2024年10月22日火曜日

最近の出来事

 中間テストが終わり、学校平均点も発表されつつあります。また、受験生にとっては最重要課題である11月の実力テスト五ツ木模試が近づいてきました。受験生独特の雰囲気は既に感じます。

 まずは、中1、2のテスト結果総括。1学期中間テストは全学年平均で445点、特に出席率90%以上の生徒の平均点は460点であり、ワンセで真面目にすれば450点は取れるということです。そして、期末テストでは中1が素点で中間比-30点、学校平均点との差では+9点、今回の2学期中間テストは1学期中間テスト比で学校平均点との差が+21点になりました。学校平均点との差は中学校順位のほぼ比例しており、生点よりも成績結果が分かりやすいものです。中2は学校平均点が出揃っていないので、今回は割愛です。

 小学生は、ここ2年間の受験生国語の急落を受けて、指導方法を変えました。学校現場では、読解に力を入れていないのに文科省が「読解力向上」指令を出す迷走ぶり。国語の授業外で読解力向上の時間(総合等)を設けて、本来の国語の授業では文章読解をしないという本末転倒ぶりです。地元中学の国語の先生は優しくて、生徒の記述に対して全て正解とする人です。週4日国語の授業でそうされると、週1回の授業で修正しようとしても不可能です。また、小学生のときから、読解せずに答えを書いている場所を探す作業ばかりしていると思考力が全く育まれません。その結果、行間どころか字面すら読めない子が急増中です。9月に入り、文章を読み込むところから始めています。

 受験生は長くなりそうなので、次回に回します。