2020年12月31日木曜日

2020年の出来事~2021に向けて

  今年はコロナに世界が振り回されています。ワンセも例外ではありません。受験前に休校になり、大きく様々な影響を及ぼしました。その後、春に緊急事態宣言が発出され自粛ムードに世間は偏向。数カ月間に及ぶ自粛生活で世間の学力は大幅に低下。ワンセでは勉強を止めず過去最小の休日数でした。イレギュラーな休みがあると完全に心が勉強から離れる子も出てくると思ったからです。募集を一時見合わせ内部の充実に力を割くことにしました。果たして、退塾者は過去最小レベルの反面、入塾者も過去最小。それでもコロナ対策を守れない可能性がある新規の入塾者を受け入れる余裕はなく、来年・再来年の経営的な不安はあります。

 そんな中でも高校進学説明会をオンラインで実施したり、学校別の説明会も蜜を避けて実施しました。ただ、受験生の士気が上がらず、いつまでも中1・2のような雰囲気が学校では続いています。ちなみに塾内での勉強時間も例年より短い状態で家庭学習の徹底で補おうとしています。2年前から掲げていた「やらされる勉強」から「自分で考える勉強」へのシフトが一気に進んでいます。

 2021年は更に充実した家庭学習の徹底をテーマに考えています。大手塾のような大量の宿題を全員に課すシステムは大多数の子にとって時間の無駄です。課題の質を上げて「管理しながら自主性を促す」システムの構築を模索しています。演習ノートと呼ぶ間違い直しノートの質を上げることが最大の課題です。これは講師の手間が恐ろしくかかるのと面倒くさがりな先生には向かないのでウチでしか出来ないと思います。やるだけなら可能でしょうが、子どもは大人の顔色を見て手抜きをします。こちらがあまりチェックしないとわかると途端に手抜きしてただ「答えを写すだけ」の作業になります。

「厳しい塾」ではありますが「怖い塾」からは脱却しようと思います。ただ、子どもたちがしてはいけないことをしたときにはきちんと注意できる塾ではあり続けたい。悪いことをしたときに注意できないようになったら教壇から下りるべきだという考えは変わりません。

 いつからか子どもに距離を取る風潮になって久しいです。親以外の大人から叱られる経験が激減しているようにも感じます。開校時より「勉強を通じてお子さまの子育てに参加させていただく」という考えは不変。親だけで教えるよりも複数のほうが教育的にも良いと思います。

 お預かりした全てのお子さまに愛情を注いで全力で対応する、全員合格・全員成績大幅アップにこだわり続ける塾であり続けますので今後とも宜しくお願いいたします。


最近の出来事

  では中学生編です。

 中1は緑SSが最も伸びたように感じます。中学生になり少し勉強に対して欲やプライドが芽生えたようです。鯰江MHは努力で安定の好位置をキープしています。着実にできることを増やしているエネルギーの源は探究心でしょう。ここに緑IRが続こうとしています。要領が良くないのが課題ですが、それは経験で補えるもの。人から言われたやり方ではなく自分で試行錯誤して身につけたものは強いです。緑YJはムラっ気があるのですが「ゾーン」に入ったときの集中力は素晴らしい。

 中2は安定の緑HA。負けず嫌いの権化のよう。特進クラスで鍛えられ続けて緑MYMSが彼女に引っ張られて伸びています。意識の差が最も開いていた学年で長い長い中だるみもありあました。ようやく成績アップを全員が目指せそうなクラスの雰囲気です。ようやく小学生から中学生になったのかなという雰囲気です。

 中3はここに来て緑FHが上昇中。緑SKも悪くない位置です。緑THAは数学で少しセンスを発揮し始めています。また緑UTが男子ならではの瞬発力を数学では発揮しています。同様に緑IHも好きな教科からですが勉強を始めています。緑YAは変わらぬ努力で出来ることを着実に増やして素晴らしい。

 

最近の出来事

  コロナ禍での2021年が終わろうとしています。そんな今、冬期講習会真っ只中でバタバタしています。年賀状を城東郵便局のポストに入れたのはいいですが、誤って「年賀状以外」のほうに投函してしてしまいました。もしかしたら年内に到着するという不細工なことがあるかもしれません。

 では、小3から現状報告。3年生は色々な差が激しい学年で、集中力・持続力・スピードなどが顕著です。ただ、春先にはワンセのスピードについてこれなかった子が急成長を見せています。逆に理解力はあるな、と感じていた子がそれに頼り「わかった気」になりしっかり考える習慣が身につかなかったケースもあります。それでも小学校レベルで困ることはないでしょう。THが理解力と点数に最も差が有ります。語彙力も算数のセンスもあるのに詰めが甘く失点が多いのが玉に瑕です。次いで同じ課題なのがMSKKは自信のなさがもったいない。KYは積極的に取り組む姿勢が成長に繋がっています。YATH同様に詰めが甘いのが非常に気になります。男の子ならではの瞬発力を発揮することがある反面、雑さが気になるときもあります。MEは最も成長を感じた一人です。出来ることもスピードも入塾前とは比較できないほどレベルアップしています。

 小4はKKの表情が11月ぐらいから明るくなりました。それに伴い自信を持って取り組んでいることが奏功しています。UMは少しずつですが丁寧に解き始めています。ただ、更なる丁寧さは必要です。MOはスムーズに解いているときは良いのですが、少し難しい問題になると思考回路が停止し今までできていたものまで出来なくなるのを改善するのが今後の目標です。

 小5は全体的に悪くありません。応用問題の正答率は最も高く中学になってからの伸びが楽しみです。出来る問題を確実に正解できたり、漢字や英単語など努力で満点を取れる単元で「しっかり勉強する」習慣が少ないのが気になります。受験はミスをしなければ合格できる確率が一気に高まりますが、逆も然りです。

 小6は珍しく男子が多い学年です。例年だと男子が多い学年は手がかかる事が通例ですが、前を向いて中学生を迎えようとしています。しっかりと育てて学校で良い位置を確保してもらおうと思います。春先と比べ、注意されることが減りました。教科的には他学年同様計算ミスが目立っていたのですが、冬休みの計算特訓で正答率の改善が見られます。

次回は中学生編です。



2020年12月12日土曜日

買い物

  私事ですが車を買い替え、クラッシックカーと呼ばれるほどの30年以上前のものに手を出してしまいました。中古屋さんとお話する中でこのお店(人)から買いたいと思えるところは10件に1件ほど。安いお店は安かろう…モード。お金よりもお店(人)にこだわると欲しい車がなかなか見つからず、車検切れという諸事情もありましたが、先に乗っていた車を売り妥協せずに欲しいものにこだわりました。結局購入したお店は府内ではないところ。一人で切り盛りしていて本当にクルマが好きなのだとわかる人柄。一人で全てやっているので小さいミスはたくさんありました。でも、その全てを払拭してくれる人柄でこのお店のクルマを買いたいと思いました。大手や中堅なら必ず行う価格相談も全くしていません。請求金額よりも気持ちを乗せてお支払いしました。長いお付き合いになりますし、職人さんでもあります。それを値切るのは失礼に当たると考えます。

 逆に近隣にある業界最大のディーラーは未だにマスク着用せず、鼻マスクの人も大量にいました。本当に気分悪く話しかけられることに覚える嫌悪感。購入する気で訪れたのに真逆の感情が芽生えました。

 府外のお店の人とはウマが合い、数分で購入を決定。自分の直感は大切にするほうなので信じてお任せしようと考えています。お金を使うなら地元か「真水」で効果のある小規模なお店と決めていました。それでも全ての経営者が全うな経営をしているとは限りません。何度も見ミスをされるうちにクレームを出せば対応してくれる大手に頼む機会が増えました。

 翻ってワンセルフ。件の府外のお店のように小さいミスはしてしまいますが、信頼される塾であり続けないといけないと実感しました。クルマでいえば「書類や行き違いなどのことは事後修正で全然OK。でも、クルマに関することは職人さんにお任せするので応えて欲しい」ワンセなら「子どもの勉強や教育に関することは応えて欲しい」と思っていただけるような信頼関係を構築すること。こんな塾には預けられない、と思われないよう精進しないといけないと改めて感じています。

2020年12月4日金曜日

最近の出来事

  小学生の無料冬期講習会をしようと決めた大きな理由は計算ミスの多さです。例年以上の多さに本当に危機感を覚えます。コロナ禍で居残りやお呼び出しに躊躇(ちゅうちょ)しているのも悪かったのでしょう。GW恒例の計算特訓も充分にできていなかったのも痛かったです。進学するにあたり当該学年の計算問題はしっかりとクリアしてもらわないといけません。そこでこれまでの復習と計算特訓をメインにした冬期講習会を実施する運びとなりました。「ケアレスミス」と軽く考えているのが非常に気になるので「1問間違いにつき1時間相当の問題演習」を課します。これで少し懲りてくれたら…

 受験生はようやくほぼ全員が志望校を決定しました。ただ、五ツ木の偏差値が非常に甘い。こちらの手応えよりも偏差値6程度高いです。今回は上位層も受けて変わるかと思いきや、変化はありませんでした。つまり今の中3生は総じて勉強不足で平均点が低いということです。感覚では10点低い。ということはワンセ生は例年通りなので見映えの偏差値が上昇したのでしょう。ただ、例年の偏差値60と今年のものではレベルがかなり異なるので高校側の注意が必要です。数値を鵜呑みにすると「あれ、あれ、あれ」と先生側が違和感を覚えている間に受験に失敗します。高3の5月に浪人生と同じ模試を受けて初めて本当の力を知るわけです。そこからスイッチが入っても国公立大学には間に合いません。だから高1の初めから過去の生徒との比較ができる同じ問題を解かせて現実を数値で思い知らせてほしいと強く願います。高校の進学実績のためにも。

 期末テストの総評は全体的には前回よりやや上昇した感じです。学校平均点の高さに助けられて部分もありますが、落としてこなかったのは大きなプラス要素です。ただ、満足できる結果ではないので個々の能力アップに努めていきます。

 

2020年12月1日火曜日

期末テスト速報

  まずは中1から。すでに全教科返却された菫中はMNが順調に点数を上げ続けて大台到達。緑中からはSYが数学国語HRは数学とOYは英語が満点という報告がありました。SSが連続480点超えで学習奨励賞ゲット!前回450点台の子たちは無事に今回もキープできそうな勢いです。400点台の子たちも同様ですが、微妙なラインの子も若干名います。1学期の定期テストは易しいので2学期中間で若干下がるのは想定内ですが、今回は全体的にほんのり点数が上がっているのが素晴らしいです。

 中2緑はHAが理科満点の報告。その他教科はオール1問間違いという結果。嬉しさと悔しさですが490点超えは好結果。MYは満点報告こそなかったものの480点超えで学習奨励賞ゲット。MSは未返却教科があるものの自己ベスト更新できるかどうか。その他特進組は順調にチラシ平均点の472点を超えれそうです。AKも入塾後の自己ベストを更新しました。その他メンバーは踏ん張っている感じで前回より10点以上下げた子はいない状況です。

 中3緑はFHTHAがそれぞれ単教科で学年トップらしいです。二人のTHが共に良い感じで期待値に近い結果。YA、KHは安定して頑張れています。IHがここにきて伸びてきました。男子ならではの伸びに期待です。中3は明日の五ツ木返却でやきもきが続きます…

2020年11月29日日曜日

師走からの新年

  コロナ禍での1年が過ぎようとしています。実は長文で「来年度」について書いた原稿をアップせずに見送りました。中学生を現行の週3日から週4へ、中3を週5日にする草案をまとめていたのです。パンフやHPには週3日6時間と書かれていますが、現実としてそんな時間で済んでいる子は一人もいません。すでに中3はほぼ週7日体制、中1,2は平均して週4日以上は通塾しています。そんな中で授業外の在り方の見直しを進めています。

 「勉強のやり方」を教えるのが目的です。今までのワンセは良くも悪くも1から10まで手を差し出し続けてきました。家庭学習のやり方は伝えつつも、出来ないときには即お呼び出しが通例。これを「自分で考えて勉強する」方向へシフトチェンジしようというものです。

 ただ、私は中学生が積極的に自分で課題を見つけて勉強することに懐疑的で、自主性を尊重すると何もしない子が続出するでしょう。そこで、ワンセらしく「管理しながら勉強させる」ことを強く意識した時間を設けようかと思案中です。それが単発なのか継続するのか手探りですがようやく方向性を打ち出せるようになりました。

 何でもかんでも叱るという昭和理論は通用しません。しかし、子どもは大人の本気を試します。こちらが何となくシステム化したものをやらせようとしても失敗するのは目に見えています。みんなのことをしっかり見ているからね、という強いメッセージを継続して送れる性格の講師が必要です。来年は足立・原・私がメインなら実行できるだろうと思います。また三好・福島もなかなか根気強いです。詳細は授業を通じて伝達し頑張ってもらう予定です。

 ところで私のモチベーションは「ワンセ(私)にお願いします」というスタンスでこられることです。期待していただいたなら全力で応えようと思います。反面、同じようなお願いなどを他にして、優先順位が低いなら私も全力では応えられません。情で人は動くものだと認識しています。「ワンセで」という強い思いを感じたらしっかりとそれに応えます。ワンセの補習は愛情で出来ている、というのは半分本気です。

2020年11月19日木曜日

最近の出来事

 水曜日、お昼に週に数回はお世話になっている定番のマクドに行きました。混んでいる店内で後ろにはバカップルが足跡マークを無視してすぐ近くで大声でマスク着用せずに話しています。その脇で4歳ぐらいの子が4人ほど走り回っています。両方ともにイラっとしましたが、後ろのバカップルは眼力で威嚇して距離を取ってもらうことに成功。少し悩みましたが、子どもにはやはり注意が必要だと思い優しく注意しました。とても困惑した表情でしたが、店内で走ると注意されるという経験で覚えて欲しいと思います。最近、雷親父は死語です。悪いことしたら地域の人々から怒られることはなくなっていますが、それが良いことなのかどうか疑問符です。よく言われるのは逆切れされて刺されたらどうなのという意見。至極全うで同意見です。でもね、教育者を名乗っている人が諦めたら日本はどうなるのだろうと危惧します。人にはそれでいいと言いつつ私は注意する大人であり続けようとも思います。

 -閑話休題ー

 受験生にとって非常に重要な実力テスト&五ツ木の模試が終わりました。いよいよラストスパートの体制に入りましたが、今年は意識の差が激しいです。最低限度の量が多いワンセですが、家で出来ない子は塾でやらせる、というスタンスが今年は取れません。コロナ対策で密を避けるため積極的な居残りは自粛中です。間違いないのはご家庭での学習時間がないのは勉強時間がほぼ0ということです。塾では過去問演習などを通じ弱点を発見し、それを個々で補うのが本来の勉強です。塾で問題を解いて解説を聞いただけでは知識は定着しません。ワンセに来ているだけで安心してもらっては困るのです。今年も本当の志望校に廻し合格なしで全員合格してほしい。そのために浮かれている子たちの気持ちを締めなくてはいけません。もちろん、多数の受験生は真摯に取り組んでいますが、性分でどうしても出来ていない子が気になります。全員笑顔で15の春を迎えられるよう全力を尽くします。

 そんな中3は緑SKYA、T・HAが実力テストで納得の成績を修めてきました。今回の実力の結果は見事に普段の努力に比例しています。若干の成績下降者は残念ですが、モチベーション通りです。

 中2はHA・Aの仕上がり具合がいつも通り順調。緑MY、SE、MSKN悪くない状態。その他は今後の追い込み次第ですが、提出物や課題は比較的順調のようです。溜め込む前に片付けていきましょう。

 中1は安定の鯰江MHに緑SSが追随している感じ。特進数学組はそれなりに気持ちが入っているようです。例年だと中だるみする頃ですが、その気配は今のところありません。新入生の緑NRは毎日に勉強についていこうと必死に頑張っています。

2020年11月11日水曜日

徒然なるままに…

  最近、本当にご縁があって久しぶりの卒業生の近況を聞く機会が多いです。進路の相談であったり、報告であったり。何にしても節目で思い出してくれるのが本当に嬉しいです。修学旅行のお土産は過去最高に多かったです。それも結構な金額を遣ってくれています。金額もそうですが、何よりは旅行中でもワンセのことを思い出してくれていることへ頬が緩みます。また結婚・出産の吉報が多い一年です。コロナ禍で参列できなくなりましたが、おめでたいことに変わりはありません。

 ところで、高校の先生方と話していると期待する学校には難題を申し上げることがしばしばあります。保護者の方は「ウチの子をしっかり見てください」とは言いにくですが、私はハッキリと引っ張っていただきたいと申し上げています。細かい細かいお願いもしています。自信を持ってお勧めした高校に大切な子たちをお預けしたのですから、先生方には言行一致の責任は求めます。ご都合主義なら二度とウチの子たちを受験させません。

 そんな姿勢を崩すことがなく20年が過ぎようとしています。お預かりした子どもには熱い思いをかける保護者の方がいます。そこに子どもの入塾前の成績は関係ないので、その思いに応えなくてはいけません。また、私を、ワンセを、信頼いただいたなら絶対に裏切ってはいけないと思っています。

 感情論で塾屋さんをするのは死語のようです。集団授業で多数の生徒を集め、オプションで高額の費用を請求するのが慣例の業界話を聞くと複雑な思いに駆り立てられます。未だに講習会費のご請求をするときは胸が締め付けられ、このご時世に余分な出費をお願いする申し訳なさと、金額以上のことをしなくてはいけない気持ちになります。

 翻って進路相談について。私は進路のジェネラリストになりたいと思っています。高校受験だけではなく、進路相談全てを専門にできるようになりたいです。大学・就職・結婚その他全般です。例えばお医者さんは身体についての専門家で、足元にも及ばない博識です。でも、特定の人、つまりお預かりしている子どものことなら誰よりも理解していたい。親御様には敵(かな)わなくとも知ってはいたいです。

 そのためには本格的な勉強も必要でしょう。近年できた国家資格である「公認心理士」のための大学には大きな興味があります。10年前に大学を卒業し多種多様なやりたいことができましたが、少し絞られました。その後には弁護士も見据えたい。「弁護士もできる塾の先生」なら相談しやすそうじゃないですか。それだけに大変な勉強ができるのかと問われれば「yes」の返事です。地元中学の教壇に立ちたい(生業ではなく)という夢だけのために教員免許を取りに行こうとしたぐらいです。ただ、出身中学でなければ希望中学に行けないので諦めました。あ、まだその夢の実現は全く諦めていません。

 やりたいことだらけの人生ですが、折り返し地点を終えてコロナを通じ見えてきたのは理想の教育の完遂です。私がワンセをやめると決めた過去の決意は「やりたいことができなくなったら」「子どもに媚を売るようになったら」「売り上げを先に考えるようになったら」「新型インフルエンザの罹患者がワンセで発生したら(当時学校は全校一斉休校の中で授業)」もちろん、今年の春先に授業をし続けたときもワンセが先陣を切ってコロナ罹患することがあればその覚悟は決めていました。

 駄文が続きましたので〆を。

 ミスが多い私を信じている人だけは裏切ってはいけない。それは、子ども・保護者・学校関係者・業者さん・スタッフ全てです。逆にワンセを軽んずる相手には容赦するつもりはありません。特に権力を持つ人には全力で向かいます。残念ながら「声が大きいものが勝つ」世の中です。強いものはとことん強く、弱者には最大の気遣いができる人になりたいと思っています。

 


最近の出来事

  ようやく志望校も決定してきました。例年よりも遅かったですが、上位合格目指して頑張って欲しいです。私立高校は合否ではなく特待生になれるのかどうか、なれたなら高校3年間特待生として恥ずかしくない過ごし方をしてもらわなくてはいけません。

 ところで、最近卒業生やその保護者の方と接する機会が増えました。偶然ばったり出会うことと連絡をもらって話し込むことが半々です。今年は不精をして卒業生名簿をあまり見ておらず、現在の年齢が即答できなくなっていることを反省しています。もちろん、名前を忘れることはなく思い出話はできます。それでも顔を見て「今○○歳だね、その後どう」と声を掛けられなくなった自分にがっかりです。これからはマメに復習してみんなのことを思っていますので、いつでも連絡や来訪を待っていますね。

 受験生はここにきて緑THIが上昇中。一時期は心配していましたがもう大丈夫と思いたいところ。緑YAもやるべきことをしっかりできていて自分に必要な勉強を取捨選択できています。緑FHは数学に伸びを感じます。英語理科は元々問題なかったのですが、数学的発想が閃くようになり理科も伸びているようです。緑OMは社会に覚醒中。ただ数学への期待もあります。

 ちなみに過日の遠足では中3のバスに同乗していました。帰りのバスの中では自発的に歴史の年号クイズで盛り上がっているのは流石受験生。活躍していた緑IHに良いところを見せてもらおうと社会の授業で指名すると…。そんな受験生は秋が終わり冬になっても「春」は四季を問わずやってくるようです。今年ほど恋の病に苦しめられた年は初めてかもしれません。

 中2は特進数学がようやくその名に恥じないレベルになってきました。英語では足立に文句を言われても数学では全員に及第点が上げられます。点数以上の実力アップを感じるのが緑HA。色々(数学的に)見えるようになりました。緑MSはしっかりとくらいついてきています。脳を使い続ければ必ず開花しますよ。社会では鯰江中のこたちがかなりやばい状況だったのでテスト3週間前である先週から覚え込み開始。今週も社会の暗記に時間を費やしてもらう予定です。自習中に各々の課題を自主的にやることが多かったですが、今回は社会を中心にやってもらいます。必然的に課題を自分でやる必要があり、塾内の勉強時間では全く追いつきませんので家庭学習は今までより必要になります。

 中1特進数学は初回の授業で叱責されてからは良い意識で参加できています。今後の展開が楽しみです。国語や社会は学校の教科書内容や学校毎の覚え込みをしています。社会に興味を持って欲しいので解説を中心にするとどうしても集中できない子がいるので、特に地理は覚え込みをしっかりとしています。

2020年11月3日火曜日

11/3の出来事

  11/3は受験生のみでした。五ツ木過去問にチャレンジし、国語トップYAで社会トップは緑OMでした。ただ、社会の仕上がり具合が甘く、昼から自宅でオンライン勉強をしました。高校生になったらワンセはありません。自分で勉強しなくてはいけないので少しずつ慣れて欲しいという思いと、Zoomで管理しながら少しは見られている意識で頑張れると思ったからです。教室では特進数学が行われ開明と桐蔭の問題にチャレンジ。開明数学では緑FHが90点、SKは80点と悪くない結果。その後更に桐蔭数学は最難問の時代のものにチャレンジ。いくつかの新たな発想を身につけてもらいました。ここからはいよいよC問題と解くための知識・思考を養っていこうと思います。ちなみに大和田高校は同等レベルの問題が出題され、常翔啓光も難化が予想されます。ラストスパート中ですが、少し浮かれている子たちが案じられます。

2020年11月2日月曜日

11/2の出来事

 大阪都構想は否決という結果で終わりました。残念なことは投票率が前回よりも低かったことと反対派の理由です。反対派の理由は「名前が嫌」「大阪都になるのが嫌」という感情論とネガティブキャンペーンに背中を押されたからというものです。市民としてもっと活発な議論をして欲しかったところ。立場上、偏った意見を言ってはいけないのでコメントできないのも残念です。これが他府県なら気にせずあれこれ言えるんですけどね…  

 さて、五ツ木模試の結果は全体的に良かったです。ただ、素直に喜べないのはその数値ほどの実力が伴っているかどうかは疑問が残ること。昨年より受験者が2割減り、その大半が上位層です。つまり、偏差値60以上が昨年よりも出やすくなっているわけです。それでも受験なので相対的にレベルが下がり、ワンセの子が下がっていないなら入試では有利になります。11月の模試は最多受験者数になるのは間違いないでしょうから、真価が問われるの場になりそうです。

 そんな五ツ木模試の数学過去問では緑SYがとても良い結果を出しました。非常に嬉しかったのでクリスマスロトくじを大奮発。2年前は龍神賞で重い重いお菓子袋を持ち帰った再現があるのでしょうか。

 小4算数は最も進度が遅く学校のよりやや早い程度で「長方形・正方形の面積の応用」をしました。先週欠席したKKは公式の暗記も含め自宅学習をきちんとしていました。その心意気は非常に重要ですね。UMは張り切って参加していますが時おり空回りすることもあります。それでも前だけむいて取り組み続けて欲しいですね。MOは応用問題は少し手こずりますが、出来ることをコツコツ増やしています。

 小6算数は一部小学校が既に教科書の最終章の導入を控えているようでびっくりです。11月半ばに教科書内容を終えたら残りはどうするのでしょうか。そんな6年生は空間図形の少し応用問題にチャレンジ。もう少しつまずくのかと思いきや、理解できていることは期待以上にあったようです。

2020年10月26日月曜日

受験生の出来事

  10月の各種テストが終わり、ほぼ全員私立高校は志望校が決定しました。例年よりも遅くなりましたが、ようやくです。公立高校受験予定者はもう少し考える時間があるのでこれからですね。そして、3月から言い続けていた最重要なテストである11月五ツ木、実力テストが控えています。ようやく受験生らしい雰囲気になってきました。コロナ禍でもあり、自習室に関しては真面目に利用できる人に限定しての開放にしています。

 また、今週より秋の高校訪問ラストスパート中です。過日、夕陽丘学園の先生が校長が変わり是非見に来て欲しいというお話を頂戴しゼロベースでご訪問しようと思っていました。アポ電を掛けると非常に歯切れが悪い。実は内情は変わらず隠匿体質は変わりありません。真摯に子どもと向き合わない学校で、トラブルが起こってもなかったことにしようとします。私の進路指導の根幹は「自分のこどもだったら行かせたいか」です。絶対に行かせたくない高校をお勧めすることはありません。

 受験生は各種テストを控えて対策三昧。週末に行われた上宮数学ではトップに久々緑THI、そして緑KH、THAと続きます。大和田国語ではトップ緑FRで緑THA、FHが続きました。関北社会では緑YAが突出。他は仕上がり具合が悪い状態です。ちなみに五ツ木過去問ではトップ緑KH、2番タイに緑FH、YA、SKが並びました。

 志望校を早々に決めている子が順調です。また、ここに来て一部男子に上昇の手応えを感じます。まだ名指しで褒めるには時期尚早なので、もう少し頑張りが続けばそうしようと思います。

 

2020年10月21日水曜日

勉強とダイエット

  私は勉強とダイエットは似ていると思います。類似点は今までサボっていたことを頑張ると最初は効き目が大きく、どこかで頭打ちすること。違いはダイエットはキープすると評価されるのに勉強はキープでは褒めてもらいにくい点です。入塾後100点以上成績を上げた子はキープするのに甚大な努力が必要です。親がそれを褒めずにずっと成績が上昇を続けると思い、伸び悩んでいるなどと叱咤すれば子どもがヤル気をなくすことにつながります。

 また、子どもたちには話しますが、テストには400点の壁、450点の壁、460点の壁、470点の壁、480点の壁があります。後半の壁は見えない子の方が多く、理解を得られにくいです。450点取っても「普通」「良くなかった」と言うのは嫌味な自慢ではなく実感でしょう。もう少し高いところに目標を置いているのです。

 逆のケースで中1に多いのが「ワンセで勉強したから家ではゆっくりさせて」と言う子。今年はコロナの影響でテスト前の通塾時間は例年の7割程度です。プラスアルファの大半を宿題や課題しかしていない子も残念ながらいます。そんな子ほど「ワンセで~」という気がします。480点を取れる子ほど課題・提出物はテストのかなり前に終わらせています。課題を終わらせてからが本当の勉強だと知っているからでしょう。課題は本来自宅でやるべきことをワンセでしているだけです。ワンセ以外の子は自宅で終わらせているのです。それをしただけで勉強した気分になっている子がいつまでも400点前後を推移します。

 ダイエットも体重が減ったときに「終わった」と思ってそれまでのような生活になると増えるのは必然です。つまり、勉強もダイエットも向上心と努力の持続が肝要だということですね。

高校レポート⑩~常翔学園~&近況

  実は前回ご訪問したときはタイミングが悪くテスト直前で授業している自習の教室が多く、レポートが難しく再訪問しました。午前中の大阪産業大学付属高校からのはしごです。最高の授業を見た後なので評価が辛口になります。授業態度3.5教授力3.5校風3.5お勧め度3.5。スーパー以外は施設設備が整っている公立高校。ただ、旧大阪工業大学高校ですので大工大への進学しやすいのは大きな強み。大工大は有名ではありませんが、阪神淡路大震災以来、天災後の復興ニーズによる就活に強い大学です。関関同立に行けないなら、頑張って大工大にいくほうが将来は明るくなる可能性が高いでしょう。

 中学生の近況は極めて個人差が激しいです。特進生の全生徒平均点は475点で悪くありません。クラス分けの基準は定期テストを目安にしています。中1は数学95点以上、または英数合計190点以上です。ただし、少し点数が足りなくてもそれを補う気持ちを持って来てくれるなら特進クラスへ参加可能です。逆に積極的に参加できないのであれば標準クラスへ降下してもらいます。

 昨日に続きテスト総括。被る内容もあります。中1は緑SSYJ、鯰江MHが480点以上getで学習奨励賞。惜しくも470点台が緑HR、OY。その中でもSSOYは前回よりも上げているのが素晴らしい。菫MNも前回より上げています。緑IRは数学特進に前向きな気持ちを持って参加したいとの申し出があったので特進クラスで頑張ってもらいます。

 中2は緑HAは安定の学習奨励賞(480点以上or学年トップ)。ここに自己ベストを更新した緑SE、高め安定の緑MY、必死で特進についてきている緑MSがいます。鯰江はKNがほんのり上昇気味です。

 中3は緑YA、KHの地道な努力の継続が素晴らしい。鯰江OM、MHは受験生なりの勉強跡を感じます。緑FHが数学社会では伸びを感じます。浮ついている男子たちは勉強に身が入らない状況からなかなか卒業できないようです。

 ところで、コロナの陽性反応が出てからの対応が随分変わってきました。公立学校では消毒を実施するのみで休みにはしない方向で、私立もそれに追随するところが多そうです。少し意外だったのは私立高校と公立高校における感染者数は私立高校生のほうが割合でいくとかなり多いこと。積極的な部活動に原因があるのかという分析をいただきました。

 

高校レポート⑨~大阪産業大学付属高校~

  水曜日の朝、大阪産業大学付属高校へご訪問。灯台下暗し、驚嘆の学校に変わっていました。授業態度3.5、教授力3、校風3.5お勧め度3.5。数値的にはあまり高くありませんが、とにかく先生の熱量が凄い。興国・常翔啓光を称賛していましたが、異次元の凄さです。本来、手抜きをしがちな下のクラスでも先生の熱量が半端ないです。非常勤が専任かわからない授業を展開する高校はここだけです。また、電子黒板(プロジェクター)の使い方が非常に生徒主体に考えられています。私もipadを利用した授業をしているのでわかりますが、生徒を見る意識が強くないとあの授業はできません。ICTの先端である近高や常翔啓光の授業とは比較にならないレベルです。ここ数年で最も衝撃を覚えた授業です。大阪桐蔭高校の兄貴分の学校ですから、上位層へのノウハウもあるはず。数値が高くない理由は「学力層が中途半端」だからです。特進でも関関同立は厳しい。下のクラスだと勉強の部分では厳しい。つまり、おすすめする層が存在しないのです。校長先生には最大限の賛辞を送ると共に、本気で関関同立を目指すクラス、国公立を目指すクラスを創設していただければ、イチオシの高校になることも伝えました。ただ、現校長先生が変わったらどうなるのかという大きな課題は残っていますが。

2020年10月20日火曜日

高校レポート⑧~開明高校~&最近の出来事

  月曜日は区民センターで高校説明会がありました。ご参加いただいた高校関係者の皆様方、ご来場いただいた全ての方に謝意を申し上げます。コロナ禍で手探りの説明会でかなりバタバタし、ご迷惑を多方面にお掛けしました。ただ、高校の先生方に感触をお聞きすると一様に熱い反応だったと喜んでいただけたのは幸いです。

 では開明高校のレポート。開明予備校と私は揶揄しています。教育に注ぐ力の90%を京都大学入試に偏らせた感じの学校です。授業態度3.5教授力4校風4お勧め度3.5予備校不必要度2。私語や居眠りはありません。でも、生徒は先生の話を聞いている雰囲気が感じられないのです。授業に参加している熱量が最も感じられたには中1でした。ただ、一番の課題は京都大学至上主義。他大学を希望しても半強制的に受験させる結果公立並みの30%前後が毎年浪人します。恰好つけて言うと志望校合格目指して浪人ですが、実態はただの実力不足です。

 さて、ようやく中間テストの結果がほぼ出揃いました。480点以上の学習奨励賞は常連の緑中2HA、緑中1SSYJ鯰江MHです。中1は緑HRにまだ希望が残っています。1点不足でしたが緑SEも自己ベストを更新しました。今回の敢闘賞です。緑中2MYや菫中1MN緑中1OY高得点を更に微増してきました。緑中1KWは大幅に上げて大台突破。中3は緑SK、YA、FH、KHが悪くない結果。普段の頑張りがそのまま点数に表れました。褒めたい子と叱咤したい子が半々です。

 


2020年10月3日土曜日

高校レポート⑦~近畿大学付属高校~&最近の出来事

  金曜日、近畿大学付属高校にご訪問。ではレポート。授業態度2.5。教授力3。校風3.5.予備校不必要度1.5(近大内部進学以外)お勧め度3.5。熟成を極めつつあるオール3の学校。全ての面で公立より上。頑張っている私立より下。先生方には勝者の貫録(余裕?)。ICTの大阪旗手も、後発の成長度を見ずにウサギとカメのウサギさん。油断している間に最先端は他校へ。人気は抜群で、切磋琢磨する雰囲気とは無縁。それでも近大に進学できるシステムは超魅力的。ただ、定期テスト400点あるかないかのレベルでは届きません。定期テストで数回400点を取ったことがある子は届かない学校です。

 ところで、定期テスト数日前のため自習や問題演習が多かったです。少し残念だったのが自習や問題演習のクラスは熱量が凄く、勉強している感満載だったのに対し、先生が普通の授業をしているクラスは集中力のない子は目立っていたこと。ある意味、近高らしかったです。

 今週は久しぶりに中1、中2で数学をしました。テスト前なので過去問を解いて現状チェック。悲しいほどにミス連発だったので一喝しました。すると次のテストでは平均点が上がります。それも20点ほど。学校平均点との差なので問題の難易度の差はありません。自分の意志で集中して解く習慣を身につけて欲しいですが、現実は引っ張っていく必要があります。練習で出来ないことは本番ではできませんので集中させて演習することは大切です。

 受験生の私立相談を例年この時期に電話でしています。数分で終わることが大半でしたが、今年は話し込むことが多く予定より時間がかかって申し訳ないです。また、3者面談を実施する機会もここに来て急増しており、明日終了は厳しいかもしれません。来週はテスト週間のため、昼間から稼働するためより時間に追われそうです。ただ、進路相談は全てに優先しますので、何かあれば迷わずお電話ください。

 

2020年9月28日月曜日

高校レポート⑥~上宮高校~&最近の出来事

  月曜日は上宮高校にご訪問。ではレポート。授業態度2教授力2校風3.5予備校不必要度1.5(プレップコースは除く)お勧め度3。プレップコースと呼ばれる関関同立の推薦枠が非常に多いのが魅力の学校。その他、校舎がきれいな点を除けば特筆すべき点はありません。先生方の人柄は良いのですが、「良い人」=「良い先生」にはなりません。関大北陽・近高同様システムに魅力を感じ、その他の部分では公立並みです。

 日曜日の夜の出来事ですが、唐突に「私(たち)、わかる(覚えてる)?」と言う声が廊下から聞こえました。2期生などのヒントをもらい3回目ぐらいに正解することが出来ました。女性はメイクで変わる+マスク姿で分かりづらかったと言い訳しておきます。過日、卒業生の名前を出していただいたのにその子の学年を3歳ほど勘違いしたことに軽くショックを覚え、それ以来、マメに卒業生名簿を見るようにしています。今回のように来てくれたのに覚えられていなかったら来てくれたことが台無しです。もちろん、名前を言ってもらえれば思い出せますが、見ただけで分かって欲しいですよね。

 授業は小4算数から。四則混合で計算の順番を確認しました。そろそろノートの書き方を見やすくしてもらうことを心掛けています。「=」の真下に「=」を書き視認性を上げる。ひっ算などの計算は右ページを使用し、途中式が見苦しくない、などです。自分の思ったことをそのまま書くのが低学年。それを定着させると見やすくなります。逆にここを緩く見逃すと全てにおいて、適当で自己流を貫きがちです。そうならないようにしっかりと指導します。

 小6算数は先週の続きで反比例の導入。片方が2倍3倍になったら2分の1、3分の1になるパターンです。分かりやすいのではお誕生日ケーキ(ホールケーキ)分ける数が多いほど、一つ当たりは小さくなります。また、同じ100kmの距離は徒歩、自転車、車(信号なしの前提)なら時間は短くなることなどです。まだ小学生なので頭を使うために概念の話を中心にしています。

 夜は中2社会。こちらはテストを意識して小テスト三昧。問題は中1数学。久しぶりに見ましたが、悲惨な結果でした。点数以上に気になる授業態度に喝を入れました。解説中に頭を使っていない子が散見したからです。比較的悪くない点数を取ってきた子たちなので慢心以外にありえません。一見すると顔を上げて真面目に聞いている風ですが、頭は真っ白か全然違うことを考えていたようです。癖になっていそうだったので、超久しぶりに雷を落としました。

 受験生へのお電話はまだ半分程度しか終わっていません。今週末に再びお電話する予定です。また、水曜日の5時以降7時までもかける機会があればかけます。今週は高校訪問中で、事務所到着も比較的遅く、お電話がつながりにくく申し訳ありません。

 

 

 

2020年9月27日日曜日

最近の出来事

  週末はendless兼五ツ木対策、そして合間に懇談会でした。ここ数年、近高に行きたいというお声が非常に多いです。そして高確率で勉強を手抜きしてきた子たち。現状を伝えても勉強を始めず、むしろ雑なところが目立つことが多く指導に時間がかかりました。なぜかわかりませんが、定期テストで400点前後の子が口にすることが目立ちます。すぐにでも勉強をスタートしないと厳しい現状を伝えても始めてくれません。残念ながら、力業で勉強させるレベルの高校ではなく本人の強い自覚が必要です。

 高校にも申し出ていますが、改善点を指摘しても自覚がないと改善されることはありません。頑張ると言えば応援したいのが親心。それを裏切られ続けても期待してしまうのも然り。私も同じ気持ちです。近高は大阪府の私立高校で最も多くの不合格者が出ます。その数、専願者でも300名前後。

 何より、勉強を頑張らずに志望校を高めに言うのはワンセの方針ではありません。言った限りは口に出した責任を果たしてもらいます。それが高校に卒業生をお願いする姿勢だと思っているからです。「ワンセの子は真面目に勉強してきた」そう評価され続ける塾でありたい。一人の例外が塾の全てになることもあります。ウチが常々口にする「お預かりした全てのお子さま」へのこだわりは本気です。

 週末は受験生中心でしたので、良い報告を。緑MKは五ツ木数学過去問で偏差値60。ノーミスでした。全員模範とする解答用紙です。難しい問題を正解させるのではなく、わかる問題を確実に解き、理解できなくとも地道な努力で取れる単元で稼ぐ。非常に良かったです。継続してくださいね。その上位互換でトップは緑UT。理数はメキメキ力をつけています。地道な努力を求められる社会では緑女子の健闘が目立ちます。FH、OM、THAが良い追い込みを見せています。社会が好きなのに「ウサギとカメ」のウサギ休憩モード中の人は目覚めて欲しいところ。今日だけでは困りますが、緑NHも数学で良いものがありました。受験生は中間テスト、五ツ木、実力と様々なテストが続きますが人によって重要度の優先順位は異なりますので各々がすべきことを考えて勉強できる環境を創ろうと思います。

2020年9月26日土曜日

高校レポート⑤~興国高校~

  金曜日、ここ数年来のイチオシである興国高校へご訪問。では早速レポート。授業態度2~4、教授力2~4、校風4.5予備校不要度3.5お勧め度4.5。私が広告を推している一番の理由は無理な目標を立てないことです。勉強の苦手な子から頑張りたい子、アスリートを目指す子まで全てに学校の本気を感じます。スポーツ系のクラスはどの高校に行っても推して測るべしな状況。勉強をさせると決めたクラスにどれだけ熱量があるのかを見ています。昨年、ピークと感じて熱量は維持されていました。レポートに2~4とあるのはクラスによってあまりにも違っているため、このような表記になりました。この偏差値の授業は、寝ている子が目立つのが普通です。それでも授業妨害しないからマシ、という感じで見ています。寝ている子が少ないのは充分プラス材料です。

2020年9月24日木曜日

高校レポート④~大阪国際大和田~

  旧帝国大和田の末期から共学になり平成の最後まで一押しの高校でした。ではレポート。授業態度4教授力3.5校風4予備校不必要度3.5お勧め度3.5。過去最多の国公立大学を輩出した今年度大学入試結果。私の評価は真逆で過去20年来でワーストです。かつて進学校でなかった時代は先生方が生き生きと輝いていました。今は授業が死んでいます。マンネリ化です。上のクラスのモチベーションは国公立大学を狙う授業ではありません。数値は悪くないですが、消去法で残る学校になってしまった現実がとても悲しい。先々代校長が築いたものを先代校長が食い潰し、数値は最高、中身はヤバい状況で就任された新校長の手腕が唯一のプラス材料。進学説明会にお声かけする予定でしたが、再考します。

 

2020年9月21日月曜日

卒業旅行中におもふ

 19日深夜より、延期に延期を重ねていた現高1の子たちの卒業旅行中です。入場制限中であるディズニーシーではタワーオブテラーですら30分待ちで自由に乗れたようで、充分に満喫。2日目のディズニーランドも同様で乗りたい乗り物に待ち時間を気にせず乗れるのは良かったです。初日はディズニーシーで小雨、2日目のディズニーランドは暑くも寒くもなくと良い気候でした。明日のナガスパは最高気温26度で曇りの予報。二転三転して最終的に決まったのは8月末でしたが、結果的にいつも通りになりました。

 引率は仕事の中で最も疲れるものです。寝ても入浴しても気が休まる時間が全くありません。ただ、今年は人数が少なく、時間にルーズな子もいないので例年よりは気が楽です。ところでホテルは担当の方が変わり、少し話し込みました。コロナ禍の中で企業のあるべき姿勢について再考させられました。企業は倒産しないように営業しつつ、利益はない状態というところは多数あります。

 翻ってワンセ。正直、新規の募集について考える精神的な余裕がありません。今年は大量の受験生、換言すると卒業生が控えています。にもかかわらず補完を無視するのは近い将来(2,3年後)には危機的な状況になる可能性があるということ。それでも変わったことをするつもりはありません。今まで通り「お預かりした全てのお子さまの成績アップにこだわる」だけです。独立したときから決めていた根幹を変えることはありえない。その結果、ワンセが継続できなくなっても卒業するまで面倒を見ることで責任は果たせるのではないかと考えます。

 綺麗事で塾をしたい。そんな甘い考えで始めたワンセ。やはり考えは変わりません。権力に忖度しない、ひたすら教育を追及する。そのための探究心は失わない。そんな職人気質の塾であり続けたいとディズニーランドを背に改めて誓いました。

 明後日からは台風の影響による大雨が案じられますが、再び進路指導を中心に活発に行動します。数名、3者面談を実施しましたが、基本的には10月は電話による私立高校を中心としたご相談です。対面を希望される方はおっしゃってください。


2020年9月17日木曜日

高校レポート③~常翔啓光学園~

  本日は常翔啓光へご訪問。では早速レポート。授業態度4.5教授力4校風4.5お勧め度4.5予備校不要度4。新たな項目で予備校不要度を導入しました。5であれば現役で国立大学へ予備校なしで導いてくれるシステムと先生が揃っている。4.5なら国公立。4なら関関同立または一部教科のみ予備校頼み。3.5で関関同立への体制はあるが校風としてガリガリ勉強するものではない。3はカリキュラムはあるが本人任せで引っ張ってはくれない。2.5はカリキュラムはあるが勉強する雰囲気ではない。2以下は高校そのものに大学へ行かせる教授力はない。ちなみに各高校の一番上のクラスのみが対象です。一昨日の好文学園女子は予備校不要度4.5。関大北陽は1です。

 今年は例年以上に高校での滞在時間が長いです。卒業生のことやコロナ対策、受験について聞きたいことが多いからです。コロナ対策と進路指導は比例しているところが多いです。私も実感しているのですが、今年の受験生は志望校の決定が随分遅いです。現時点で専願・併願が未定なのは初めてです。この事態を受けて今年の秋の進学説明会は中1中2も強制参加に決めました。もちろん、当日の授業はありません。

2020年9月16日水曜日

高校レポート②~関大北陽~&今日の出来事

  今日は関大北陽をご訪問しました。授業態度2教授力1.5校風2.5お勧め度3.5。やはり関大の付属であるのは何よりの魅力です。逆に高校に過度な期待はしないほうが精神衛生上良いです。昨日の好文学園のほうが偏差値20低いのですが、授業態度や校風は逆でした。繰り返しになりますが、それでも関大へ希望者の93%が進学できるのは非常に魅力的です。ちなみに卒業生の子たちを見ましたが、元気そうで良かったです。元気過ぎるのも複雑な気持ちになりますが。

 授業は中2特進数学から。ここ最近は難しい証明をしています。緑HAが良い理解度でその他のメンバーは相手に伝える工夫を常に考える必要があります。ところで緑SEは随分明るくなりました。入塾からしばらくはうつむき加減というイメージでしたが、今は笑い声が最も聞こえる子です。その後、中1国語は問題演習。実は問題集の答えを配っているのですが、意外と見てきていないようで少し安心しました。授業後、特進数学。いつも楽しくやっていました。そう、過去形です。珍しく特進で叱られている声が響きました。理由は説明中に話を聞いていないことが続いたからです。

 私は結果が良ければ全て良しとは全く思っていません。むしろペーパーテストが良い子ほど、注意されていることは多いです。学年トップで学校で優等生と言われていても授業態度が悪いと指摘されることもしばしばあります。油断が発生したら気が緩むのは子どもなら必然です。それを普段の素行が悪くないから、見逃し続けるのはその子のためにならないと考えるからです。そうならないのは中2HAぐらいでしょう。歴代でも彼女だけです。子どもはそこまで強くありませんから。

 最近悩むのは保護者の方にどこまで現状を正しく伝えるのか。原則として塾で起こったことは塾の責任と考え、子どもに指導します。良くない現状報告をして、ご家庭では注意していただきたくないときもあります。それは充分に子どもに伝わっていてダブルで注意されると逃げ道がなくなることもあるからです。親が子を叱るときのルールの一つで逃げ道を用意することです。そういう因果も含めてご説明しても知ってしまうと注意したくなるのが親の性(さが)ですからね…

2020年9月15日火曜日

高校レポート①~好文学園女子~&今日の出来事

  恒例の秋の高校訪問第1弾です。女子高の好文学園女子にお邪魔しました。授業態度3教授力4校風4お勧め度4。まだ比較対象がないのでこの数値が分かりづらいかもしれませんが、高い数値です。進路指導する中で一番頭を抱えるのが五ツ木偏差値50少しで大学進学を希望されたとき。まず関関同立は厳しく、進学校であれば下のクラスになるので面倒見に期待できません。高校での伸びしろを考慮し「この高校でダメなら他の学校でも伸びなかっただろう」と思える学校になると思いました。高校生から預け、予備校なしで現役国公立大学3割程度行っているのは大和田に次ぐのではないかと思います。入学時の偏差値を鑑みれば驚嘆です。あとは昔のイメージをどこまで保護者世代が気にするのかですね。ただ、校長先生と話している中で現役校長の中では最も生徒情報を持っています。この校長がおられる間は一押しです。ちなみに看護でお世話になった卒業生は済生会病院の専門学校に進学し、現在2年生3年生の子もコース内でトップクラスを継続しているようで安心です。

 今日の出来事は中3数学社会から。近高数学はトップ緑THAで緑SK、緑FHが続きました。でも昨年の平均点並みなのが少し悲しい現実。社会はトップOMで緑YA、THA、FHが続きました。解説中、島根県の大社は、という質問に緑SKは元気よくシジミと答えてくれました。また、それがある湖は浜名湖や洞爺湖とダメ押しをしてクラスの雰囲気を和らげてくれています。授業後には「ちゃうねん、ちゃうねん」と質問の意図が分からないことをアピールしていましたが友人に「わかるし」と一蹴されていました。これからも期待しています。



2020年9月12日土曜日

9/11.12の出来事

  高校主催の塾説明会が佳境を迎えていますが、例年よりも出席者は少ないようです。生徒対象の説明会やオープンスクールも少なそうなので、ワンセの子たちにはそれないの機会を設けられない模索中です。

 さて、金曜日の出来事から。中3緑NHがノートを買いに来ました(1冊40円で2冊購入)。「80円だからこれしかありませんが」と言いつつ差し出した手には50円玉2枚と100円玉1枚。50円玉2枚、または100円玉1枚で足りるよ!?どういう勘違いをしていたのでしょうか…勘違いと信じています。

 授業は中2国語が長文読解。次回より教科書内容の解説をする予定です。中1社会はテスト対策モード。ワークの覚え込こみに入りました。土曜日の中3は五ツ木対策国語。偏差値80弱の緑SKがトップ。緑THA、緑KHが続きました。五ツ木の国語は文法が難しい。完全理解できていないと解けない問題になっています。入試もそうですが、出題される文法問題は応用や例外が大半で基本知識を問う設問はありません。久しぶりに文法の解説をしていると付け焼刃的に暗記していいただけで実践向きの勉強はできていないと実感。次回五ツ木までにはもう少し上積みをしていこうと思いました。

 また、金曜日より受験生と高校の相談を個別に開始しています。2学期実力テストの結果が出てきたのでようやく数値を見た話ができています。志望校を確定させてラストスパートです。

2020年9月10日木曜日

9/9.10の出来事

  今回は授業の出来事だけ。水曜日は特進数学。三角形の証明についてしました。標準クラスでは丸をもらえる書き方について解説し、完全理解はできていなくても部分点狙いの解説をします。特進の授業は自分が理解していることを相手(採点者)に正しく伝えられる練習です。前提は基本が理解できていることですが、やや不安のある子は前回に補習がありました。悪くない答えが緑HAで、緑MSも姿勢は悪くないです。ただ、全員こちらの望むレベルには達していないので残り2回の授業でしっかり頭を回転させる訓練をしていきます。中1国語は教科書内容である「字のないはがき」の解説。宿題に本読みを出しましたが、学校とは違うので内容理解できているのかの確認があります。結果、学校で音読をしてきたはずの緑HAが水際での及第点でした。国語社会をしていて少しずつテストに対する準備(時間など)が短くなっているのが気がかりです。そんな話を前回の社会と今回の国語の授業中にしました。その油断が最終的に大きな差になります。

 木曜日は小3算数から。今日は4桁×1桁の掛け算の導入。内容自体は易しいのですが、方眼ノートのマス目をきちんと守れているか。ページと番号を正しく書く習慣を身につけさせられるかが課題です。○×だけではなく細かいルールの徹底を心掛けています。授業では小5算数はそれでも計算特訓。あまりにも約分や通分でのミスが目立ちます。理解できているのにできないのは算数数学では最も危険なこと。かなり時間をかけていますが見切り発車はしません。

 夜は中3に社会の解説。ここまで社会オタクは発生しておりません。緑YAや緑UTがその候補にです。元来は緑FRが強かったのですが努力が如実に点数に表れるのが社会です。ちなみに今日は緑FHがたくさん指名して欲しいと(目で)言ったので主役になりました。すると緑THAが「私も」アピールを(目で)強くしてくれたので、その意気を買って活躍してもらいました。今日の出来事ではないですが千葉県の東に隣接している県は、と聞くと「アメリカ」とかなりびっくりな答えを出した緑SKがいました。

2020年9月9日水曜日

高校選び~行ってはいけない高校~

  コロナ禍で、例年参加できる限りは参加していた塾対象の説明会はほぼ不参加です。と、いうのは口実で塾説に行ってもいつもあまり内容が入ってきません。かつては現場の先生方が上手ではなくとも一生懸命に話される姿から学校の雰囲気を見出すことが出来ました。近年は美しいプロモーションをされる学校が大半ですが、言霊がありません。渉外担当の人を雇用する機会が増えた結果、勤務先の学校の事情を知らない人が急増中です。少なくとも私よりは学校の歴史について知ってから話されて欲しいと思います。

 今年も恒例の秋の高校訪問の時期になりました。昨年までは印象の良くない高校も変化を期待して足を運びましたが、今年はここ数年(十年来)悪い意味で変化がなかったり、悪化した高校へのご訪問は自粛します。コロナ対策と学校の雰囲気は比例するからです。塾でも宿題やルールに対して雑な子はコロナ対策もいい加減で、指導するのに時間がかかりました。逆説的にいうと、コロナに対してきちんとできない子は例外なく、宿題・提出物はルーズです。比較的厳しいワンセでもそうなのですから、緩い高校に行くと状況が推し量れます。

 では、具体的にお勧めできない高校を理由付きで書きます。まずは清風高校。イメージだけ良いので大手塾が勧めています。進学校とは言えない受験対策はひとえに教授力のなさです。浪人生が多く、近隣の予備校に対して「今年はたくさんの生徒を預けたのだから合格実績を出せ」とはっぱをかけるのはここぐらいです。つまり自校には大学に導く力がない。でも合格実績は出さないといけないからしっかり清風出身者を見ろ、という意味です。ちなみに一番下のクラスである文理はレベルが年々下がっており、信愛高校を追随する勢い。また、清風高校で教壇に立っていた人が塾行脚をしてるいるのですが「内部から見て良い点は何ですか」という質問に何一つ答えられませんでした。

 そして私立の大阪夕陽丘学園。私が感じていた良い先生がどんどん辞めていくのは理由があるのでしょう。高校選びの一つの指標にしているのが「いじめ対応」です。ないのが一番ですが、どこの学校でも起こり得ます。そのときにどういう対応をするのかが大切だと考えています。現実に起こったいじめを校長自ら否定し逆切れし揉み消すスタイルは受け入れられません。

 また、旧樟蔭東であるアナン学園は根本的な体制が崩壊しています。テストの日に連絡不備で実施されなかったりいじめは完全に放置したりの状態でした。この情報は数年前なのでやや古いですが、大幅に改善した話は聞いていません。

 その近隣にある大阪商業大学高校は授業の質がワーストレベル。授業中の居眠り率が推定30%を超えるクラスばかり。それでいて自慢気に「ウチは完落ち(完全に机に伏せて寝ている状態)が少ない」と嬉々と語っていたのが印象的です。子どもたちに常々言っていますが「自覚のあることは何でもできる(直る)可能性があるが、自覚がないことはできない(直らない)」現場の先生方が現状を訴えても生徒数だけが増えている状況で自己満足する理事により改善は見込まれません。

 大成学院大学高校は授業が成立しづらいのとモチベーションが極めて低い先生が多いのでどうしようもない状態が続いています。中学校を創設したころは先生方も生き生きとしており、良い学校として紹介していたのが今は昔、になったのが非常に残念です。

 その他たくさんありますが、少しずつ書いていきます。関係者のかたから「今のうちはそうではない」というご意見がありましたら、必ずご訪問し間違いがあれば謝罪と共に正しい情報をこのブログ上等で公開します。

2020年9月8日火曜日

9/8の出来事&「方向性」

  教育現場は多感な子どもたちの集まりです。そして教育に臨まれることは年々変化しています。この流れについていきつつ根幹は変えないという方針を独立したときから決めていました。ワンセの根幹はお預かりした全てのお子さまの成績を大幅に向上させること。そこにブレはありません。

 最近、塾経営者の意見で「集団授業をしている限り全員の成績を上げることなど不可能だ」というものを見ました。彼の本音でしょう。だからこそ個々に必要なプラスアルファが必要なのです。つまり補習です。受験生の授業時間数は週8時間。例年部活引退後の平均通塾時間は35時間前後。その差は志望校別や能力別の時間です。本当に全員を合格させようと思えば時間がかかるのは必然です。中2でも英数では特進・新入生(理解未到達者)というふうにプラスアルファの課題があります。レギュラーの授業だけで全員の成績を上げることは確かに不可能ですが、本当に全員をしっかり見れば可能です。成績が下がって授業料を頂くのは非常に忍びない気持ちでいっぱいになります。何より、親心としての歯がゆさを考えるといたたまれません。

 時間と気遣いは必要ですが、全生徒の志望校合格と成績アップを諦めたことなく、この目的は不変です。ただ手段は年々変わります。今までは「厳しさ」「怒られる」などが中心でした。かねてより、このスタイルの変更を考えていましたが、少し早めに「自主性の尊重」を重視するようにしています。ワンセの考える自主性は「何を勉強するのか考えて実行する」「実行できない、考えられない子はこちらの課題を与えて管理する」です。勉強しないという選択肢を与えるつもりは毛頭ありません。

 長くなりそうなので続きはまた…

9/8は受験生だけの日。本日は五ツ木過去問解説でした。ちなみに数学はトップ緑THAで緑OM、緑SKが続きました。社会ではトップ緑YASK、緑FRが続きました。数社共に偏差値60を平均にしたいのですが、そこまで点数がよくありません。まだまだミスが多いなと感じます。計算ミスは致命傷になるので目立つ子は次回から計算特訓モードに入ろうと思います。

2020年9月7日月曜日

今日の出来事9/7

  タイムリーな今日の出来事です。コロナ禍の中で、考えてもどうしようもないことをが頭の中をぐるぐる回ることが増えました。少しずつ人数を緩和しようか葛藤しています。ただ、未だに募集に対しては二の足を踏んでいる状況です。現在、受験生以外は定員の7割~8割なので座席のゆとりはあります。ソーシャルディスタンスを守ること、新入生に守らせることetc…もしコロナに対して意識の低い子が来てしまうと手遅れになることもありえます。それなら積極的な募集はまだ控えておこうとチラシの自粛延期を決めています。秋も募集チラシは出しません。コロナに対する充分な対策とお預かりした子の成績を上げることに尽力します。

 小4算数は新単元の特別な平行四辺形の導入。中2特進生で理解できるレベルなので、なかなか難問です。さすがに一度で全員がイメージできるようになるものではありません。ところで、今まで課題が目についたKKですが、新入生がくると成長の軌跡を感じられます。半年前の入塾時と比べて頭の回転も理解力も大幅にアップしました。これはMOも同様です。冷静に成長を見ないといけません。

 小6算数は比例の導入。初回は易しい問題だったのであっさりクリア。ただ、例年以上に計算ミスが多い彼らが非常に案じられます。また、例年参加しているプレテストをどうするか思案中です。今年は自由参加にしてもいいかと思っています。

 授業外で某君が「弟が産まれてから自分には姉が冷たい」「仲良し弟のポジションを奪われて寂しい」という話題になり色々感じるものがありました。かつて、弟ができると聞いた幼少時の私は「扇風機で飛ばす」とか意味不明な発言をしました。ケンカしながらも互いを思い遣れるようになるのがきょうだいだと思います。

 中2社会は明治維新の導入。幕末の志士に興味がある人は多いでしょう。今日はやや余裕があるので、現代社会の政治と絡めて話しました。数学を持っていないので教科担当しては少し気が楽ですが、責任者としては意識差の広がりに終止符を打ちたいと強く思っています。先週から始まった足立の補習で流れが良くなることを期待しています。

 先週の出来事ですが、土曜日の夜の自由参加の五ツ木対策社会。ソーシャルディスタンス問題もあって人数を絞る予定でしたが、想定以上に多かったのは嬉しいやら少し困ったやら…。叱咤激励や説諭、様々な方法でみんなを最後までしっかりと引っ張っていこうと思います。

 


 

2020年9月5日土曜日

最近の出来事

  コロナ禍が落ち着くまではブログ更新を自粛する予定でしたが、先行きが不透明なのでwithコロナ対応の一環としてそろそろ書き始めようかと思っています。保健所にコロナ対応を問い合わせるとかなり基準が緩くなってきました。保健所の指示よりは少し厳しめにしていますが、塾の営業自粛は全くされていない現状がある中で自宅待機の基準は緩めます。今後、原則としてPCR検査の対象となった場合のみ自宅待機とし、その他は通塾可です。もちろん、陽性反応が出た場合は2週間の待期期間となります。

 さて、最近の中学生の出来事から。中3は5日の土曜日に五ツ木対策社会をしました。トップは緑YAで緑THAUTが続きました。ただ、鯰江MA、緑FHがここにきて社会の勉強の跡が見られます。ちなみに実力テストでは8割の子が成績を上げてきました。500点満点中20点以上下げてきた子は皆無です。さすがに勉強時間を鑑みると当然の結果ですね。クラス編成も再考慮します。

 中2は特進数学が復活。緑HAが頭2つ分ほど飛び抜けてきました。英検2級もこの時期に合格し、努力に見合った成果が出ています。足立からは少し気になる子というメンバーでの補習も開始。期待値ほどに頑張ってくれていない子を引っ張るというのが目的の一つです。教室の雰囲気も良く、今後の展開に期待しています。

 中1も特進数学が復活。ようやく特進の名にふさわしいことを出来る単元になりました。メンバーは鯰江MH、緑SSHR、YJというメンバーで開始。楽しくレベルの高いことをしていきます。特進に必要なものは気持ち。これが欠けるなら点数が高くても参加不可です。逆に気持ちさえあればウエルカムです。今後、特進生の位置づけを明確にしなくてはいけませんが、進学実績から文理学科受験者・私立難関校を特待生で合格を目指すクラスですね。


 小学生、中学生の全体についてはまた次回。

 

2020年9月3日木曜日

足立より

 

9月2日&3日(水・木)

 台風は来なあきません。台風が海をかき回さねば海水温は下がってくれません。でも、ここ数年の台風は熱エネルギーを蓄えすぎて巨大です。そんな10号が九州に近づいているそうです。心配です。「温帯に属する日本は四季のある美しく過ごしやすい国」でしたのに、嗚呼……今日もまた、新潟で40℃を超す猛暑、9月の観測としては初だと聞きました。

2日、小6英語:「フラッシュ・カード40」の①~⑧の全てをクリアーしたのは、先週せっせと補習に来ては努力のあった2人、MCOYでした。「やり切ろうよ」と言う私の願いによく反応してくれました。とても立派でしたよ。最後の課題⑧を合格したとき、「気分いいな」とこぼしていましたね、それが達成感ってもんです。2人で並んでカードが貼ってある教室の壁を背景に記念撮影しました。 さて、授業は厳しさを増しています。新課程で学ぶ必要のある彼らは、英文法も必要なら、読め、話せとも言われます。今から慣れておかないとね。この冬には再び英検を目指しもしますしね。

中3英語:私、大荒れです。受験生じゃない面々が座っています。課題というプレッシャーをするりと抜けて身に着けず仕舞い。ただただ時間の無駄をしに来ています。悲しくなりました。勉強の仕方がわからない中1生や新入生を相手にするような指導や注意を、まだされんとアカンのですか? 許さぁ~ん!! 再テストや! 再々テストや! とことんやったるで!

3日、小5国語:漢字のテスト、仮名遣いのテスト、ワークで文章読解。もう通常授業です。しばらくは作品を解き込む、国語らしい授業が続きます。あ、先週に集めた宿題(文字制限しりとりのやり直し)をよく見ました。平仮名と片仮名をかき分けられない、NGワードにひっかかるなどの間違いはありましたが、言葉のレベルはやや上がっていますし、何より名詞以外の語を見なくなりました。MKKKの作品もなかなか良い出来でしたが、今回はSKに「しりとり賞」を贈りました。私にはない発想がちらほらあっておもしろいものでした。

小3国語:漢字のテストで、満点さんが少ないのが残念ですね。自分自身で注意深い勉強をするにはまだ幼い彼らです、まだ仕方ないとは思います。でも、とても賢い小3たちなので、「今日、それは間違いだと知ってよかったのだよ、正しく覚え直せるからね」と言って慰めています。 小3の「しりとり賞」はTHのものを選びました。こんなのよく思いつくなと感心する語がいくつもありました。 授業は「日本語ってビックリだよね、同じ文なのに『、』を打つ位置を変えると意味が違って聞こえるよね」という勉強でした。難しい内容かなと構えていましたが、思いの外食いつきがよいのです。授業後にYAが「今日の国語、おもしろかった」と真顔で言って帰りました。こんなセリフ、中学生から聞いたためしがありません。感動!

2020年9月2日水曜日

足立より

 

8月31日(月)&9月1日(火)

 日中は尋常じゃない暑さが続いていますが、夜中にスクーターで帰るときに信号で止まりますと、コオロギの声が聞こえるようになりました。季節は移ろっています。

 夏期講習会が終わりました。

昨日31日は、中3は「塾リンピック」のペナルティー補習に呼び、課題の消化にあたらせました。ペナがなくても、今日明日には実力テストがあるということで、5時ごろから自習勉強するFHFRの姿がありました。また、31日が期限の「フラッシュ・カード」の勉強に、小6MTOYKYがやってきました。中2HAもテストに備えて自習したいとやってきました。聞けば社会ばっかりやっていたとのこと。学校の社会の先生が厳しくていらっしゃるようです。テストのレベルが高いのですって。中1は、英語と理科の補習だと呼びつけました。コロナ禍の影響で例年より進度が遅れているので、少しでも進みたいンだよぉとお願いしました。理科は「溶解度グラフ」の演習をしました。英語は「代名詞」を紹介しました。それから「塾リンピック」のメダリストたち(ShimiMHSYKMHRIR)にささやかですが副賞を贈りました。よい夏を過ごしましたね。秋もどうか頑張ってね。

 1日、小5英語:「読む」「聞く」「書く」のプレッシャーはハードに移しています。当初はたじろいで見えていましたが、少しずつ慣れて、今日にはチャレンジ精神が膨らんでいました。Who can read this sentence? に、よく手が挙がります。今日の小テストは皆さん、油断ですか、ダメダメでしたが、来週はパーフェクトを頼みます。そして、「フラッシュ・カード40」の目標課題①から⑤の全てをクリアーした3名(NHHUIS)を表彰しました。記念に写真を撮りましたが、うれしさ満面の顔が並んでいました。おめでとう、よく頑張った。

 追記、小5英語の夏の成績を配布しました。

 中1の英語のレベルは今年も高いッ!と確信をもてる内容でした。&今日は、うふふ、MSが初めて授業後に「足立先生、さっきの理科の作図のプリントをもう一回するのでください」とねだりにきました。だから、Seigo記念日です♪

2020年8月29日土曜日

足立より

 

8月28(金)

中3「塾リンピック」速報:1位(金メダル)は294点でTH、おめでとう。2位(銀メダル)は285点でYAKHの2名、おめでとう。3位(銅メダル)は282点でMW、おめでとう。クラス全体の平均は245.7点でした。昨年と比較すると、メダリストの得点は下回るものの、平均点は約18点も高く、また、再テストの不合格延べ数も少なくて、総合的には上回っているという印象です。 さて、例年に習い、中3の不合格者ペナルティーは明日から始めます。×の分だけ演習プリントを消化してもらいます。金曜日のチームAをつぶしながら、もしくは自主的に登塾して終わらせるルールです。「塾リンピック」の課題は受験に必須の基本事項で構成されていましたから、ペナルティーは関係なく何度も何度も繰り返し覚え込みするときっと力になりますよ。

中2「塾リンピック」速報:1位(金メダル)は300点満点のノーミスで、HAMSOAの3名、おめでとう。2位(銀メダル)は298点でSE、おめでとう。3位(銅メダル)は295点で、NWMYの2名、おめでとう。入賞者6名の内、5名は特進生で当然の結果です。何より喜ばしいのはやっぱり、OAの金です。頑張った。努力が実ることを見せつけました。しかし、その逆に、三好先生を煩わせっぱなしの生徒もおります。中2という学年の問題を感じています。

中1「塾リンピック」速報:1位(金メダル)は300点満点のパーフェクト!で、ShimiMHSYの3名、おめでとう。古株の2人は兎も角、この春からの付き合いのSYの頑張りを特に喜んでいます。2位(銀メダル)は299点でKMHRの2名、おめでとう、当然の活躍でしたね。3位(銅メダル)は少し開いて296点のIR、おめでとう。 今年の中1はまず真面目で助かります。再テストで落とす子がほとんどいませんでした。毎年、単語の勉強に気のない生徒はいるもので、ペナルティーや補習で追い立てるのが夏の重労働と決まっているのですが、今年の彼らとはスマートに過ごせました。学校が始まった今週の、最後の2回は頂けない点数の生徒が目立ったので、疲れに負けたねと残念に思いました。

メダリストを週明けには表彰します。改めて、おめでとう、よい夏を過ごしてくれました。

2020年8月28日金曜日

足立より

 

8月27(水)

小3&小5国語:夏期講習会の最終日。どちらの学年も、漢字テストの後は「Bファーム」のプリントをやりました。1つ目のお題は「かなづかい」。これは案外強敵だと知っています。5年生には「仮名遣いは低学年の課題だから学年が上がるほどわざわざ学ばないのよね~でも、これって出来ないとやがては恥をかく種になるのよね~」と嫌味で注意。こう言いたくなるには訳があります。中学生にときどきおるのです。「おおさま」や「こんにちわ」が (´;ω;) 2つ目のお題は「言葉パズル」。今日は5年生よりも3年生に発想や瞬発がありました。答え合わせをしていて、とても驚かされました。子供たちのアイデアは大人をしのぐことが多々あるものです。頭の体操(Bファーム)をすると、面白くてなりません。今日、私が唸った解答 ⇒「□□□か」に「せいじか(政治家)」、「□い□□□」に「かいばしら(貝柱)」「すいかわり(西瓜割り)」、「ゆ□□」に「遊具」、「ハ□□□」に「ハムカツ」、「□り□□」に「かりもの(借り物)」「はりやま(針山)」、早速模範解答に追加しました。ちなみに、言葉パズルの小5の1位はMKSK、2位はHUで、小3の1位はTH、2位はYAMSでした。

中1理科:学校が始まって部活もガッツリになったとたんに、疲れを露わにしてやってくるようになりました。大きな遅刻をする子がいます。ワンセは、勉強と部活の両立を掲げています。授業の聞き損じをどうするかが大事なのです。何のアクションもないのはあきません。また、お眠に陥るのも理解はしてやれます。でも、登塾した限りは賢うなって帰らなあかんのです、マナーの問題でもあります。許してはやれんのです。 授業のメインは「水溶液の濃度」でした。ところで、先週の土曜日に濃度の演習を自主参加で募ると、SSMNYJFRIRMHが来ました。他学年の補習も抱えていたので1時間限りのお相手でした。基本的なことをゆっくり、じっくりではなくて、解いて思い知れ、慣れよという手法で、スピードもあれば、レベルのやや高いものを題材にしました。彼らには、とてもプラスだったことでしょう。だから、今日の内容などもはや「への河童」。2問を「3分で解け」と命じると、SSMNYJなどは2分と必要ありませんでした。ワオ!

 中2理科:「定数比」の演習の2回目でした。HAMYがひと山超えたと思います。SEの理解も進んだと思います。新入生のOSが根性を見せています。英数の補習が大変でしょうに、理科の課題もちゃんとこなしてきました。小テストは申し分がありませんでした。さて、これ以上には訳がございまして割愛いたします……

2020年8月25日火曜日

足立より

 

8月24日・25日(月・火)

 まだまだ暑いですね。

小学校、中学校の短い夏休みが終わりました。そして、OneSelfの夏期講習会は、最終週です。「フィナーレは気持ちよく迎えたい」ものです。生徒の皆さん、この意味が分かりますかぁ~、いっそう気張って勉強してな~ってことやでぇ~

24日、特進英語は「助動詞」に移りました。さて、この夏とても大変だったのは、きっとNWでしょう。特進クラスへの移籍に際し、普段は標準クラスとの進度の調整補習を行うのですが、講習会中はしてやれなくて、その代わりにと、標準と特進の両方の授業を受けるよう言い渡しました。また、Wは英検の勉強も始めたので「英語」の分量がとても多くなりました。えらかったね、労ってやりたい気持ちです。もうすぐゴールだから、頑張って! さて、特進生が「塾リンピック」の単語テストを落とすと、ネチネチお小言を浴びて恥ずかしい思いをします。パーフェクトが続いているのはHAMHの2名です。標準クラスでここまでノーミスを達成中はOAのただ一人です。テストはあと1回。彼女がどうかやり切ってくれますようにと祈っています。担当の三好と、そう話しました。

中3理科は、「100問テスト」にて原を倒した名誉の3名、FHKHMAに足立賞(夏のお土産)をプレゼントしました。原いわく、授業は順調に進んでいて、今日は「仕事の原理」でした。物理の肝で難易度は高い単元です。基本の徹底理解に努めてほしいですね。原と仲良し男子に忠告。原先生にカッコいいとこ見せたければ、勉強に励め()

中3英語を通じて、「やる」と覚悟して体を動かしていると分かる生徒と、だらりとした気持ちに鞭を入れれない状態が続いている生徒との格差が大きくなるのが見えます。タイムリミットはすぐそこまで来ているのに、実感がないのでしょうね、受験生の勉強がどういうものか、分かっていないのでしょうね……私の方が超むしゃくしゃしています()

25日、小5英語にニューフェイスのSKが加わりました。他所でも英語をやっていたというので、問答無用で授業に付き合わせるスタートになりました。皆が順繰りあてられる様子を感じ取って立ち回れる賢い子のようです。 さて、小5は「英文転写」にこぎ着けました。小テストの合格者はそう出ませんが、全体的に字を書くスピードは付いてきて、授業運びがとてもスムーズになりました。そろそろ文法に触れる頃合いです。「フラッシュ・カード⑤」に今日は4名がチャレンジし、NHがクリアーして帰りました。今週の木曜日が期限、ラストチャンスです。練習してきてねぇ~、待ってるよぉ~

中2理科は「定数比」。熱を込めて説明しました。手応えは、よし、悪くない。ちょろちょろ見回って、基本的なことに理解があると知れました。今日の初見では、MYに軍配ありでした。「酸化キンゾク」の問題、「気体の発生」の問題、「やれ!」と言われた工夫、ちゃんとやりや!

中1英語は、前回が盆の課題からテストでした。難易度最強の問題()でしたので、満点は出ませんでしたが、98点で実質満点が3名。YJSYMHです。英文法にゆるぎなし!の、頼もしい答案用紙でした。 授業は「数をたずねる疑問詞」の演習。次回は講習会の最終日で、塾リンピックの満点ゴールに期待のかかる4名がいます!

2020年8月20日木曜日

足立より8/19.20

 

8月19日・20日(水・木)

 昨日も今日もうだるような暑さです。近頃の気候はやっぱりおかしい。台風が来ません。私、理科で、中2に「日本に来る台風は8月と9月が一番多い」と教えますのに、嘘つきになっちまうじゃないかぁ~

19日、小6英語も先だっての5年生同様、盆の宿題プリントを見ましたら、ローマ字の表記力も英文の転写力も落ちて見えました。残念。宿題の内容は復習です。復習は記憶を薄れさせないため、完成度を高くするために出されるものです。緊張もなしに、調べもしないでやると、逆にマイナスの効果に変わってしまいます。来年にはチ中学生の君たち、勉強の仕方としては要注意です。さて、「フラッシュ・カード⑧」の紹介が終わりました。予定通り、期限は今月末です。難関の「形容詞・副詞」にNRTHTSの3名がチャレンジしにきました。残念ながら不合格。でも、仕上がりは悪くない。ここを突破するとゴールが見えてきます。頑張ってね! 新入生FH登場。英語はご辞退いただくつもりでしたが、やりたいと強く言ってきました。先行するメンバーに追いつくのは大変です。さっそく、金曜に補習の約束をしました。頑張ってね!

中3理科は、盆の課題から「100問テスト」でした。原先生が前もってチャレンジして95点でした。原先生を超えた者を表彰するよと言ってありました。未だゆるりとした今期の中3からそんな長けた者は出んのではと不安でしたが、女子3名がやってくれました! 1位は98点FH、2位は97点KH、3位は96点MA。素晴らしい! 足立賞を授与しますね。全体の平均も81点ほどあります。まあまあ、まあまあ、目くじら立てて叱るほどではないかな、うふふ。

20日、小5と小3国語は漢字のテスト後にBファームのプリントをしました。1つ目の「シェイプ」は、小5のトップはHUMK、小3のトップはKYKKでした。2つ目の「文字制限しりとり」が想像以上におぼつかない結果でした。ひらがなで書くのか、カタカナで書くのかが曖昧、ルール外の語を書く、何よりは数が進まない。少し前の生徒に比べると半分です。瞬発力も語力もかなり小さいのだなと思います。小5のトップは10個進めただけでした。小3は鉛筆がほとんど動いていませんでした。昨今の子供全体に感じる国語力、読解力の低下が思われる1限でした。週一の国語がどうした刺激であるべきか、考えさせられました。

中1と中2は今日が理科の「100問テスト」でした。中1の1位は99点でSSGood job だ!2位は97点でMH、3位は96点でHRでした。ただし、足立賞は予言にて、1位のS君と13位のWさんに贈呈です。 2年の1位は100点でHA、2位は98点でSE、3位は95点でMYMSでした。ただし、こちらも予言にて、1位のAさんと8位のOAさんに足立賞が決定です。

中1は明日、英語のテストもありますよ~ン♪