2020年10月21日水曜日

高校レポート⑩~常翔学園~&近況

  実は前回ご訪問したときはタイミングが悪くテスト直前で授業している自習の教室が多く、レポートが難しく再訪問しました。午前中の大阪産業大学付属高校からのはしごです。最高の授業を見た後なので評価が辛口になります。授業態度3.5教授力3.5校風3.5お勧め度3.5。スーパー以外は施設設備が整っている公立高校。ただ、旧大阪工業大学高校ですので大工大への進学しやすいのは大きな強み。大工大は有名ではありませんが、阪神淡路大震災以来、天災後の復興ニーズによる就活に強い大学です。関関同立に行けないなら、頑張って大工大にいくほうが将来は明るくなる可能性が高いでしょう。

 中学生の近況は極めて個人差が激しいです。特進生の全生徒平均点は475点で悪くありません。クラス分けの基準は定期テストを目安にしています。中1は数学95点以上、または英数合計190点以上です。ただし、少し点数が足りなくてもそれを補う気持ちを持って来てくれるなら特進クラスへ参加可能です。逆に積極的に参加できないのであれば標準クラスへ降下してもらいます。

 昨日に続きテスト総括。被る内容もあります。中1は緑SSYJ、鯰江MHが480点以上getで学習奨励賞。惜しくも470点台が緑HR、OY。その中でもSSOYは前回よりも上げているのが素晴らしい。菫MNも前回より上げています。緑IRは数学特進に前向きな気持ちを持って参加したいとの申し出があったので特進クラスで頑張ってもらいます。

 中2は緑HAは安定の学習奨励賞(480点以上or学年トップ)。ここに自己ベストを更新した緑SE、高め安定の緑MY、必死で特進についてきている緑MSがいます。鯰江はKNがほんのり上昇気味です。

 中3は緑YA、KHの地道な努力の継続が素晴らしい。鯰江OM、MHは受験生なりの勉強跡を感じます。緑FHが数学社会では伸びを感じます。浮ついている男子たちは勉強に身が入らない状況からなかなか卒業できないようです。

 ところで、コロナの陽性反応が出てからの対応が随分変わってきました。公立学校では消毒を実施するのみで休みにはしない方向で、私立もそれに追随するところが多そうです。少し意外だったのは私立高校と公立高校における感染者数は私立高校生のほうが割合でいくとかなり多いこと。積極的な部活動に原因があるのかという分析をいただきました。