2019年12月31日火曜日

今年の出来事

 今年度、私立・公立含め受験生全員が無事に合格してきてくれました。また、特待生になった子が約半数、更には入学式で名誉ある(一般的に学年トップで入試合格が多い)入学生代表に天王寺高校含む全4校で選抜されました。卒業生がさほどいない中でのみんなの頑張りを心より嬉しく思います。

 恒例の卒業旅行は、貸切夜行バスでオフィシャルホテルに宿泊する3泊4日のディズニーランド&ディズニーシー、そして富士急ハイランドへ行きました。秋の遠足は最も遠方である名古屋港水族館に行きました。実は来年の創立20年にあたり、名古屋港水族館を貸し切ろうかと思っていたのですが、今年行ったのでなくなりました。ひらパーや海遊館を貸し切って関係者全員を無料招待いしようかと思っています。本命は決まっていますが、確定するまでこちらには書きませんので悪しからず…

 今年は中学受験生がいるため、精神的な疲労度が2倍以上あります。ただ、中学組も順調に出来ることを増やし、私立中学の志望校過去問では合格率8割を超えています。難関といわれる学校でも志望校の名前を出していただいたら合格に導くのがワンセ。特徴はご家庭の過度な負担がないことですね。テレビで見るような鉢巻締めてエイエイオー!という雰囲気はなく楽しく集中して合格への道筋を見つけています。他の中受のご家庭と雰囲気が異なっていると思います。楽しく学力アップできるのが良いですね。中受は少ないですが、100%合格、不合格なしという結果は誇りに思っています。今年も全員合格目指して最後のスパート中です。

 中3の受験生は12月に入り、少し渇を入れられた子が数名。ワンセに在籍し、志望校の名前を出せば合格できると思っているならそれは違います。偏差値10上の学校に行きたいならそれに見合うカリキュラムを提示します。それをこなせないなら本気で受験したい子に失礼だから自粛して欲しいと思っています。いつも辛口なことを書くことが多いですが、親心ってそんなものではないでしょうか。頑張っている子を見ると嬉しく感じる反面、期待値が高まる。でも、親が期待しないと子どもは伸びない気がします。その期待を口にするのかどうかはご家庭次第ですが。そんな彼らは通知表オール5取得率8割という数値。みんなの頑張りが本当に嬉しい。それでも。まだまだできると、上しか見ていませんのでかける言葉は辛口です。

 各学年、様々なことがあるのですが詳細がまた後日書きます。今まで考えていた中で来年度から
実施するのがエンドレス改革。机に向かっているだけで勉強した気になっていませんか。本当に要領の良い。自分の役に立つ勉強をしていますか。高校生になったとき、自分のペースや勉強方法を見つけるために、自分で考えることを増やして欲しいです。

 ところで、過日行ったエッグミーティングでは宿題・課題を直前にならないとできない子たちの意見として「怒られたら怖いからする(だから怒って欲しい)」「自分の意思だけでは予めできないから提出日前に少しずつやって先生に見せに行く」という他力本願な意見が多かったのも衝撃的。それでも完全に勉強に対して後ろ向きな子がいなかったので良しとすべきかもしれません。

 時代の流れはAIやコーチング理論。それでも旧式やアナログの良いところをいかしつつ、新しいことにもチャレンジしていかなくてはいけないと強く感じています。とりとめがなくなってしまうので、今年はこの辺で…では皆様良いお年をお迎えください。

 

 

2019年12月27日金曜日

足立より~今週の出来事~


 ちょっと小ネタ
○21日、土曜日から冬期講習会が始まりました。初日の中3は元気もりもり。22日、日曜日は龍神と朝から晩までみっちり。23日、月曜日に会うとすでに目が死んでました(苦笑)ワンセの冬期講習会はかなり大変です。上手に気分転換や息抜きして、でも、手抜きはせずに頑張り切ってほしいですね。
○24日、クリスマス・イブ。赤いセーターに緑のカーディガンを羽織りました。中3の授業終了&中1の授業終了……誰も何も言ってくれなぁ~いッ!!切なくて、居残り補習中の中1女子にとうとう発しました。
「なあ、今日の先生を見て何か気づきませんか?」
「…………あ、クリスマス」
ちなみに、この日は大きな低気圧が中2の教室に発生していました(笑)
○25日、クリスマス。白いスカートをはき、白いインナーに赤いカーディガンを羽織って出勤。中3の授業終了&中2の授業の半分が終了……うぐぐぐぐぐ……切なくて、言っちゃいました「あのさぁ~」
ちなみに、この日は巨大な低気圧が中1の教室に長く発生していました(笑)
○雷様に尋ねました。ここ最近の大きな低気圧は何が(誰が)原因ですかと。雷様は気にされていました。皆のお行儀は一見いいのだけど、その実、話を聞いていない。目が前を向いているだけで頭が働いていない。だから、リピートを求めても返ってこない。これが基本だ、必ず覚えてこいという一大事に対してすら疎かだと。う~ん、なるほど、なるほどです。近頃の生徒たちはふにゃっとして見えます。
26日の今日、中2の理科の授業で、雷様は私。昨日教えたばかりの基本的なことを覚えていない。宿題までさせたのに?魂のない授業を受け、意識のない宿題をしたのでしょう。書けと言われたメモ類も解法の工夫たる作図も何も記さないで問題を解こうとする。そら、出来ンのは当たり前。本家雷様の危惧するところで、彼らの目に光がない。試験中じゃないからですか?もうすぐお正月だからですか?では、いつ聞く姿勢はつきますか、一生懸命になれますか、それは受験に間に合うスケジュールですか、高い講習会費を払って親の願いに報えるのですか、怠け癖は簡単に治りませんよ。
エールを贈る。

最近の出来事

 既に冬期講習会も半分を過ぎようとしています。同業者の意見を聞くたび、システム化されたカリキュラムに感心します。例えば、教科毎の年間進度など絶対に作成できません。2週間後の授業内容すら詳細は決めていません。みんなの手応えを見ながら決めているからです。ITC化の一環として私や足立の授業をリアルタイムで別教室に映像で流したり、録画して欠席者に見せたりすることも考えました。どう考えても現実的ではありません。ウチの授業の特徴の一つは緊張(勉強への集中)と緩和(お笑い)にあります。特に最近、中学生は顔を上げているだけで話を聞いていない子が急増中。聞いていない子を名指しし、先生はわかっているのだぞ、ということを伝えるのも必要です。授業を聞いていも理解できないのではなく、聞いていないから何を言っているのかわからなくなるのです。それを気にせず、大学や予備校のように話を聞く子だけ相手に授業したら楽ですね。時代がどれだけ合理化に進もうとも、一人ひとりに合った指導をするにはアナログが必要です。そのためにAIを活用するというプランもありますが、職人である「先生の目」がコンピューターに負けるなら廃業したほうが良いとさえ思います。一般企業では、出社した社員の表情をAIが読み、面談の必要のある人を教えてくれるらしいです。そんなシステムではなく「情」で動く会社であり続けたいです。

 さて、授業。小4は体調不良が続出。大量の冬休みの宿題を先週に伝えておいて良かったです。平常授業では「標準新演習」「ウィンパス」を併用しています。週1回の授業で両方を消化しているのは驚異的な量だと思います。その2冊で今までに習った問題の未消化部分の8割を宿題にしました。その丸付けと解説を木曜日にしたのですが「平行と垂直」など怪しい単元がちらほらありました。宿題としては不正解が多くても、解説して類似問題を演習するとほぼ全員がほとんど正解していました。復習することの大切さを改めて実感。MKが順調にできる問題を増やしています。

 小5算数も小4と全く同じ形で復習をしています。少し基本の定着が怪しいので1月までに基本の確認と計算の徹底を強化していこうと思います。新入生が多いので、途中式の立て方や書き方を気にするように促していきます。小6は長文読解を増やしています。やや難関レベルの中学受験でも通用するものを演習させているのは、昨今の読解力低下を非常に危惧しているからです。今後も長文読解と記述に力を入れていきます。

 中1数学は資料やグラフについて導入。累積度数や累積相対度数など数回演習したら簡単にできる単元です。学校ではさらっと流されることも多いのですが、入試の出題率が急上昇中なのでしっかりと全員の完全理解を図っています。同時に計算特訓中です。文章題ばかりしていたせいで計算が非常におろそか、というか適当になっている子が若干います。計算ルールだけは徹底しどんな問題でも間違えない習慣が必要です。

 中2全員数学は確率の導入。数学センスがある子は残念ながら1人もいないので努力でクリアできるようにしていきます。特進では緑T・HAが少し光るものを見せ始めています。緑KHは歯をくしばってついてこようとするときとそうでないときの差が顕著なので、モチベーションを高めで安定させてほしいところです。

 中3はやる気満々組とそうでない子の差が激しいです。ちなみに横堤OSと緑SSが頭一つ抜き出し始めています。ここにきてミスの多さや読解力不足で伸び悩みが生じている子がいるのが少々残念。ただ、緑YAが初トップ賞になったり緑YYがようやく数学の過去問で満点を取れたり、プラス材料もあります。そういえば通知表オール5が8割いたのはビックリの快挙。非常に喜ばしいことです。

2019年12月18日水曜日

最近の出来事

 もうすぐクリスマスですね。恒例のクリスマスくじの当選者発表がありました。豪華なお菓子セットと巨大ぬいぐるみは2本ずつで、それぞれ小中学生に一本ずつ当たりました。次は年賀状でお正月プレゼントがあります。こちらも足立が、ねずみ年にちなんだ日本で一番有名なネズミの等身大ぬいぐるみをプレゼントしようか、と太っ腹なことを申していました。

 さて、月曜日は小5算数。毎週のように体験の子が来ている学年です。その度、既存生の進化・成長を嬉しく感じます。NMが努力で出来ることを増やした1年間でした。MTも同様です。中学受験の私立組は過去問で開明にチャレンジ。無事、2人とも合格最低点はクリア。上位クラスの合格点を安定して超えられるよう最終調整をしていきます。どんなにミスをしても他教科で補えるよう追い込みです。

 中1数学は特進と標準に分けました。立体について授業していますが、正直非常に難しい単元です。立体の切り口を想像できる子は中1では少数派だと思います。私は中1のときにできませんでした。意外だったのは授業後に数名が残って宿題の「立体の組み立て・切り口」を考える問題をしていたこと。かつ、わからなかった問題を聞きに来たこと。女子はこの手の問題が嫌いなケースが多いのに珍しいです。

 中2数学も特進と標準に分けています。こちらは面積比をしており、高校受験の難問の中では基本にあたるものです。例年は中3になってからしていましたが、受験生になってから楽になれるよう今から頭をフル回転させてもらっています。残念なことに考えることを諦めた上に復習をしてこなかった子が若干名いました。復習する気がない子は特進ではやっていけません。標準では一次関数の復習。こちらは応用に手をつけています。来年できないと絶対に困る単元です。

 中3数学では男子が上昇中。緑SSMR横堤OSが過去最高に迫る勢いで結果を出しています。社会でも菫SS、緑MR、横堤YYが良い仕上がり具合。ただ、国語では残念な結果が続いています。空気が読めない子が多い(?)このクラスは登場人物の心情理解は程遠いです。LINE偏差値や恋愛偏差値も勉強偏差値と反比例しているといつも嘆いています。通知表5教科オール5を15人(懇談終了した子たち)13人というのは真面目な頑張りの賜物です。9教科オール5もその半数ほどいました。公立受験組には心強いですね。8割以上が私立専願ですが…

2019年12月14日土曜日

最近の出来事

 懇談会がほぼ終わり、冬期講習会に向けてバタバタです。ところで、創立20年目を向かえますが、全く実感がないです。先日、卒業生にふと言われたのが「今福鶴見駅近辺(鶴見側)でミスドの次に古いのがワンセ」と言われ少し感慨深かったです。20年の感謝の気持ちを込めてイベントを考えていますが、「コト消費」時代に合わせたものを企画しています。現在進行中なので詳しく書けませんが、決まり次第報告します。どこにも真似できないような楽しい思い出に残るものを検討中です。
 
 期末テストの結果は学年毎にコメントが全く異なるのと時期を逃したので割愛。中学生でワンセの今後を考える「egg meeting」を実施しました。議題は4つ「小テストの在り方」「再テスト・ペナルティの在り方」「endlessの在り方」「提出物を期日までにきっちりと仕上げるためには」です。
 
 前提としてendlessの全員強制参加は止めます。惰性で提出物だけやり、12時間座って手を動かしただけで達成感を覚える子も残念ながらいます。テストの点数を全員上げるためには意識改革が必要です。ある程度やらせる勉強では400点で頭打ちします。450点を安定して取らせるためには自分で考えることが必須。更に実力をつけるためには忘れない努力と詰め込みからの脱却、アウトプットが重要。ただ、400点未満だともちろん400点を取ってもらわないといけません。

 ウチの方針として「放置だけはしない」というのがありますので、全員の底上げが一番のポイント。まず400点未到達は提出物に追われる傾向があるのでゆとりをもってテスト前に仕上げる。450点を目指す子は与えられる勉強から自分と向き合って取捨選択することを出来るようにするため、色々考えるところから始めてもらいます。

 金曜日に締め切られたクリスマスくじの抽選を始めています。龍神賞は小中学生で1本ずつ当選者が出ました。発表は来週月曜日に一斉に張り出す予定です。足立賞も小中学生に一本ずつ出たようです。当選した人は当日持って帰るのがさぞ大変でしょう…もしかしたら親御様にSOSを出してくるかもしれません。

 おや、今回も授業の様子が…来週から少しずつがご報告します!

2019年12月8日日曜日

今後

 かなりご無沙汰しております。懇談会が土曜日にほぼ終わりました。これからは中学受験と高校受験の子たちのラストスパートです。今年は珍しく志望王が確定していない子が若干名います。それでも結論が出る日は近いので案じていません。

 おかげさまで来年で20年目を迎えるOneSelf。感謝の気持ちをイベントにして色々企画しています。「モノ消費」から「コト消費」へ変わっている令和時代。モノより思い出、ということなのでしょう。いくつかのイベントを考える中で貸切ができるものを中心に考えています。USJやディズニーを真っ先に思いつきましたが、家一軒建つほどの予算に轟沈。懇談会ではその他は現在交渉中です。次回の夏の懇談会までには何らかの決定事項をご報告できるようにしたいと思います。

 今回の懇談会ではendlessの方向性や、自分と向き合うことについて話しました。やらされている勉強では400点は取れても安定して450点取るのは難しいです。また、高校生になってからの伸びにも関係します。全員の底上げのために勉強時間と場所を管理しながら提供していますが、課題を終わらせるだけで勉強している気分になっている子がいるという現状もあります。効果的な勉強方法を模索するところから始めなくては次のステップは見えません。

 懇談会を通じて毎回保護者の方の子どもたちへの愛情や期待をひしひしと感じます。それを糧に全員の成績をしっかりと引っ張っていかなくてはいけないと思います。

 次回からは授業の近況報告をしていきます。

2019年11月25日月曜日

endless

 週末はendless。今週はテストも近いので中1中2は解説中心。社会はやっている子とそうでない子の差が激しかったです。ところで痛感したのは中3の主体性とその他学年の違い。例えば、中1中2は漢字テストでもテストや再テストまで準備して管理しないと勉強しませんが、中3はこちらで用意しなくて勝手に自分で管理して覚えています。やらされている勉強の子が中1中2では1割強いて、その子たちをどう引っ張っていくのかが大きな課題。同時にこちらの限りある時間やパワーをどう使っていくのかも頭を痛めている課題です。中3はある時期まで全員を引っ張るため、叱咤激励しています。ただ、夏から秋以降は叱って引っ張るには遅くなり、声掛けはするものの力技ではありません。

 ただ、時代を考えて怖い塾ではいけません。厳しい塾ではあり続けます。管理や躾を大切にしつつ、主体性を持った人に育てる。これを全員にできるようにするには…大切なのは例外を出さないこと。「よその子には良かったけどウチの子には…」そんな意見を聞かないよう尽力します。

 懇談会を控えて来年度からの方針をまとめないといけません。現時点ではendlessは何らかの改定をする方向で検討中ですが、廃止はありません。真面目に自習できない人、課題を自己管理できない人に全力で対応してきたこれまでから方向転換の必要性も感じています。その時間の遣い方も塾の課題です。また、中1、中2は完全に数学のクラスは分けたいと思っています。90点以上が目安になるでしょう。

 創立20周年なのでどのようなイベントをするのかも思案中です。感謝の気持ちを込めてみんなで楽しめるものがいいなと思っています。

2019年11月21日木曜日

11/20(水)21(木)の出来事&続・コーチング理論

 先日、コーチング理論について否定的な意見を述べました。ただ、全てを否定しているわけではありません。基本を知らず、知識の不十分な子に「自分で解決法を考えろ」というのが無謀だと思うわけです。自考力を掲げている塾が質問しに来た生徒に「自分で考えろ」しか言わないのは、もはやネタ扱いされていますが、真実です。

 例えば、三角形の面積の公式すら覚えていない子に等積変形や多角形の中に三角形がいくつ入るかなど想像できません。そんな基本を全て無視し、知らないことを自己責任という名で片付けるのは教育ではないと思うのです。
 
 アクティブラーニングはコーチング理論と似た発想です。端的に言うと「教え合う」ことです。ここ数年、数学の発展問題では丁寧すぎる解説は控えています。クラスの一部の子がその解説についてこれなくとも、授業後にクラスメイトに教えてもらったり、懇切丁寧な書き込みをしたプリントを配布し、自分で考えることを促しています。数年前よりも数学的センスを磨いている子が増えている実感があります。

 逆に学校のテストだけではどこからわからなくなっているのか分かりにくいです。数学で70点以上を安定して取れても基本的な分数計算のルールを理解していない子は多いです。また、中1や英語90点弱、中2で80点前後だとbe動詞の理解を出来ていない子の方が圧倒的に多いです。そんなうろ覚えで「思考力を養う」といっても絵に描いた餅。まずは基本の徹底ができてからと思います。

 ワンセではアクティブラーニングと詰め込み教育の融合が理想だと思っています。持論として、暗記のための脳は鍛えれば鍛えるほど速く正確になります。暗記の苦手な子は努力をせずに「暗記は苦手」と言って避けていくので、一生暗記が苦手になります。わかりやすいのは筋肉で鍛えるほど目に見えてムキムキになります。暗記脳も目に見えない筋肉のようなもの。だからこそ鍛えなくてはいけません。詰め込み教育のみはダメですが、「アクティブラーニングは善」「詰め込み教育は悪」と白黒つけるのは違うと思います。

 さて、授業の出来事は小学生から。4年生は小数の割り算で余りのある問題の導入。小数点の位置がポイントになるのですが、比較的あっさりクリア。ところで、NKはわかる問題でも自信がないとなかなか挙手してくれないのが玉に瑕。もったいないです。MKは良いペースで出来る問題を増やしています。HUは定着した問題の正答率が高い、つまりミスが少ないです。ISはできる問題がどんどん増えており、今後の伸びが楽しみです。

 中学受験組は面接対策でONが苦戦しています。子どもは理論立てて相手のわかりやすいように話す習慣がありません。自己申告書と併せてトップレベルの仕上がりになるまで妥協しません。TEは算数が安定して高得点を取れるようになっています。あとは理科社会ですね。HFは算数国語が順調に仕上がり、理科社会も順調に伸びています。全員しっかりラストスパートです。中学受験組は全員合格、不合格者なしを継続させねば!

 中1、中2は共に学校の社会のテスト対策で中学校毎で異なるプリントを仕上げている最中です。去年までは解説中心にしていましたが、今年は確認テストを中心にしています。その方がクラス平均点が上がっているのは、一講師として寂しいですが現実です。突き詰めると、社会の苦手な子たちの成績がじわりと上がりクラス平均を押し上げています。

 中2数学で過去問チャレンジし、トップは緑T・HAがトップ。欲を言えばもう少し点数が欲しかったですが、悪くない結果。発想では緑HKに光るものがあります。難問は解説する前に「難しいから途中で解説についてこれなくても気にしなくて良い」宣言をしています。それを聞いてギアを上げて話を聞いている緑UTの今後が楽しみになりました。これからは発展問題にも力を入れて解説しいこうと思います。

2019年11月19日火曜日

11/19(火)の出来事~読売新聞に思う~

 本日の読売新聞の夕刊に『塾「教える」から「支える」へ』というタイトルの記事を見ました。映像授業を見て自分で学習し助言するのが先生の仕事らしい。その塾を否定する気は全くありません。でも、小中学生にコーチング理論は絵に描いた餅だと思うのです。小中学生のお子さまをお持ちの親御様は我が子が課題だけ与えれば自分で試行錯誤し、知見を深めるための教材を探し、様々な取捨選択をして、至らぬ部分は積極的に解決できると思いますか。それが答えです。

 昨日は中2で注意していましたが、子どもはまず復習しません。また、集中して本気で話を聞くことは受験生学年以外ではなかなか難しい。定着するための勉強や小テストの暗記、問題演習などはこちらが本気で「手抜きを許さない」という姿勢を見せないと楽をします。いくら「自分のために勉強しよう」と呼びかけても本当に心に響くのは一割もいないです。ただ、1割未満でも何度も話せば少しずつ増えると信じて話かけも継続しています。

 子どもは大人の「本気」を探ります。親は自分(子ども)に本気で体当たりしてくれるからワガママも口論もできます。何をやっても(言っても)自分を見てくれる、そこから絆で結ばれた家族が成立しているのでしょう。自分に本気になってくれない人の言うことを聞き続けるわけありません。AIは極めて優秀ですが私が生きている間に人間より優秀な「感情」を持つことはできないでしょう。

 ちなみに車のディーラーの方に「自動運転にしていると高速道路は楽だし燃費も良い」と言われたことがあります。阪神高速の環状線で自動運転と自分の運転で燃費を比較しましたが、自動運転には負けません。コンピュータが認知するよりほんのわずかに速くブレーキやアクセル操作できるかどうか。初心者には無理でも常に意識しているドライバーには易いことです。

 同様にAIが選んだ問題集は学生の家庭教師や個別の先生には助かりますが、本当に子ども一人ひとり見ている塾には不満なものでしかありません。子どもはコンピュータと違って、脳の成長速度や理解度、そのときの感情も存在するからです。コンピュータに頼ることは先生の力量は低下の一途になるということ。

 熱くなったところで今日の出来事。まずは中3社会は希望者と関大北陽過去問。緑YYは人名を聞かれているのに「厳島神社」を連発。人の名前を聞かれて厳島神社とは、よほど好きなのでしょう。

 中1数学は宿題の解説に1時間を費やしました。比例・反比例の応用問題で入試必須なのでしっかり解説。ゲストの子がおり、久しぶりに自己紹介などワンセネタ満載でした。その後の数学過去問では緑HANKがトップタイですが、やや物足りない点数。それでも本番までに仕上げてくれるに違いありません。

2019年11月18日月曜日

11/18(月)の出来事

 珍しく今日の出来事。新しい家族であるトイプードルが7か月になりました。1日35gしか食べないので、如何に大きくするのか日々葛藤中です。ちなみに一口で一粒しか食べられません…散歩すると気持ちよく寝るので深夜と朝に行っています。深夜の野球グランドを独占し、全力疾走していますが、ワンコに負けるとショックなので自分を鍛えらえて良いです。

 さて、到着後チラシ原稿の校正。チラシの目的はウチの子自慢。みんなの普段の頑張りをアピールすることです。生徒募集のフレーズはほとんどなく、点数や合格実績など結果が中心。いつまでも結果を掲載できる塾でありたいと思っています。

 小5算数は台形やひし形など特殊な四角形の応用問題からの百分率の導入。歩合や割合を来週・再来週で終わらせる予定です。授業ではNYが毎回頑張って宿題を解いてきています。その結果、文章題の考え方ができつつあります。MTはゆっくりながらもできることが増えています。

 その後、中3特進数学は大和田の過去問チャレンジ。最近横堤OSが急上昇。出来る問題が増え、ミスが減っています。公立ならC問題も解けそうな勢い。緑SS同様、閃きではなくデータの蓄積で解いています。オーソドックスでミスが比較的少なくできることが増えているのが菫NM。閃きがピカイチなのが緑YYIA。最近最も伸びている鯰江OMで、伸びしろしかないので高校進学後が楽しみです。
 
 中2テスト対策の数学では緑OMがようやくぎりぎり及第点。図形の問題がわかっているようです。これができるかどうかで進学校の数学についていけるかどうかが決まる、というほどの単元です。数学は上から下まで底上げをしてくと強く決めました。

最近の色々

 1週間空いてしまってい申し訳ありません。現在クリスマスくじゲットの機会を各学年で熾烈な(?)争いがあります。龍神賞・足立賞を筆頭に各講師の名を冠にした商品が当たります。当選本数は生徒数の3割少しを目処に用意していますので、3人に1人は何かもらえる計算です。重複当選があるので、実際には3人に1人商品を持って帰ることはできませんが、例年少数しかくじを持っていない子が豪華商品をゲットしています。

 小学生は中学生に比べて通塾日数が半分以下なので、くじをもらえる機会も少なくなりがちです。できるだけ毎回の授業で多くのくじを上げようと思っていますが、偏りは発生します。4年生は文章題を解けたり、計算問題を5問前後連続で正解するともらえます。授業では小学生共通で計算特訓の必要性を感じています。今年は例年よりも計算問題を解く機会が減っているので今後精度を上げていかなくてはいけません。

 ー閑話休題ー

 師走を控えて来年度の体制について考えなくてはいけない時期になっています。また、受験生の追い込みでもあり、中受もいるので事務所で座っていても頭の中は数字のことばかり。五ツ木や定期テスト・実力テストの数値をにらめっこしていると1時間ぐらい経っていることもしばしばあります。授業以外では考える仕事が多く、椅子に座ってフリーズしていることが珍しくありません。まずは志望校合格に向けて問題の取捨選択。現状を見て何が効果的か、そうでなくても今後役立つのかを勘案しつつみんなと相談。中1、2はテストに向けてはっぱをかけると同時に目を光らせないと手抜きする子を管理。

 全員を引っ張っていくのは本当にパワーが要ります。やる気がある子だけとか、テストで選抜すればもう少し楽になるのかもしれません。でも、ワンセを、私を頼って来ていただいたならば全力で応えなくてはいけないと思います。全員の成績をしっかりと上げて、全員合格に導くには…そして勉強も心の成長もするには…そんな答えのないことを考え始めるとモヤモヤが消えなくなることを繰り返しています。

 取り留めもなく書いてしましましたが、その他書きたいことはたくさんあるので、次回は授業の様子をアップします。

 
 

2019年11月9日土曜日

最近の出来事

 ご無沙汰しております。中3の懇談会が終わり、ようやく志望校が決定しつつあります。それでも例年より全員決定まで時間がかかっており今月末に最終決定しそう。女子は将来の仕事や高卒後の進路について考えている子が多く、アドバイスしやすいです。大学進学希望がほぼ全員なので国公立大学・関関同立に行くための近道となるような高校選びをして欲しいと思い、様々な提案をしています。ワンセには高校生部門がないので高校選びはとても慎重です。

 そんな中3は緑MRが出来ることを増やし続けています。全体的に上がっている感じです。緑SSも同様ですが、ミスの少なさが良いですね。緑IAは部活がようやく落ち着き勉強に集中できる状態。結果、一時期差をつけられていた数学が悪くない状態。ただ、今年度の中3は計算ミスが非常に多く、解ける問題で失点が多すぎるのが気がかりです。数学では緑YYも正常進化中。国語では緑YRが安定し始めています。それでも国語は問題の相性によって随分点数のバラツキが出るので他教科でも高め安定してほしいところ。社会は変わらずSS。地理では横堤YYも雑学に長けています。

 中1、中2は数学をレギュラーで受け持つようになりました。2学期中間テストにおけるミスの多さは過去ワーストレベル。宿題はやっているものの見直しや公式の確認・定着が怪しいところ。両学年とも、これから応用問題になり入試に出題される単元なのでしっかりと鍛えていこうと思います。

 ところで、昨年まで仕事におけるストレスの大半は「全員にきちんと宿題をさせられないこと」でした。今年は望むレベルがアップしていて「前回の授業で教えた基本的な公式ぐらいは定着させられるような復習を家でしてくること」「課題(小テスト)に向けて全員満点取れる勉強をしてくること」です。それができないと嘆いてはいるものの、その愚痴を同業の友人に漏らしたことろ「贅沢な悩み」と一蹴されました。それができたらみんなみんな400点以上取れると言われたところで現実を考えました。2学期中間テストで300点未満は一人。400点未満の子は少ないです。平均点は400点を超えるのが当たり前になってから、学校平均点以下はほとんど見かけません。まぁこれだけの良質の勉強を時間かけてしているのですから、当然かもしれません。

 それでも気になるのは1%の300点未満。どうすれば次回のテストで大幅に上げられるのか。もちろん、全員の自己ベスト更新が何よりの目標でもあります。ずーっとそんなことばかり考えて19年経ちました。10年ほど前は全生徒平均で140点upという時もありましたが、素点が上がり続けても私の欲求は変わっていなかったようです。入塾テストで選抜せずに子どもたちの頑張りでここまでこれたのだと実感したのと同時に、満足せず上を目指そうと気合を入れ直しています。

 

2019年11月1日金曜日

最近の出来事

 まずは昨日(10/30)撮影した英語満点賞。受賞者は左のNMなのに右のTHがどうしても写真に撮られたいとプレゼンターとして活躍(?)

 最近の出来事を学年毎につらつらと書きます。小4算数は快調に進み面積の導入をしました。まずは簡単な長方形と正方形の面積の求め方をしました。これは難なくクリア。ただ、定番の1㎡=10000㎠がなかなかイメージできる子がいません。これは意外と手こずる単元です。それでも手の怪我がようやく癒えたISが良い感じでクリア。短期間でずいぶん理解力が上昇しました。クリスマスくじも大量ゲットです。

 小5の算数は台形の面積の求め方までしました。公式を覚えるだけなので、あっさりクリアしてほしい単元。ただ来週の月曜日が祝日で授業がありません。しっかり覚えてくれているかどうかがポイントですね。クラス全体として基本に忠実な問題はできるのですが、文章題や応用問題になると少し頭を抱える子もいます。

 小6は大和田のプレテストが返ってきました。トップはHFで順当。非中学受験組のMHの国語。SSの算数がかなり好結果で素晴らしかったです。次回は11月4日に常翔啓光学園中学に参加しに行きますので、是非キープしてください。

 今週末から中3のみ懇談会が始まります。そのために中3の子たちとは毎日のように志望校について話しています。今年は専願率が高そうで9割を超えるかもしれません。これは過去最高です。私立でも公立でも志望校に全員合格してもらうのが毎年最大の目標。昨年度は私立高校で廻し合格すらないパーフェクトで、入学式で名誉ある入学式で学年代表に選ばれた子も4人に今年もしっかり続いてもらわなくてはいけません。全生徒平均も過去トップクラス。年々レベルが上がり続けています。入塾テストなしで学年トップ争いを毎年しているのはみんなの努力の賜物。とても誇らしく思っています。今年は文理学科、東理数、関大北陽、大阪国際大和田・滝井、常啓光、近大付属、信愛が進路先となりそうで人気校に集中しそうです。

 中学生の各学年の出来事は近々アップします。

2019年10月23日水曜日

高校レポート⑫~大阪国際滝井~

 水曜日、唐突に滝井にお邪魔してきました。2022年に大和田との統合を控えて現場は大変だと思います。共に現場の緊張感が緩めだったので良い刺激を受け合って更なる進化を期待しています。ちなみに昨年度の訪問では「凛とした学校」のキャッチフレーズが崩壊し始め「緩み」を感じることを伝えてきました。果たして今年は。授業態度3.5教授力2.5、校風4.5、お勧め度3.5。改善を感じました。

2019年10月19日土曜日

つれづれなるままに~子育て論~

 私事ながらトイプードルを迎えれて2ヶ月が過ぎようとしています。フード難民で、食に興味を示さず大きくならないことが非常に気がかりです。また、初めてのワンコということもあり友人や本、ネットを頼りに躾について調べています。例えば甘噛みしたときに躾教室やドッグトレーナーに意見では「主従関係をはっきりし、人間の言うことを絶対守らせる」ことが大切なので、無視したりすることが効果的らしいです。人間のほうが上だということをわからせるための抱っこの仕方など知らないことばかりで新鮮です。

 例えば膝の上に乗せてはいけない、人間が寝ている上に乗せてはいけない。なぜなら犬のほうが上だと認識するかららしい。でも、そこまでワンコと主従関係を結ぶつもりはありませんので、甘やかしています。ただし、歩したとき、人や他の生き物に迷惑をかけないための躾は積極的にしています。ワンコとは一生この距離で生活できるので甘やかしても責任をもって最期まで看取れるなら全然OKと考えています。

 翻って人間の子育て。もし私に子どもがいたら、こんなに甘やかしません。ワンコは一生看取れますが、一般的に親のほうが子より先にいなくなるので、社会に出るための教育をするのが親の務めだと思うからです。生きるための知識や経験は成人までしっかり積ませようと思います。

 実は、一人娘のいる友人が娘を一生困らない財産を築くので、苦労させず、働かせず、将来結婚して子どもにも同じように困らない財産を遺して欲しいと言っていました。偉いなぁ、と思います。私は自分がいつ死ぬかわからないので、そうなっても大丈夫なように生きていく術を教えたい。お金を遺した上で、生きていくために稼ぐ術まで教える余裕は私にありません。

 ワンコの最期は看取れます。でも子どもの最期を看取れるのは良いことでありません。だから、ワンコには甘く、自分の子どもなら厳しく躾なくてはいけないと思います。ワンコがお腹が空いたアピールをしたら少しおやつをあげるでしょう。でも、子どもが外でお腹が空いたアピールやスーパーで号泣して駄々をこねても絶対に言うことを聞きません。

 自分の子どもに甘やかすということは一生面倒を看ること。友人はその覚悟(財力を蓄える甲斐性)があるようですが、私には全くありません。だから世間で通用する、しなくても他人には迷惑をかけない子育てを厳しくします。ワンセを営む上での大きな考えは「勉強を通じて子育てに参加させてください」というスタンスです。

 塾ですから成績を上げるのは当たり前。それをどこよりもしっかりと遂行した上でモラルマナーについてもきちんと指導します。勉強よりも大切なことはたくさんあると考えていますが、勉強をきちんと教えていない人が言ってはいけない言葉だとも思います。

2019年10月16日水曜日

高校レポート⑪~信愛学院~

 この距離なのに希望者がなかなか出なかった高校です。入試広報の先生と話をしましたが、減りゆく受験者にやや自信喪失されていました。超ご近所なので噂はよく聞きますが、良いものを聞いたことがありません。ただ、その全てが伝聞だったので直接確認しました。ほぼガセネタで、実態を知らない人からのものですね。ではレポート。授業態度4、教授力3、校風3.5、お勧め度3.5。名門女子高ならではの指定校推薦の多さは魅力です。2割が関関同立に行ける枠の多さです。

2019年10月10日木曜日

高校レポート~番外編開明高校~&今日の出来事

 テスト期間になったため残念ながら授業は見れませんでした。国立大学合格カリキュラムは大阪でも随一の高校。反面、公立高校並みに高い浪人率(30%前後)で進路指導に疑問符。また、中学生上がりの子たちは精神的に幼い子が多いのも特徴の一つ。ただ、昨年まで廊下ですれ違っても挨拶せず、子どもたちの顔をしっかり見る先生が少なかったイメージですが、今年はどの先生方も挨拶されていて変わりように驚きました。

 その後、出社してみるとガレージが曲がっている!つまり外部から強い圧をかけられた…自転車が倒れたとか、酔っ払いが倒れ込んだとかですね。どうしましょう…開けられなかったらバイクを留めることができません。台風の接近もあって少々困っています。

 たまにはタイムリーに今日の出来事。小4算数は先週から「計算の順番」についてしています。「×÷は先、+-は後」や( )は先に計算するなどです。この単元で大切にしているのが、等号(=)の意味です。当たり前ですが「=」は等しいという意味です。にもかかわらず、途中式で多く見受けられるのが
12-4×2=4×2=8=12-8=4
このような=の意味を理解できていない式です。答えだけ見ると正解ですが、算数の意味を全く理解していないので中学生になるころにはできなくなります。また、思い込みが激しく他教科やその他のことも「これでいんでしょ」と自己流の解釈をしがちなので要注意。細かいことの徹底は最初が肝心なのでしっかり書けるまで授業後居残りでした。MY、ISHU、MK、NKはあっさりクリア。( )のルールを少し勘違いしていたSAもクリア。授業前は何がいけないのか理解できていなかったTMは帰るころにはクリア。最初が肝心ですからね。

 
 
 

 

2019年10月8日火曜日

最近の出来事

 最近、小学生の様子を全くアップしていなかったので今回は最近の授業やその他諸々について。
 
 小学生は来月から英検対策授業が始まります。今までは小6火曜日、小5水曜日でしたが級別の対策になり4級が毎週火曜日の6時から7時、5級が毎週水曜日の5時から6時になります。6年生には4級か5級かどちらかをお勧めしています。もちろんW受験という考えもありです。何とか全員無事に合格してほしいところです。

 そんな6年生は大和田中学校にプレテストを受験しに行きました。例年なら卒業生が引率してくれるのですが、今年は大和田中高が授業のため、連れて行きました。そのときの会話が印象的でA「このお店きたことある!」B「昨日晩御飯○○やってん」とかA「○○(食べ物)好き!」B「テレビで△△観てん」など全く会話がかみ合ってないのにお互い好きなことを話し合っているのに、傍目には楽しそうに会話しているようにしか見えないのが面白かったです。

 5年生は平均・単位量当たりの計算をしました。NYが再び頑張っています。通分約分のときには案じられたこともありましたが、学校で習う頃にはしっかりクリアしていました。

 4年生は概数が終わりましたが応用問題がやや不安。95点は取れるけれど100点はどうか、という子が若干名います。ただ、読解力はあるので文章題の解説に力を入れてできることを増やそうとしています。

 中学生は鯰江と横堤がまだ中間テスト対策中です。授業と並行して頑張っていますが、中1,2は社会の塾内平均点が低いです。それでも今回の手応えは良かったと口々に言っていたので結果が楽しみです。ちなみに中1緑は学校の平均点がでたのですが、83%学校平均点との差で自己ベスト達成。学校平均との差は学校順位とほぼ比例するので、データとしては最も信頼が高いものです。中1緑は53%が自己ベスト。この時期に自己ベストを更新してい子が過半数なのは悪くないです。換言すると50%弱が上がっていないということですので、特に気になる子は順にお呼び出し中です。

 中3は過去問を解きまくり中。五ツ木過去問では偏差値73以上で社会トップが安定の緑SS。国語の偏差値73以上が緑YYでした。少しずつ国語の偏差値が上昇中です。また、じわりと菫NMが上がっています。

2019年10月4日金曜日

高校レポート⑩~関大北陽高校~

 金曜日は関大北陽に訪問してきました。全学年に卒業生がいるのですが、全員確認できて少しほっこりした気分になりました。そんな関北レポート。授業態度2、教授力2.5、校風3.5、お勧め度3.5。ここ数年大人気の関大北陽。人気の理由は高い関大進学率です。希望者の93%が無事に進学している現状ですね。でも、昼一&テスト前ということもあってか今年見た中で最も居眠り率が高く、熱量も高くなかったです。

2019年10月2日水曜日

中間テスト速報

 まずは中1から。緑・茨田中は前回よりも学校平均点が下がってそうな気配。そんな中で校内順位を上げていそうなのが緑NW。緑YSは1学期中間より順位を上げてきそうです。奨励賞ゲットの緑MYは学年トップの期待もかかっています。

 中2緑は中学校入学時より在籍者平均447点でチラシ数値よりもアップしました。なかなか高得点です。ただ若干名1学期期末よりも下がっている子がいるので明日にでも呼んでお話をする予定です。緑FHは残念ながら学年トップを僅差で逃しているようです。新入生緑NHSKは無事アップして大台乗せ。

 中3は奨励賞(480点超)が緑MRSS。学年トップも取れそうです。彼らは満点賞もゲット。その他満点賞は緑MMIYYYODです。緑SSKS、YY、HY、IY、MHは自己ベスト更新してきました。しかも学年平均点は中3が一番という快挙。反面、五ツ木は学年平均は悪くないものの上位層が取り切れていない感じ。

 総括すると物足りなかった中1と、及第点の多かった中3.その中間が中2というところ。残すは横堤と鯰江ですね。

高校レポート⑨~常翔学園高校~

 火曜日に常翔学園中学高校に行って来ました。ではレポート。授業態度3.5、教授力、3.5、校風4、お勧め度3。今年スーパーコースの進学実績が出たので勢いがあります。近高にとって変わる大阪にICT教育の旗手です。今後に要注目です。

2019年10月1日火曜日

最近の出来事

 先週末、エンドレスの合間を巡って卒業生の結婚式に足立と共に参列してきました。礼服を着るのが慶事続きなのが喜ばしいです。大阪大卒でエリートコースなのにスピーチに指名していただき嬉しいです。本当は学生時代からスピーチをさせて欲しいとずっとお願いし、夢にまで出てきたほどです笑

 さて、月曜日は緑・茨田北中がテスト返却。既に茨田中は全教科返却済。中3が高得点続出!緑MRは数理100点で合計490点超えで学年トップか。緑YYIYSS、OD、FSは数学で満点。450点超えor平均90点あるのが過半数という躍進ぶり。中2は新入生組も自己ベストを更新してきそう。緑THAはようやく数学で満点ゲット。茨田北MWは450点ペースで自己ベスト更新できそう。中1からは緑MYが学年トップの可能性あり。緑HAは理科で満点でした。詳細は火曜日ですね。

2019年9月24日火曜日

高校レポート⑧~常翔啓光学園~&9/24の出来事

 火曜日、常翔啓光学園に行って来ました。朝からのご訪問でしたが、多くの先生方に出迎えられ非常に恐縮でした。ではレポート。授業態度4教授力4.5校風4.5お勧め度4.5風通し5。国公立トップ層の専門クラスを設置できていないのが唯一のマイナスポイント。それでも先生方の鍛えて伸ばす、という姿勢はホンモノです。私の進路指導の基準は「自分の子を行かせたいかどうか」です。偏差値が高めでも低めでも手を引っ張ってくれる可能性が最も高い学校。我が子に主体性があり、課題を与えれば積極的にしてくれるなら選択肢に悩みませんが、そうでない子が大半だから志望校選びは難しいです。

 ところで、火曜日今年28歳になる卒業生たちに会いました。それぞれ子どもが複数いてにぎやかで幸せな家族なようでとても嬉しかったです。もう子どもが小学生と聞き、夢の一つであった親子でOneSelf生が見えてきたと目を細めています。

2019年9月20日金曜日

高校レポート⑦~大阪夕陽丘学園~

 金曜日は朝から四天王寺中高の説明会でした。ちょうど彼岸の始まりと重なり凄い人手でした。さすが聖徳太子が建立したお寺であり、中高は名門女子校です。昼から私立大阪夕陽丘学園に来訪。先生も生徒も辞めるので離職率や退学率は高い。1年半前に体制が大きく変わったので楽しみにしていました。結論から申し上げると4年目にして初めて「見る価値なし」という意見になりました。お勧め度1風通し1、進学率悪く、退学者が飛びぬけて多いのは推して測るべし。教頭とのやり取りでダメだと感じた点を書きます。
・客観的な事実(過去の職員間の出来事など)を聞いても調べず全否定
・ヒアリングをお勧めしても「私は何でも知っている」ので不要
・いじめは加害者被害者両者から申し出があって初めて成り立つ
 つまり、加害者が見解の相違だと言えばいじめはなかったことになる。だから本校はいじめは絶対に存在しない。トラブルについても同様。保護者視線からこみ上げる怒気を抑えられず「見るに値しない学校」認定しました。
 
 私はあまり口コミ掲示板を信用しませんが、この学校に関しては生徒が先生を全く信頼していないことが強く伝わってきます。また、本日の教頭のやり取りから言外に証拠のないトラブルは全て向き合わない、という姿勢を強く感じ取りました。口コミ掲示板が真実なのだろうと思います。悲しいぐらいに後輩にお勧めしないという意見が多かったです。ちなみに私が思う「良い先生(人材)」から順に辞めていったのも大きなマイナスです。


2019年9月19日木曜日

高校レポート⑥~大阪女学院~&最近の出来事

 今週は塾説明会のピークで毎日あちこち移動しております。木曜日中、木曜は大阪女学院へ訪問。名門女子高だけあって男性へのガードはかなり厳しかったです。ではレポート。授業態度2教授力2.5校風3お勧め度3風通し2。関関同立への指定校推薦の多さと校則の緩さが魅力(?)英語教育だけは私立らしい力の入りようです。

 授業では先週から中2数学で小言を連発しています。福島に補習をしてもらいながら公式を覚えてこない、補習してもらったことすら次の日には忘れる(ごく単純な公式レベル)、毎回毎回復習しているのかを確認することはさすがにできません。また、公式を覚えずに補習に参加するのもルール違反です。極めて単純な公式(三角形の面積レベル)ぐらいは覚えて来てください、という小言でした。

 中3は五ツ木模試があったのですが、英語数学理科が思った以上に良く、自己採点で8割超えの子が目立ちました。偏差値70前後の層を増やしたいところです。ただ、クラス全体としては受験生モードの子とそうでない子の温度差が非常に激しくなっています。熱量のある子はいいとして、少しモチベーションを下げている子をどのように引っ張っていこうか思案中です。

 中1は中3同様、勉強への意識の差が激しい子たちです。主体性のない学年ですから、勉強の仕方から導いていかなくてはいけません。間違い直しや覚え込みに対する意識づけからです。木曜日に(子どもたちそれぞれ)自分の社会の勉強方法について発表したところ、緑HA、SE、MYがしっかりと傾向と対策を考えて発表できました。鯰江KN、FINMはやや物足りないものの対策を練ってきたようです。その他の子たちは考えてきませんでした…自分なりの勉強方法を見つけないと今後が案じられます。

 小学生はまた今度…

2019年9月17日火曜日

高校レポート⑤~上宮高校~

 endlessがようやく終わり高校訪問を再開。最も歴史のある私立上宮高校に行って来ました。新校舎は完成しましたがお金のかけ方に随分疑問符がつきました。エントランスや廊下は広いのに広くない階段。プロジェクターを導入しているのにランクを下げて実用性を下げてるのにコストはかかっている点。何といっても廊下にエアコン設備がなく、懇談会季節は非常に暑い廊下で保護者の方を待たせるのだと感じた点などです。ではレポート。授業態度2.5、教授力2.5、校風3、お勧め度3。プレップコースとして関関同立の指定校推薦に枠が公立高校に多いのが魅力です。

2019年9月12日木曜日

高校レポート④~近畿大学附属高校~

 毎年、大阪府最大級の受験者数かつ不合格者が出るマンモス校。近畿大学のレベルアップ&人気上昇により勢いが凄いです。付属高校は関大系列と並び人気が凄いです。高校入学時の偏差値を考えれば納得のお得さ(?)です。ではレポート。授業態度2.5、教授力2.5、校風4、お勧め度3.5。高校に近大以上の大学に進学させる実力はありません。ICT教育のパイオニアでしたが、情報の上書きが追いつかず既に古いです。それでも近大にほぼ進学できるのは充分すぎる魅力です。

高校レポート③~興国高校~&最近の出来事

 火曜日、近隣で行われた説明会の後、突然のアポにも関わらず快諾いただきご訪問。決して偏差値は高くないですが、できる目標を立てて具現化を目指す学校です。授業態度2.5教授力4校風4.5お勧め度4.5風通し4.5(職員同士の雰囲気)。授業態度はスポーツクラスや就職を目指すクラスの子たちも含むのでこの数値です。

 火曜日に書いていたブログがアップ前に消えてモチベーションアップが下がりました…今週から高校訪問や塾対象説明会が本格化します。朝早くなるのが少々辛いですが、できるだけレポートをしていきますのでよろしくお願いします。

 授業ですが、小5算数は約分の導入。ここは絶対完全理解が必要な単元です。やり方が怪しい子は水曜日の授業後に補習。月曜日は2週連続で祝日があるのでやや宿題を多めに出して来週水曜日の英語授業後に宿題の確認をします。

 中2の国語社会は学校のテストモード。国語では短歌、社会は関東地方の解説をしました。ほぼ定員に達したクラスなのでボリュームはあります。今は足立と福島と私の3人で5教科を担当しているので多くても緩むことはありませんが、全体の底上げをしっかりとしていこうと思います。特進数学は最終的に人数を絞ることにしました。気持ち一つで参加できる特進クラスですが、その気持ちがないなら士気に影響が出ます。何より、私はそんな子たちを放って置いて授業するのが苦手です。構ってしまうと特進らしい授業ができません。普段の授業を座って聞いているだけの子たちと変わらないなら困ります。

 中3は特進生が成果を出しています。中2特進同様愚痴っていましたが、ようやく特進生らしい態度と結果になってきました。ここ数年、強化指名をしていませんでした。今年はこの特進生たちの数学力、数的センスを養って難関理系大学を志望しても大丈夫な程度にはしたいです。閃きの緑YY、努力でできることを増やす緑MR、SSここに横堤OSが良い刺激を与えています。ただ、全体的に国語の力が弱いのが今年の3年生。公立には間に合うよう逆算して今までよりも文法・古典・短歌・俳句に力を入れています。社会は緑SSに緑MRが迫ってきました。

2019年9月7日土曜日

最近の出来事

 今週の授業の様子です。

 小4算数は「四捨五入」を説明。「~まで」「~を」の違いを理解するのにやや時間がかかりました。それでも例年比べれば速いほうです。今まで算数や国語で脳を活用せず何となく解いていた子には急に難しくなる単元です。反面、理解できる子は即できるようになるので、差が如実に表れます。今年の子たちは比較的あっさりクリアできて良かったと胸をなでおろしています。

 小5算数はまだ公約数・公倍数を徹底している最中です。この単元を流してしまうと通分・約分など分数のド基本を理解せずに進んでしまうことになるので力を入れています。例年よりもやや遅い上、今月は2回も月曜日の祝日があるので補習を検討中です。

 小6は10月5日に大和田中学校のプレテストを受験予定です。それまで最低限度のことをこなして恥ずかしい点数を取らないよう鍛えていこうと思います。ほぼ全員が課題宿題をできていますが、全員ではないので中学生になる前にきちんとした学習習慣を身につけてもらいたいところです。
 
 中1社会はテストを意識して復習モード。一問一答の出来た者帰りをしました。安定の緑HAが即終了。緑MYSEは覚えているものの挙手の速さの差で出遅れていました。ただ、意識の差が最も激しいクラスのなので今後の舵取りが大変です。ちなみに特進数学ではこの3人に鯰江SNが食らいついていこうとしている状態です。

 中2は中1よりも多いながら、全体的に意識が高く今後の伸びが楽しみな学年です。ただ、文系タイプが多く数的なセンスは光るものを感じることが少ないので担当としては寂しいところです。(定員まで)最後の一人が数学を得意とし、良い刺激を受け合える子であること願っています。

 中3は五ツ木対策中。土曜日実施した数学ではトップ緑YYで緑MR、SSが続きました。国語・社会はその男子2人に横堤OSが入り込む状態。それでもトップが偏差値70あるかないかだったので、もう少し上積みが欲しいところ。ただ、例年よりも特進数学を厳選した分鍛え方も結果も違うので今後に非常に期待できます。

2019年9月5日木曜日

広告業界への不満

 書くかどうか悩んだのですが愚痴です。お目汚しなので嫌悪を感じる人はスルーしてください。

 夏前に某広告を出そうと営業の方とやりとりをしていました。最初に来ていただいて魅力を感じたので掲載を決定。でも、基本的な約束が全然守られません。

 大切なものだと契約書の内容が説明されたものと異なる。アポイントの取り方がぐちゃぐちゃ。授業中だとわかっていて電話をかけてきたり、〇日と△日のどちらかの□時が都合がありがたいと伝えると、すぐに決定して電話すると言ったきり電話なく突然訪問。私は不在だったのですが、とても困惑しました。以後、その上席に担当が変更。
 
 やり手キャリアウーマン風でした。この方は全くクライアントの話を聞かず、早口で自分の意見を押し付け話が進みません。かなり不安でしたが、ご縁だと思い前を向いて進もうと決定。最後に登場したのがGM(ジェネラルマネージャー、一般的な会社の実務最高責任者)です。

 ようやくデザインの話をできるようになったのですが、こちらの要望を全く聞き入れていただけません。初稿に至っては「塾・Yamaha・英会話の全てを入れたい」という意向は全く忘れられていました。「矢印を入れて欲しい」「スペースのバランス」「必要な情報」など全て伝えているのに「こちらのデザインが素晴らしい」「私は200社以上クライアントがいる。このデザインで問題ない」「言われた意見は全て聞いた」もう閉口するしかありません。クライアントが出した要望をほとんど無視してデザインを作成し、全くできていない点を指摘したら逆切れ。自己満足なものを提示され、こちらの必要な情報もデザインもない旨を伝えました。

 クライアントの意向を聞いていただきたい、伝わりにくいのならゼロベース(最初から打ち合わせ)しても構わないという訴えはスルー。最後は疲れ果てて「デザインが変更できない点は諦める。非常に高額だが、最終OKでも構わない。ただ(たとえ話として)、オーダーメイドでお願いした高額な洋風デザインの机を、リクエストと全く異なった和風デザインのものを提示され、『200作品以上トラブルなく収めた方のものだ。だから喜んで受け取るはず』そんなことを言われたらあなたはどう思いますか。小遣いを貯めて購入しようと思った高額なものが全く希望に合わないもので、毎日見るたびにどんな気持ちになるのか考えていただきたい。それが今の私の心情だ。それだけ理解していただけるなら」という発言に対して「私の(デザイン)常識ではありえない。他の人はみんな満足している。」とキレ気味に言われました。

 その発言主の肩書がGM。つまり社長(取締役)の次に権力をもらえるぐらいの立場の人です。最後はバカバカしくなりました。一番は人の気持ちを考えることができないことに辟易とした点です。私は甘いので最後まで情の部分で契約しようと思いましたが、ご破算にしました。最初の違和感で契約しなかった自己責任です。

 今春、ポスティングを依頼して詐欺(お願いしたエリアに入れていないのに完了報告)にあったり、かつて地図への広告で詐欺が蔓延していたので広告業界へは不満が大きいです。デザイナーさんには自分が全くできないクリエイティブな作品に対するリスペクトはあります。ただ、それに対して営業マンの資質や会社の体制がかなり未熟なところが多い感覚があります。

2019年9月4日水曜日

高校レポート②~大阪国際大和田~

 火曜日に見てきました。卒業生も多い学校です。令和4年に旧松下電器工場跡地に大阪国際滝井と統合した新キャンパスを設立します。詳細は未定ですが、大きなニュースです。授業態度4.5、教授力4、校風4.5、お勧め度4。生徒募集上は2学科ですが、実質トップ1クラスを別格扱いした3コース体制です。膨れ上がったS文理(旧S特進)に対して先生の成長が追いついていない現状あります。それでも大和田を超えるバランスの良い進学校はほとんどありません。

大阪電通、大和田、追手門高校塾対象説明会

 月曜日は大阪電通に行ってきました。かの有名な広告会社と同名なので、少しややこしいです。この2校の塾説明会のレポートです。

 まずは電通。特徴は在校生の大半が男子という点。工業高校のような男子が9割です。かなり独特の方針でゲームのプログラムに興味がある子には非常にお勧めです。ただ、オタク気質が濃いのでかなり万人受けしません。秋葉原でリュックを背負って歩いている子が行っても浮かない貴重な学校です。

 大和田は鶴見区でかなり注目されている学校ですが、10年以上前からトップレベルの子に推し校としていた勢いはありません。国公立・関関同立の合格者数が過去最高になりましたが、高1時点での偏差値は、もっと合格者数を出せる数値でした。非常に残念なことに具体的な数値を覚えていません。国公立最低75人、できれば90人合格が「推し校」としての目安でした。その旨は3年前から伝えています。ただ、その大和田を勝る進学校があまりない現状もあり、超オススメ校からノーマルオススメ校になった感じです。詳細レポートは明日までにアップします。

 水曜日は追手門大学高校に再訪し説明会を聞きました。全く新しい試みで主体性重視の学校が今後どうなるのか注目しています。勢いのある会社・組織はある種、宗教がかったものがあります。その雰囲気をこの学校も感じました。ただ、本物宗教塾に推薦されているのがどうなのかも注目です。

 余談ですが、私が塾に興味を持ったのは中、学生時代に通塾していたところが進路指導が超適当で、こんないい加減な塾でも生徒は集まるのはなぜかと、感じたのが原点です。それを反面教師にしっかり進路指導できるための情報収集を怠らないようしていきます。

足立より 9/4


9月4日(水)
 おととい、昨日、今日の3日間で、小5~中3には私から親御様宛に「夏の成績とごあいさつ文」を配布しております。ご一読ください、お願いします。
 恒例の「秋の遠足」の行き先が決まりました。私のチョーお勧めであり、たっての願いを龍神が聞いてくれました! 10月22日(火)即位礼正殿の儀の日、「名古屋港水族館」に行きます。観光バスをチャーターしての遠出は5年ぶりです。参加費用がいつもよりお高くなりますが、ぜひご一緒してほしい!画像ではなく生きた生物を、その目でいくつも見てほしい! (お詫び:バスなので定員があります。お早目にお申込みください。きっと、人気です。)
 さて、改めまして「塾リンピック」の結果報告です。昨日、メダリストたちは記念撮影し、少しご褒美を手にしています。ご家庭でもねぎらってあげてください。
 ○Juku-limpic  Gold Medal
   中1 HA SE  中2 MA KH TM  中3 IA
 Juku-limpic  Silver Medal
   中1 MA  中2 TH  中3 OS
 ○Juku-limpic  Bronze Medal
   中1 OA NR  中2 YA HY UT  中3 NM



2019年9月3日火曜日

足立より


9月2日(月)
 夏期講習会が終わり、今日は2学期の初日です。
 明日の火曜日は、塾リンピックの表彰式です。
 塾リンピックは、英語科の課題です。どの学年も、学校の定期テストや塾のテストでトップを走る生徒の顔はほぼ決まっていて、表彰の対象者はいつもの面々になりがちですが、塾リンピックは、講習会に入る前から出題される単語やまとめを配布しているので、努力があれば、だれでもゴールドメダリストになれます。
 その証明のように、中2のTMはパーフェクトで金、同じく中2のUTは-3点で銅メダリストになりましたが、この両名は英語に長けた生徒では実はありません。でも、この夏は、塾リンピックには意識を高く持ってくれた。単語力の強化が叶えば必然的に解ける問題も増えることでしょうから、2学期の活躍に注目したいものです。

2019年9月2日月曜日

つれづれなるままに

 トイプードルの仔がやって来て1週間。ようやく夜鳴きが収まりました。歴代、ヒヨコ(大きくなっても自称ヒヨコ、白くなっても赤いとさかが生えてきてもヒヨコ)やハムスター・インコ・ウサギがいましたが、いずれも標準体形より小さく、飼い主に似たのだと思います。今回のトイプードルも小さく、世間では人気のようですが、小さい仔犬は未熟児なので病気や骨の病気を心配します。毎日、ネットやリアルの友人にアドバイスを求めています。先述のようにワンセメンバーは私以外全員犬飼だったので相談しやすい環境で、トイプーだけでも4家族の知り合いがいます。年に数回しかない連休に備えて車をキャンピングカーにしようか真剣に検討している馬鹿者です。

 さて、先週は卒業生と縁が多い週でした。彼らの頑張りは私にとって非常に良いモチベーションになります。ふらりと訪れてくれたり、連絡をくれるのが何より嬉しいです。今月末には卒業生の結婚式があり、制限時間内でスピーチをするため、そろそろ練習しています。素晴らしい大学教授を差し置いてのスピーチですから、しっかりとしたものを披露します。

 アットホームな進学塾だと自負しておりますので、卒業生のことはできるだけ思い出せるよう定期的に名簿を見ています。どこかですれ違っても即答で今の年齢を言えるように。彼らが私を覚えてくれれいてるのに忘れていたら悲しいでしょうから。それでも女の子はメイクをすると化けるので、見た目では気づけない場合があります。名乗ってくれたら思い出せる自信はあるのでこっそり(?)教えてください笑

 ところで、最近研修をしていて伝えているのが向上心です。そのような言葉は用いていませんが、そのつもりで伝えています。マニュアルのほぼないワンセでは良心が最大のマニュアルになります。そのためには基本的な素養や素地がないと一緒に働けません。また、子どもたちにはかなり厳しいのにスタッフには激甘な私は、ミスやリクエストに対して真摯に誠意を持って対応できる人しかいません。私が至らない部分が多いので、強く言えないのですが、それに甘えることなく向上心を持つ人ばかりなのです。

 ミスは誰にでも起こります。そんなとき「非常に申し訳ないがやらかした。今までもこれからのより一層子どもたちのことを考えて言動することで誠意とみなしてほしい」そういう気持ちを持って接することが肝要だと伝えています。信頼してお預けいただいているのなら、何があっても裏切ってはいけないと思っています。クレームを言われてから善後策を考えるのではなく、お預かりしている子どもたちの成長のために指導し、親御様のお子様への愛情を糧に存在する講師陣でありたいと思っています。オチがなくすいません。来週は毎日塾説があり、高校訪問をあります。レポートは基本的に即日アップ、Line公式へのアップは数校分まとめてアップしますので、よろしければご参考にしてください。


2019年8月29日木曜日

高校レポート①~追手門学院大学高校~

 秋の高校レポート第1弾です。授業態度2.5、教授力2、校風4、お勧め度3、風通し4.5。コーチング理論を実践しているので、授業中も生徒間で教え合うことが定着しており、けじめという観点では疑問符。関東で流行りの主体性を重視した授業展開をする大阪の雄。ただ、人気に教授力が追いついていない現状があります。※「風通し」は職員間で自由な議論ができているかどうかです。職員室を拝見できた学校のみレポートします。

 詳細はLine公式にて書く予定です。

2019年8月28日水曜日

最近の出来事

 中学校は既に始まっていますが、ワンセの講習会は続きます(小学生は平常授業)。高校も始まったので、明日(木曜)から高校訪問を開始します。昨年までと同様、「校風」「教授力」「授業態度」「お勧め度」の4項目を赤裸々にレポートします。何を言われても接待を受けても一切忖度のかけらもしませんので、ご興味ある方はご覧ください。明日は第1弾の追手門大学高校学校は新設校舎です。学食レポートもできればします。

 小4算数はやはり超大量の宿題の丸付けから。丸付けだけでかなり時間を喰いました。文章題の空白が気になる子が若干名いました(考えたらわかったのに少し時間をかけずに解いてきた感じ)が、悩みつつスルーしました。計算問題の精度を上げることを目標にしてますが、若干ミスがあるので9月以降も毎回計算問題を解こうと決めました。それでもクラス全体としては比較的順調です。

 小6算数は計算の途中式の雑な子が気になります。これからしっかりと計算の概念を徹底していこうと思います。それでも基本的な漢字などの暗記はしっかりと勉強の形跡がある彼らです。全員のブラッシュアップを図って、秋のプレテストで恥ずかしくない点数を取れるよう頑張ってもらいます。

 中1は歴史で鎌倉時代について話しました。昨年より電子黒板を使いスライドを流していますが、ネックは話が単調になりがちな事こと。もっと工夫して楽しく興味を授業を展開しないといけないです。特進数学は私立中学組が流石の貫録を見せつけています。なかなかレベルの高いことを望めた特進数学でした。残念なことは、まだ数学的センスを要する単元は習っておらず、方程式の文章題レベルしかできなかったことです。

 中2は国語で枕草子の解説。久しぶりに「美しい絵」を描いたのに緑T・HAは芸術の世界を理解してくれず失望の渦に巻き込まれました。わからないところはわかりやすく大きく書いて説明したので来週の小テストは大丈夫でしょう。特進数学は緑FHT・HIが頑張っています。緑YAも悪くない。ただセンスを要求されるレベルになると…

 中3はクラス平均点が歴代受験生の中でも高い部類。社会も暗記を着々とこなし、インプットからアウトプットへと移行中。それでも特進数学は当初の6名からメンバーが厳選されました。最も苦言を呈し続けたクラスです。それでも気持ちが乗って実力を発揮すれば、歴代数学過去問ワースト争いから一転、ほぼ全員が歴代ベストを更新するまでになりました。その間わずか1週間。気持ちを込めて取り組むことが何より大切だということですね。

 あ、結局白いトイプードルの子を迎え入れました。早速、「ク~ン、ク~ン」と夜鳴き攻撃をされ睡眠不足です…ウサギの子も諦めていませんが。

2019年8月23日金曜日

足立より 8/23

 
期講習会:英語&理科「盆の課題より」英語キングorクィーン・理科キングorクィーン決定テスト速報 written on 8月23日 Fri.
 う~ん、と唸る結果でした。英語の1位と2位を、理科の1位と2位を決定×3学年なのですから、私としては12名を表彰してお土産を副賞にあげようという腹積もりなのですが、今期の対象者は8名。お盆休み中も油断のない勉強をしていたのであろう数名が、他を突き放して、英語と理科の両方のタイトルをゲットしたからです。ダブル受賞はどの学年にも見られました。
 結 果
○中1英語クィーンHA &準クィーンMY ○中1理科クィーンHA &準クィーンMY
○中2英語クィーン FH &準クィーン TH ○中2理科クィーン FH &準クィーン OM
○中3英語クィーン IA &準キングMR・準クィーン NM ○中3理科キング MR &準クィーン NM
 総 評
 中1英語は上位3名が8割を超える結果。これは、まあ、良し。でも、4位以下はトップから30点の溝を開けられていました。イケません。英文法の理解を云々いう前に、塾リンピックで消化済みの単語の出題で点を取れていない。過ぎたことは記憶から削除でもしているかのようです。勉強への意識の低さ、努力の薄さ、自己の甘さ――厳しい現状を抱えておると、私が思い知らされました。理科は幾分かましで、平均点も去年のそれを上回っていることにほっとしています。
 中2英語は現在7名の女子が特進クラスにおりまして、テストの結果は見事に上位7番までが彼女らでした。当然です。さて、テストの平均点は実に高く、去年より15点も上回っています。全体的なレベルが底上げされてきたと実感し喜ぶ一方で、基礎力がそも育ってないと露呈した数名とどう向き合うかが課題になりました。理科も概ね納得な結果でしたが、気掛かりは「電流」から回路の問題が解けないこと。化学と物理は苦手だと認識。
 中3英語の実力は、特進の授業を受けると名乗りを上げた11名がゆるやかに上昇中で、テスト結果にも現れました。去年より平均が10点も上です。まだイケる!まだ残りの時間で自分を追い込みましょう。ところで、モチベーションが下がって見える数名が、とても気掛かりです。どうした?受験勉強がつらくなったか?それでも、深呼吸して、前を向かなアカンのやで。理科もまずまずの結果。去年のデータには迫り切れませんでしたが、芯を感じる結果でした。
 さて、どの学年も再テストの追い込みがあります。それでも解けんかった問題はペナルティーとしてやり直しが課せられます。(中3は22日に終了)、中2は今日で、中1は明日です。
 中学の勉強は、復習がもっとも効果的です。

2019年8月21日水曜日

最近の出来事

 前回のブログは感想文だけだったので、今回は授業内容のみ。

 小5算数は大量の宿題の丸付け。かなり時間がかかったと思いますが完遂。細かな注文としてはもう少し丁寧に解けば出来た問題も多かったのではないかという点はありますが、許容範囲でした。NYが最も丁寧にしてきた形跡があり良かったです。

 中学生受験組はお盆明けの月曜日が最も集中力のない結果で、凡ミスが目立ちました。ここまで快調な手応えだったので少し動揺しましたが、水曜日にはようやくペースが戻ってきたようです。やや想定外なのが社会で、期待値ほどの伸びがありません。近々社会のペースを上げていく予定です。

 中2はグループワークの発表をしました。6人1組でリーダー(班長)で日本を6つの地方に分けて、その中の都道府県を幾つか担当。例えばAは北海道と秋田、Bは山形と岩手などです。その都道府県の特色を調べてリーダーに報告。リーダーは不足があればメンバーにそれを指摘して再提出させ、メンバー全員分をまとめてクラス全員の前でわかりやすく発表する、というコンセプトです。ちなみに最優秀賞は茨田北MWグループでした。

 中2特進数学はモチベーションの差が歴然としていました。緑FHYAが及第点。少し喝を入れた翌日は緑HYが少し覚醒したようでした。良い刺激を受けながら高い意識で臨むのが特進生ですから、座って聞いてるだけではその資格はありません。

 中3特進もかなり意識の差が出始めました。及第点は緑MRのみ。その他メンバーはもう少し受験への気持ちを高めて欲しいところ。少なくともそういうふうに申し出てきたのですから、こちらも期待してそいうつもりでいます。数学が得意な子がいるのに歴代ワースト争いは悲しい限りです。ちなみに今年の受験生は平均偏差が高いので、例年の特進と同等レベルのことをしていく予定です。

 

お盆明けの出来事

 お盆休みが明け、後半戦が始まりました。今年最後の長期休暇後でしたが、ニュースを見ていると世間では休暇後は出社したくなくなるらしいです。私は休暇後は猛烈にやる気満々になります。今回のような休暇でリラックスし過ぎた体をオンモードにしなくてはと躍起になり、もう少しエネルギーのある若い頃は、長期休暇の最終日にわざとオールナイトをし、睡眠不足な状態で神経を研ぎ澄ませて仕事に臨んでいました。もちろん、今ではそんな元気はありません(笑)

 さて、休暇明けの中学生から宿題が「きちんと」できていません、攻撃がありました。量が多くて、最終日まで溜め込んだ子は手抜きor最後までできなかったということです。数学科としては超面倒ですが、答えはもちろん途中式や間違い直しまでチェックします。手抜きが発覚したら…

 今年は例年以上に最後までできませんでした、と自己申告する子が多かったです。一日で出来ると思っていたら全く出来なかったということでしょう。ある意味潔いです。とどのつまり「自己管理」が出来ていないということ。グループワークの課題を例に中1の子たちに説諭しました。グループワークで担当が決まったことを一人だけ提出しなかったり、手抜きするとチーム全員のイメージや評価が下がる。大人社会でグループワークや協調性が不可欠な会社ではそれが全員の評価につながること。一人のせいで今までの努力が気泡に帰すことになったら、もう居場所がなくなること、等々を噛み砕いて話しました。ワンセの規模で授業を手抜きしたり、約束を意図的に守らい人がいたら即潰れます。みんなが社長だったら、そんな人と働きたいですか、ということを伝えました。

 ずるい子はどの時代にもいます。正常進化すれば要領の良い大人になるでしょう。でも、ずるさだけ覚えたり逃げることばかりになったら困ります。ただ、経験上後者のほうが多いような気がします。子どもは常に大人を見ており、助長を許すのは大人です。親や教育現場にいる大人が諦めたり、孫に接するおじいちゃん・おばあちゃんのような接待状態では子どもの成長につながりません。小中学生が自主的に勤勉に励むことは極めて稀です。だからこそ、大人がある程度のレールを敷いて善悪の判断ができるようになるまでは細やかな話し合いが必要だと思うのです。それを面倒くさがって「主体性」「自己責任」論を押し付ける先生になりたくない。

 宿題をしっかりできない子の未来が見えるからこそ案じられ、何とかしなくてはいけないという気持ちになります。

 

2019年8月20日火曜日

足立より 8/20


夏期講習会
  英語科・塾リンピック速報&授業レポート written on 8月20日 Tue.
●猛暑日数が更新されたり、最高気温が記録的であったり、雨がべらぼうに降る地域があったり…私は、十年以上も前から、真面目に地球の今後を憂いでいます。人類の英知があるべき環境を守れるか、自然の大変動と猛威の前に屈せねばならないか、どちらの未来が先でありましょうや、嗚呼…
●お勉強をもくろむには、長すぎるお盆休みでした。お休みは満喫してほしいと思ってはいるのですけどね、それは、やはり、すべきことを済ませた上でという、自己コントロールがあれば、殊更に美しいお休みであったと言えましょうや…自分に甘い生徒の顔がちらつきます、嗚呼…
●家族旅行のお土産を、よく頂いております。ありがとうございます。嬉しいことです。ありがたいことです。
さあ、講習会はあと2週間ッ!やり切ろうッ!
○8月19日(月)
  小5国語:いやぁ~ん、ごめんね。足立先生の失敗です。漢字テストの予告プリント
      がみんなにちゃんと配れていませんでした(;^ω^) と、いうことで、本日
      の漢字テストは「課題4」のみ。次回に「課題5・課題6」をやりますね。
      小5年生さんは、盆の宿題はバッチリでした。
中1英語・理科:塾リンピック7回目で満点が続きは4人です。このままモチベーシ
ョンを保ってほしいものです。さて、英語も理科も、盆休み中の課題を基に
大きなテストを行いました。結果にて、英語KINGQUEEN、理科
KINGQUEENが決定し、私のお盆のお出かけ土産をプレゼントするのが
恒例になっています。どちらの科目を見ても、今期のクラスから他の皆より
も頭ひとつは突き抜けてきたなと感じる3名が決定的であり、2番手グルー
プとの差が開いている、その下は基礎的なレベルで理解不足だということが
分かりました。お勉強の大事を日々訴えていますが、なかなか伝わらんもん
です。今期生には長く手こずっています。
 中3英語:塾リンピック7回目満点⇒OSIAKYの3名のみ。暗記が課題のテストで満点を取れないことが、龍神とミーティングの話題に挙がりました。果たして「特進」というクラスが必要なのか?基本的な課題に取り組む姿勢が低いのに?本日は、英語KINGQUEENをかけた「模擬テストⅡ」。
○8月20日(火)
  小6英語:宿題よし、授業の姿勢よし、気分のよい盆明けスタート。丁寧に宿題の解
      説を終えてから、約束のテストを決行。ONOSFWMNMHIR
満点でした。次回もテストですよ~
 中3理科:本日は、理科KINGQUEENをかけた「100問テスト」。次回、再テストに付、復習を宿題として命じました。
  中2英語:塾リンピック7回目で満点続きは4名です。銀メダリスト、銅メダリスト
      候補者も多く残っています。講習会が始まる前に「正当な手段で龍神先生を
苦しめよう、それは、メダリストがたくさん出て、たくさんご褒美を買わせ
ることだぁ」と発破をかけたのが効いているのですか()?本日は、英語
KINGQUEENをかけた「夏期テストⅡ」。


2019年8月14日水曜日

つれづれなるままに~勇気~

 お盆で帰省されている方も多い中、超大型台風が西日本を直撃しそうです。速度が遅く、大阪もかなりの暴風が予想されますので外に置いてある自転車や窓の補強などに備えてください。ちなみに、お盆休みは毎日お迎え候補を考えています。考えている間が楽しいでしょう、と店員さんに言われましたが軽いストレスで楽しみとは少し違います。新しい車やバイク探しなら心ウキウキですが、犬になるときちんと躾ができるのか不安のほうが大きいです。幸いワンセには同居歴の長い先輩がたくさんいますからいつでも相談できるのは安心要素です。ちなみに本命トイプードルホワイト、対抗ネザーランドドワーフ(うさぎ)ですね。
 
 さて、今回は(も?)徒然なるままに書き逃げします。OneSelfを始めて19年目。高校生の頃から決めていた塾での独立はご縁があってのものです。やりたいことや、売れるだろうと思ったことはたくさんありました。かつて小学生の頃、当時の片町線沿線のマイナーな王仁プールに行ったとき、超暑いのに冷たいものを売っているお店も自販機もなかったので、ここで冷たいものを売ったらバカ売れするなと思いました。飲み物としてお茶があまり売れていなかった頃に次は水が売れると言ったらみんなに笑われ、10年前ぐらい空気(酸素)がコンビニで買える時代が来ると言って笑われました。平成中期から私立高校の先生の年収が高すぎて健全な学校運営ができなくなりのでリストラ請負会社を創りたいと考えたときはヒトと時間の問題で諦めました。ちなみに不況の真っ最中には「たい焼き」ブームを創りたいと思いましたが、パートナーがおらず白いたい焼きブームがやって来て諦めました。

 他にも色々これをしたら当たるだろうな、という仕事はあります(ありました)。それでも実現できたのは初志貫徹で塾だけです。恩師には「10年継続して一人前」と言われていましたが、その2倍近く経ってもこれだ!と思えるものは見えません。時代と共に教育の仕方も世論も変化します。教育方針の根幹を買えずに時流に乗るべきところは乗っていかなくてはいけないと思っています。

 ところで、独立についての質問を受けることがしばしばありますが、良いアイデアを思いついた後は臆病さ9割、勇気1割で追及できるのかだと応えています。また、自分の近しい人を説得できないなら辞めた方が良い、自分のために無償で有形無形で助けてくれる人を1人つくれないなら辞めたほうが良いとも伝えます。ただ、アーティストや音楽家などは別のアドバイスをします。

 でも、フィアナンシャルプランナーやセミナーを開催したり、他人のふんどしで立派な名刺の肩書きをもらっているだけの人には手厳しく言います。セーフティゾーンの内側にいながら自称自営業もどきを副業ににして小遣いを得ている人が人生を賭けて真摯に取り組んでいる人と同じ土俵で語るのは全くのお門違いです。君に人が集まっているのではなく、肩書きに人が集まっていることを勘違いしてはいけません。

 それでも齢を重ねると、やりたいことが出てきたときに経験から来る諦めが増えました。特に相手が「コト」ではなく「ヒト・生き物」だとより一層です。イケイケドンドンで押せる歳は過ぎてしまったのでしょう。元々は能動的でしたが、今はある程度意思表示をすると受動的である機会が増えましたから。

 色んなやりたいことがあり、最終的にこの仕事でスタートを切れたのは足立の存在が大きかったです。かつての職場で知り合ったのですが、こんなにも言動1つを考えながらする人がいるのか、と感銘を受けました。無神経で尖りまくっていた自分を大きく変えてくれた一人です。足立の存在があったからこそ、一歩踏み出す勇気が出ました。ちなみに臆病さのない勇気はただの無謀ですからね。
 

2019年8月11日日曜日

最近の出来事

 お盆を控えて台風の襲来が案じられます。温度調整や水の確保のためには必要なこともありますが、去年の猛烈な台風を思い出すと明るい気分にはなれません。そんな中、まだお迎えする子は決まっていませんがシベリアンハスキーがいいかも、など方向転換しつつ悩ましく思っています。

 さて、最近の出来事をランダムに。人数の最も多い中2が良い状態をキープしています。宿題・課題に対する意識も悪くないです。鯰江東小出身女子が健闘しています。特進数学では復習の形跡が見られる子が多かったです。敢えて課題を挙げるなら自主的な復習が少々物足りないことですね。来年の受験に向けて順調な出だしというところでしょう。中1数学では夏期参加組と緑HA、鯰江SNがそれぞれレベルアップを果たしているのがよくわかります。中3は歴史覚え込みで緑YYが早々にゴール。ただ、中学受験組のTEHFと比べると全く気の入っていない中3生。同じような課題を出しても圧倒的に小学生のほうができるというのは彼女たちを褒めるべきでしょうか。ただ、中3緑MRが頭一つ飛び出しそうな気配。菫NMは出来ることは順調に増えていますが、男子特有の瞬発力にどこまでついていけるのか楽しみです。横堤OSは今までよりも良い状態ですが、もう少し定着率を上げるための復習をすれば偏差値70も現実ですね。緑IAは志望校に対して努力が比例すればのびしろはかなり残っているので、学年トップも視野に入るでしょう。

2019年8月8日木曜日

足立より

 
夏期講習会
  英語科・塾リンピック速報&授業レポート written on 8月7日 Wed.

○8月5日(月)講習会3週目に突入! それにしても暑い……
  小5国語:漢字テスト3回目で、やっと満点が出ました。みんなもTHに続け。さて、
夏の国語は、龍神の熱のこもった算数の後でして、時に重い空気が残ったま
まです(苦笑)夏のスペシャル課題・頭の体操Bファーム「ばらばら言葉」
で遊んであげたいのだけど、盛り上がらないことが続いていました(愚痴)
が、本日はやっと楽しくやれました。盆の宿題、きっちりね。
中1英語:塾リンピック5回目満点⇒NRHASMkNSNWSMsSEFN
OAMSMA。ご覧の通り、中1は女子校ですな。授業前、FSの補習。
「単語が覚えづらい」とSОS に応答しています。英語を習い始めたときに、
アルファベットと音の関係をつかみきれず迷子になったのだね。どれだけの
助けになってやれるかはわかりませんが、ま、とにかく補習ッす!授業は、
疑問詞をいくつか紹介。
 中1理科:「気体の性質」から小テストを2回決行。勉強にトーンダウン中の何人かが心配です。仕方おまへんで、ようさんペナルティー出してます。授業は、次回から「水溶液」に入るに当たり、小学生の頃にも覚えのあるはずの「濃度」の計算の仕方を説明しました。に、苦手そうですね…
 中3英語:塾リンピック5回目満点⇒NMOSSSFSOAIYIAASOMMRYA、以上。
余談…早くからやってきて自習勉強に励む中3メンバーが、さらに増えました。OM
   がんばれ!
○8月6日(火)
  小6英語:「フラッシュカード・40」全8種に合格した3名(ONMNYJ)の表
彰式。写真、アップしておきます。ご覧ください。小6のムードが勉強のそ
れに変化していると感じています。冬に英検にチャレンジするので、なかな
かの内容をなかなかのスピードで解説していますが、「聞く」態勢ができて
います。去年の今頃には、(なんと幼稚な)と思っていた子らが凛々しくな
ってきました。
  中2英語:塾リンピック5回目満点⇒YATHaFHHYTHiTKKROM
KHoMAKHiTMMKSYMMEAKYMWSKnKK
UディーSKkNH。中2がとてもいい感じ。塾リンピックを見ても意識
のあることが伝わってきます。今日のトピックスに挙げたいのは茨田MM
夏期の前にちょこっと話さねばならないことがあって対峙しました。「がん
ばります」と言うのを聞いてその日の面談を終え、それ以降、早い時間に塾
に来て自習勉強をすることが、もちろん土曜日も、ずっと続いています。顔
つきが何だか変わったように感じます。やれるようになってきた、よしッ!
  中3理科:「力学的エネルギーの保存」の演習。近頃は、自習にくる面々もそうです
が、女子の固定メンバーの意識が高く、男子諸君を心配しています。物理の
問題は女子の苦手とするところと経験から思っているのですが、ひと解説後
の演習で解いてみせるのは女子たちです。
○8月7日(水)
  小5英語:「マップ・ウォーク」のレベルを上げました。THTSが器用についてき
ます。NYは道なき道を行き、皆に笑いをふりまいています。「数」のレベル
も上げました。4桁までをやってますが、5桁の表現に興味の声が上がった
ので、説明しました。よく聞いていましたし、理解していました。数で先行
するのはMTです。さて、ビッグバンが起こりました。アルファベットと音
の関係を強く訴えながら単語の読み書きを進んでいますが、今日には本人た
ちが驚くほどに「読む」のです。「クアイトゥイ?」(TH)「cはクだけやっ
たか?」「ス? スイトゥイ?」「もう少し早口で言う。母音にアクセントをつ
けて」「スイィトゥイ…あ!スぃティ(city)!」
  中2英語:塾リンピック6回目・金メダル候補⇒THiTKKROMMAKH
TMEAの8名。授業は、「助動詞」。まずは、単語・連語として、そのはた
らきを覚えこめッ!
  中2理科:回路の演習、2回目。プリント4枚目にして自力で解かせてみました。授
業の終盤、時刻は9時50分。「出来たら手ぇ挙げてぇ」1番に手を挙げた
のはTHi。「Show me. はい、ご名答。よくできました。さようなら。」と聞
いて、他は(今日はそういうこと?!)と大慌て。続いて2人が手を挙げま
したが、「ちがう。考え直し。」「はい、全滅」と突っ返さなければなりませ
ん。10時5分頃にMKが、続けざまにUディーが正解し、帰っていきま
した。それからしばらく待って数名が自分で解決しましたが、他は理解不足
と判明。塾リンピックの再テスト後に、居残らせ、解説をしました。今日の
レベルはもっとも易しい部類のものです。でも、解けない。回路の問題は判
断や手順を違えてしまうと、決して合わないやっかいな課題だと承知して、
緊張して臨んでほしいよ。