2023年4月28日金曜日

最近の出来事

 ようやく新校舎に荷物が入り始め、教室らしくなってきました。什器の搬入準備で手足の筋肉痛で動きが鈍いです。それでもみんなの協力のおかげで今福鶴見校も新校舎も良い感じになってきました。私は、古いタイプの人間なのでgive&takeの精神や性善説が基本となる考えです。何かしてもらったら自分の出来る範囲でいつまでも感謝の気持ちを忘れません。気持ちに対して自分の出来ることをいつでもしようと思います。

 さて、小4は大きな数の割り算が終わり、復習モードです。開始が3月末だったので、学校よりも大きく進んでいませんが、良い状態でここまできました。国語では読解力が悪くないので、しっかりと伸ばしていきたいです。小5YHは前を向いて取り組んでいました。できなかったことを悔やむより、出来ることが増えた喜びをしっかり感じて欲しいです。小6は課題が多いクラスですが、一つずつクリアしてしっかり基礎固めを終わらせる小学生であろうと思います。

 中1数学は文字式の計算問題の導入は出来ませんでしたが、そこまでの定着度は悪くありません。1学期期末の過去問結果では緑IN、UM茨田TTが良い考えの跡がありました。惜しむらくは、3人とも計算ミスが散見していたこと…中2は英数ともに問題演習不足が感じられます。今、色々するとGWでリセットされるので、我慢して休み明けから課題を増やしていきます。中3は、少し歩留まり(定着率)が良くありません。前回理解できた単元を忘れるのが早い子がいるのが気になります。

 5月からはテスト対策と一泊移住と修学旅行で管理が大変になりますが、一学期中間テストで点数をしっかり取れるようにしていきます。

2023年4月21日金曜日

最近の出来事

 5月開講の分校準備が慌ただしくなっています。実は、この校舎は2001年に創立したときの場所です。カメムシが発生していた懐かしい思い出があります。トイレが和式で、12ロール買ったトイレットペーパーが1年経っても2ロールしか減りませんでした。女子には抵抗があったと思います。その思いから今の今福鶴見校舎は最新の自動開閉アラウーノになっています。トイレットペーパーは一日1ロール以上のペースでなくなり、綺麗で使おうと思えるようになったことを嬉しく思っています。ちなみに分校のトイレもさすがにウオシュレットになっています。校舎はそれなりの年数を経ているものなので新品ではありませんが、できるだけ手を加えて綺麗にしていこうと思います。

 さて、授業の様子です。小4はOKは初回の授業がうそのようにスピードが速くなりました。算数も国語も理解度が一気に良くなり成長期の到来を実感しています。小5YHは平常心で取り組んでいるときは良いペースで色々進むのですが、少し悩み始めると真っ白になるので、色んなものをコントロールできるようにしていければと思っています。小6は久しぶりに国語や英語を見ていると、算数とのギャップを感じています。THが安定して出来ることが増えています。MHも同様で積極的に授業に参加してできることを増やしています。

 中3はまだまだ受験生としての意識は芽生えていません。今週、志望校決定までのタイムスケジュールを確認しました。7月までに本命を公立か私立か決定する。9月末までに私立を2.3校に絞り、11月までに最終決定。一番重要な11月中学校実力テスト・五ツ木模試に受けて調整していくことなどです。でも、もっと大切なのは高校決定ではなく、将来について考えて、そこからどういう高校生活を過ごすのか決めることです。ワンセの卒業生は国公立や関関同立の進学者が多いです。高校部門を持っていなかったワンセなので100%卒業生の頑張りですが、高校合格がゴールになって燃え尽き症候群になる子がいないことは嬉しく思います。卒業後もしっかり見守る姿勢は不変です。

 中2数学はようやく連立方程式の計算問題が終わり、数学担当としては面白い問題に取り組めます。昨年、過去最速のペースで教科書内容を終わらせて演習を増やした結果、受験時の数学の状態が全体的に非常に良く、ほぼ全員が数学で助けられました。また、例年よりも社会の勉強時間を増やした成果も感じられました。応用・発展問題を楽しくやっていきたいですね。

 中1は春休みまでに良いペースで進めたので、今は中学校生活と新しいリズムに馴染んでもらうことを優先しています。10時終了ですが、まだ疲れは見えていないようです。無理なく、少しずつ進む予定です。数学は文字式の導入(中学では6月ぐらいになる予定)が終わったので、進路にゆとりはあるので少し安心して色々気を配りながら展開していきます。

2023年4月14日金曜日

復刻:ワンセマニア(懸賞クイズ)

 第一問

1.事務所にある椅子は何脚でしょう。

2.先生またはスタッフ(OB可)の名前を3人挙げてください。

3.ホワイトボードのマーカーは全何色でしょう。

4.時間割の中3の背景色は何色。

5.創20周年の龍神賞は何。

6.販売している(していた)文具を5つ挙げてください。

7.松本先生の中学生時代の部活は。

①テニス部

②茶道部

③帰宅部

④トレジャーハンター部

8.佐々木先生の高3のときの主な通学手段はどれ。

①電車

②自転車

③バス

④ヒッチハイク

9.井川先生の高3のときの通学手段はどれ。

1.電車

2.バス

3.自転車

4.タクシー

10.事務所にある原先生のレターケースは何段目。

①1段目

②2段目

③3段目

④18段目

答えをLINE、メール、紙のどれかで応募してください。締め切りは4月17日(月)23時59分。当選者の中から1名、全応募者の中から1名、合計2名のオリジナルクオカード2000円分を進呈します。

水曜に卒業生が最後の写真撮影に来ましたが、個別のコメントを控えました。伝えられなかった言葉をこちらか、LINE個人で少しずつ伝えようと思います。

2023年4月13日木曜日

最近の出来事

 今日は久しぶりに卒業生が訪れ、このメンバーで会う最後の写真撮影でした。初々しい姿にほおが緩みました。みんなの将来に幸あれ!

 さて、最近の授業の様子です。小4は大きな数が終わりました。初回の授業では完全定着が出来ておらず、少し時間がかかるかと思いきや、次の週には理解でき、その次の週には応用問題も良い感じになっていました。理解すると使いこなすのは速いようです。小5YHは男のらしく粗削りですが、修正ポイントが明確で指摘するとすぐに応えてくれます。どれぐらい伸びるのか楽しみです。小6算数は小学生で習う全ての計算問題が終わりました。課題は制限時間内に100%に近い精度で正解できるようになることです。

 中1は、数学が四則混合の文章題が終わり計算問題のミスの多さが大きな課題です。茨田TTは努力して問題を理解することは非常に素晴らしいのですが、時間との戦いになることがりそうです。緑INは閃きはピカイチなのにスピードを上げ過ぎて確認が追いつかずミスをした結果、満点になれないことが課題。茨田北OTはメモをよくするようになり成長を感じます。次は、メモを取る時間と取捨選択が課題ですね。

 中2は連立方程式の導入が終わりました。そろそろ演習の時間を設けて習熟度別の補習をしたいところです。中学生共通ですが、この時期の数学は計算問題ばかりで教える方としては楽しい単元ではありません。早く文章題を楽しく解説したいです。

 ところで、今日受験生が集まった理由の一つは公立高校の点数報告です。文理学科の平均点が373点でその他が376点でした。素晴らしい結果で努力が実って嬉しいです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

2023年4月6日木曜日

最近の出来事

 中学校の入学式が終わり、ワンセでは春期講習会が終盤を迎えています。新しい部門の立ち上げ準備と新校舎準備、もちろん授業はフルコマなのでその準備で一日が速いです。卒業生からの連絡があると最優先しているので、思い通りに一日が終わることがほとんどありません。それでも、社会に出た彼らの悩みを聞いていると、好きなことを仕事にしている私は恵まれているのだと感じます。睡眠不足になること以外は仕事の悩みはポジティブなことか、単純にどう勉強してもらうのかを思案しているぐらいです。

 人と話すとき、最近特に意識してているのが感受性についてです。これは十人十色ですが、世代間の相違を強く意識しています。一つの事象についてどんな感想を持つのか非常に興味があり、○○はどんな意見?ということをよく聞きます。また、人(世間)が何に興味を示しているのかも興味津々です。AIに絶対追いつけない情報と判断ができるように探究心を好奇心は失いたくありません。

 そんな私は「この業界で遣り残したことはない」ぐらいに感じています。すると、それを聞いた人がモチベーションが低下したのだと思うようです。モチベーションの低下は「負けたくない」「大きくしたい」という部分では存在します。既に教授力の部分で脅威を感じる塾は存在しないからでしょう。逆に、今いている子たちをしっかり見るのだ、という思いは全く変わらないどころか、むしろ強くなっています。

 年齢的に厳しい父親的なポジションから温かく見守るおじいちゃんの中間地点ぐらいに視点が変わってきました。特にスタッフOBたちへは既におじいちゃん的な「○○が良い子なのは知っているから何かあったらいつでもおいで」という感覚です。

 現役の在籍生たちへは成長して欲しい、出来ることを少しずつ増やして欲しい、苦手分野を自覚して対処法を考えて欲しい、そんな気持ちが強いので寄り添いつつも甘えにつながることは許容できません。打たれ弱い最近の子たちにとって、より良い方法を模索して指導しています。

次回は授業の内容について書こうと思います。

2023年4月1日土曜日

最近の出来事

 新年度が始まり、多くの新しい風がワンセにも吹いています。授業前後の教室内や事務所で笑顔が増えているのが印象的です。中2、中3では自習性を尊重し、ペナルティ制度の原則廃止を打ち出して新しい勉強方法を模索中です。ただ、自由と責任は表裏一体でなければいけません。日本の子どもは「お子様扱い」に慣れて、自由と権利の主張はし、自分が傷ついたときはアピールするのに、責任は転嫁するか誠意・反省のない形式的な謝罪で済ます機会が増えているように感じます。

 宿題や課題の自由裁量を増やしている中2、中3。手抜きを続けるなら自由を剥奪し、管理されるという方法になります。今週は数人が注意されましたが、全くの手抜きではなく、やるべきことの詰めが甘いことに対して苦言を呈しました。前回の授業の内容をほんの2.3分見直しをして授業に臨むだけで思い出せたり確認できるのに、それを怠った結果、公式や重要なルールを忘れて授業の内容がわからなくなっていくことになるのです。気になることは見逃せないので言ってしまいます。今時ではないのは理解しつつもやはりその子の将来が案じられます。

 まさに社会に出てからの仕事と同じです。やるべきことと納期(締切)を伝えられ、それを聞き逃したり守れないことが続く人と企業が雇うのか。返事は否でしょう。逆にルールを守れコミュニケーションを普通に取れる人と仕事したいです。乗り越えられる責任感を養う必要があるでしょう。小中学生時代にこそルールを守るということを覚えることが必要だという考えは変わりません。

 今、出来ないことが18歳で高校を卒業すると、ある日突然責任感が芽生えるとは思えません。小中学生時代の基本の定着が必要な時期は、まずはルールを守ることの重要性を理解して遵守できるようになることが肝要でしょう。それをすっ飛ばしてテストの点数だけ良ければOKという考えにはなりません。どこにも負けない点数を取っているワンセだからこそ、人として大切なことをしっかりと伝えていきたいと改めて感じた今日この頃です。エイプリルフールですが、嘘は入っていません(笑)。