2019年3月30日土曜日

今週の出来事

 昼過ぎに到着すると、毎日授業30分前に来て授業準備やわからなかったところを質問する小6HF。理解力の速さと、凡ミスのアンバランスさ、そこに必死さが加わり微笑ましく見ています。リフレッシュしてきたTEと新しい周期算や植木算の導入。今までの問題に比べるとやや易しいのであっさりクリアしてきました。ONは文章を書く点で光るものがあるので、そこを徹底的に伸ばそうと思います。一年かけて生涯分の貯金を作るつもりです。

 小3算数はかけ算の続き。当然ながら問題慣れをしていないので、これからしっかりと文章を読んでから何を聞かれているのか考えさせる習慣を身ににつけてもらおうと思います。低学年にありがちな「わかったつもり」で文章を読まずに何となくかけ算割り算をする子にしないために。

 小4算数は新入生MTが良いアクセントになりそう。冬に入塾したISは、気づけば既存生とそん色ないことができるようになっています。冷静に考えると短期間でよく伸びました。私の性格的にできていないことが気になり、できることが普通という感覚になっています。だから目立ちませんが、新入生がくると成長を実感できます。

 小6算数は小学生の内容の計算問題が終わり、教科書順に先取り開始。まずは線対称について導入。比較的易しい単元なので理解度は問題なし。次回の点対称に向けて上々の出だしです。小6も人数の上限に近づいてきており、定員に達したらそれ以後の新入生補習を考慮することなく既存生の成績向上のみに専念できるのは大きなプラスです。中学生になったらクラス分けして特進・標準で効率的に勉強しようと思います。

 中1は数学の徹底期間です。また、各教科で暗記の徹底を言われておりハードな環境ながらもみんな頑張っています。そんな中、恒例のスポッチャに行って来ました。その後、教室でピザを食べてからの授業&英検対策とボリューム満載の水曜日でした。

 中2は社会で担当。日本地理の導入をしていましたが、緑MKは漢字の読みで良い味を出していました。昨年より電子黒板を導入し、今年度より順次社会の板書ノートを廃止・改定しパワポで授業資料を準備しています。これが結構時間がかかり、今までの授業プリント作成に比べて軽く数倍の時間を要し、早く作成に慣れないといけないなと思っています。

 中3は国語社会で担当。国語は入試で出題されやすい古典・漢文の解説。このクラスは個性的でムードメーカーになれる子が子がたくさんおり、楽しいクラスです。新入生緑KSがまだ慣れていない様子。緑MRは皆が異口同音に「良いやつ」と称していたのがわかる子。緑YAは控えめながらも気持ちは前向きで、意思疎通をマメに図ろうとしています。

 新入生が各学年にいるこの時期はワンセのルールの徹底、躾期間として一年で最も厳しくなります。特に新入生の悪癖である、宿題・課題に対するルーズさや、学んだことを習得する前に自己流を貫き、結局理解していないことが目につきます。それでも中1内容なら80点は取れているので、見た目の点数が悪くないので理解できていない自覚がないので ケースは修正に時間がかかります。その最たる例が英語で学年末テストで80点弱なら、be動詞が理解できていません。つまり、文法力はなく、単純暗記だけで見た目の点数は悪くないのです。復習問題だけの基本的なテストをしても、20点前後になります。もちろん、100点満点です。

 模試はありますか、という質問をよく受けますが、模試よりも頻繁に小テストを実施し、理解できていないことを自覚してもらっています。満点以外は不合格で補習やペナルティなどで理解を図るのが小テストの目的です。まだしばらく子どもたちとの奮闘は続くでしょう。GWには落ち着くのでしょうか。