2022年8月10日水曜日

最近の出来事

 1945年(昭和20年)の今日、長崎に原子爆弾が投下され尊い命が奪われました。コロナ禍が少し落ち着いた時期に初めて広島の原爆ドームに行き、戦争の惨禍を資料で見て、出来るだけ多くの若者にこの現実を知って欲しいと思いました。国語・社会を教えているので、歴史的背景や当時の価値観について話すことが多いです。悲しいことに日本人でありながら終戦の日を知らなかったり、日本国民憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)日本国民の三大義務(教育の義務・勤労の義務・納税の義務)を知らなかったり。高校生・大学生になるにつれて外国人と話す機会が増えれば、日本の歴史や文化について必ず聞かれます。そのとき、外国人より日本人のほうが日本について知らないことが多くなると、さすがに恥ずかしく思います。

さて、今日はお盆前の最終日。とはいえ、明日も補習日として昼から夕方までは開いています。曜日の巡りで中2は今日からお盆休みですが、昼間から横堤WS、緑TH、鯰江KYがやって来て宿題をしていました。今日一日で終わる量ではありませんが、ワンセで集中してやれば効率は良いでしょう。ちなみに受験生は3時から来て課題をやる子、プラスアルファをやる子がいます。ただ、実力対策として社会理科をこの8月はしっかりして欲しいと思っています。週1以上のペースで言っていますが、どこまで通じているのやら…。

小学生では5年生が想像以上に算数で忘れていることが多く、ルールが定着していないのだと実感しました。倍数・約数・通分・約分の復習の量を急きょ増やし、夏休みの予定を少し変更しました。YATHにとって良い復習の場となったようで、算数のルールについて整理できたようです。6年生は計算ミスが目立って減りました。やり始めの頃は正答率が6割前後だったのが、ほぼノーミスになっています。制限時間内に全て解ききることが肝要ですね。TTは一問毎に一喜一憂するので、もう少しゆとりと自信を持てばいいのにと思います。MOはスピードが速くなり出来ることが増え、努力の跡もしっかり伺えます。UMは算数が得意でTTと刺激を受け合って欲しいと思っていたのですが、少しずつ実現できているようで良い感じです。

受験生は演習ノートの仕上がりにバラツキがあります。A~Eまでの評価をつけて返却していますが、実質B+が最高でBを取れていれば悪くない、という評価にしています。安定してB+だった子が少し時短してBになったりしています。それでも復習効果は実します。小テストの結果はペナルティから演習ノートに変えてもいいのではないかと思案中です。過去問では数学国語で安定して点数を取れる子がまだいません。社会は緑SSYJが悪くない状態。でも、悪くないだけで助けてくれる状態ではないので今後更なる覚え込みが必要です。安定して偏差値70を超える状態に仕上げていかなくてはいけません。ちなみに自宅受験でなければ緑中学のトップで10人中9人がワンセルフ生でした。早めに入試状態に突入している分、今後の伸びが非常に楽しみです。腑抜けた子がいないので、勉強する雰囲気や状況は揃っています。