートとしてはひと安心。
中3英語:塾リンピック満点⇒IA、のみ。復習をしているとは思えないッ!!と、厳
しくエールをおくります。
○7月25日(木)
中2理科:電流計と電圧計の針の読み取りは、少々厄介です。数直線の1目盛りが、
いくつなのかをしっかり確認してなぁ。
中3理科:「仕事の原理」が飲み込めたという顔、3分の1。まだまだ苦しんでいま
すね。
○7月26日(金)
中1英語:塾リンピック満点⇒NR、SN、HA、NM、NW、SE、NR、OA、MY、
MS、MA、以上。授業は、しぶとく発音の演習後に、someとanyの使い方
を解説。さて、名詞の複数形の小テストに、見事全員がひっかかってくれま
した。明日の土曜日に補習です。
余談…小6のフラッシュカードのテストは、算数・国語の金曜日にも受けることがで
きます。今日、4人が声をかけてきて、難関⑥をYJとOYが突破しました。
○7月27日(土)
中3特進英語:なかなかの物量で押し込み中。今年の中3生は、ごゆるりと構えてら
っしゃって(嫌味ですよ!)特進英語のスタートが例年に比べて超ド級
に遅いスタートとなりました。毎年のボリュームで言えば、受験までに
お伝えしたいことはもはや及びません。君らが「どこまでやるのか」が
課題ですね。
中1英語補習:「土曜日の足立の補習にようこそ~ さあ、いつものジ♪ゴ♪ク♪の
始まり始まりぃ~」と言って、もはやクスッと笑うゆとりがあります。
頼もしく、逞しくなりました。では、遠慮なくと、ガンガンに攻めまく
りまして、終了ごろの出来栄えであり、皆のレベルは感心するほどでし
た。この理解なら、2学期も十分に期待できます。単語をしっかり押さ
えて、「100点取ってこい!」と言えます。
余談…第3回五ッ木の模試の結果が届きまして、個人データお渡ししました。思うと
ころがあるのが本当ですよ。例えば、今月半ばにテストを受けて、自己採点し、
不甲斐なさにおののいてか、その日からYYは学校が終わると即、塾で勉強して
います。夏休みに入ってからは、私の出勤時刻より早くに来ています。彼女には
模試はよい刺激だったのですね。
登録:
投稿 (Atom)