2017年7月28日金曜日

7/28の出来事

  盛夏と夕立を感じる今日この頃です。夏期講習中は出来た者帰りや小学生の居残りプリントの作成と管理で授業前後がバタつきます。睡眠不足と喉の酷使で少々体力的に疲れてきました。それでも安定して休みのある夏休みはまだマシです。

 まずは小5算数。大量の宿題の○付けと解説から概数について復習しました。四捨五入と小数点のある割り算の問題の確認です。NRが出来る問題が増え、課題であったスピードも随分速くなったと実感しました。入塾時のオドオドがウソのようです。同様にIMの課題であった集中力が日増しについており、既に学校レベルではよく集中できている方でしょう。TRも日進月歩、マイペースながらの成長を見せています。

 小4算数では新入生が入塾しFWが先輩として良いところを見せたいからか、出来ることが急に増え、スピードも若干速くなりました。筆算の掛け算や角度の計算・内角の求め方を復習。復習を欠かすと定着しないこともあるのでしっかり確認していきます。

2017年7月27日木曜日

7/25.26.27の出来事

 卒業生が30代になり、ラーメン屋で独立するとのこと。嬉しいと同時に多くの不安が過ぎります。同じ個人事業主の先輩として多くの夢を語り合いました。仲間であると同時に良き好敵手です。

 さて、火曜日は天神祭りの日。昼から諸口で中3特進の国語と社会。国語は文法に力を入れてしています。大学の語学で習うレベルと母国で習う母国語の間で雑学に近い感覚で日本語の音声学と語順について中学生レベルの言葉で解説。とても楽しかったです。外国語は難しいですが、母国語の文法については外国人のほうが詳しいと思います。偉そうに国語について語っていますが、板書で誤字を子どもたちに指摘されることはよくあります。それを嫌がる人(先生)もいるようでが、私は大歓迎です。間違えた板書をずっと見られて家いるほうがずっと恥ずかしいです。鯰江HKSRはすぐに指摘してくれるので非常に助かっています。そうえいば、過日他の学年で活用をしていたとき「泳ぐ」に「ない」をつけると「泳がない」では「水泳する」に「ない」をつけると?の問いに「水泳ない」とか動く+ない=動くない、という答えを発言する子がいて軽く閉口しました。

 今福で中2特進数学の授業。今日は緑AKが少し上の空。頭がいつものように回転せず、クラスで唯一間違える問題を連発。ただ、彼が素晴らしいのは帰宅後にわからなかった問題を復習する姿勢です。水曜日に行われたワンセタイムでは復習の跡が最もありました。逆に授業中にそこそこ理解しても全く家庭学習の形跡がない子もいました。特進の資格はありませんので、今後同じようなことをするならクラス替えを検討中です。点数で杓子定規も良いですが、特進クラスで勉強に対する意識の低い子はいてはいけないと思っています。

 小6算数は復習をしました。もうすぐ中学生になる彼らは既に負けず嫌いが頭角を表し始めています。MATA、FHは互いに学年トップを主張。そこに珍しくHYも参加し、来年に向けて楽しみな状況です。授業ではSR冒頭にミスを連発しチームT仲間入り寸前。宿題の解説では新入生FRが微妙なリアクションをしており、若干対処に悩みました。ただ、1年前を思うとありえないほどに成長があるクラスで今後の伸びが本当に楽しみです。

 小3は先週TNの微妙なズレがあったのですが、今日に環境適応能力を発揮して修正されていました。今後の成長が楽しみです。ところで、去年初参加のMTは、一年経って好奇心が非常に旺盛になり随分色んなことに目移りしています。小2TMは2回目でですが少し慣れてきた感じ。それでも緊張はまだまだ残っているようです。

 




2017年7月25日火曜日

7/24の出来事

 盛夏の中、全く縁のない天神祭りがありました。明日は花火が上がる日ですが、最終コマがないので屋台のものを買いに行こうかと思案中です。さて、五ツ木の結果は前回茨田北学年トップになったNMに茨田北中のMA、ISが上位になりました。鯰江HAや横堤YYはそれぞれ学校で2位。次回はトップ独占してきてほしいものです。

 2時には既に茨田北YUがやって来て自習開始。自習していた小3HNは国語辞典を持ち込んでいたのですが、おびただしい付箋の数々。良いお勉強をしている証拠ですね。小学生の授業では出席カードを配布してスタンプを押すのですが、小6で捺印中に女子のほぼ全員が気を遣ってこちら側にカードを向けるのに対して、男子はほぼ全員がそのような心遣いをしない点に男女らしさを感じました。いずれのケースも逆のパターンは目立ちますね。

 小6算数は計算問題と宿題の解説からしました。図形の応用問題があったのですがTHが良いセンスを発揮し小学生にはかなり難問を理解していました。あとは計算ミスがなくなればバッチリです。

 小5は今日も林間でいない子が多かったです。それでも復習モードを突き進めています。1学期のそうまとめをしていますが、夏休みですることがあまりないだろうと宿題のボリュームが多く、2回の授業で23ページまで宿題。ちなみに大手進学塾の通年用の教材を渡しているためハイレベルな問題集です。授業は解説中心になり、難問を説明しています。小6と共に中学生より教えていて楽しいです。宿題レベルで注意しなければいけない子がほとんどいないからですね。

 夜は中2国語から。受験生の文法力のなさから夏期講習では文法と長文に力を入れると決めました。緑MHは今日も力なく「どうしたの」と聞くと「と~っても空腹」とのこと。ちなみに前回は「クラブがハードでヘトヘト」でした。それでも授業はちゃんと聞いているのですが、元気なときが少ないようです。

 最後は中3特進。ワンセタイムの結果が芳しくない子が数名いたので授業後に話し合いました。宿題や復習レベルで言われないといけないのはよろしくないです。茨田北FSが頭をフル回転させて頑張っているので彼女の詰めの垢を煎じて飲ませたいとしみじみ実感しました。特進生は気持ちで負けては絶対にいけません。

2017年7月22日土曜日

7/21の出来事

 うだるような暑さで夏バテしないか不安です。土曜丑の日はウナギが高くなるので、その後の普通の値段に戻ったときに食べようかと思案中です。

 自習室開放は3時からですが、2時20分頃既に茨田北FS、IS、茨田MYが来ました。速いですね。その後も小学生が続々とやって来てあっという間に18名になりました。学年は中3と小6が中心で普段にはない雰囲気で集中して黙々と宿題をこなしました。

 授業は小5算数から。今日は林間学校で半分の子たちでスタート。小学生の夏期講習会では復習をしっかりとします。まずは前学年までの確認から。やり方はだいたい覚えておいたものの若干のミスが気になりました。HAが貫禄の(?)全問正解でHKはスピードは速いのにミスのせいで全問正解にはなりませんでした。問題を解いた後にあいっかりと見直す習慣を身につけないといけませんね。

 小4算数も復習から。TEは3桁の足し算引き算を暗算で解いていました。できることを暗算でするのは勿論全く問題ないですが、過信した暗算は危険です。しっかりと見定めていこうと思います。体験の子が鯰江東小学校で同小学校のFSが良い刺激を受けていたようです。5年生同様夏休みは平常授業の2.5倍ほどの宿題を出しています。暇な夏休みぐらいは多目の宿題をこなしてもらおうと思います。

 夜は中3特進社会。新入生もいるため最後の歴史の復習を夏期講習会ですると決めました。帰国子女の子がいるので、関西人のノリで話すと速すぎるので気をつけてゆっくりと解説しています。新入生緑FRは歴史の用語をある程度覚えているようで安心しました。新入生の2人を中心にしたため、数少ない見せ場を有効活用できた茨田SKとできなかった茨田NMは明暗を分けて(ある意味暗暗)いました。

 最後は中2数学。初の全員での授業。初めて数学を教えた子もいたり、新入生もいたりでみんなの力量を手探りでした。随分雰囲気も変わり、新しい空気を作ろうとしています。いつもそれなりに目立っている鯰江SAが普通であったり、緑MHはクラブで疲労困憊だったり、少し固い雰囲気でした。

2017年7月21日金曜日

7/20の出来事

 卒業記念パーティで大学の同級生の友人たちに交じり、ワンセの歴代の卒業生も同じパーティに参加し、喜色満面の自分がいる、そんな素敵な夢から目覚めた夏期講習会初日。朝一で動物病院に行き、薬をもらって雑務を片っ端からこなしました。久しぶりに雑務を鬼気迫るオーラでボッチ状態で終え、自己満足。

 息つく暇もなく、低学年の授業。全員弟妹なのである意味やり易いです。兄姉が散々厳しい、怖い、怒られると吹聴してくれているおかげです笑 小2算数は2桁の数字と表についての復習。TMはかなり緊張しながらも頑張っていました。学校よりもピシパシ、ハキハキしているのでそれに慣れようとしている感じ。第一印象は少し速度に課題があるのかと思いきや、慣れてきた後半には良いペースで勉強できていました。

 小3算数はHNが印象的。最初はカチコチに緊張していたものの後半には挙手も積極的で授業を
それなりに楽しんでいました。THも同様に積極的な挙手。2人に共通しているのは間違えていても臆せず発表しようとするところ。逆にMTは場の雰囲気を見すぎて自分を出しきれてないようでした。SNは少し忘れていることがありましたが、解説すると理解できたようです。みんな初々しく私も新鮮でした。少人数でも中3の大人数より疲れは数倍です。低学年ほど細かい動作を見逃さないよう気を張り続けているからです。小学校の先生は35人ほど一斉に見なければいけないので本当に大変だと改めて実感しました。

 夜は中1特進数学から。5名しかいない特進でしたが、想定外の計算ミスの多さでした。少し問題をなめてかかっている気配なので、試験ではミスが命取りになる怖さを知ってもらおうと思います。特進ながらも計算特訓モードに突入させるということですね。授業は方程式の分数計算で基本的なもの。早く終わらせて特進らしく文書題に取り組みます。いつになく緑SSが緊張した面持ちで授業を受けていたのが新鮮でした。

 その後、中3特進数学。初の今福&諸口連合での特進とあって新しい雰囲気でした。笑うのも遠慮するような感じ。茨田NMSKが所在なげに集中して授業を聞いている姿が印象的でした。いつもは今福で目立っている鯰江SRは「余所行き」の雰囲気。まあすぐに馴染んで本領を発揮してくれるでしょう笑 この時期には珍しい新入生がいたこともみんなの雰囲気をピリッとさせたのかもしれません。

 最後は中3標準社会。日本地理の確認をしました。これが役に立つのは入試問題を解いたときです。知識を発揮できたのは茨田北MA。緑MAとFEは県庁所在地を答える問題で一人が「宇都宮」と発言し間髪開けずに一人が「市」と答える「阿吽の呼吸」「ツーと言えばカー」ぶり。その他も息の合った見事なコンビネーションで盛り上げてくれました。




2017年7月20日木曜日

今週の出来事

 明日からの講習会に備えて雑務に追われています。始まるまでがバタバタで、その主な原因が中学生は全学年クラス分けを開始すること。土壇場での変更で出席簿や座席表がまだ完成していません。明日の昼までに順次作っていきます。

 授業は中2国語。とはいいうもののクラス確定テストを実施したので数学と国文法でした。数学のクラスは期末テストと二度の確認テストにより決定。土壇場で緑MHFHが特進決定。逆に約1名がクラスダウン。ちなみにその他の特進数学は緑AK、SH、鯰江SA、旭東MCです。数学の確認テスト(5分程度で出来る非常に易しいもの)では緑YSが「凡ミスや~」と悔しそうな素振りも見せずに言うので軽く諭しました。自分のテスト結果を「凡ミス」「ケアレスミス」と悔しがらない子で成績が伸びた子を知りません。クラス分けのボーダーにいた子が大半で、残念ながら標準クラスになったが非常に残念。私と同じぐらい悔しがる気構えがあれば何か理由をつけて特進にしました。新入生KKは少しずつ塾に慣れてきたようです。早く完全に馴染んでくださいね。

 中3は数学と国語の語彙に関する問題をしました。夏期講習会よりクラスを分けるのでこのメンバーでする最後の授業だと思いつつ展開。最後に苦言を呈しました。わからない問題があって「あてら(指名さ)れたら困る人」「わからない人」と聞いたのに自己申告しない若干名に対してです。どんな塾に行っても、こんなに丁寧に聞いてくれたり、つきあってくれたりしないですよ。ワンセで注意される典型は「わからない問題をわかりませんと言えないとき」です。わからないのは勿論仕方ありません。でも、それを直接聞かれているのにわかるフリをしたり答えてくれないのはコミュニケーション能力として最低限度身につけてもらわないと困ると思うのです。国語の語彙力では去年、一昨年のように飛び抜けて出来る子がいない状況で、少し寂しいです。緑NKはやる気の波が激荒だったのが玉に瑕だっとのですが、最近は上目で安定しています。その調子で最後まで。茨田KCは今福に来て良い集中力で学校の宿題を片付けていました。頼もしい。ところで緑FEMAは青春をエンジョイしているようで羨ましいです(遠い目)

 

 

2017年7月17日月曜日

最近の出来事

 ようやく懇談会もゴールが見えました。かつて履歴書の特技の欄に「保護者会(懇談会)」と記入したことがあります。懇談会自体は全く苦痛ではありませんが、単純に体力的には疲れます。基本的に人と話すのは大好きなのでしんどく感じることはありません。様々なお心遣いありがとうございます。

 さて、学年順に今福の小4から。算数では大きな数の割り算をしています。解くスピードに随分な差が出ており、速度と精度は全く比例しません。全体的にミスは多いほうです。その中でもYSOSのミスが減ってきているのが朗報。TEは変わらず、FWは少しプレッシャーをかけたほうが速度も精度も上がります。FSはその日によって気分のムラが激しく、それがそのまま正答率やスピードに直結するので気をつけて見ています。

 小5算数は公約数の応用問題をしました。最近、算数は張り切っているので少しレベルの高いことをしゅれっとしています笑 ただ、国語の長文は算数ほど出来ていないので、夏期講習の国語は足立に任せるのですが、ことわざ・慣用句などのテストはしようかと思案中です。HAが完全に頭一つ分飛びぬけてできています。

 小6算数は鶴見南の女子がクラス全体をけん引している感じ。とはいうもののワンセはどの学年も多国籍軍で人数の割に多くの学校の子が集まり、仲良しこよしのグループができにくい雰囲気です。懇談会で6年生のクラスの雰囲気の良さについて話していますが、本当に前向きで楽しいクラスになりました。1年前とは大違いです。

 中1は夏期講習より英語と数学のクラスを特進と基礎に分けます。標準ではなく基礎です。基礎クラスを設置するのは約10年ぶりでしょうか。定期テストで90点以上が特進80点以上が標準、80点未満が基礎クラスというのが基準点です。特進は特進らしく、基礎は基礎らしく、それぞれ鍛えていく予定です。夏を終えるころには全員が大きく底上げされているはず!
 
 中2は数学のクラス平均が90点弱あり、最低点の高さもいいところ。こちらも夏期講習より特進。標準に数英のクラスが分かれるのですが緑MSが特進入り。ここで覚醒してくださいね。英語と数学はクラスが連動しないため、強化によって所属クラスが違うこともあり得ます。でも、気持ちの部分で負けている子は特進にはふさわしくないので標準クラスになります。点数は大切ですが、勉強への姿勢はもっと大切です。

 中3は緑HMが頑張っています。前回書いた強化指名は緑IM、HMと茨田KCになりそうです。夏期講習中の昼間に色々見ようと思います。この時期に私立中学の新入生が入ってきました。非常に個性的で私好みのキャラです。数少ない男子として特進の授業を盛り上げてくださいね。茨田KCMHが社会では少しずつ結果が出ている感じ。中3は女子が目立っていますね。

 これからはもう少し今日の出来事を詳しくアップしようと思います。

2017年7月12日水曜日

夏期講習会

 「もうすぐ夏期講習会で忙しくなって大変でしょう」実に多くの方から異口同音に言われます。正直、面倒くさいので「そうなんですよ~」とか相槌を打っていますが、夏期講習は私にとってパラダイスです。だって授業しかないのですよ?一日、授業や補習だけすればいいのですよ?幸せ者です。

 こんな小さい街角の個人塾経営者など、吹けば飛ばされてしまいます。また、小城の主なのに勘違いしてドンと身構え、受け身になると時流に取り残され情報を上書きできなくなります。だから多くの人々と会うようにし、できるだけ老若男女と接しようと思います。業者さんでも基本的のアポイントは断りません。異業種の話を伺う良いチャンスです。そして、良い授業をすることへの影響が出始めます。完璧な予習や準備ができず、美しい流れの授業を展開できなくなります。

 でも、講習会は違います。業者さんもこの時期は忙しいと思い込み活動を自粛されます。高校関係者も夏期休暇で訪問はありません。電話も欠席連絡ぐらいで普段より授業に専念できます。昨年と違い中学受験希望者はいません。考えるべき時間割や行事もなく、精神的にも時間的にも普段よりゆとりがあります。

 懇談会は今週末でようやく佳境を終え、来週から中学は昼まで授業。クラブのない子は早々に塾で補習できるのです。今年度は例年並みの人数ながら、数学は飛びぬけてできる子もできない子もいません。気持ちはあるのに空回りしたり何をしていいのかわからない子に付き合おうと思います。私に空き時間があり子どもも空いているなら優先順位を決めてドンドン呼びます。まずは懇談会終了のめどがつき次第、プラスアルファの補習が必要な子をしっかり見ようと思います。もちろん、自己申告者はウエルカムです。楽しいとは思いこそすれ、負担でストレスになるとか全くあり得ません。私も職人の端くれですから。

 他塾で同じような立場の人によく言っています。「ウチの子たちは先生のモチベーションを上げてくれる良い子ばかりですよ!」と。「いいな~」「羨ましい」と言われます。やっぱり幸せ者です。

2017年7月10日月曜日

補習

 最初に酔っ払い宣言をします。

 塾業界がブラックだと言われており低賃金が問題視されています。ヤフコメに時折参加しますが、ブラック塾は生徒のために、を合言葉に講師に対して無給で補習や研修やミーティングをするとのこと。私は「生徒のために」を口にしていいのは経営者だけだと思っています。経営者(私)は子どもたちのために休日返上するのは当たり前だと思っています。補習には対価が発生しません。ただ、私以外の講師はもちろん既定の賃金が発生します。研修にもミーティングにも賃金発生は当たり前です。経営者が誰よりも労働時間が長いのは欧米では常識です。

 補習は各講師が子どもたちのためにしてあげたいと言えば止めることは基本的にありません。ただ、補習を子どもの都合で欠席したり約束を守らなければ次の補習の優先順位は下がります。講師も休日の自由時間を賃金が発生するとはいえ、高給ではない中せい成績上昇のために補習を実施しているわけです。これを私たちは「補習は愛情で出来ている」と言っています。偽りのない気持ちです。子どもたちも「自分のためにしてくれている」という気持ちから補習に対して前向きに取り組んでいるのだと解釈しています。

 今回、ブログを書くきっかけになったのは某塾のチラシを見たからです。トップ10への不合格率が2年連続で過半数、システムすらまともに把握しておらず、チラシ上でも自信満々に事実ではないことを書いている塾です。不思議なもので、活字になると何となく真実味を帯びます。大量チラシを出せる塾のものだから信憑性も上昇しているのかもしれません。

 何が印象に残ったのかというと欠席者補講をもれなく行うことをシステム化していること。保護者の方にすればありがたいことかもしれません。でも、講師は人間です。感情のないロボットではありません。もし、自分の授業をさぼった人間に補習をすることになったら気持ちを込めてできると思いますか?真剣に子どもと向かい合っている先生ほど無理ですし、私はそれを強制することは絶対ありません。

 ワンセルフの補習は愛情で出来ていると言っています。愛情(補習)を拒み続けて講師が諦めて覚めてから、気まぐれで補習をお願いされたり、通常授業をさぼって補習を頼まれても気持ちを込めてできるわけありません。また、気持ちを込めて補習できないならしないほうがマシです。誰得状態ですよね。ちなみに、私はかなり諦めが悪い人間です。どうしようもないほど愛情を拒まれたら諦めますが、かなり最後まで粘ると思います。

 これから下半期は受験生の追い込みに空いている時間を割きます。私を困らせるほど勉強に燃える「面倒な子」が大好きです。ワンセにおいて「面倒くさい子」は最も誉め言葉です。そんな愛情は子どもたちの気持ちの応える形で芽生えるもの。当事者(子ども)にその気がないのに第3者(保護者)が望んだからといって愛情(補習)は与えられません。気持ちのない補習を講師に強制することもありません。ただし、やる気のない子を引っ張って行ったり最後まで諦めないのは講師の務めだとも思っています。それでも逃げ続ける子どもを逃がしてあげるのもみんなのためだと思います。

 

 


2017年7月9日日曜日

最近の出来事~主に中学生~

 ポチャ…その1秒後には濡れたiphoneが手元にありました。素早くカバーを外して水滴を吹き、画面が普通だったので大丈夫と思い、色々触り電源を切ったりつけたりを繰り返すと……ついに電源が完全入らなくなり使用不可能になりました。教訓「水に濡れたら即電源オフ。カバーを外して丁寧に拭く。その後、乾燥剤と共に密封」これを最低1日してから電源がつかなければ即修理、ですね。月曜日までLINEは見れませんので悪しからず。かつ、今までのデータは全て消えているので再送にご協力ください。

 来週末まで懇談会が続くというのに喉は悪化一途です。10分話し続けると咳き込み止まりません。非常に申し訳なく思っております。失礼してのど飴を舐めると、その間は治まります。本当に厄介な喉です。見苦しい姿ですいません。

 さて、今福中1はみんなに散々嘆いているものの、実際には急激にできることが増えている学年でもあります。茨田OTや緑MTは集中力が3月の倍以上になりました。茨田ATは勉強しなくてはいけないという自覚が芽生えています。彼らの学年平均はワーストですが、それでも大手進学塾の全生徒平均点と比較しても恥ずかしくないという自負はあります。学年トップの子ですら出来ていないことばかり気になるのですから、個々の成長を願い、できていないことをできるようにしたいと思っています。緑SS・菫NM・横堤中OSの学年トップは微妙ですが、上位には確実にいます。これからの伸びに期待しています。

 中2は緑YSが覚醒中。緑AKを抜きライバル(?)の緑SHに差をつけて塾内で学年トップをする状態になってくれています。また昨年の同期と比べものにならないほど意識が向上したのが緑MSと鯰江TK。すっかり注意されることなく勉強の質向上を望めるほどになっています。今福にやってきた茨田TAは自己ベスト更新をしています。何より、勉強に対してクラス全体が前向きなのが良いですね。

 中3は緑HMが順調に自己ベスト更新。毎日一番に通塾して勤勉している成果ですね。緑IMは数学が他教科と比べると得意ではないのですが、それを負けん気でカバーしているのが頼もしい。鯰江HKは点数以上に気持ちが乗ってきているのが良いですね。茨田北ISや茨田KCと特進クラスで切磋琢磨してください。高レベルな結果を期待しています。

2017年7月7日金曜日

最近の出来事

 今福の懇談会は佳境を迎え、初めて懇談でのどを痛めてしまいました。全力で回復に努めていますが、声を出すのが仕事なのでなかなかハードです。さて、最近の出来事を学年順に。

 まずは今福鶴見校舎。小4は大きな数の割り算を筆算でしています。個々の課題が浮き彫りになりました。スピードは速いものの、ミスをした結果正答率が悪くなっている子や、一度目の説明では理解は怪しいものの二度目の説明ではできるようになる子など、十人十色です。色んな状況を考慮してもスピードと精度に課題があるのは間違いありません。そこで制限時間1問1分程度で5問ほどやっていったところ、格段に全員の集中力があがりました。信賞必罰で「間違えた問題は居残りで間違い直しをしてから帰れる、または別の日にお呼び出し」という条件。みんな現金ですね…

 小5は最大公約数と最小公倍数について。理解度は悪くなく、どんどん進んでおり快調です。漢字の努力もほぼ全員がしてきており雰囲気が良くなりました。懇談会でも基本的に褒めることが多い学年。さり気なくれべるん高いことにもチャレンジできています。国語は算数よりも課題があり、記述式の答え方などが甘く徹底しようとしている期間です。

 小6算数は新単元の速さの問題についてやりました。初回なので公式には触れず、速さの概念についてで時速・分速・秒速の変換です。定番の足立のバイクの速さは時速360kmというところから。これを秒速にすると秒速100mで非常に意識しやすくなります。「1」と数えるだけで100m進むといえば、その速さをイメージしやすいのでしょう。

 中学生の出来事へ続く

2017年7月2日日曜日

期末テスト速報

 まだまだ出揃っていませんが、中間総括。

 中1はSS横堤OSNMは大台キープで中学の順位は上げてきそうです。もう少しミスが減ったり、点数への固執があれば学年トップに立つ日もあるでしょう。努力で点数が取れる定期テストはワンセの子たちで上位争いをし続けて欲しいです。

 中2は緑中に革命。YSAK.SHに勝ち、理科の解答結果次第で学年トップの可能性があるらしい。中1同様非常に楽しそうな雰囲気の彼ら。エンドレスでも授業後は超楽しそうな表紙で12時間勉強した後というよりユニバ帰りの子たちのよう。楽しく成績アップしているのは理想的です。

 中3は緑IM努力と結果が比例。鯰HKも悪くない勉強を始めています。また、HM.NKは入塾後の自己ベストを更新しています。蒲生はテスト結果がまだわからないですが、2人ともに自己ベスト更新を期待しています。

 茨田、茨田北、門真7中はほとんど返却されていないので後日改めて総括します。

懇談会

 塾講師の友人と懇談会について話す機会がありました。ワンセは選択教科が一切ないので、近況報告が中心です。それに対して、他塾の個別では受験生30万円、その他20万円をノルマに講習を受講させなければいけないとか、アンケートがあるからその評価を良くするために話さないといけないとか色々大変そうです。

 私は懇談会を通じて保護者の方の期待を感じ、絶対に裏切らないように精一杯頑張ろうと思っています。できるだけご家庭での子どもの様子や言動をお聞きして、個性を知りたいと思っています。本人が教えてくれなくても、実は強い意志での志望校があったり、将来の希望があったり、それを聞くたびに実現するためのお手伝いをしなくては、と感じます。

 ただ、私は負けず嫌いでもあるので、自分の知らない一面を教えていただくと、まだまだ知らないことだらけでダメだなと実感します。まぁ、保護者の方の知識に逆立ちしても勝てる訳ありませんが、出来る限り保護者の方でも知らない一面を探して、懇談会で子どもについて情報交換したいと思っています。

 そのためには専門である高校・大学・就活について最新知識を仕入れ、子どもたちをしっかり観察して個々と会話しなくてはいけないと強く思います。また、自分の言動が子どもたちやご家庭での影響力について知る度、襟を正して背中で引っ張っていかなくてはならないと改めて戒めます。

 久しぶりに会った卒業生でも、授業の雰囲気は変わらない、と異口同音に言ってくれます。子どもたちや授業に対するモチベーションが30年近く経っても下がらないのは保護者の方の子どもたちへの愛情を感じられるからです。私にとって懇談会は、自分の気持ちを一講師として新鮮にしてくれるものです。懇談会がストレスにならない保護者の方々に恵まれている良縁にも感謝しています。