2022年10月12日水曜日

秋の高校レポート⑤ ~上宮高校~

 プレップコースの指定校推薦の多さが非常に魅力的な高校です。元男子校ですが男女比は6:4でやや男子が多い程度です。ではレポート。校風3授業態度2教授力2.5お勧め度3.5。先週末までテスト期間で返却日だったクラスもあったので、正確な判断ではありません。ただ、指定校推薦の枠が、プレップコースの定員以上あるのは非常に安心材料です。

2022年10月11日火曜日

秋の高校レポート④ ~開明高校~

 久しぶりに開明高校へ訪問しました。では早速レポート。校風3.5、授業態度2、教授力3.5、お勧め度3。かなり校風がはっきりしていて、万人うけする学校ではありません。高校というより予備校に近い感じです。先生がチームではなく個人で動いており、職人さんです。授業の質やカリキュラムは悪くありません。でも、授業を聞いている生徒はほとんどおらず、受験生でも緊張感とは無縁でした。また、高校生の現役国公立大学進学率は約10%で色々考えさせられる数値でした。

2022年10月6日木曜日

最近の出来事

 中間テストの続報です。中1は緑MYSKが英語数学満点、緑ISSHMYが数学満点報告がありました。SKは学年トップの可能性もあるのではないでしょうか。ちなみに1学期中間テストから期末テストでは学校平均点が50点以上下がっている中、ワンセ生平均は約20点ダウンです。学校平均点との差は校内順位とほぼ比例します。学校平均点以上に下がっている子はほぼいないので、ほぼ全員が期末テストで順位を上げたということです。更に、1学期より今回成績を下げた子は若干名でした。つまり、中1は全体的に順調に成績を上げているということです。授業でも、終了後に理解できている子が理解の怪しい子に解説している姿は受験生のようです。勉強にプライドを持ちつつ楽しんでいる彼らがとても頼もしく、頬が緩みます。

 中2は緑OYから理科満点報告です。緑IHと共に自己ベスト更新に期待がかかっています。ちなみに緑THは漢字間違いで99点という泣くに泣けない結果でした。そして、中3は緑OYSS、KT、IMが満点。点数だけみると決して悪くないですが、ミスの多さから満足している子は少ないように感じる結果でした。ずっと嘆き続けてきた国語がようやく伸びてきました。去年は入試に間に合わないのではないかと思ったほど、絶望的に感じていましたが、1年以上前から対策してきた結果が出始めて少し嬉しいです。

2022年10月5日水曜日

中間テスト速報

 緑・茨田・旭東中学の一部が返却されています。半分程度しか返却されていないので、満点報告から。中3は数学満点が緑SS,KT,IMの3人。英語満点が緑MR、社会満点が緑KJです。数学社会は比較的易しかったので続報が楽しみです。中1は数学満点が緑ISSK、SHの3人。英語満点がMYでした。こちらは半分以上が未返却なので続報が楽しみです。中2旭東MTは全教科90点以上を達成。惜しいのは480点をギリギリで超えなかったことです。

2022年9月28日水曜日

最近の出来事

 高校訪問をして情報交換していると、私の労働環境は幸せなのだと実感させられます。22年目を迎えても不変なのはお預かりした全てのお子さまには保護者の方がおり、その期待に応えられるように精進することです。時流もあるので手法は変わっても全力で子どもたちを見る、という姿勢は変わりません。コロナ禍が始まった2年半前には対面授業の継続を掲げつつ、リモートについては色々試しました。子どもたちには「実験」と言っていました。世知辛い世の中で揚げ足をとることも多いですが、ワンセでは比較的受け入れられたと思っています。みんな未経験のことだらけで、完璧なリモートなりコロナ対策が出来るわけありません。だからこそ、考え得る全パターンを試しかったです。失敗経験は良い肥やしになります。誰かがやって、その情報を基に動いては遅いのです。自信があったのは失敗しても取り返すことです。勉強での遅れなど時間をかければ必ず解決できますし、当時は有り余る時間が存在していました。

そんな考えを受け入れてくれている環境が幸せです。中学生時代、学校の先生をするか塾をするかの二択で塾を選びました。好きなことを仕事にし、子どもたちや保護者の方と様々なことで一喜一憂できているのが幸せです。自分の良心に従って、責任を持った言動を心掛けていますが、選択を間違えたと感じることは日常茶飯事です。それでも、次に顔を合わす機会があれば改善できます。私の基準は悪意があるかないかで、悪意さえなければボタンの掛け違いは話し合いで解決できると思っています。

Z世代の令和の人間関係の模範解答は、上手に距離を取ることらしいです。傷つけず、深いことに首をつっこまず、トラブルに巻き込まれないようにする。そんな人が就活における上場企業のニーズでもあります。

充分理解できますが、それでは面白くない。腹の探り合いをして相手の考えを推し量ることは苦手ではありませんが、子どもたちにしたくありません。聞けば本音で話してくれる小中学生は、成長が実感できてとても楽しいです。システマチックにタイムパフォーマンスを考え、要領を最適化する企業とは真逆です。そんなアナログが通用する環境が幸せです。

進路相談の時期で、私は出来る限り多くの高校訪問をしています。そのときに「○○ならこの校風が合うなぁ」「△△はもっと引っ張ってくれる高校がいいぁ」と思いながら見ています。自分の目で見た情報を最優先に信用するのでネットの情報は調べても確認しないと安心して保護者の方に伝えられません。通学する可能性があり訪問できるならしっかりと自分の目で学校を確認し、その感想をお伝えしたい。そんな姿勢が否定されず、やっていけている環境が幸せだと実感する機会が多い、今日この頃です。

秋の高校レポート③~大阪商業大学高校~&9/27の出来事

 東大阪にあり、大阪商業大学の付属で30%ほどが内部進学しています。では、レポート。校風1.5授業態度1.5教授力1.5お勧め度2。生徒が全体的に勉強する意思が見えません。退学率が高いのも頷けます。近隣に同レベルの高校がなく、競争相手がいないため自浄能力がありません。校長は人数至上主義で、教師や生徒に寄り添えない人です。耳の痛いことを言う人を寄せ付けないので、良い高校になる可能性は極めて低そうです。ただ、現場の先生はアナログながら血が通った授業をしている人もいました。残念ことはそれを聞いている生徒がほぼいないことです。

火曜の夜は中3の授業。今日は関大北陽の数学過去問にチャレンジ。トップは緑SSで緑YJKTが続きました。歴代の文理学科合格者平均点を上回る子が増えているのは良い兆候です。粗削りな緑IS、努力の緑IM、その中間の鯰江SYの健闘ぶりが最近目につきます。

ちなみに中1の状態も悪くありません。課題への意欲が高い子が多いです。一般的に中1の1学期中間テストが自己ベストになる子が多いですが、ワンセでは半数以上が中2中3で自己ベストを更新しています。彼らもそんな先輩に続いてくれそうです。

2022年9月26日月曜日

9/26の出来事

 中3の9月度五ツ木は鯰江中の学年トップ、2位を独占。前回は緑中の上位10人中8人を独占していました。偏差値50以下は約1割です。入塾テストなしでこの成績をほぼ毎年キープしているのはみんなの頑張りの成果です。結果は決して悪くないのですが、前回より若干下がった子もいます。全員成績アップするのは現実的ではないとはいえ、課題を感じます。ちなみに担当教科である国語社会数学は偏差値が2~3上がりました。特に国語社会で伸びを感じます。数学はミスが減ればまだまだ上がる余地がるので、11月の五ツ木及び実力でそれぞれがピークになるよう頑張らせます。

月曜日は小6算数から。新単元の比例の導入でした。正直、簡単な単元なのであっさりクリア。次回は反比例の導入をする予定です。少数精鋭で算数の手応えもいいので、中学生になってからの活躍が楽しみです。小5算数は分数と小数の計算問題の確認でした。今日の単元のやり方は理解できているのですが、宿題の分数計算問題で、約分を忘れていなかった子が一人もいないという状況。悲しい結果です。2ヶ月以上、「約分、約分」と呪文のように毎回唱えているのですが、徹底できません。毎年、苦労していますが、年々約分忘れは酷くなっているように感じます。

夜は中3と大阪国際数学と関大北陽の国語演習。数学トップは緑SSで緑IM鯰江SYが続きました。この3人は歴代の文理学科合格者平均点並です。国語は菫MN鯰江MHがトップで緑KJ、KHが続きました。2年生のときは数学にかなり期待し、国語に大きな課題を感じていた学年ですが、ここにきて国語が順調に伸び、数学が伸び悩むという想定外の結果です。ヒトが相手なのでマニュアル通りにならなっかたり、過去の経験がそのまま適合しないのが面白いですね。