2020年10月21日水曜日

高校レポート⑨~大阪産業大学付属高校~

  水曜日の朝、大阪産業大学付属高校へご訪問。灯台下暗し、驚嘆の学校に変わっていました。授業態度3.5、教授力3、校風3.5お勧め度3.5。数値的にはあまり高くありませんが、とにかく先生の熱量が凄い。興国・常翔啓光を称賛していましたが、異次元の凄さです。本来、手抜きをしがちな下のクラスでも先生の熱量が半端ないです。非常勤が専任かわからない授業を展開する高校はここだけです。また、電子黒板(プロジェクター)の使い方が非常に生徒主体に考えられています。私もipadを利用した授業をしているのでわかりますが、生徒を見る意識が強くないとあの授業はできません。ICTの先端である近高や常翔啓光の授業とは比較にならないレベルです。ここ数年で最も衝撃を覚えた授業です。大阪桐蔭高校の兄貴分の学校ですから、上位層へのノウハウもあるはず。数値が高くない理由は「学力層が中途半端」だからです。特進でも関関同立は厳しい。下のクラスだと勉強の部分では厳しい。つまり、おすすめする層が存在しないのです。校長先生には最大限の賛辞を送ると共に、本気で関関同立を目指すクラス、国公立を目指すクラスを創設していただければ、イチオシの高校になることも伝えました。ただ、現校長先生が変わったらどうなるのかという大きな課題は残っていますが。